東京の桜は満開と報道されましたが、寒暖の差の緩みが鈍っているのか「満開」という感じがしません。
通常総会では“地球温暖化にブレーキをかける”運動へ森ともの心をひとつにしてきました。昨日(27日)の毎日新聞には、浜中裕徳(ひろのり)さんがインタビューに応えて、以下のように述べていました。
「気温上昇を1.5度未満に抑えるには2050年ごろの温室効果ガスの排出を実質ゼロにする必要がある。現状の各国の削減目標では全く足りません。・・・排出実質ゼロに向けた動きを速めるためには、あらゆる社会経済システムを転換しなければなりません。それでも、急いで、です。社会のあらゆる主体が従来の延長線ではなく、新たな課題に対して何をなすべきかを考えなければなりません。政府には、それらを後押しする政策の実行を最優先することが求められています」と。
同ページでは、世界自然保護機構(WWF)ジャパン・小西雅子さんは、「世界のなかで日本の姿勢は、邪魔はしないが、目立たない。背景には、産業界の既存勢力が強いことがある。重厚長大産業が今も産業界の代表役を担い、政治力を持つ。彼らは、排出に応じ費用負担する等の政策導入を阻止した。政府は国内で積極的な対策をすすめられない」と述べています。
国際エネルギー機関(IEA)は、2018年の二酸化炭素排出量が2017年比で1.7%増加(役330億㌧)したことを公表しました。2年連続の増加です。(理事 髙橋佳夫)
東京都内では桜が開花し、若葉も顔を出してきた23日。今年12月で設立15年を迎える第14回通常総会と「2019年森びらき」は、正会員の皆さんと理事会によって盛会につくられました。来賓の皆さん、正会員の皆さん、そして準備をしてくれた関係者の皆さん、ありがとうございました。
総会では提案した事業報告と決算、会鑑査、そして事業計画と予算が審議され、満場一致で承認されました。本日からは新理事長の中村幸人(東農大名誉教授)をトップリーダーにして、世界の森を元気にさせ、人為的な温室効果ガス排出を削減させていく市民の声(要望)を世界のトップリーダーへ、日本政府へ反映させていくことになりました。
「森びらき」では、フィリピン・ルボ村のふるさとの森づくり支援の一環である、村の子供たちへの紙芝居「森は大切な友だち」(未発表)が上演され、かつ、難しく捉えられがちな温暖化問題は笑いと情熱で切り拓いていこう!と、昨年に続き正会員の野田さんの笑い指導で心を和ませ、最後は事務所近くに住むNさんの友情出演・ギター演奏による全員合唱が行われ、森ともの絆を確かめ合いました。全国の森ともの皆さん!ご支援ありがとうございました。
まるで初夏を思わせる今日、空にはヒバリの鳴き声、海からは爽やかな波の音が聴こえます。春の陽気の今日、応援隊事務局は第1回植樹会場(2013、10・6)の樹木の観察調査を行いました。
この場所は1年ほど前に観察調査の実習を行った所でしたので、調査はスムーズに出来ました。調査は、10㍍×10㍍に区切った場所の調査木の幹の径、樹高、樹種を測定しました。特に今回は、樹種名と番号を記した札を付けました。枠内には、14種で62本の樹木、前回調査で一番高いネズミモチ(260㌢、幹の径は20㍉)は、なんと350㌢、27㍉に生長していました。コナラやタブノキの樹高も300㌢を越え、森の防潮堤へと生長し、嬉しいひと言です。
この暖かさでサクラのつぼみも膨らみ、4月13日の観桜会が楽しみです。その後、昨年の第6回植樹会場を見て回りました。苗木が活着し生長していることにひと安心した有意義な視察でした。
応援隊スタッフは、岩橋、恵美さん、松林、東城でした。(報告 東城敏男)
時間が過ぎるのが早いもので明後日は「春分の日」。諺で言われているように、寒暖の差は緩んでいるようだ。
足尾では6月に計画している植樹の準備がすすめられている。東京事務所では、23日に開催する第14回通常総会と2019年森びらきの準備が追い込み中。
大地の足元ではホトケノザやイヌノフグリが可憐な花を咲かせ、サルたちはヤナギの蕾を頬張りながら桜の蜜を楽しみにしているだろう。
今年は森びとプロジェクト設立15年、総会当日は各地から集ってくれる70名程の会員と共に、新しい理事長をお迎えし、当会の活動目的である地球温暖化にブレーキをかける議論を深めたい。勿論、森づくりは継続しながら、多くの森ともとの出会いを愉しみにして。(理事 髙橋佳夫)
足尾・松木沢の森びと広場には昨夜、雪が降りました。中倉山も昨日と比べると雪斜面が広くなっていました。今日の天気は午後3時頃まで雪が舞い、冷たい風が吹いていました。
スタッフは鎌田、福原の強力コンビと筆者の三人。9時5分頃には作業開始。今日は、「みちくさ」のテラスに大谷石のテーブル、間伐材の椅子を設置しました。
「鎌福コンビ」のパワーが発揮され、午前中には大谷石12本のテーブルが完成。作業小屋の戻る途中、鎌田さん夫妻が植えた水仙が芽を出しているのを確認。間もなく水仙の花と香りが枯れた草地に春を感じされてくれるでしょう。
