穴掘って、土に触れて、木を植えて、人間は土に触れると嬉しくなる。
5月9日(土)、足尾の朝は雨も上がり青空が広がりはじめ、8時30分の“みちくさ”の気温は10℃でした。
オープン準備をしていると、登山者が下山してきました。話を聞くと、東京からジャンダルムに登りに来たそうです。しかし、「登ろうとしたが、岩に触ると朝の雨とヒョウで濡れていて、手が滑り危険なので登るのをやめて下りてきた。」と言う事でした。コーヒーを飲んで休んでいただき、荒廃地での緑化活動などの話を聞いていただきました。森びとのヘッドマークをいたく気に入り、写真に収められました。「また登りに来ます」と森びとロゴの入った「20年記念手ぬぐい」を購入していただきました。
今日の午後に森びと元スタッフの唐澤さんが学生時代に所属した山登りサークルの友人を誘って森の生長観察に来てくれます。せっかくなので植樹体験をしていただこうと、「民集の杜北」のレンギョウの移植をしていただくことにしました。
到着後に掘り上げると時間が足りなくなるため、午前中に掘り上げておくことにしました。獣害柵とドウダンツツジの間に密植されており、岩も多く掘り上げるのも大変です。13本掘り、植樹する穴に入れて置きました。
11時50分に唐澤さんグループ4名が到着し“みちくさ”で昼食。森びと20年記念動画を見ていただきました。
昼食後、「民集の杜北」に向かいました。東京から来られた皆さんで、初めて木を植える方もおり、橋倉さんが植樹指導を行ってから、2人一組になりレンギョウを植えていただきました。
最初はスコップで土を混ぜるのもぎこちなかったですが、だんだん慣れてきて1時間程で13本を植えることが出来ました。
植樹後は「民集の杜東」に入り、森の観察をしました。杜の生長に伴って「杜の仲間」が増え、林床に「シロガネスミレ」や「ギンラン」が花を咲かせていました。松木川沿いには「ヤマナラシ」が大きく生長しています。フデリンドウはまだのようでした。
“みちくさ”に戻り、コーヒータイム。「金箔のカステラ」をいただきながら、植樹や杜の感想を出し合いました。
山を愛する皆さんが、時を経て足尾の荒廃地に立ち、山への恩返しができたことが感慨深かかったようです。
「林床に咲く花(スミレ)を見、風と木のざわめきを聴き、土や木に触れられて、心が浄化されました。貴重な体験ありがとうございました。」とお礼のメッセージが届きました。
健脚の皆さんですから秋は、中倉山に登り、“孤高のブナ・希望のブナ”親子に会いに来てください。お待ちしております。
今日の舎人は鎌田さん、橋倉さん、筆者清水でした。
(報告 清水卓)
















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