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2026年8月の13件の記事

2026年8月31日 (月)

草に覆われていた木々が風に揺れる「臼沢西の森」

 8月30日(日)の足尾「松木郷」の朝は曇り。気温は18℃でしたが時折青空が顔を出し、午後には気温も上がり28度になりました。

 9時から作業打ち合わせを行い、森作業責任者の永島さんから、今日の森作業は「臼沢西の森」の草刈りと獣害柵の修繕が提案されました。

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 今年は雨が多く、気温も30℃を超える日が多かったため草の生長が早いです。雨の量も多かったことから、上部の岩(砂岩)にひびが入り土壌のゆるみから落石や土砂流出も発生し、植樹地上部の獣害柵が破られたり傾いてしまいました。

 今日は、獣害柵の修繕だけでなく、柵の外側に鉄筋を打ち込んで土留め板を取り付け、落石を受け止めるようにすることにしました。

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 「森の番人」のシニアスタッフは、「こころの園」に千葉県の相川さんから送られた彼岸花の球根植えと秋の七草(フジバカマやキキョウ、ハギ、ワレモコウ、他)を植える地の造園作業を行います。

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 打ち合わせ終了後、熊スプレーと蜂スプレーを携行し、獣害柵や支柱、土留め用板、唐鍬、鎌など必要な資材を軽トラに積み臼沢に出発しました。「臼沢の森」の前に到着後、一斗缶を叩き、笛を吹いてクマに人間の存在を知らせました。

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 資材を担いで「臼沢西の森」に到着し斜面を見上げると、一面草だらけで植えた木がどこにあるのか判別がつかないほどになっていました。

 崩れた階段で足を踏み外さないよう気を付けながら植樹地の上部に向かいました。

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 上部は土砂が崩れていて歩く場所も埋もれています。足元を確認しながら西側に行くと支柱が1本残っていますが柵がありません。柵を支柱に止めていた針金が落石で切れてしまったようです。落石をどかして、柵の中間に支柱を増やし、しっかりと獣害柵を取り付けていきました。

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 次に、柵の外側に土留め板を取り付けていきました。柵側に鉄筋3本、外側に2本打ち込み板は2段に重ねました。斜面で岩が多く、足場が悪い中、声を掛け合いながら取り付けていきました。

 長さ2.2mの板で横に4列、8.8mの落石防止板が出来ました。傾いた獣害柵は冬場の森作業で修繕します。

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 上部出入口も落石が多く、ここにも土留め板を取り付けました。1枚板を縦2列にして出入りがしやすいようにしました。時間は12時20分となっており、草刈りは午後の作業で行うことにし、昼食のため下山しました。

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 作業小屋に戻ると「森の番人」のシニアスタッフが収穫したブドウが用意されていました。紫色に熟したブドウを食べると甘さと香りが広がります。緑色のブドウを食べると酸っぱさが広がり、まだ熟していないものでした。いろいろと食すことで、実の熟れ具合が分かるようになります。

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 午後は13時30分から作業開始。階段西側の草を刈ることにして、植樹地の段ごとに並び草刈りスタート。やはり蜂が土留めの隙間に巣をつくっており、一斉に飛び出しました。蜂を興奮させないようにその場を離れ、蜂スプレーを噴霧してその場に蜂が戻ってこないようにしました。

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 伸びた草に隠されるようにブナやトチノキ、モミジが生きていました。光が当たるようになりました。周りに刈った草を置いてマルチング。枯れて肥料となり木の生長を助けます。

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 15時15分に西の端まで到着。後ろを振り向くと幼木が風に揺れていました。「やったー!」と声が出ます。道具を確認して広場に戻り片づけを行いました。

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 終了ミーティングを行い、作業の報告や秋の森の手入れについて確認し、16時に本日の作業を終了しました。久しぶりに弘永さんが参加をしてくれました。栃木県に戻った際は、足尾の森の生長とスタッフの笑顔を見に来てください。お疲れ様でした。

 

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 本日のスタッフは済賀さん、柳澤さん、武田さん、坂口さん、橋本さん、田口さん、永島さん、弘永さん、筆者・清水でした。

