草木は心と身体をケアする大切な友だち
通常総会と理事会議案書の執筆、そして『森びと通信』の編集作業の合間、身体を少し動かそうと東京の路地や公園を歩いた。公園にはフキノトウが顔を出しているのではないかと行ってみると、間もなく花が咲き始めるところだった。
地は、イヌノフグリやホトケノザがフキノトウ、ヒロハノアマナ、バイモたちに遠慮していようであった。早咲きの桜も灰色のコンクリート肌を和らげている感じであった。
草木は人間の暮らしなどは気にかけずに生きている。人間はそんな草木に心が癒され、気分が和らぎ、時には文章や絵に強いヒントを与えてくれる。コンクリートの割れ目に根を張り、小さな一輪の可憐な花をつけてくれると足が止まる。草木はけして邪魔者ではない。
明日は東日本大震災・フクシマ原発事故から8年。総理や復興大臣は、これからは心のケアに力をいれると言うが、そのケアの本音が気になる。放射能に汚染された土の保管は福島県内に、タンクに溜めた汚染水は海に流すための“ケアではないか、と疑いたくなる。(理事 髙橋佳夫)
コメント