2026年9月27日 (日)

森を育てながら、震災の教訓と未来を考える

 9月26日、宮城県ファンクラブは、名取「いのちの森」で育樹活動を行いました。3ヶ月ぶりの現地は、雨が多かったこともあり、草が勢いよく伸びていましたが、森の中は日陰になり、草があまり伸びなくなっています。作業は仮払い機による周囲と溝の草刈りと、森の中の草取り、34本の補植を行いました。

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 今回、JREUネイチャークラブの内藤事務長が来てくれました。ネイチャークラブは、11月の例会で、名取「いのちの森」を見学に訪れることになっています。宮城県ファンクラブが、この間取り組んできた、草刈り・補植等の森作業を一緒に経験することで、例会に生かしていきたいとの思いで、参加してくれました。例会では「東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から15年、復興の軌跡と教訓を風化させず、現地に立って学び拡げていく」とのことです。Pxl_20260925_003038080mp_2

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Dsc01442 近年、深刻化する地球温暖化は、「暖かくなる」現象ではなく、気候を壊し、極端な暑さや寒さ、豪雨に豪雪を同時に生む現象です。その原因は人間活動による二酸化炭素の排出にあります。地球温暖化が更に加速し、各地に様々な被害をもたらしています。身近なところで、災害リスクを把握し対応を考え、意識の切り替えと命を守る行動を、心掛けていくことを共有しています。

(報告:宮城県ファンクラブ・林雄一)

2026年9月26日 (土)

新しい「松木郷」は次世代の人と森が育てる

  雄鹿の遠吠えが聴こえるようになった足尾町間藤地区。今日は朝から小雨がパラツキ、昨日植えた秋の草のハギ、フジバカマ、オトコエシ、オミナエシ、そしてマユミにとっては恵みの雨になったようです。「森びと広場」に植えてあるカツラやサクラの葉が日毎に色鮮やかになっています。F20260926 今日の森の手入れは「民集の杜・北」の西側の森のトンネル路から左に入り、突き当りにある小さな広場(「糺しのスポット」と呼んでいる)にドウダンツツジ10本を移植しました。森のトンネル内にあるため小さなドウダンツツジは光合成ができません。放置していると衰弱して枯れてしまうので、太陽のエネルギーを存分受けられる「糺しのスポット」へ移動。20260926

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20260926_4 さらに、森のトンネル路からスポットへ入る小路に転がる岩や石を移動し、歩きやすく岩を並び替えました。小雨の中の作業なので滑って怪我をしないように、歩きやすい小路にしました。森の作業は昼前に終わりました。202609262

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F20260926_2 お茶を飲みながらの話は、”いのちの母体である森づくりをすすめていくための森ともは何時までも80歳代、70歳代のシニアがメインではない、次世代がメインになって森づくりをリードできるような森づくり環境を具体的に提案していこう!となりました。雨が止まないので、身体が冷える前に帰ろうとなって早めに帰宅しました。今日の「森の番人」の森の手入れは鎌田さん、橋倉さん、済賀さん、そして筆者の髙橋でした。

2026年9月25日 (金)

足尾の森の価値を探してみよう!

 20260926 風もない天高い青空の下で「森の番人」達の足尾「松木郷」の手入れを開始した10時。まずは、四季の移り変わりが想定外の気象の中で進められている森の手入れの意味を考えてみました。将来世代が体験できていない現代の気象現象の受け止めを、己の課題と受け止めていくためにはシニア達が過去の四季の移り変わりで味わってきた恐ろしさを語り続けていくことが大事ではないかとなった。それには20年間育てている森の様々な価値をシニア達がまとめあげ、森と人間活動がつながっていることを語っていこうとなった。20260926_2 そんな意見交換をした後は、作業に入る前に番人の髙橋さんから深津さんへ北海道の東大演習林の木々と生きてきた”どろカメさん”の著書が贈呈されました。20260926_4

