カテゴリ「森びとブログ」の11件の記事

2025年11月10日 (月)

シニアの先輩方から森づくりの技と情熱を学びました!

11月9日(日)8時45分の松木郷の気温は8.5℃、雨が降っています。臼沢には霧が湧きたち、ジャンダルムにも薄っすら雲がかかっています。少し肌寒いので、薪ストーブを炊きました。

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今日は午前中に果樹園やみちくさの庭に堆肥を撒き、ビニールハウスの屋根にサル除けの亀甲金網を張ることを考えていましたが、雨が強いため高所作業は危険であり、堆肥も水分で固まってしまうので中止にしようと考えました。しかし、松村先輩から「雨の日でも皆作業をするつもりで来ている。雨の中でも安全を確保しながら出来る作業はある。20年の森づくりで雨だから作業を中止したことはない」というアドバイスを受け、皆納得しました。そこで赤いもみじと黄色いカエデに、リボンの目印を付けて、来たるべく移植に備えるという作業は、森を散策しながら雨でも安全に出来る作業です。民集の杜・北と東の2班に分かれてリボン結び作業をし、もう1班は広場の病気になった桜の木の剪定と枝の整理、バラバラのネット整理等をすることにしました。言葉では簡単に森づくり20年と言ってしまいますが、松村先輩から森づくりへの情熱を学びました。

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早速、ピンクのリボンを60本準備して、民集の杜・北の黄色いカエデ組と、民集の杜・東の赤いモミジ組に分かれて向かいます。

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民集の杜・北に向かうと、一帯は黄色の世界です。リボンを付けたのは、ウリハダカエデです。木肌が「瓜」のように、筋が入っていることからその名が付きました。

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民集の杜・東では、赤いモミジの木にリボンを付けました。

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広場に戻ると、ネットの整理や病気に罹った桜の木の剪定作業が続いていました。これは、黒色こうやく病のようです。太い幹に育ちましたが、他の桜に病気が移るので、泣く泣く切ることにしました。枝は、フレコンに入れて整理します。

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Photo_14これが、こうやく病です。桜の木肌が「こうやく」を張ったように黒く盛り上がっています。
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更に、高橋さんが桜の木の下のミツマタの木肌が鹿かサルに食われているのを見つけました。手分けして、ミツマタの幹にネットを巻き付けて食害を予防します。

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昼を過ぎて作業が一段落したので、昼食にしました。今日は、シニアの先輩はじめスタッフの森づくり20年記念事業を含めて一年間の森づくりの労を労う日です。足尾の子ども食堂からお弁当をとって皆で食べました。とても美味しいお弁当でした。いつもありがとうございます。

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午後は、小林運営委員の進行で「森びらき」を行い、1年の振り返りとそれに基づく2026年の森づくり計画を提案し、スタッフの皆さんからアドバイスをいただきました。4月のお花見や6月の足尾の森案内では、多くの足尾町民の方々にも参加をいただき、それが11月3日の「中倉山のブナの恩送り」の参加に繋がっているなど、活動への理解の拡がりが確認できました。また、筆者が向こう1年の森づくりを提案しましたが、どうやら大分欲張りすぎた計画でありました。山本先輩からは、「果たして全部できるのか?人間のサイクルに合わせるのではなく、自然のサイクルに人間の活動を合わせてもっとゆったりやることが、この20年の森づくりだったと思う」という貴重なご意見をいただきました。筆者は、少し肩に力が入りすぎていたようです。清水副代表はじめ次世代と呼ばれるスタッフと相談しながら、身の丈に合った森づくり計画を立てなければと思いました。その他にも、「人間の都合で森は出来ない」「見る者に感動を与える森とは、どういう森か、自分で思い描がく事が大事」など、シニアの先輩方から多くのアドバイスをいただきました。改めて、シニアの先輩方の森づくりの技と情熱を学んだ1日でした。終わりに、次世代を代表して、永島さんから決意の挨拶があり、森びらきは締めとなりました。

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最後に、雨なのでみちくさの軒下に集まって、皆で集合写真を撮って帰路に着きました。

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本日の森作業参加者は、橋倉さん、鎌田さん、松村さん、本間さん、山本さん、高橋さん、大野さん、加賀さん、矢口さん、武田さん、矢野さん、深津さん、柳澤さん、済賀さん、清水さん、キンバリーさん、永島さん、小林さん、筆者・田城でした。  (報告者 田城)

 

 

2025年11月 8日 (土)