2026年8月30日 (日)

にぎやかな松木の一日

今日(8/30)は、足尾のボランティア作業集中日でした。

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作業は二手に分かれ、一方は臼沢のメンテナンス作業、もう一方は「みちくさ」の庭の草刈りを中心とした作業です。それぞれが賑やかに、楽しそうに作業をしていました。

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午前中の早い時間は厚い雲に覆われ、少し肌寒さを感じましたが、その後は暑くも寒くもない絶好の作業日和となりました。

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お昼前には、秩父からSさんが立ち寄ってくださいました。一度は見てみたかったという「足尾のジャンダルム」を訪れ、その帰りに立ち寄ってくださりました。

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「夏の終わりの一人旅」なんて、ちょっと素敵ですね。次はぜひ奥様とご一緒にお立ち寄りください。手拭いのご購入とご寄付もいただき、ありがとうございました。

Sさんのおっしゃる通り、足尾ジャンダルムは一見の価値があります。まだ来たことのない方は、ぜひいらしてください。

お昼過ぎ、大きなカメラを持って現れたのは、久しぶりの田口さんでした。動物や虫たちの素敵な写真を足尾で撮影されている方で、今日も足尾近辺で撮影した写真を印刷して持ってきてくださいました。

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ここ松木も「自然共生サイト」に登録されたそうで、こうした写真はこれからますます重要になっていくのではないかと思います。ありがとうございました。これからも、いろいろ教えてくださーい。

草刈りの音やクマよけの笛の音、作業中の声や談笑が時折聞こえ、動物たちにとっては少しうるさかったかもしれません。

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それでも、何とも賑やかな松木の一日でした。(舎人 深津、小黒)

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五感で秋を体感できる「こころの園」づくり

20260830  「森の番人」たちの二日目の森の手入れ日(8/30)。天気は秋らしい青空が見える手入れ日和で暑くもなく風が心地よい。20260830_2

2202608301 森づくり現役の皆さん達は森の手入れに汗を流し、シニアの番人たちは足尾「松木郷」と言われるような「こころの園」造園。作業は、秋の七草(クズ除く、フジバカマ、キキョウ、ハギ、ナデシコ、オミナエシ、ススキ)とワレモコウ、赤と白のミズヒキを植える地を耕しました。ここにはヒガンバナも植え、来月には赤、白、黄色の花が150本程咲くことでしょう。今月上旬に植えたヒガンバナは既に芽を出し、蕾を膨らませていますので開花が楽しみです。20260830_3 その後は「果樹園」に入ってブドウ狩りをしました。多分、足尾の荒廃地では初のブドウなので、昼食後のフルーツとして秋の味覚を全員に体感してもらいました。シニア達には有難い作業日和でしたが、コオロギは暑すぎるのか、水溜りの枯れ木で涼しんでいる様でした。202608301

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F20260830_2 午後は「こころの園」の草刈りと伸びすぎた樹木の枝払いなどをしました。作業後は、全員で作業の報告を行い、秋の森の手入れ予定を確認し合って帰路につきました。20260830_4 本日の森の番人は、鎌田さん、松村さん、橋倉さん、矢口さん、大野さん、加賀さん、福原さん、報告者の髙橋でした。

 

2026年8月29日 (土)

生業を脅かす地球規模の異常気象と向き合う己をみつめてほしい

F20260829_2 今日は朝から雨。爺さんは肌寒く感じる足尾の森の手入れ日。集ったのは後期高齢者の「森の番人」4人で、まずは、温かいコーヒーを飲みながら足尾ぶどうの甘さ報告と昨日お会いした90歳過ぎの町民(女性)との話し、そしてネパールの土石流被害の認識の共有でした。F2026082 その後は小雨降る中で「民集の杜・北」内にある想定外の異常気象と向き合う己をみつめてもらう「糺しのスポット」入り口とスポットの環境整備をしました。 

