北東北の春は雪の下で蠢いています
3月に入り、南方からは水仙の花や梅の花そして河津さくらの春の便りが報道されていますが、北東北の春は雪の下で蠢きはじめています。みちのく事務所方面は今日も雪がちらついています。そんな中、しばらくぶりで「岩手県民の森」にある苗床を観察してきました。
ここは盛岡市よりも雪が多いようです。苗床はまだ60~70㌢ぐらいの積雪がありました。苗床にはいつもの森びと看板が見当たりません。多分、強風と雪に倒されて雪の下に埋もれたのでしょう。苗床周辺はあたり一面真っ白な雪で、ウサギと思われる小動物の足跡がありました。コブシやカツラなどの樹木の根元をよーく見ると、根元はようやく雪解けが始まった感じです。北東北の春は、雪深い下から始まっているようです。
今日は、食害対策を実施する時期を検討しようと雪解けの様子を見に来ました。タバコのエキスを散布する計画ですが、苗床現場を見た田中副所長と私はこの状態だと3月20日を過ぎないと無理だなあー、と思いました。(仲崎事務局次長発)
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