2030年の「松木郷」を彩る森を描いた手入れ

 今日の足尾の朝はフロントガラスが凍るほどの冷えでした。松木沢に着くと足尾グランドキャニオンが迎えてくれました。その様子を見ると、厳冬を迎え打つ逞しさが感じられました。20251108 今日は、森づくり20年記念行事をつくりだしてくれたスタッフ、サポーターが集う明日の準備とその進め方を話し合いました。4月から今月までの間、20年間に木を植えてきたシニアから若者たちを小さな森に案内してきたことを振り返り、2026年から本格的に始める「母なる森」づくり構想へ活かしていける意見交換ができるようにと、その素材を話し合いました。20251108_2 その後は、病気になったサクラの伐採、「森びと広場」周辺に植える紅葉やカエデを移植する場所決めと移植本数を確かめました。また、足尾町民が高齢化で管理できない浅間神社の「本坪の鈴」を広場に吊るした意味を看板に明記していく準備をしました。20251108_3 意見では、41、8℃という最高気温を観測した日本の今年、二酸化炭素排出量が過去最高だった昨年度の地球上、北極の海氷面積が過去最少を観測した今年前半、そして「パリ協定」の目標である気温上昇を1、5℃以下に抑えられないことが確実になったという気象現象下で生きているということを忘れない「標(しるし)」としての「本坪の鈴」等、色々な声を出し合っていこうとなりました。20251108_4

20251108_5上・写真は「臼沢の森」の紅葉
(今日の森作業は、清水、大野、報告は髙橋佳夫)

2025年11月 3日 (月)

中倉山ブナ保護の準備が整いました

 昨日(11月2日)は、足尾町の中倉山の稜線にある「孤高のブナ」保護活動の準備です。3日前の夜は足尾町も大雨が降り、昨日は強い風が吹き荒れました。

Dsc00657作業小屋の温度計は8℃でしたので、 薪ストーブに火を入れて暖をとりました。 

Dsc00658登山口までの道の状況が心配でしたので、3日の中倉山ブナ保護に参加者の皆さんが安心して通れるように田城さんと2人で登山口に向かいました。井戸沢下流ダムでは、山からの水が多く流れて砕石でいっぱいです。早速、通るときに靴が濡れないように砕石を整理して水の流れを変更しました。

Dsc00659_2 更に、セメントの道を進むと、倒木が多くあり道の脇に移動しました。

Dsc00660 もっと多くの障害物を想定していましたが、少なくて安心しました。

森びと広場に戻り、すでに乾燥した黒土がビニール袋に入れてくれていました。それを、もう一枚のビニール袋に種の入った袋を入れました。合計で60袋を作ることができました。他の準備資材と共に筆者の車に乗せました。

Dsc00661次回の保護活動に向けて、黒土を移植ごて等で細かく砕き、早く乾燥できるように作業をしました。

Dsc006623日は、多くの皆さんと一緒に中倉山の稜線に立つ「孤高のブナ」の保護活動が出来ることを楽しみにしています。本日の作業者は、橋倉さん、田城さん、坂口さん、大津茂美さんと筆者でした。(報告者:済賀正文)

2025年10月25日 (土)

「当時植えた苗が、こんな立派に!」「やって良かった!!」率直な感想を頂きました。

 10月23日(木)、午前8時45分の松木郷の気温は10.5℃、晴れ時々曇で少し寒い朝です。途中、車を恐れず道路の真ん中にデーンと居座るサルの親子に遭遇。逃げる気配もないので、その脇をゆっくりと通過して松木郷に向かいました。来るたびに「臼沢の森」の紅葉が気になります。少しだけ色づきはじめましたが、まだまだです。さあ、今日はJR東労組八王子地本OB会の皆さんが、「エコ散歩」のため松木郷を訪れる予定です。

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 簡単な打ち合わせの後、OB会の皆さんを迎え入れる準備をします。椅子を出した後は、記念植樹の下準備です。予め掘っておいた直径1m×深さ1mの穴に、黒土と元の土を良く混ぜて埋め戻します。大きすぎるくらいの穴を掘って埋め戻す事で、移植の際に切れて弱った根が自由に伸びて拡がって根付きやすくためです。

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 準備が一段落すると、清水さんがカッターで何かを切っています。近づくと、カラタチの実を割いていました。どんな味がするかは、永島さんのこの顔を見れば一目瞭然です。筆者も舐めてみましたが、何をか言わんやです。焼酎の炭酸割に、レモンの代わりに絞るには好適かと思いました。

