2026年11月 8日 (日)

青空のもとで広がる森と人の出会い

今日の足尾は、空を見上げると雲ひとつない快晴でした。朝の気温は9度、昼は12度。冷たい空気の中にも、みちくさの窓から差し込む陽ざしには暖かさを感じました。

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いつものように室内を清掃し、コーヒーをいれる準備を整えて、「みちくさ」をオープンしました。10時過ぎには、先月も立ち寄ってくださった宇都宮大学教授、多文化公共圏センター所長の髙橋若菜さんと匂坂さんが訪ねてくれました。お二人のお話から、多文化公共圏センターでは、異なる文化や立場の人たちが関係を築き、社会の課題解決を目指す活動をされていることを知りました。交流の中では、森びとの「山と心に木を植える」という合言葉に込めた森づくりの思いにも、共感していただいたように感じました。

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お二人からは「愉しいお話と美味しいコーヒー、ありがとう」と、みちくさノートへの記帳、そしてお菓子の差し入れをいただきました。心温まるひとときとなりました。

森づくりを20年以上続ける中で、私たちは「森に生かされている自分」「森は大切な友だち」という思いを育んできました。森づくりを通して学んだことを、私たちの暮らしや社会にどう生かしていくか。そのことを考えるきっかけを、お二人との交流からいただきました。

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今日は天気にも恵まれ、多くの方が「みちくさ」に立ち寄ってくれました。みどり市から初めて訪問されたHiさんは、「今日は初めてゲートから歩いてきました。こんな綺麗なところがあると驚きました。また春か秋に来たいです」と話してくれました。

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上尾から来られたNaさんは、松木渓谷ジャンダルムを目指しましたが、滑落してしまい、途中で断念。帰りに「みちくさ」に立ち寄ってくれました。山では無理をせず、安全に楽しんでいただきたいと思いました。

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館林から来られたWaさんは、これまで何度か渓流釣りに訪れていたそうですが、「みちくさ」に寄るのは初めてとのことでした。

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東浦和から来てくださったUさんも、足尾の自然を楽しんでいかれました。

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そして最後に訪ねてくださったのは、毎年のお花見でお世話になっている足尾町民の室橋さんと、足尾の宿「和郎庵」オーナーの都築さんご夫妻です。民集の杜の真っ赤なモミジにも負けないほど、「みちくさ」を明るく彩ってくれました。

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それぞれの思いがある中で、「みちくさ」で自然や環境、松木郷のことを語り合うことができました。森と人とのつながりを育む大切な活動であると思います。これからも森の豊かさを伝えるとともに、訪れる人たちが自然を身近に感じ、森を大切にする思いを共有できる場所にしていきたいと思います。

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「みちくさ」にお立ちよりいただいた皆さん、時間はあっという間に過ぎてしまいました。ありがとうございました。また、お会いできることを楽しみにしています。

※「みちくさ」は11月までの土・日にオープンしています。

本日の舎人は、橋倉さん、坂口さん、そして筆者の大野でした。

(報告者:大野昭彦)

紅葉に包まれた足尾の森。五感で感じた自然の魅力を、訪れる人に伝えたい!

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    赤や黄色に色づいた木々、風に揺れる葉の音、森に響く鳥の声。秋が深まる足尾・松木郷では、森のあちこちに季節の移り変わりを感じることができます。11月7日(土)、朝9時の気温は8℃。最高気温も10℃と、冬の訪れを感じさせる肌寒い一日となりました。それでも、森の中には秋ならではの美しい風景が広がっています。この日は、森を訪れる人たちに森の魅力を伝える案内役を育てる「森の散策サポーター育成ゼミ」の実習を行いました。1年間学んできたことを生かし、実際に森を歩きながら、どのように自然の魅力を伝えるのかを考える一日です。朝のミーティングでは、これまでのゼミを振り返り、案内役として大切にしたい心構えや、見学者に伝えるポイントについて話し合いました。その後、森の入口から実習をスタートしました。
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   最初は、民集の杜北にある「糺す処」の看板設置です。森を訪れる人に、この場所の存在を知ってもらうための大切な作業です。看板を立てた後は、そこに腰を下ろし、目を閉じて五感で森を感じました。風に揺れる木の葉の音、鳥のさえずり、頬に触れる風、そして森のにおい。目を閉じることで、普段は見過ごしてしまいがちな自然の小さな変化にも気づくことができます。参加者からは、それぞれが感じた音や風、森の空気について感想が出されました。寒さの中にも、自然に包まれて心が落ち着くような時間が流れました。森の魅力は、目で見る美しさだけではありません。耳を澄まし、肌で感じ、においを感じることで、自然とのつながりをより深く感じることができます。

