2026年5月12日 (火)

森は友だち!のんびり、ゆったりと松木川源流散歩。

 5月10日(日)、遊働楽舎 “みちくさ”の9時の気温は18℃。「松木郷」は朝から青空が広がっています。

 お湯を沸かし、舎内の清掃、森びと旗の掲出など、オープン準備を整えました。

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 ジャンダルムを目指す登山者が2組“みちくさ”前を通過していきます。2組目のご夫婦は松木川の上流のオオガキ沢あたりまで「ゆっくり歩いてきます」と歩いていきました。

「帰りに寄ってください」と声をかけて見送りました。

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 「みちくさの庭」の様子を見に行くと、花の咲き終えたイチゴは小さな実をつけ始めました。ユリやセンダイハギは茎をのばしています。

 

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 10時頃、ご夫婦が戻られ、“みちくさのベンチ”で一休みされました。お話を伺うと、栃木県内の下野市から来られた方で、コンクリートの堰堤の上を歩いていき、「この先通行禁止」の看板があり戻ってきたそうです。若いときは皇海山など高い山に登り、縦走もされたそうです。今は、ご夫婦で“のんびり、ゆったり”としたハイキングを楽しんでいるそうです。次は「備前楯山」に登ろうと思うので、帰りに「登山口」を確認していこうと思うと、次のハイキングの準備に向かわれました。

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 鳥の鳴き声、川のせせらぎや森を吹き抜ける風を感じながら二人の時間を楽しまれているお二人でした。またの訪問をお待ちしています。

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 昼食後に「りんねの杜」の生長を見に行くと、杜の中を速い速度で虫が飛び交っていました。何の虫か目で追っても確認できず、木や葉にとまるのを待ちました。

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 気付かれないように、そろりそろりと近づき写真に収めました。見ると、自分が昨年初めて確認した「キバネツノトンボ」でした。命の営みが行われる杜に生長したようです。

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 午後は、森づくりチームから、モミジとカエデの移植の応援要請があり、坂口さんと二人で作業に合流しました。午前中にモミジの移植が行われ、午後は「民集の杜・北」内のカエデの移植作業です。日陰になり生長の遅いカエデに目印を付けて掘り上げ、「森びと広場」北側土手に移植しました。秋の紅葉が楽しみです。

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 松木郷まで、のんびり、ゆったりと散歩やハイキングはいかがですか。みなさまのお越しをお待ちしています。

 本日の舎人は坂口さん、筆者・清水でした。

(報告 清水 卓)

 

2026年5月11日 (月)

森は未来への贈り物 ~岸井さんに誓う足尾の再生~

 5月8日、NPO法人森びとプロジェクト委員会の立ち上げに尽力され、「足尾に再び森を取り戻そう」と私たちの活動をけん引してくださった故・岸井成格理事長のお墓参りを行いました。今年の5月15日で「天空の森」の旅立って8年になります。

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【写真:2005年5月 第1回足尾・ふるさとの森づくりの様子】

 雨が心配される中ではありましたが、霊園の木々は鮮やかな新緑に包まれ、静かな空気の中にも生命の力強さが感じられました。清水さんは高枝バサミ、坂口さんは剪定バサミを使用し、お墓周りをきれいにしてくれました。墓前には、生前岸井さんが大好きだった日本酒を供え、20年以上続く足尾での森づくりの歩みと、この1年の活動を報告しました。

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 活動開始から21年。これまで植え育ててきた森は少しずつ広がり、荒廃地に根づいた木々は雨水を蓄え、土砂流出を防ぎ、多くの命を育む場所へと変わりつつあります。一方で、気候変動による豪雨や猛暑は年々深刻さを増し、世界各地で大規模な山火事や洪水、干ばつが発生しています。足尾の森づくりはまだまだ小さな営みかもしれません。しかし、人が自然と向き合い、荒廃地を再生しようとする挑戦は、未来への大切な希望です。

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    20年前に植えた苗木は、今では人の背丈を大きく超え、鳥たちが集い、草花が咲く森へと育っています。森は人の手だけでは完成しません。風が種を運び、小鳥や動物たちが仲間を増やし、自然自身が森を育ててくれています。

 墓前に立ちながら、「森づくりは人づくり」という岸井さんの言葉を改めて胸に刻みました。便利さや効率だけではなく、命を支え合う社会をどう築くのか。その答えの一つが、足尾の森にあるように感じます。

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20260508_121921    “煙害で焼失した森を再生する懸命の試み”は、これからも続きます。松木郷を「母なる森」へ――。森を愛する多くの仲間たちとともに、山と心に木を植え続けていきます。

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(報告:運営委員・小林敬)

穴掘って、土に触れて、木を植えて、人間は土に触れると嬉しくなる。

 5月9日(土)、足尾の朝は雨も上がり青空が広がりはじめ、8時30分の“みちくさ”の気温は10℃でした。

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 オープン準備をしていると、登山者が下山してきました。話を聞くと、東京からジャンダルムに登りに来たそうです。しかし、「登ろうとしたが、岩に触ると朝の雨とヒョウで濡れていて、手が滑り危険なので登るのをやめて下りてきた。」と言う事でした。コーヒーを飲んで休んでいただき、荒廃地での緑化活動などの話を聞いていただきました。森びとのヘッドマークをいたく気に入り、写真に収められました。「また登りに来ます」と森びとロゴの入った「20年記念手ぬぐい」を購入していただきました。

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 今日の午後に森びと元スタッフの唐澤さんが学生時代に所属した山登りサークルの友人を誘って森の生長観察に来てくれます。せっかくなので植樹体験をしていただこうと、「民集の杜北」のレンギョウの移植をしていただくことにしました。