F202608301「民集の杜・北」の西側通路からスポットへ向かう入口の位置を定め、そこからスポット迄の枝払い、その後はスポット周囲の枝払いをしました。F20260830

F20260830_2F20250830 F202608303 F20260830_3 昼食後は森びと千葉県ファンクラブの相川さんから頂いたヒガンバナの球根を植えようと思っていましたが、午前中の雨で身体が冷えてきましたので森の手入れは中止にしました。20260829  90歳過ぎた女性(Aさん)とお会いした目的はワレモコウを足尾「松木郷」の「こころの園」に秋の七草とワレモコウを植えて育てていきたいと思っていたところ、そのワレモコウを育てている方が町民にいるということでお会いしました。Aさんからはワレモコウを分けてもらうことになりました。

 今日の森の手入れは、「森の番人」鎌田さん、橋倉さん、大野さん、そして筆者の髙橋でした。

2026年8月25日 (火)

みちくさで訪問者を迎える準備とブドウの生長

 本日(8月23日)足尾・松木郷の朝9時の気温は、26℃で天気は晴れです。深夜の地震から一夜明けてみちくさでの出会いを期待して終日環境準備の一日でした。

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Dscn9863 福原さんが作業に参加してくれたので早速、袋掛けしたブドウの袋を開けて熟成度合を見ました。福原さんから「あと一週間で丁度食べごろ」と教えて頂き、来週の森作業の参加者の皆んなの喜ぶ顔が目に浮かびます。

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Dscn9864 果樹園では、イチジクの実が大きくなっています。

Dscn9868 ポポーの葉を大きく広げて太陽の日を一杯に浴びています。生長が楽しみです。Dscn9866 糺の杜の草刈りを福原さんと一緒にし、20分で終わりました。

Dscn9873 続いて福原さんは鎌田さんと一緒に、みちくさを訪れる皆さんがテラスでゆっくり休めるように丁寧に草刈りをしてくれました。筆者も参加して、みちくさ周辺の草刈りをしました。

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Dscn9875 昼食後は、3人で森びと広場に下る道沿いに今年モミジとカエデを植えました。その後スチール獣害ネットを張り、下にあるネットが不要になりましたので一部を撤去しました。鎌田さんから「これで草刈りがし易くなった」と声がでました。

Dscn9876 激変する気候変動のストレスを癒しに是非、足尾・松木郷にお出かけください。

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Dscn9867 本日の舎人は、鎌田さんと筆者でした。作業者は、福原さんでした。(報告者:済賀 正文)

2026年8月23日 (日)

今日は二十四節気の処暑。明日、松木郷は過ごしやすい気候です

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オープン準備を終えた9:00、空は曇り空で気温は26℃。松木川からの風が「みちくさ」へ吹き込み、とても気持ち良い日です。

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足尾松木沢は適度に雨が降っているようで、草の伸びは早いようです。橋倉さんの午前中と午後は「みちくさ」の周りの草刈りを入念にしてくれました

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ボランティア参加の済賀さんは、午前から午後にかけて松木郷の全体の草刈りをしてくれました。その間、舎人(筆者)の山田は来訪者を待っていましたが出会いはありませんでした。

「みちくさ」を閉める前、筆者は済賀さんが作ってくれた木札(木の名前を彫ってペンキで文字に色を付けたもの)を「民集の森西」にあるエノキとコナラに付け、「民集の杜東」のクヌギにも取付けました。

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P1010940足尾松木郷の森は暑さに耐えて皆様の訪れをお待ちしております。森の天然クーラーと癒しの滴の恵みを体感してください。 

 ※本日の舎人は、橋倉・山田。ボランティア参加は済賀さん、報告者は山田でした

2026年8月18日 (火)

夏休みの思い出作り、父子で「松木郷」を満喫しました。

 今日8月17日は、「森びとスタッフ」の矢野さんが、6歳になるお子さんY君を連れて「松木郷」を散策し、夏休みの思い出を作ろうという企画を実行する日です。

 足尾「松木郷」の天候は時折日が差す薄曇り、気温は8:30で22℃。散策には丁度良い暑さですが、日中は暑くなりそうです。Img_1491

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 9時から今日のスタッフ、責任者の大野さん、橋倉さん、清水さん、筆者加賀でどこをどんな案内をするか。先日と同じく「クロモジ茶」を飲みながら打ち合わせをし、「りんねの杜」「川で水遊び」「民集の杜・西で虫取り」昼食後「ハンモックで遊ぶ」ことにしました。