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    続いて、民集の杜北の森を歩きながら、案内役になったつもりで、それぞれの場所の魅力や見どころをどのように伝えるかを話し合いました。ふと見上げると、木々の間から広がる青空がとても高く感じられます。秋が深まり、木々の葉が色づく一方で、森の景色にも少しずつ冬の気配が感じられるようになってきました。
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     13時の気温は10℃。午後からは民集の杜東を散策しました。この森では、秋から冬にかけて姿を見せるフユノハナワラビがあちこちに群生しています。足元に目を向けると、緑の葉の間から伸びる独特の姿が目に留まります。さらに目を引いたのが、森の中に広がるモミジの紅葉です。真っ赤に色づいた葉が青空に映え、足元には色とりどりの落ち葉が広がっています。思わず立ち止まり、写真に収めたくなる美しさでした。同じ森の中でも、見上げれば紅葉、足元には草花や落ち葉。それぞれに違った自然の表情があります。こうした小さな発見を、訪れる人たちにも伝えていきたいと思います。

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     最後に訪れたのは民集の杜西です。入口近くのモクレンは、すでに来春に向けて芽を膨らませていました。木々は冬を迎える準備を進めながら、次の季節への命をつないでいます。一方、森の通路では苔が掘り返された跡を発見しました。どうやらイノシシが地面を掘り起こしたようです。人が手入れを続ける森にも、野生動物が暮らし、自然の営みが続いていることを感じさせる光景でした。美しい紅葉だけでなく、植物の冬支度や動物の痕跡も、森の大切な見どころです。

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     森の散策を終えて作業小屋に戻り、一人ひとりが今日の実習で感じたことや、見学者に一番伝えたいことを出し合いました。1年間の学びを通して、森の案内に必要なのは、植物や木々の名前を説明することだけではないと改めて感じました。森の中で何を発見し、何を感じてもらうのか。訪れた人が自然に関心を持ち、もう一度森に来たいと思えるような案内を目指していきたいと思います。私たちが育ててきた森には、木々の成長だけでなく、草花や生きものの営み、季節ごとに変化する風景など、たくさんの魅力があります。その一つひとつを自分たちの言葉で伝え、森と人との新しいつながりをつくっていくことも、森づくりの大切な役割です。

 午後3時を過ぎると、広場には日陰が広がり、気温も8℃まで下がってきました。足尾の森はいよいよ冬支度です。紅葉が美しい今、ぜひ足尾・松木郷の森を歩いてみませんか。木々の色づきはもちろん、足元の草花や鳥の声、森を吹き抜ける風など、訪れてみなければ気づかない自然の魅力が待っています。皆さんのお越しをお待ちしています。

 この日の参加者は、清水、大野、橋倉、ゼミ受講者の鈴木さん、田口さん、そして筆者の永島でした。

2026年11月 4日 (水)

「孤高のブナ」保護活動10年。「希望のブナ」親子の生長に感激!元気をもらいました。

 11月3日(火)に開催した「足尾・中倉山のブナを元気にする恩送り」には35名(登山班31名、地上班4名)のボランティア、森びとスタッフが参加し、「孤高のブナ」の根を守る活動と「希望のブナ」(2023.4.29に植林)の生長観察を行いました。

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 「足尾に緑を育てる会」様からお借りした松木川を渡った右側の広場(仮設駐車場)に、乾燥させた黒土(2.5㍑2㎏)と草の種子の入った袋(植生袋)のセットと資材を準備し参加者を待ちました。

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 6時の気温は6℃と寒い朝となりましたが、6時40分頃から順次参加者が到着し、植生袋のセットを1個~3個、体力に応じて荷揚げしてもらいました。7時30分に参加者全員が出発。登山口までの道路は落石等が除去されており、安全に歩行することができました。

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 8時20分、登山開始。秋晴れの下、九十九折の山道を登り、最初の尾根までの中間地点にあるトチの木の巨木を見上げると葉が黄色く色づきはじめていました。

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 中倉山の南斜面の迂回路を歩くと南側の山々が紅や黄に染まり、見事な紅葉に参加者の皆さんから「すごくきれいだー」「ここは紅葉の穴場のスポットだね」と感嘆の声が上がりました。足元に注意しながら進み、10時50分には、全員が到着しました。

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 尾根に出ると風が吹き付け体温を奪われます。済賀さんと山田さんの指導で植生袋に黒土を入れる作業を行いました。

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 今夏の豪雨は「孤高のブナ」にも影響を与え、根が伸びる北斜面の草地がえぐられ土壌がむき出しとなっていました。板と鉄筋で5か所に土留めをつくり植生袋を張り付けました。黒土を入れた植生袋は半分の長さに折り、土の層を厚くしてペグを打ち付け固定しました。41袋を張り付けることが出来ました。