2026092520260926_5 草木の手入れ方法がはっきりしたところで、「こころの園」にフジバカマ、オトコエシ、ハギを植え、他方では森づくりを応援してくれている一財団法人・日本鉄道福祉事業協会様の記念樹・マユミを植えました。202609262_2

20260926_6 午後は、「森の番人」は森の草木がどんなメッセージを発しているのかを掴まなくてはならない、ということで2011年の秋から植えてきた「民集の杜・東」を散策しました。森の草木たちも入れ替わり、アサギマダラの栄養の基であるヒヨドリソウやボタンヅル等が森の仲間入りをしていました。20260926_7

20260926_8 今日は、小さな森を育てている私たちの手入れですが、その森の生態系の価値を具体的にまとめていくことになりました。今日の作業は、松村宗さん、橋倉さん、矢口さん、済賀さん、深津さん、筆者の髙橋でした。

2026年9月23日 (水)

初秋の松木郷、家族みんなで満喫!

Dscn9930_4 9月22日、足尾・松木郷は台風一過で抜けるような青空です。足尾は雨、風とも心配するほどではありませんでしたが、神奈川や千葉で災害にあわれた皆さんにお見舞い申し上げます。Dscn9928_4 足尾ダムの水量もそれほど多くないですが、腹に響く音を立てて流れ落ちています。Dscn9932_4

    今日は「みちくさ」に、スタッフの矢野さん一家が訪ねてくれました。8月は家族揃って来る予定でしたが、奥さんが都合悪くなり、父と息子さんの2人だけでした。そのため、今日はそのリベンジでした。息子さんは到着するとすぐに虫取り網を持って、アキアカネを追いかけます。
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 「森びと広場」で奥さんが、見本を見せています。少し腰が引けていますが。(笑)
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    2人で広場を駆け回っていました。Dscn9940_4 その後、奥さんの希望で、4年前に家族で植樹した「りんねの杜」を散策しました。大きく育った栗の木には、たくさんのイガグリがなっており、手を伸ばしイガの痛さを実感していました。Dscn9938_4 植樹をしたあたりで、記念写真をパチリ。Dscn9942_4 次はミヤマクワガタに会いたいと、「民集の杜・西」へ。入る前に、クマに人間が来たことを知らせる「石油缶たたき」です。少し逃げ腰になった子供に、母がたたき方を教えます。その後、子供もたたいてくれました。その必要性を感じ取ってくれれば最高です。Dscn9944_4 私たちが小さい頃は、木の幹を蹴飛ばしてカブトムシやクワガタを落として捕まえたものです。そんな話を聞いて、一生懸命に木を揺さぶっていました。Dscn9947_3 作業小屋での「反省会」に参加した矢野さん一家。奥さんは「あんなに小さいかった苗木が、こんなに育っていて驚きました。」と感想を述べてくれました。子供も来年は小学生とのこと。自然を愛し大切にする子供になって欲しいと願いました。Dscn9946_3 もう一人の来訪者は、すでにおなじみの千葉県から来られた田口さんです。動物を中心に撮影しているアマチュアカメラマンです。今回も珍しい蝶の写真を届けてくれました。これからの活動についていろいろお話が出来ました。これからも関係を深めて交流していこう、との話が出来ました。写真は後ろ姿ですが、未来に向かっています。

今日の舎人は、深津と橋倉でした。(報告は橋倉喜一)  

地球温暖化にブレーキをかけたい、台風一過の森作業。

 9月22日(火)、台風25号が関東を通過し、広い範囲に大雨を降らせました。河川が氾濫し市街地では内水氾濫で浸水被害が発生しました。土砂崩れに巻き込まれ亡くなられた方もおり、ご冥福をお祈りするとともに、小さな力ですが地球温暖化にブレーキをかけなければと森作業に向かいました。

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 足尾ダムは勢いよく落水しており、松木川は増水しているのではないかと心配しましたが、いつもより少し水量が多いくらいでした。森の様子も変わらず安心しました。

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 「松木郷」は台風一過で青空が広がり、作業小屋の9時の気温は22℃、午後には気温も上がり28度になりました。