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 この顔が、どんな味か物語っています。

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 JR東労組八王子地本OB会の皆さんが、到着しました。簡単なオリエンテーションのあと、早速記念植樹に向かいます。

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 穴を掘り、黒土を入れ、苗木を立て、土と水をかけ、「やまぼうし」の記念植樹が完了しました。

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 JR東労組八王子地本OB会の皆さんが、「∞の木」(無限大の木)と名付けた「やまぼうし」。ちなみに、八王子の8を横にすると「∞」。
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 昼食後は、清水副代表ガ森びとの看板前で松木郷の歴史を説明し、「松木の杜・北」に向かいました。

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Photo_15 下の写真、右側に見える木々が「民集の杜・北」。左側は何も植えていない「ヤシャブシだけの林」でした。しかし、民集の杜の種や実を鳥や虫たちが左側に運びこんで、栗の木や桜の木が遷移して森が広がっているのです。OB会の皆さんは、清水副代表の説明に、興味深く聞き入っていました。

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  「民集の杜・北」から遷移した栗の木。

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 民集の杜・北から遷移した桜の木。

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 次は、「民集の杜・東」に移動しました。散策していると、皆さんが何かに注目しているので近づいてみると、足元に冬の「花ワラビ」が咲いていました。松木郷でも最近になって見られ始めた非常に珍しい野草です。

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 非常に貴重な「花ワラビ」

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  約1時間半ほどの散策の後、感想を述べあう意見交換を30分ほど行いました。「10数年前、民集の杜・北」のフェンス張りとその周辺への植樹したのを思い出した」「こんなに立派な森になっているとは思わなかった」「やって良かった」「後輩や子供たちに繋げなければ」と、うれしい感想も出されました。

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 15時、JR東労組八王子地本の皆さんは「みちくさ」前で「森は友だち!」宣言をして記念撮影、笑顔 で帰路に着きました。

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 スタッフは、最後に植樹した「やまぼうし」に麻布を撒き冬支度。2本の竹で支柱を作って風対策をして、松木郷を後にしました。お疲れ様でした。

 今日のスタッフは、橋倉、加賀、清水、永島と、筆者・田城でした。 (報告者 田城 郁)

2025年10月22日 (水)

働く者の生存プラン探しをしました

 10月18日、JR東労組と貨物労組の組合員の皆さん27名が、足尾の森に入りました。これは、気候危機に向き合う働く者の心得を探し、日ごろの活動に反映させていくプランを話し合うためです。朝9時の足尾の気温は20℃と少し汗ばむほどで、散策には程よい日でした。

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    永島運営委員の進行でオリエンテーションがスタートしました

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    清水副代表より歓迎の挨拶をしました

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    2009年~2010年に植樹をした民集の森西と2011~2012年に植樹をした民集の森東を観察しました

20251018_111654_2    足尾の“過去・現在・未来”が見える場所

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    森に入り、日陰の効果を実感しました。左側は2018年に植樹をしました

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 アナグマの巢

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    糺の森で真剣に今後の構想を練るO室さん

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    ジャンダルムをバックに

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    民集の森西の苔

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 場所を移動し、あかがね親水公園内にある「環境学習センター」で、吉村公三郎監督・映画『襤褸の旗』(子息の吉村秀實様に紹介いただく)を鑑賞しました。

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 その後、参加者と労働組合として、現役世代が生きる考え方や取り組みを意見交換しました。

 参加者から出された主な意見では、

・「一度壊した自然はなかなか元に戻らないなと感じた。温暖化も私たち人間が起こしているものであり、それを元に戻さなければならないとつくづく感じる。

・多くのボランティアによる植樹活動によって、森が復活している。しかも自然に任せるよりも何倍も速く生長している。活動を継続することは大変なことだが、やはり人々が協力する力は非常に大きいと感じた。

・映画の中で田中正造は、「谷中村の強制収用は谷中村で起こったことではなく、日本で起きたことだ」という言葉がありました。原発事故や地球温暖化によって日本各地で起きている豪雨や猛暑、豪雪などの自然災害も、被災地だけでなく自分たちの問題として捉える必要がある。

・仕事の中でも私生活の中でも、気候の変化を意識しながら行動していくことは非常に大切だと感じた。等出されました。

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 清水副代表のまとめでは、「今、地球温暖化と言われていますけれども、気が付いて、この先何をやろうとしてるのかが問われています。故・宮脇昭先生からCO2を吸収する森をつくるべきだとアドバイスをもらい、2005年から森づくりをしてきました。20年の森づくりで多くの生き物が生息するようになりました。さらなる20年、「母なる森」を目指して活動していきます。今後も労組の皆さんの協力をいただき、森の手入れをしていきたい。今日はありがとうございました。」と話がありました。