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 根の保護活動終了後は、2017年に保護活動を行った場所を観察しました。土壌が削られ根がむき出しになっていた場所は草に覆われ、カラマツが生えていました。ボランティアの皆さんと一緒に行ってきた北斜面の崩壊と土壌流出を抑え、根を守る活動に、風や動物たちが自然・森の再生に加勢してくれている様子を見ることができました。

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 10年前の2017年に計測した幹回りは150㎝でした。当時の写真をもとに同箇所を計測すると169㎝に生長していました。根を守る活動が「孤高のブナ」の生長につながっていることと、猛暑、強風、豪雨、豪雪など自然の驚異にさらされているブナの木を、森に生きる仲間たちが守ってくれている様子に感動し、自然界のパワーをいただきました。

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 その後、南斜面に降り「希望のブナ」の生長観察を行いました。葉を落とし始め、葉は金色に輝いています。樹高を測ると178㎝に生長していました。2025年4月29日に植樹した時の樹高は120㎝。2026年4月は145㎝でした。栃木県立那須拓陽高校の生徒の皆さんが植樹後に自分たちで作った堆肥を撒き土壌に栄養を与えてくれました。強風や豪雨に耐えつつ、しっかりと根を伸ばしていることが感じられる生長です。

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 煙害に耐え、気候変動に耐える親ブナは子供の成長と地球環境の行く末を見守るために「まだまだ頑張るぞ」と幹を太くし、子供のブナは未来へ希望をつなげるために生長を続けています。

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 生長観察後、森びとプロジェクトより筆者・清水からお礼を述べさせていただきました。その後、参加者の皆さんから参加しての感想をいただきました。

≪Sさん≫ 初めて参加し、どういった活動なのかを考えながら登ってきて、現地を見て活動の意義を感じました。保護活動を思いつくのも素晴らしいですが、続けるのはもっと大変なことです。それを10年続けているのはすごいことだなと思います。今日は仲間に入れていただきありがとうございました。

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≪Iさん≫ 活動に参加した当初は、「やった所でどうなるんだ」と素人目に思ったのですが、やってみて自然の力ってすごい!強いなと感じました。そういった気持ちがブナや自然を守ることにつながればいいなと感じ、やってみて、こういった活動は必要だなと思いました。有意義な一日をありがとうございました。

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≪Aさん≫ 紅葉の景色を見ながら活動が出来たことに感謝します。8月に地元の高校山岳部の活動に、顧問・OBの皆さんと一緒に参加し、生徒たちが張り付けた草のタネが3か月でどのように大きくなったのかを見たくて参加しました。草の発芽が見られました。運んだのはたった一袋で自然や山にとって小さなことですが、この心温まる活動と皆さまに出会え、いい1日でした。

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 南側に広がる紅葉と足尾連山を眺めながら昼食をとり、12時10分に下山を開始しました。

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 15時には参加者全員が臨時駐車場に到着し、ブナの保護活動を終了することができました。「中倉山のブナを元気にする恩送り」に参加いただいた皆さま、大変ありがとうございました。

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 次回の開催は2027年4月29日(木・祝日)の計画です。ご参加をお待ちしています。

(報告者 清水 卓)

2026年11月 3日 (火)

中倉山ブナ保護活動・地上班は作業に汗流す

    11月3日、今日は「中倉山・ブナ保護活動」の日です。登山をしない地上班4人は登山隊を送り出すと、「みちくさ」に向かい舎人を担当しました。

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    7:40天候は晴れ、気温は9℃。臼沢や民集の杜などの紅葉はまだ少し早いようです。

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    今日の地上班は何をするか?打ち合わせを行い、①ビニールハウスの天井に穴が開いているので修繕する。②ヘルメットが古くなり新しいものを購入したので、「うんしゅう亭」にあるロッカーの中の古いものを処分し、ロッカーを作業小屋に移動させ、新しいヘルメットを収納する2つの作業をすることになりました。さっそく大野さんは、内側のビニールを引っ張りながらガムテープで補修していきました。橋倉さんと坂口さん、加賀(筆者)は外でブルーシートを張る作業です。ロープで固定しようとして、ロープを反対側に投げるのですが届きません。そこで、棒を持って押し込みやっと反対側に回りました。

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    11時ごろ「みちくさ」に戻り、休憩していると松木渓谷方面から男女2人がやってきました。松木渓谷散策に行ったが、道が途中で切れていたので戻ってきたとのことでした。土浦市から来たHさんご夫婦でした。

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    昼食後は残りのヘルメットの移動、収納を行いました。「うんしゅう亭」のロッカーを軽トラに載せて作業小屋に運び、埃を取り除き、拭き掃除をして綺麗になった所へ新しいヘルメットを収納しました。

