カテゴリ「ふるさとの森づくり」の2094件の記事

2019年1月19日 (土)

寒さに耐える木々のうめき声を身体で感じてみた?

 今月の森作業週間の最終日、朝9時の気温は-1度。青空が透き通って綺麗なのだが、午前中は昨夜の強烈に冷たい強風が吹きつけた。

P1194402 朝8時半頃の精錬所跡

 スタッフが到着まで小屋で耳を澄ませていると、極寒の冷たい空気を北から運んできた風を森の木々に叩き付けて、木々は“ゴォー!”と唸っていた。昼頃になると風が少し弱まったのか、それでも木々は北風が痛いのか“ヒュー!”という悲鳴を出していた。

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P1194407  そんな木々たちの悲鳴を聴きながらの作業は、午前中は森の獣害チェックを松村宗さんが行い、筆者は「みちくさ」看板を支える支柱の刻みを行った。

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P1194419  午後は、ある集落の高齢者の生きがいのヒントになるようにと、松村宗さんがランタン用の竹を細工した。筆者は刻みを完成させた。

P1194416  14時頃、アイスクライマーが筆者に声をかけてくれた。「毎週クライミングに来ているが、今年の氷はいまいちだ!」と言ってくれました。

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P1194420  作業を終えようとした頃には木々のうめき声が聴こえなくなった。本日の作業は松村宗さんと筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

2019年1月18日 (金)

手が凍るほどの寒風に頬を叩きつけられて森作業

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P1184380  冷気が花風を巻き上げて顔に叩きつける一日だった。8時半頃の足尾松木沢周辺の山並みは写真の通り、気温は-3度。

P1184381  外での作業は寒いなあーと思いながら、ストーブに薪を入れてスタッフを待つ。蛇口は凍っていたので湯を沸かし、その間に床を掃き、お湯で温めた雑巾でテーブルを拭いた。インスタントコーヒーを飲みながらラジオでニュースを聴く、このひと時が気持ちをヤル気にさせてくれる。筆者にとっては一日の始まりの大切な時。

P1184385  今日の森作業は昨日の続き、整理整頓が性に合っている福原、柳澤両スタッフと三人で片づけをした。鉄筋を抜き、鉄柵を剥がし、石ころを集めて北側にまとめた。鉄柵を剥がした場所に根が露出していたので、土の中に戻してやった。

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P1184393  昼食後の片づけは14時半頃に終わった。冷たい北風が止むと思っていたが、ひと仕事すると手が凍えそうなので早めに作業を中止した。ストーブで手を温め、身体の震えはホットコーヒーでゆるめた。春になったら木を植え、ベンチやテーブルが備わると「杜のカフェ」に仕上がるかもしれない。そのようになってくれると楽しいひと時が過ごせるかもしれない。本日の作業は福原、柳澤そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2019年1月17日 (木)

森の有難さを感じてほしいと願って木陰つくり

 今日も天気は晴れ、北西の冷たい風が吹きつけていた一日だった。スタッフが到着するまでに室内を温め、ホットコーヒーを飲める準備を行い、その後、300㍉望遠で青空に映える周辺の山をカメラおさめた。

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P1172219  今日の作業は昨年まで苗木置き場であった一角の鉄筋を抜き、鉄柵を外すこと。この場所は樹木の有難さを感じられるように、木を植え、木陰の下には大谷石のテーブルと椅子を設置する。

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P1174367  出来上がったならば親子、仲間同士がお茶でも飲みながら、のんびりとした時間を過ごしていただければ有難い。三人は作業しながらどんな木を植えようかと話をした。

P1174375  森と生きてきた長い歴史から生まれた日本人の文化が大量生産大量消費社会のなかでおかしくなり、このままでは世紀末には生存が不安定になるのではないかと言われている現代の暮らし。その上、その暮らしが今度はAIに翻弄されるのではないかと心配する現代。

P1172234 カワラヒワが作業を見守ってくれた?

 私たちの“恩送り事業”で森が育っているこの地で、森と生きる暮らしを語り合える場所になってほしいと願う。本日の作業は、鎌田、小川そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2019年1月16日 (水)

多くの出会いを期待したい足尾・松木沢の「みちくさ」

 朝から青空で透きとおった山並みが美しい足尾・松木沢。8時半の気温は3度で昨日よりも温かい。

P1164341  今日は仁平スタッフと筆者の二人作業。予定していた「みちくさ」看板を設置する支柱の刻み作業。その前に、昨日恵んでもらった雄鹿の角の部分をカットした。

P1164337  外での作業なので風が心配であったが、北西の冷たい風は時々吹く程度であった。4月1日オープン予定の出会いの場「遊働楽舎」(愛称:みちくさ)。昨年までは待ちの姿勢であった出会いの場であったが、今年からは「みちくさ」を訪れてみたいということにチャレンジしようと、「みちくさ」当番の舎人とその内容を話し合っている。その年でもあるので看板にも気合いを宿したいと支柱を刻むハンマーに力が入った。