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 到着後に掘り上げると時間が足りなくなるため、午前中に掘り上げておくことにしました。獣害柵とドウダンツツジの間に密植されており、岩も多く掘り上げるのも大変です。13本掘り、植樹する穴に入れて置きました。

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 11時50分に唐澤さんグループ4名が到着し“みちくさ”で昼食。森びと20年記念動画を見ていただきました。

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 昼食後、「民集の杜北」に向かいました。東京から来られた皆さんで、初めて木を植える方もおり、橋倉さんが植樹指導を行ってから、2人一組になりレンギョウを植えていただきました。

 最初はスコップで土を混ぜるのもぎこちなかったですが、だんだん慣れてきて1時間程で13本を植えることが出来ました。

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 植樹後は「民集の杜東」に入り、森の観察をしました。杜の生長に伴って「杜の仲間」が増え、林床に「シロガネスミレ」や「ギンラン」が花を咲かせていました。松木川沿いには「ヤマナラシ」が大きく生長しています。フデリンドウはまだのようでした。

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 “みちくさ”に戻り、コーヒータイム。「金箔のカステラ」をいただきながら、植樹や杜の感想を出し合いました。

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 山を愛する皆さんが、時を経て足尾の荒廃地に立ち、山への恩返しができたことが感慨深かかったようです。

「林床に咲く花(スミレ)を見、風と木のざわめきを聴き、土や木に触れられて、心が浄化されました。貴重な体験ありがとうございました。」とお礼のメッセージが届きました。

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 健脚の皆さんですから秋は、中倉山に登り、“孤高のブナ・希望のブナ”親子に会いに来てください。お待ちしております。

今日の舎人は鎌田さん、橋倉さん、筆者清水でした。

(報告 清水卓)

 

 

2026年5月10日 (日)

“森は友だち”の賑わいを思い描いて

 本日(5/10)の足尾・「松木郷の森」の天気は、晴れで、朝9時に13.8度、最高気温は19.5度でした。日中は暖かく森の手入れをしていると、少し汗ばむ程度ですごしやすく感じました。

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 9時に参加者が全員揃ったので打ち合わせを行いました。本日の森の手入れ作業は、15年前に植えた民集の(東と北)杜で、周りの木が大きくなり、日照不足などで生長が遅いモミジやカエデを森びと広場の日当たりの良い場所に移植することです。

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 まずは、福原スッタフが家から持ってきてくれた、ツノハシバミの木1本、ヤブデマリの木1本、ウツギの木(赤)3本を全員で「こころの園」の北斜面に植えることにしました。植える場所は福原さんの想いを優先して決めて、協力して穴掘り、黒土、水やり、強風で倒れないように竹の棒で支え40分位で植樹することがきました。また、5月から7月ぐらいに咲く花の楽しみが増えました。

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 その後、民集の杜東に行き、モミジを21本掘り起こしました。現場に行く前は、石があったりして大変かと思っていましたが、根元の回りを30cm、深さも30cm程で掘り上げることが出来たので意外でした。早く、光合成不足でない、エネルギーあるところに行きたいと願っていたのかもしれないと思いました。直ちに軽トラックに積み込んで、森びと広場の斜面に手分けして植えました。

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 午後も同じ要領で、今度は「みちくさ」の舎人2人にも手伝ってもらい民集の杜北で、秋の紅葉時期には、葉っぱが黄色に染まるカエデ20本を掘り上げ植えました。皆で、みちくさの前を通るハイカーや釣り人、山登りの方たちに「松木郷の森」の秋の紅葉を満喫していただき、赤や黄色、そして生き物たちが集う、“森は友だち”の賑わいを思い描いて丁寧に植えました。

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 驚きました。白く半透明で、北海道から四国にかけて分布し、草原や森の周辺にいると言われているウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)が、こころの園を優雅に飛んでいました。松木郷でこの蝶を見るのは初めてで驚きました。やっと松木郷の森も母なる森へ近づいている証ではないのか・・・と思う一日。本日はスタッフの皆様、お疲れ様でした。

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 本日の森作業参加者:橋倉、済賀、福原、田口、永島、そして筆者大野です。

<報告者:大野昭彦>

2026年5月 7日 (木)

ゴールデンウィーク最終日! 新緑の森にさわやかな風が吹き抜ける!!

 本日(5/6)はゴールデンウィーク最終日。足尾の天気は薄曇り、多くの来客があることを期待しつつ、みちくさのオープン準備を完了。

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 しかし、いくら待てども人は通らず。武田さんとの打ち合わせで、森びとのDVDを見てもらおうなどという思惑は見事に打ち砕かれたのでした。ゴールデンウィーク最終日はみなさん自宅で過ごすのかなとぼやきつつ、午前中は、苔テラスの枯れた桜の枝の整理と広場への階段の曲げられた金網(おそらく猿の仕業)の手直しを行いました。

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 お昼を過ぎて、やっと東京からのハイカーがみちくさに立ち寄ってくれました。足尾まで電車で来て、レンタサイクルで松木ゲートまで来て、そこからのハイキングということでした。「松木沢にも何度か来ましたが平日だった為、みちくさは締まっていて、今日は開いていたので寄らせていただきました」と言っていました。帰りの時間も気になるようで短い滞在時間となりましたが、コーヒーを飲んで手ぬぐいも購入していただきました。次回はもう少しゆっくり滞在できるといいですね。お待ちしております。

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 朝は15℃だった気温も午後には22℃まで上がり、吹き抜ける風がさわやかです。足尾は桜の季節から新緑の季節へと移り変わりました。すがすがしい足尾の森で、新緑を楽しんでみてはいかがですか。

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本日の舎人は武田さんと(筆者・永島)でした。

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