昼食後は、間伐材の松で椅子を作りました。筆者がチェンソーで松を伐り、松の皮を剥き、椅子にしました。最後は、座る方の身になって松の面取りを行いました。14時半には終了したので、残った時間で森びと広場のテーブルを設置しました。あと2テーブルを広場に設置すると全てが終了です。どうやら今月末に開花するだろう桜を眺め、甘酒を飲みながら春の訪れを満喫できそうです。
朝8月過ぎ、フロントガラスの氷を溶かし、森びと広場に向いました。昨夜の新雪で山頂は白く輝いていました。
作業小屋の温度計は6度、少し風が冷たく感じました。スタッフを待つ間、室内の掃除を済ませ、お湯を沸かしてホットコーヒーをいれました。コヒーを飲みながら作業の打合せ、苗に追肥をしてから「みちくさ庭」内の道に樹皮を敷く二人、工作室の窓際作りに分かれ作業開始。
その時、急に雪が舞い、辺りが灰色になってきました。10分も過ぎると、青空が見えてクマした。午前中はこんな天気のなかで作業をしました。午前中には追肥と樹皮敷き作業が終わりました。
作業をしているとカワラヒワ、マヒワの群れが鳴きながら空を舞い、今度は、ヤシャブシの実を群れで食べていました。間もなく、お彼岸を迎えるので、冬鳥たちは南へ出発する準備をしているようでした。
午後は、あと一か月すると桜が咲くことを期待し、足尾・松木村跡地で花見用の大谷石のテーブルを設置しました。一昨年も、昨年もGW前に咲いた桜。草木の蕾の膨らみや凍った土が融けだしているのが早く感じるので、4月下旬には咲くことでしょう。
小井土さんに座っていただき、花見の雰囲気をイメージしました。本日の作業は、小井土、柳澤そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)
昨日の強風からうって変わって、春めいたあったかい日差しをうけた今日の作業は、新設した倉庫側面の汚れ落としの清掃と苗木のチェック、道具類のメンテナスでした。
南相馬市の育苗場では、昨日の大雨が苗木たちには恵みの雨の様でした。ヤブツバキの葉の緑は鮮やかに映えており、育てている私たちにとっては心が休まりました。
今年の植樹祭は小高区塚原地区で開催予定です。今年の植樹は、8年前の大震災・フクシマ原発事故で大きな被害があったこの地区では初めてのことです。第7回の南相馬市鎮魂復興植樹祭は6月2日(日)に開催されますので、私たちはそこに植える苗木を丁寧に、そして心を込めて育てていくことを誓い合いました。
その前の4月13日には第1回植樹会場(2013.10・6)において観察・観桜会を計画しています。間もなく案内をしていきますので、是非、皆さんのお越しをお待ちしています。
今日の作業は、岩橋さん、恵美さんそして筆者夫妻でした。(報告 東城敏男)
通常総会と理事会議案書の執筆、そして『森びと通信』の編集作業の合間、身体を少し動かそうと東京の路地や公園を歩いた。公園にはフキノトウが顔を出しているのではないかと行ってみると、間もなく花が咲き始めるところだった。
地は、イヌノフグリやホトケノザがフキノトウ、ヒロハノアマナ、バイモたちに遠慮していようであった。早咲きの桜も灰色のコンクリート肌を和らげている感じであった。
草木は人間の暮らしなどは気にかけずに生きている。人間はそんな草木に心が癒され、気分が和らぎ、時には文章や絵に強いヒントを与えてくれる。コンクリートの割れ目に根を張り、小さな一輪の可憐な花をつけてくれると足が止まる。草木はけして邪魔者ではない。
明日は東日本大震災・フクシマ原発事故から8年。総理や復興大臣は、これからは心のケアに力をいれると言うが、そのケアの本音が気になる。放射能に汚染された土の保管は福島県内に、タンクに溜めた汚染水は海に流すための“ケアではないか、と疑いたくなる。(理事 髙橋佳夫)
昨日は「啓蟄」だった。私たちの命を支えている虫たちが動き出した。このような気持ちになり、季節感を味わう風習がアメリカにはあるのだろうか。
BSテレビの「ワールドニュース」を観ていると、アメリカBBCニュースでは寒波と大雨に襲われている国民の様子が毎日のように報道されている。被災者の数は何千万人となり、その対策費は〇兆円を超えると言うから驚きである。
筆者は、足尾で出合う子供たちに「ミミズに悪戯をするとバチが当たるよ!」という先人の話しをする。子供たちは目をキラキラさせて話を聴いてくるのが嬉しい。その時、土壌分解動物の足尾の森に生きるダニたちの写真と働きの話しも付け加えると、子供たちは驚いてくれる。
地球温暖化にブレーキをかける運動の拡がりをつくりだすのは難しい。けれども、私たちの命は森や海に支えられている、という心をひとつにする活動が動き出さなければ何も始まらないと思う。「啓蟄」は、森から生かされていることを虫たちから学ぶ授業の始まりなのかもしれない。(理事 髙橋佳夫)
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