 10時に2人が遊働楽舎「みちくさ」に到着。到着したら、挨拶もそこそこに、早速「みちくさ」前の斜面をシャベルで掘り出しました。Img_1509

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 とは言っても、「りんねの杜」はY君が2歳の時、4年前の2022年10月に小さな苗木を植樹した所です。ここを外すわけにはいきません。杜に行くと、またもや土を掘り出しました。ここでは念願のミミズをゲットしました。「この木をY君が植えたんだよ。前で写真を撮ろう」と記念写真をパチリ。本人は全く覚えていません。

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 2022年10月、家族でシラカバの苗木を植樹したときは、Y君の背丈ほどでした。

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 2022年時はバックのジャンダルムが見えています。

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 4年前に植えたシラカンバの前で記念写真。

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 ヤマハンノキは8ⅿ以上になっています。

 次は水遊び、流れが速く足を滑らせたら一気に流されてしまいます。岸辺をはだしになって水に入って、石を裏返すと川虫が付いていました。Img_1549

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    オタマジャクシを見つけると、「あっ、足が生えてきている」と喜んでいました。

 水遊びの次は、いよいよメーンの「民集の杜・西」での虫取りです。クワガタやカブトムシが一番のゲット目標ですが、果たして見つけられるのでしょうか。

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 残念ながらカブト虫やクワガタ虫は見つけられませんでしたが、落ち葉の中から大きなミミズをゲットしました。その他にも小さなムカデやトビムシ(土壌動物)も見つけました。

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 落ち葉の中にいたコムカデ(拡大写真)

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 落葉の中にいたトビムシ(拡大写真)

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 一円玉と比べたトビムシの大きさです。体長約1㎜。おなかの中には「落ち葉のソーセージ」が入っています。豊かな土の素になります。


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 昼食後、ハンモックで遊びました。お父さんも子供に揺られて楽しそう。

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    ひとしきり遊んだので、もう終わりにしようかと思っていたら、森びとの先輩である、千葉の相川さんから彼岸花の球根が200個ほど橋倉さん宅に送られてきたので、時間があるから一部をこれから植えようと大野さんから提案があり、苔テラスから眺められるように「こころの園」の外に植えることにしました。

 以前、「こころの園」の中に植えたところは、猿か鹿か分かりませんが、イタズラをされ葉がむしられていたことから、今回は金網で囲うことにしました。


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    Y君にも手伝ってもらい、球根80個を植えました。


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 秋には綺麗な彼岸花が見られることを願い、相川さんに感謝と訪れた人の心の安らぎになればと思っています。

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 最後に、遊働楽舎「みちくさ」前で記念写真を撮って、今日の日程を終了しました。このブログを見た方は、お子さんを連れて足尾「松木郷」の散策にいらっしゃいませんか。夏休みの思い出づくりを、自然が豊かな、森の中で過ごしてみませんか。スタッフ一同でお待ちしております。(申し込みは、森びとプロジェクトに電話かメールで)

 本日のスタッフは、橋倉さん、大野さん、清水さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2026年8月12日 (水)

「JR貨物労組の森」災害に強い木に生長する事を願い、草を刈る。

 8月11日(火)遊働楽舎 “みちくさ”の8時40分の気温は18℃、連日猛暑の続いた「松木郷」では驚く涼しさです。台風15号が接近している影響で雲に覆われ、雲の動きも早いです。天気予報では観測史上初めて茨城県に上陸する台風と伝えられ、「酷暑日」がつくられるほどの気温上昇に続き、地球全体の気候の変化を感じる日となりました。