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P1164343  集中した二人の刻み作業だったが完成しなかった。16時を過ぎると、頬や手に冷たい風が当たって身体が冷えてきた。作業小屋の温度計は0度を差していた。

P1164339  明日も作業が続けられるように帰路に着いた。(報告 高橋佳夫)

2019年1月15日 (火)

春の森作業に向けて、テキパキとした無駄のない新年のスタート

P1152209  朝8時半の気温は-2度、無風の曇り。早速、ストーブに薪を入れ、お湯を沸かす。今月から道路の凍結に注意するために集合時間は10時。雑巾でテーブルを拭き取ると水分が凍ってテーブル面が滑ってしまうほどに室内は冷えていた。

Photo 臼沢から松木渓谷方面

 今日の作業は春の森作業へ向けた下準備とこの時季に大切な獣害防止。午前中は、臼沢の森の獣害チェック、苗の撒水、「みちくさ庭」の入口設置、工作室造りとなった。

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Photo_4  筆者は今年初の臼沢の森へアタック。ふわふわした落ち葉絨毯を踏みつけながら、東と西に分かれたチームと共に、傾斜のきつい階段を登った。なんとか正月太りを取り除こうと思い足を動かした。

Photo_6 Photo_5  途中、打合せで話が合った写真の様な雄鹿の屍骸を発見、保存しようと頭部を袋に入れて持ち帰った。

 昼食は13時を過ぎてしまった。それぞれが暖かい飲み物を飲みながら、情報交換をした。

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Photo_9  午後は、工作室造りと薪を作った。

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Photo_10  昼頃、コブシの冬芽を見たり、ホウジロの声を聴いていると春の温もりを感じた。また、スタッフ達の作業は今年もテキパキとして無駄のない新年のスタートであった。

 本日の作業は、鎌田、松村宗、小井土、橋倉、小川、福原、小林、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2019年1月13日 (日)

森びと達の新年のつぶやき・・・⑤

 11日、地球温暖化と向き合う都民の考え方とアクションを話し合った。メンバーは理事の森愛さん、松井さん、大野さんと筆者であった。話合いの目的は、3月30日午後、日比谷コンベンションホールで開催予定の「地球温暖化と森づくり」(仮称)に協賛する団体のスタンスを築き上げることであった。

Pc279186  話合いは、まず、昨年末に発表された「東京都独自のエコポイント制度を設ける」ということから始まった。エコな家電を買った都民にポイントが付くというのだが、家電が買えない都民にはポイントが付かないということを考えると、予算(税)をつけて進めるエコポイント制度は不公平ではないか。

 少しでも温暖化を防止しようとするならば、エコな家電を買えない都民は森の公園の草刈りに協力したとか、木を植えるボランティアに参加し、二酸化炭素を吸収してくれる森を元気にしたという証明があればポイントが付く、ということを制度にもり込まなければ公平感はない。

 あるいは、都民が森をつくりたい、木を植えたいと都に相談すると、「都内には都民が植えられる場所が少ない」と言われることがある。このような考え方では温暖化にブレーキはかからない。植える場所が狭ければ、お隣の国の砂漠に木を植えられる要請をすべきではないか。

P1052192  安倍首相は温暖化防止に関して、「地球はひとつであり、空気に国境はありません」、あるいは「大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させるためには、・・・世界全体の排出量を自然界の吸収量と同等のレベルに抑え込む必要がある」(美しい星へのいざない・2007年)、と述べている。このスタンスに立つならば、東京都は植林が可能な国で森づくりをすすめるべきである。

P1032155  話合いは途中だが、3月のシンポジウムまでに、都の地球温暖化防止策の現状(対策と結果)を把握していくことにした。冬鳥たちを観ていると、「〇〇ファースト」とか、経済成長優先の温暖化防止などと念仏を唱えている場合ではない、と鳥たちが言っている気がする。急いで“地球人の恩送り事業”へ舵をきっていこう!(理事 髙橋佳夫)

2019年1月11日 (金)

フィリピン・ルボ村村民に届けたい「森は友だち」という紙芝居

 新年早々台風1号が発生したというニュースを聴いて、フィリピンルボ村村民の暮らしが心配になった。何故なら、昨年の台風で農作物の種が流されてしまったという情報を得たからである。当会と共にルボ村村民の暮らしを支援しているNPO法人WE21は今月下旬、現地を訪れる。そこで当会は種を購入してもらうために当会に寄せてくれた寄付金を使ってくれるようにWE21にお願いした。

Pc275041  昨日、「足尾スペース」というふるさとの木による命の森のモデルづくりに挑戦しているルボ村村民に届ける「森は友だち」という簡単な紙芝居の編集作業を行った。

