“森と生きる”心を育む松尾鉱山跡地の森づくり
ご存じのように当会の植樹会場は、人間の都合で自然(森)を壊したところです。ですから参加者の皆さんの中には、岩山と堆積場の草地になった森づくり会場の歴史を振り返り、未来のために何かしたいと思った方が大勢います。前回紹介した松尾中学同窓生はその方々です。
新年を迎えると同窓会の幹事の方からみちのく事務所にメールが入り、今年の森づくり日を確認して同窓会日を決めるそうです。同窓会が森づくり日にする皆さんのそんな心が伝わってきます。松尾中学校卒業生の“森とも”の皆さん、“山と心に木を植えていただき”有り難うございます。
心に木を植えるには事務局、スタッフの前段準備を疎かにしないことです。事務局、スタッフは、昨年から行ってきた800㎡の開墾と盛土つくり、2ケ月前からの草刈りや最終的な盛土つくりそして育樹・育苗の作業を手を抜かずに、現場に立って自然の都合に合わせて進めてきました。この心が苗木に通じて苗木が生長し、この生長過程が参加者の心に木を植えているのだとおもいます。
森は人を励まし、時には元気を与え、小さな森が育まれると未来のいのちを守ってくれることでしょう。みちのく事務所の皆さん、お疲れ様でした。この森づくりはイオン環境財団からの助成金で進められています。
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