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 今日の舎人は永島さんとのペアなので、午前中は臼沢「貨物労組の森」の草刈りを行うことにしました。5月15日、16日にJR貨物労組の組合員の皆さんがブナ、ミズナラ、モミジ、トチノキなど10本の幼木の補植を行ってくれましたが、あっという間に草に覆われてしまいました。草刈りには加賀さんが応援に入り、橋倉さんが“みちくさ”の番をしてくれることになりました。

Dsc00918《2026年5月16日 JR貨物労組の皆さんが補植作業》

  “みちくさ”オープン準備後、クロモジ茶を飲んで打合せを行いました。初めて飲むクロモジ茶なので、香りを確かめ、味わいました。甘さを感じる味で、みなさん「どこかで嗅いだことのある香りだな」という意見が出るのですが、どこなのかが思い浮かびません。

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 香りの成分を調べるとクロモジ茶はリナロール(フローラルな香り)やカルボン(ミントの香り)、ゲラニオール(バラ様の香り)などを含むとありました。「あっ!みちくさの庭だ」と身近なところに香りの元があった事に気づきました。「みちくさの庭」にはミントが生え、東側の柵沿いにバラが植えてあります。交感神経を活性化させる可能性があることもわかり、草刈り作業の後押しをしてくれるということで準備に取り掛かりました。

 

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 軽トラに刈払機と鎌を乗せ「臼沢の森」に向かいました。久しぶりの臼沢の階段は息があがります。落ち葉が攪拌されており、イノシシが餌となるミミズ探しに森を歩いた様子が分かります。

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 9時40分、「貨物労組の森」に到着し、一同あぜん。どこに植えた幼木があるのか分からないほどの草に覆われています。登りの階段も「どこなの?」といった状態でした。急斜面なので足を滑らせないよう足場を固めて、下から刈り始めました。刈払機は木々の間が広い場所を刈っていきました。

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 たった3ヶ月でニセアカシアの枝が伸びて広がり、ツルも植えた幼木に覆いかぶさっています。幹ガードで覆っていない幼木もあり、誤って切らないように慎重に鎌で草を刈っていきました。

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 気温も上昇してきて、熱中症にならないように水分補給休憩を取りながら作業を進め、幹ガードに囲われた幼木が見えるようになってきました。約2時間、下山時刻11時30分までに植樹地の3/2を刈ることができました。「植樹-食害-補植-食害-補植・幹ガード」と苦労して森づくりを行ってきた組合員の皆さんの努力が木々の生長につながっています。しっかりと足尾の大地に根を伸ばし、表土を抑え、水を貯え、災害に強い命の森に育つことを願い下山しました。

 残り1/3は貨物労組の皆さんの育樹活動参加をお待ちしています。

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 “みちくさ”の番をしていただいた橋倉さんは“みちくさ”西側の草刈りを行ってくれました。

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 “みちくさの庭”はムクゲ、ヤブカンゾウ、ナツズイセン、シモツケソウ、ワルナスビ、ヘクソカズラなど花盛りです。蜜を求めるチョウやカメムシ、アブラムシとアリが集り受粉の手伝いをしています。

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 午後になると気温は25℃に上昇、風も吹き始め、東の空も黒くなってきました。台風に備え作業小屋、コンテナ、ビニールハウス、“みちくさ”の戸締り確認をして14時に閉舎しました。本日の訪問者はおりませんでした。

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本日の舎人は永島さん、橋倉さん、加賀さん、筆者・清水でした。

(報告 清水 卓)

 

2026年8月10日 (月)

いのちと希望を守る中倉山「孤高のブナ」の保護活動

中倉山の未来を紡ぐ土壌保全活動に参加して ・・・・・・・宇都宮市 池田様より                              

 8月1日(土)、足尾で緑を育てている”森びとプロジェクト”が行う、中倉山山頂の「孤高のブナ」の土壌保全ボランティア活動に参加しました。今回は大田原高校生・先生・山岳部の皆さんや森びとプロジェクトのスタッフの方々とともに、未来へ命をつなぐ一歩を踏み出しました。

