2030年の「松木郷」を彩る森を描いた手入れ
今日の足尾の朝はフロントガラスが凍るほどの冷えでした。松木沢に着くと足尾グランドキャニオンが迎えてくれました。その様子を見ると、厳冬を迎え打つ逞しさが感じられました。
今日は、森づくり20年記念行事をつくりだしてくれたスタッフ、サポーターが集う明日の準備とその進め方を話し合いました。4月から今月までの間、20年間に木を植えてきたシニアから若者たちを小さな森に案内してきたことを振り返り、2026年から本格的に始める「母なる森」づくり構想へ活かしていける意見交換ができるようにと、その素材を話し合いました。
その後は、病気になったサクラの伐採、「森びと広場」周辺に植える紅葉やカエデを移植する場所決めと移植本数を確かめました。また、足尾町民が高齢化で管理できない浅間神社の「本坪の鈴」を広場に吊るした意味を看板に明記していく準備をしました。
意見では、41、8℃という最高気温を観測した日本の今年、二酸化炭素排出量が過去最高だった昨年度の地球上、北極の海氷面積が過去最少を観測した今年前半、そして「パリ協定」の目標である気温上昇を1、5℃以下に抑えられないことが確実になったという気象現象下で生きているということを忘れない「標(しるし)」としての「本坪の鈴」等、色々な声を出し合っていこうとなりました。


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