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    中倉山に日が沈むとぐっと冷えてきます。そして、猿が闊歩してきました。ボス猿かな?と思っていると、丁度居合わせた、千葉のカメラマンTさんが、「しっぽが立ってるからボスですね。」と言います。一同「へえー、知らなかったぁ」と驚きました。猿も現れ、動物の時間になって来たようなので「みちくさ」を閉舎としました。

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    本日の舎人は、橋倉、大野、坂口、筆者・加賀でした。

2026年11月 1日 (日)

秋晴れの下、“いのちを守る森づくり”に汗を流しました。

 10月31日(土)、足尾松木郷は晴天に恵まれ、絶好の森作業日和となりました。

 8時30分の作業小屋の寒暖計は10℃、午後には16℃まで上がりました。今日はJR貨物労組(以降JRFU)の皆さんが臼沢「JR貨物労組の森」の育樹作業を行います。

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 9時20分にJRFU関東地本・菊地委員長とリーダーの皆さん17名が森びと広場に到着。ミーティングを行い、菊地委員長より「千葉県が豪雨被害に遭い、その要因の一つに海水温の上昇があるそうです。なぜ海水温が高くなっているのか原因を考えよう。JRFU“いのちの森づくり運動”も20年になります。酸素を供給してくれる木を一人20本植えようと植樹を行ってきました。厳しい自然環境と動物の食害もあり5月に補植を行った。今日は草を刈り、木々の生長を確認しよう。」とあいさつをいただきました。

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 永島運営委員より今日のスケジュールが報告され、準備を整えて「臼沢の森」に向かいました。

 「臼沢の森」入り口で荷物を分担し、急な木の階段を登り「JR貨物労組の森」に向かいました。とちの木の葉が黄に色づいています。本格的な紅葉はこれからです。

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 「JRFUの森」に到着し植樹地を眺めると、8月にスタッフが草刈りを行った場所は思ったほど伸びていませんでした。入口に設置した木の階段は、豪雨の影響か流された土で埋もれており、土を取り除き登れるようにしました。

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 刈り残した斜面上部の草刈りを行い、草に埋もれていた幼木に幹ガードを取り付けました。

 幹ガードを取り付けた南側の木々は大きく生長しており、5月に補植した幼木も根が活着している様子です。

 50才代が多数を占める中、19才、20才の若い組合員も初参加しており、草と幼木の区別や急斜面での草刈りで足を滑らせないよう先輩が声掛けながら作業が進められました。

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 森びとスタッフを含め20人の大人数で作業もはかどり、午前中で草刈り、幹ガード取り付け、獣害柵の補強を行うことが出来ました。組合員のみなさんの苦労が木々の生長につながり笑みがこぼれました。お疲れ様でした。

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 11時30分に作業を終了し、下りで転ばぬよう気をつけながら下山し、昼食にしました。

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 午後は13時10分から「民集の杜・西」の散策を行いました。林床の苔の感触を楽しみ、ベンチに腰を掛けて目をつむり、そよぐ風や葉擦れ、鳥のさえずりや川のせせらぎ、空気の匂いなど森に包まれた感覚を味わいました。上を見上げると、海の中にいるのかなと勘違いするような青い空が広がっていました。「風と太陽の光が心地いい」と感想が出されました。

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 作業小屋に戻り、森の手入れや森を散策した感想や意見交換を行いました。

・今回初めて山(臼沢)に登りました。草ぼうぼうでしたが、草を刈ってきれいになり、感慨深かいです。

・何年かぶりに参加。草ばかりだったところが森になっていた。森の散歩も初めて。天気も良く達成感がありやってよかった。

・今まで経験したことのない雨が降り、JRも線路が流され久留里線は廃止。貨物会社も無関係ではいられない。

・若い時は、植樹活動を何でやらなければならないのかと思ったが、今、地球温暖化・気候変動が激化している。地道に活動を広げていき、若い人が森に触れる機会をつくり出していきたい。

など、本日の森作業を通じて、地球環境の変化によって働く現場や働く者の命と安全が脅かされている現実も出されました。

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 JRFU組合員の皆さんの協力により着実に木々が生長しています。今夏の豪雨は各地に土砂崩壊をもたらし人々の命と暮らしに大きな影響を与えました。ベテランと若い組合員の皆さんと共に、かつて下流域に洪水被害をもたらした渡良瀬川源流の森を“いのちを守る森”へと育てていきましょう。本日はお疲れ様でした。

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 本日の森作業にはJR貨物労組から17名の組合員が参加。森びとスタッフは、永島さん、加賀さん、筆者清水でした。

(報告:清水 卓)

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