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 中倉山への道は想像以上に険しく、急な斜面が続く登山道は、一歩進むたびに体力を奪っていきます。しかし、その苦しさの先に広がっていたのは、公害によって緑を失い、今なお土壌が削られ続ける足尾の山々の姿でした。その光景は、自然が受けた深い傷と、人間が背負うべき責任を静かに語りかけているようでした。

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 息を切らしながら山頂にたどり着くと、風雪に耐え、たった一本で空へ向かって立ち続ける「孤高のブナ」が迎えてくれました。その姿は、孤独ではなく「希望」そのものでした。幾度もの厳しい冬や嵐を乗り越え、それでも命をつなぎ続ける姿に、胸が熱くなり、自然の持つ計り知れない生命力を教えられました。

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 私たちは、そのブナの土壌の流出を防ぎ、根元を守るために、草の種の入った「植生土嚢」を一袋一袋根の回りに丁寧に貼りつけました。晴れ間の見える天候でしたが決して楽ではありませんでした。汗が土に染み込むたび、「この土嚢一袋が未来の森を支える」という思いが力となりました。

 高校生の皆さんの真っすぐなまなざしと行動力、そして長年この山を守り続けてきた方々の揺るぎない情熱に触れ、自然を守る心は世代を超えて受け継がれていくのだと実感しました。

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 今回植えた小さな植物の種は、今はまだ目立たない存在です。しかし、やがて深く根を張り、大地を支え、「孤高のブナ」の命を未来へつないでいくでしょう。そして、私たち一人ひとりの思いも、きっとこの山に生き続けます。

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 自然を守ることは、木を守ることだけではありません。未来に生きる子どもたちの命と希望を守ることです。この日の感動を胸に刻み、自然への敬意を忘れず、未来へ森をつなぐ活動を続けていきたいと思います。(by池田)

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 この度は、ご友人の紹介で、ボランティアによる高校生の「孤高のブナ保護」活動に参加し、サポートされた感想をいただきありがとうございました。お礼申し上げます。今後も当団体の活動にご理解・ご協力をお願いいたします。

  <報告者> 森びとプロジェクト スタッフ 大野昭彦

雷様(らいさま)が涼しさを運んできた!

 8月9日(日)、テレビのニュースでは、旧盆の長期休暇で”民族大移動”が始まったと報じていました。足尾は「新盆」なので7月がお盆月です。しかし、都会に出ている人々が足尾町にも大勢戻ってきます。13日には「納涼祭」と銘打って盆踊りがにぎやかに開催されます。 今日は「みちくさ」への来訪者を期待し、長く伸びた草を刈りました。

Dscn9830 また、今日は次世代を担う森づくりサポーターの「夏季ゼミ」が行われ、暑い中でゼミ生は草刈り実習で汗を流していました。「心の園」の草木は陽差しを浴びて喜んでいるようでした。

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Dscn9832_2  「みちくさ」への来訪者は午後になっても来ませんでした。そんな中、足尾ジャンダルム方面に怪しげな雲が出てきました。雷様(栃木県では畏敬の念で、”雷さま”と呼んでいます)が来そうな天気になってきました。

Dscn9837 間もなく雷鳴が轟き、雨が降ってきました。中倉山の頂上もガスがかかって見えなくなってきました。

Dscn9839 私の子供の頃は雷に打たれ亡くなる人もいましたが、クーラーもない時代の雷雨の後の涼しさは大歓迎したものです。そんなことを思い出して寒暖計を見ていたら、31度の気温が25度まで下がり、驚きました。まさに自然の力を改めて感じる瞬間でした。

Dscn9840 森の散策から戻ったゼミ参加者と「舎人」の私達も作業小屋での話し合いに合流し、温暖化による異常気象で線状降水帯が多発している現代社会での生活と、子供心に喜んだ「雷雨の後の涼しさ」の格段の差を振り返りました。

Dscn9843 涼しさを運んでくれた”雷さま”の雨を降らせてくれた雲をまとった足尾の山々を観ながら、「みちくさ」をあとにしました。今日(8/9)の舎人は、加賀春吾と橋倉喜一(報告も)でした。

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