植物の生きる強さを目に焼き付けて!
今日6月29日(日)は、晴れ、9時の気温は31℃。暑い日が続きます。
森作業の最初の作業は「水源の確認」です。取水口に砂が詰まると、空気がホースに入り込み水が出なくなってしまいます。
森作業に出かける前に、外気温を記録している武田スタッフ。熱中症予防は、今の季節最も大切なことです。
今日の森作業は前日の作業の続きで、民集の杜(東)で幹ガードの取り付けです。
動物の食害で表皮が食べられ枯れてしまったネムノキ。しかし、その切り株や根から芽を吹きだし、50㎝程に成長しました。宮脇先生の「木は根、根は土」の言葉を思い出します。
ヤマユリの花芽ですが、周囲の木々が育ってきていて日光が届かなくなってひ弱な感じがします。ただ、今まで2か所だけでしたが、3か所目に育っているヤマユリ苗を発見しました。
枯れてしまったサクラの切り株からも、新たな枝が芽吹いてきました。「みちくさ」のクスノキやネムノキ、そしてこのサクラなど、木々達の「生きる力」を見習わねばと思いました。
「みちくさ」で日向ぼっこしているのは、カカシの「仁平村長さん」。「日陰に入れてくれよ!」と叫んでいるようです。
今日、「みちくさ」を訪れてくれたのは埼玉県・加須市から来られたAさん。朝、「みちくさ」へ向かう途中一度お会いしています。てっきり、中倉山を目指していて、間違って松木沢に来てしまったのかと思い、声をかけたのでした。「大丈夫です!松木渓谷を歩きたくて来ました。」との返答でした。「帰りにお寄りください!」と伝え、オープン準備中にまたお会いして、松木渓谷の情報を色々お伝えしました。
13時過ぎに来舎されましたが、入り口に立ち止まって「お金を持ってきていないので入れないわ!と言います。「無料ですよ!」と伝えると、おいしそうに冷えた水をのんでいました。
山歩きが大好きな方で、足尾・日光の山々に魅せられ、今、通いだしているそうです。森づくりの話にも興味を持ってくれていました。特に「緑が増えましたね!」という話から、「土地本来の木々の緑ではないこと」について関心を持たれ、山を見ながら論議が弾みました。「次は紅葉の時期にまた来てください!」と再会を求めてお別れしました。
今日の舎人は、武田芳明と橋倉喜一でした。
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