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 この20年間、労組の先輩方やボランティアの皆さんがつくってきた足尾の森の生長を感じてもらえたと思います。足尾鉱毒事件で最後まで被害農民に寄り添った田中正造。坑内での労働環境の改善を求めて闘った労働者。経済発展の陰には環境問題などが発生していることにも目を向けていかなければなりません。一人の力は弱いけれども、多くの市民、ボランティアの皆さんと力を合わせれば「森が再生」することがわかりました。そして、私たちは森に生かされていること。「森は大切な友だち」であることに気づくことができました。

 「働く者の生存プラン探し」に参加されたみなさん、大変お疲れ様でした。仕事で疲れた心と体を癒しに「松木郷の森」でリフレッシュも出来ます。多くの労組員の皆さんの訪問をお待ちしています。

(報告 小林敬)

2025年10月21日 (火)

「森作業の新人」が大奮闘!

 10月14日の足尾は、どんよりとした曇り空。朝8時30分の気温は12℃と肌寒く、今シーズン初めて薪ストーブに火を入れました。

Dscn3781_2 今日は森作業の新人・矢野さんが、忙しい中駆けつけてくれました。挨拶を交わし、作業の打ち合わせをしました。森づくりキャプテンの済賀さんから①今月は、森の観察に見える皆さんが数多く予定されているので、見学時に歩き易いように昨日からの継続である草刈り。②午後は雨が予想されるので、JR東労組千葉地本の看板支柱づくり、が説明されました。 

Dscn3783 早速済賀スタッフから矢野さんに、レクチャー開始です。草刈りは2回目だというのでチップソーの取り換えから丁寧に進められました。

 森作業は、植樹地の「民集の杜・北」前の草刈りです。

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Dscn3789 レクチャーの成果と矢野さんのやる気があいまって、初心者とは思えない丁寧な仕上りです。そのあとは、「民集の杜・東」の入り口、森びとの看板前へと移動です。

Dscn3791 午後は、今月21日にJR東労組千葉地本ОB会の皆さんが行う看板設置活動の準備です。その看板は、2014年に植樹をした際に設置したものが痛み、新たな看板を立てる、というものです。その支柱作りです。

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Dscn3796 支柱の刻みが終り、バーナーで表面を焼く作業を行いました。この支柱が少しでも長く、設置されることを願いながら丁寧に作業を進めました。

 これらの作業を熱心に進めた矢野さんに大きな拍手を送ります。今後も森作業を最大限行う決意も述べられ、大きな期待を感じた1日でした。

  今日の森作業は、矢野さん、済賀、橋倉でした。(報告者:橋倉喜一)

2025年10月20日 (月)

清々しい秋晴れの下で冬支度

 足尾・「松木郷」の小さな森に向かう足尾ダム近くの朝の天気は下の写真のとおりです。こんな清々しい青空を見るのは久しぶりで、本日の森作業へ向かう気分も晴れ晴れでした。20251020

20251020_2 互いの健康管理の話などをした後、足尾町民が管理できない浅間神社の鈴を「森びと広場」に設置しました。私たちにとってのこの鈴は、森づくり20年を迎えた記念として、また、最高気温が41、8℃を観測した年を忘れないような鈴の音になってほしいと思います。仕上げは来月の紅葉を愛でる日にしていこうと話し合いました。20251020_3

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20251020_4 午後は、北海道の「MS会」(マザー&シスター)が足尾に届けてくれたマメザクラ?が病気にかかってしまったので、病気が拡大しないように伐採しました。それぞれが少し先を見ながらの作業になりましたので、午後3時半にひと区切りつけました。20251020_5

20251020_6 臼沢の森の秋の装いは下の写真の様です。あまり期待できない感じですが、来月上旬には紅葉を愛でられるように願いながら岐路に着きました。2251020 本日の森作業は鎌田、髙橋、橋倉、済賀でした。(報告は、橋倉)

秋の森作業は順調です

 10月19日午前9時、「足尾・松木郷」の天気は曇りで少し肌寒く感じ、温度計は15℃をさしていました。

 今日の森作業は、21日に来られるJR東労組千葉地本OB会の皆さんが、森の観察と朽ちてきた看板の交換をされます。その看板設置の柱の埋め込みと「松木郷」のヤシャブシ等の草刈りです。

