未来のいのちを守る森へ期待を込めて!
カッコウの鳴き声を聞きながらの植樹ができました。第10回八幡平ふるさとの森づくりが本日、岩手県八幡平市(松尾鉱山跡地)で行われました。天気予報では雨でしたが、昨年の森づくりができませんでしたので参加者の熱意は植樹終了頃まで雨を降らせませんでした。約200名の皆さんは18種・3086本の苗木を大地へ植えました。
森づくりは朝からスタッフの準備、13時30分から開会式が開かれました。式は、田中みちのく事務所所長の歓迎のあいさつがあり、後援団体を代表して岩手北部森林管理署署長・野藤昌弘さん(写真:3枚目)からご挨拶を受けました。その後、10グループに分かれて800㎡の大地に未来のいのちを守る森になってくれることを願って苗木を植えました。
八幡平の森づくりは昨年で5周年でしたが、東日本大震災と原発事故で中止しましたので今年は2年ぶりの5周年記念として植樹でした。参加してくれた皆さんは、南は神奈川県から北は北海道からかけつけてくれました。地元企業、盛岡農業高等学校の先生と生徒、JR東労組の秋田、盛岡、仙台の皆さん、松尾鉱山跡地で学んだ松尾中学校同窓生の皆さん(写真:上から4枚目)、他多くの皆さんありがとうございました。
酸性濃度が高いこの地での森づくりは難しいところです。しかし、スタッフは土を耕し、金属物質を吸収固定する炭やバーク堆肥等を混ぜて盛土を作っています。3年前に植えたヤマハンノキやシラカンバ等の木々は写真の様に人間の背丈を超えるほどになりました。今日は森づくりのプロである森林管理署の皆さんに見ていただき、アドバイスを頂きました。
本日の森づくりは事故や怪我なく、未来のいのちを育む小さな森がつくられました。“山と心に木を植えてくれた”事務局、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
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