P1104270  その紙芝居は、収穫間近なハヤトウリなどが被害に遭い、村民の生活道路も寸断させた自然の猛威の原因を考えてもらうきっかけとして、編集していきたいと議論を深めた。

P1104272  人間の多くは、災害に遭った現象面だけを考えがちなので、流された土砂の中に生きている生きものたちに目を向けてみた。私たちの命は人間だけに支えられているのではなく、生物社会の色々な友だちに支えられているということを感じてもらいたいと、その紙芝居編集に挑戦している。

Pc275002  紙芝居案の1回目お披露目は3月下旬に召集される通常総会で行う。ストーリーは英文に訳し、ルボ村の子供たちへ届ける。(報告 髙橋佳夫)

2019年1月 8日 (火)

森びと達の新年のつぶやき・・・➃

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昨年の名取地区森の防潮堤にて 

 私たちは昨年11月、総会を開催して、森の防潮堤づくりの今後について話し合ってきました。私たちの森づくりは2013年から仙台市荒浜地区と名取市空港地区で森の防潮堤を育てています。

Photo_6  木々は順調に、逞しく生長しています。周りはマツが植えられていますが、その生長ぶりは頬がゆるむほどです。

Photo_7 評判良い苗木

 市内では、JR東労組との協働で南相馬市「鎮魂復興植樹祭」へ提供する苗木づくりも継続して取り組んでいます。私たちの苗木は南相馬市の造園業さんからも評判がよく、とてもやりがいのある活動になっています。

Photo_8  今年は、この森づくりを継続しながら、森の大切さを地域へ拡げていく活動にチャレンジしていきたいと願っています。2019年もよろしくお願いします。(森びと宮城県ファンクラブ一同)

2019年1月 7日 (月)

森びと達の新年のつぶやき・・・➂

 明日は足尾の森づくり作業の初日。厳寒の足尾・松木沢に起つスタッフたちの“希望のたいまつ”にエールを送る。

1229  人間の都合など気にしない自然と付き合ってきた私たち。自然の気ままな悪戯の本の一部を予測できるようになった。それは、その悪戯に付き合ってきた体験の蓄積からである。しかし、アメリカの気象を観る限り、自然の気ままな悪戯は今年も狂暴となり、人類の命や暮らしを脅かすのではないかと予測したい。

P1052186  国境の壁を造るのに公務員の生活を脅かし、国費をそこに費やすことや、一機100億円以上のステルス戦闘機を爆買いする来年度予算案を示した政治どころでない。今年は、自然の狂暴な悪戯への対応が喫緊だ。

Photo  体験の蓄積で得た知識は狂暴な自然の悪戯に対応する知恵として活かさなければならない。知恵は狂暴化している自然の悪戯の要因に、つまり、“地球人の義務”として二酸化炭素濃度をこれ以上高めない知恵を施すことである。

“国益、投資、社会貢献だ”という域を超えた、地球の生きものたちの命を持続させる“地球人の恩送り事業”へ進路をきっていくのが今年ではないか。

P1074263  気ままな自然は人間社会の言葉や活字だけを期待していない。大量生産・大量消費型の暮らしにサヨナラし、自然の恵みに寄り添い、自然を痛めつける紛争や戦争もなく、原発の無い暮らしへ向けた地球人のアクションを期待しているのではないか。

Photo_2  当会は15年前の12月10日、田中正造が明治天皇に直訴した日(1901年)の同日に設立した。“山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし”と、足尾銅山操業の中止を訴えた。

Photo_3  気ままな自然の期待に応えられる現代の“直訴”はどんなことか。当会は、身の丈に合った温暖化にブレーキをかける「直訴」を政治へ突き付けていきたい。(理事 髙橋佳夫)

都民が主役の東京の森づくり、温暖化にブレーキをかけたい!

 今日は七草です。無病息災を願って七草のお粥を食べようと思っている森びとの皆さん、今年も“山と心に木を植えて”いきませんか。

2  昨年経験した「想定外」の異常気象の猛威は各地の暮らしを脅かしています。東京の暮らしも他人ごとではありません。この現実と向き合い、東京に「どんぐりから森をつくろう」と「東京・森まち再生実行委員会」が昨年9月に立ちあがりました。

Photo_3  子供や高齢者が一緒になって出来ることから始めよう、と動き出したのがこの実行委員会です。当会も参画していますので、私の今年はこの活動に専念していきたいと思っています。

P1052186  3月30日には日比谷コンペンションホールでシンポジュウムを開催します。都民が主役になって温暖化にブレーキをかける活動を語り合いたいと考えています。間もなく参加呼びかけを行いますので、多くの方々のご意見をお待ちしています。(理事 松井富夫)  

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