 「民集の杜・北」の植樹地に松村さんと筆者で看板設置の穴を掘りました。今まで、松木の台地は石が多くて穴を掘るのに大変な経験があるので、ツルハシを持参しました。大きな石を取り除き、スコップで穴を掘り始めるとほとんど石は無く砂だらけであり、2人は驚きました。そして、柱の穴の深さをスコップで測りながら決めました。

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Dsc00646  掘った穴に看板の柱を入れ、砂を戻して石で周りを固定し.柱の設置を完成させました。

Dsc00648  柱の設置が終り喜んで出口に向かっていると、その道に「冬わらび」を松村さんが発見しました。私はこの植樹地で「冬わらび」を見るのは初めてでした。岩と砂の荒れ地を開墾し、黒土と炭を入れての土壌改良によって苗木が生長し、生物社会が少し豊かになったのかなと思いました。

Dsc00650    その後、「松木郷」の草刈りを松村さんと小柴さんと共に進めました。斜面地の草が苗木の生長を妨げていましたので、松村さんが鎌とノコギリで草やヤシャブシを切ってくれました。

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    小柴さんは足場の悪い場所の草を刈ってくれました。これで苗木が生長しやすくなります。

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    「松木郷」の草刈りをほぼ終えることが出来ました。Dsc00654

   松村さん、小柴さん、森作業のご協力ありがとうございました。本日の作業者は、松村さん、小柴さん(舎人)と筆者でした。(報告者:済賀正文)

2025年10月14日 (火)

森の観察で訪れる方を迎える準備が進む

 昨日(13日)の足尾・松木沢の天気は曇りで、気温は17℃でした。森作業をするには最適の日でした。Dsc00612   20日と21日に森の観察に多くの皆さんが来ますので、歩きやすいように草刈りを行い、民集の杜(北)植樹地の眼鏡橋奥の植樹地の先の残りの場所を午前中に終えることが出来ました。また、道路面を橋倉さんと2人で、もう少しで終わる所まで草刈りをしました。 

Dsc00611 森の観察の皆さんを迎える準備を少しずつ前に進めることが出来ました。明日も今日の続きを進める予定です。

 本日の作業者は、橋倉さんと筆者・済賀でした。(報告者:済賀正文)

2025年9月17日 (水)

残暑の中にも秋が近づいています

    9月14日(日)の松木郷は、朝から降っていた雨も上がり、日差しもあたりはじめました。山の木々もキラキラと光り、とても気持ちよく「みちくさ」のオープンです。

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    仁平村長「はーい!」と来訪者を迎える準備万端です。

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    入り口の温度計は9:00現在、気温25℃でまだまだ残暑が残る朝です。P1010816

    今日の舎人で打ち合わせをし、まずは水が出ないことを確認したので、永島さんが水源に行ってみると給水口にただならぬ量の砂が溜まっており、除去をするのに時間がかかって戻ってきました。その後、来訪者を迎えながら近辺の草刈りや、観察をしながら夏の終わりや、もうすぐ来るであろう秋の気配を感じる、散策の時間を交互にしました。

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(わたぼうし)

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    まだ夏を思わせる花や秋の気配を感じさせる、赤トンボ(アキアカネ)を見つけました。今、中々見かけなくなったという話を耳にしますが、ここ松木郷ではまだまだ見ることが出来ます。これも気候変動の影響なのでしょうか。

    午後になり上流から2人の方が下りてきたので、声をかけると「みちくさ」寄ってくれました。冷たい水を出すと、この場所に住んでいるのですかと問いかけられましたので、「私たちはボランティアで4月~11月までの、土・日・祝日朝9時~午後3時ごろまで、この地を訪れる皆さんのちよっとしたお体み処と交流の場として オープンしております」と答えました。その際『森の木魂』を渡し、この地での我々活動の様子や、孤高のブナの保護活動などをお話しすると、大震災で唯一残った奇跡の一本松のことをお話ししてくださり、南三陸を訪れたが復興に関してはまだまだこれからだという感想をお持ちでした。孤高のブナにとても興味を持たれたのではないかと思い、11月3日に保護活動がありますので、是非ご参加くださいと誘いました。短い時間でしたが寄っていただき、最後に記念撮影をしてお2人は帰路につきました。

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    ぜひまたこの足尾の地を訪れてくださればと思います。本日はありがとうございました。お2人を見送り、片づけをして今日の「みちくさ」は終了となりました。

舎人は、永島・山田(筆者は山田でした。)

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