中倉山ブナ保護の準備が整いました
昨日(11月2日)は、足尾町の中倉山の稜線にある「孤高のブナ」保護活動の準備です。3日前の夜は足尾町も大雨が降り、昨日は強い風が吹き荒れました。
作業小屋の温度計は8℃でしたので、 薪ストーブに火を入れて暖をとりました。
登山口までの道の状況が心配でしたので、3日の中倉山ブナ保護に参加者の皆さんが安心して通れるように田城さんと2人で登山口に向かいました。井戸沢下流ダムでは、山からの水が多く流れて砕石でいっぱいです。早速、通るときに靴が濡れないように砕石を整理して水の流れを変更しました。
更に、セメントの道を進むと、倒木が多くあり道の脇に移動しました。
もっと多くの障害物を想定していましたが、少なくて安心しました。
森びと広場に戻り、すでに乾燥した黒土がビニール袋に入れてくれていました。それを、もう一枚のビニール袋に種の入った袋を入れました。合計で60袋を作ることができました。他の準備資材と共に筆者の車に乗せました。
次回の保護活動に向けて、黒土を移植ごて等で細かく砕き、早く乾燥できるように作業をしました。
3日は、多くの皆さんと一緒に中倉山の稜線に立つ「孤高のブナ」の保護活動が出来ることを楽しみにしています。本日の作業者は、橋倉さん、田城さん、坂口さん、大津茂美さんと筆者でした。(報告者:済賀正文)

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