 作業打ち合わせを行い、森作業責任者の永島さんから、今日の森作業は「民集の杜・北」の草刈りと、杜の中に「岩のベンチ」づくりが提案されました。

 刈り払い機7台を準備し、クマスプレー、ハチスプレーを携行して「民集の杜・北」に向かいました。通路、西側のヤシャブシの林、ツツジを移植したエリアに分かれ草刈りを行いました。

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 西側のヤシャブシの林は、鳥や動物たちがフンをして林内にタネをまき、発芽したサクラやモミジ、クリなどの幼木が伸びた草やツルに覆われています。幼木を傷つけないように注意しながら刈り払い機で草を刈りました。このエリアは今年初めて草を刈るため、ヨウシュヤマゴボウが背丈を超えるほどに伸び、紫の実をつけていました。この実が衣服に着くと洗っても色が落ちないので、気をつけながら刈り進めました。

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 刈り終えると柵の外にジャンダルムが見えるようになり、幼木の生長も確認できました。

 

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 大田原市の秋本さんから提供していただいたツツジを移植したエリアは7月21日に草刈りを行いましたが、草とツルが伸びるのは早く、ツツジに被さったツルを取り除きながら草を刈りました。整地で積み上げた岩場も草に覆われているため、濡れた岩で足が滑らないように気をつけながら草を刈りました。

 

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 ヤシャブシの林の草刈りを終えた班も合流し、通路の草刈りと谷の北側に植えたドウダンツツジとレンギョウの周りを刈りました。

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 気温も上がり汗が流れます。杜を吹き抜ける風が気持ちよく水分補給の休憩を取りながら作業を進めました。12時に草刈りを終了し、作業小屋に戻り昼食をとりました。

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 午後は、杜の通路脇に岩のベンチづくりです。岩を動かすためのバールとロープ、ツルハシ、カケヤを準備し「民集の杜・北」に向かいました。

台風接近で19日~21日の“みちくさ”を閉舎としたので、「彼岸入り」にお墓の草刈りが出来ませんでしたので鎌田さんが草刈りをしてくれました。

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 岩のベンチづくりは、通路の脇にある大きな岩をバールで動かしながら、並べていきました。平らな面が上になるように動かしますが三角のとがった方を下にするために土を掘り、出てきた岩をどかしたりと力がいる作業です。複数人で行うため、手や足を岩で挟まないように声を出し、息を合わせながら岩を組んでいきました。

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 出来上がったベンチでひと休み。杜の中にはツクツクボウシとアブラゼミの鳴き声が響き渡ります。虫たちの音楽祭のようです。目の前には、樹々の上にカラミの斜面と青空、雲が広がります。一幅の絵画を見ているようで、疲れも和らぎます。

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 道具を忘れないように確認し14時45分に午後の作業を終え、森びと広場に戻りました。

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 今日は矢野スタッフ家族が杜の生長観察、散策に来てくれました。2022年10月に「りんねの杜」植樹に家族で参加し、植えた苗木が当時3歳の息子さんの背丈と同じくらいでした。4年ぶりに見たシラカバは4m程に生長しており「息子と植えた木が大きくなって感動しました。」と感想を伝えてくれました。また「民集の杜・西」を散策し、「森がカーテン代わりになっていて涼しかった。森林浴が良いと言われていますが、確かに気持ちが良かった。」と私たちは森に生かされていると実感した気持ちを伝えてくれました。

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 昆虫好きの息子さんは虫取り網を持ってトンボを追いかけていました。虫たちも歓迎してくれたようで、「道先案内人」のハンミョウや「赤とんぼ」に体の色を変えたミヤマアカネが顔を出してくれました。

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 本日のスタッフは鎌田さん、加賀さん、坂口さん、山田さん、田口さん、永島さん、筆者・清水でした。森作業には舎人の深津さんが応援に来てくれました。お疲れ様でした。

(報告 清水 卓)

 

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