カテゴリ「ふるさとの森づくり」の1379件の記事

2017年11月16日 (木)

人と森の物語が詰まっている足尾・松木の杜

 今日の昼頃には みぞれが降ってきました。朝は青空が見えて澄んだ冷たい空気が心地よかったのですが、昼頃には西から黒い雲が近づき、その雲がしぐれを連れてきました。今日の作業は「秋の感謝デー」の最終チェック、昼食交流会場は準備万端、明日は苗木を現場に運び入れるだけにしました。

Pb169510           岩山と草が目立つ松木川両岸

 感謝デーは冷たい雨と風が吹く天気らしいので、遅い秋色の葉が落ちない前の森を紹介します。

Photo_2          茶色に見える横の筋が落葉広葉樹の森

Photo          松木の杜から足尾ジャンダルムを見る

Photo_8  岩山と草が目立つ松木川両岸の山々と草地ですが、写真中央横一列が遅い秋色になっている所が落葉広葉樹の森です。

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Photo_4  午後3時半からは、19日に開催する「森の案内人」養成意見交換会に向けて、松木の杜を散策しました。2009年から植えて育てている森は写真上の通りです。

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Photo_10  昨日紹介したカンザクラを近くで見ると、小さく可憐な薄いピンクの花が寒そうでした。足元には、8年目にして実を付けてくれたカラタチに感動、さらに、フィリピンでの森づくり支援のきっかけとなった場所に植えたコナラとクヌギの生長を現地に送ろうと、その前で写真を一枚。森づくりの物語になる事柄は数えきれないほど詰まっている松木の杜、改めて実感しました。

Pb169572  本日のボランティアは橋倉、仁平、筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2017年11月15日 (水)

寂びそうな“寒桜”が冬を誘いこむ足尾松木沢

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Pb159331  晩秋から一気に冬の足音が静かにゆっくりと近づいてくる感じとなった今日。松木の杜にはいつものように”寒桜”が寂しそうに咲き始めた。

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Pb150068  今日の森作業は今週末に開催する今年最後の「秋の感謝デー」の昼食交流会場の防寒対策。30数人が参加予定の“恩送り日”ですが、天気予報では雨が降りそうなので、「うんしゅう亭」内を少しでも温めようと、シートと波トタンを張りつけました。

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Pb150076  小川スタッフの手際よい作業で南側上部に波トタンを、シートは東側、北側、西側に張りつけた。防寒対策と温かい豆乳野菜汁で身体と心を温めて、今年の森づくりを振り返っていただく予定の感謝デー。

Pb159333  午後3時には薄暗くなる森びと広場、道具を片づけて冷えた身体をホットコーヒーで温めて、帰路に着いた。本日のボランティアは小川と筆者でした。(報告 仁平範義)

2017年11月13日 (月)

「うつくしま育樹祭記念イベント」を応援隊がサポート!

 今年で6回目の下草刈り作業は11日、西からの強風が吹く中、第3回植樹会場(2016年10月23日)で行われました。

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Img_0940  今回は、うつくしま育樹祭の記念イベントとタイアップして行うため、10時までは市民植樹祭実行委員会主催で南相馬市の田中総務部長をはじめ市役所のみなさん、応援隊、市民35名で下草刈りを行いました。

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Img_0949  草刈りメンバーは、10時30分から「うつくしま育樹祭記念イベント」に合流、イベントに集った参加者は2018年6月10日の全国植樹祭の成功に向けて誓い合いました。

Img_0947  11時30分から広葉樹植栽地の手入れに参加する全国のボランティア350名を応援隊メンバーがサポート、その後は再び第3回植樹会場の下草刈り作業を行いました。

Img_0935 Img_0950  親子連れで参加した男の子は、「ツルで苗木の生長を遅らさせているようで苗木が可哀そう、前回植樹した苗木が立派に育つように見守っていきたい」と感想を述べてくれました。

Img_0932  次回の除草作業は11月25日に行いますので、ご協力よろしくお願いいたします。うつくしま育樹祭に参加された全国のボランティアのみなさん。除草作業大変お疲れさまでした。ありがとうございました。

11日の応援隊メンバーは、渡部、松林、小川、山田、岩橋、佐藤(光)、原田、道中内、東城でした。(報告 東城敏男)

2017年11月 7日 (火)

温暖化にブレーキをかける暮らしを市民の力で世界へ

 今年も早いもので暦の上で冬を迎えた。異常気象は今年も各国で猛威をふるっている。国連は1日、パリ協定で確認された二酸化炭素排出削減目標を完全に達成しても世紀末の気温は3度上昇する、との報告書を公表した。

Pb079228_640x480  トランプさんはゴルフを楽しみ、高価な戦闘機等を売り込み、韓国に飛び立った。昨日から始まった「COPP23」では、二酸化炭素排出第二位のアメリカは「パリ協定」からの離脱表明を撤回しなかった。世界のアメリカはいつになったら「USAファースト」から「人類ファースト」へ舵をきってくれるのだろう。人は生態系の一員でしかないのに、“これ以上地球を温めないでくれ!”と悲鳴をあげている森に恩返しをしようとしない。

Pb079238_640x480  私たちは森の悲鳴を受け止めて“地球に優しい暮らしを考える市民フォーラム”を週末の11日、横浜市で開催する。(申込は当会のホームページで)

Pb079220_640x480  基調講演を涌井史郎さんにお願いし、政治家、ジャーナリスト、行政と市民が討論し、市民のパワーで温暖化にブレーキをかける暮らし方を話し合う。政治が駄目なら“ハチドリの一滴”のごとく、市民の力で政治を変えられることを願って討論を深めていきたい。

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Pb079233_640x480  皆さんのご意見をお待ちしています。(理事 高橋佳夫)

2017年11月 2日 (木)

身を引き締めて、未来を生きる子供たちにこの大地を引き継ぎたい

 一週間後は「立冬」。間もなく足尾にも風花が舞い降りてくる季節となる。今年も大雨と強風が暮らしを脅かした。

Epson007  国連は昨日、「世界各国が掲げる温室効果ガスの削減目標を達成しても、地球温暖化が進んで今世紀末の気温上昇が3度に達し、深刻な被害が生じる恐れがある」と警告している報告書を公表した。

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Pa259367  その中では、「石炭火力依存の日本を名指し」で批判しているという。原因の一つである人間の暮らし方の見直しは“待ったなし!”だ。明日から5日まで、「森のようちえん全国交流フォーラムin東京」が開かれる。当委員会は、明日、そのひとつの分解会を受け持つ。

Pa259503  各分科会では「そとあそびが変える子どもの育ちと社会の未来」というスローガンに添って討論がはじまる。少子高齢化社会の中で未来生きる子供たちへ、当委員会は大人が子供たちと森に入って“何を伝えるのか!”、13年間の森づくりで森から教えられたことを報告していく。

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Pa088942_640x557  明日は、「森は人の才能を豊かにする」「森はいのちを育む」「森は五感を磨いてくれる」等、子供たちが未来を描き、生きていくために大切なことを報告していく。世紀末を「生存が不安定な時代」にさせないために大人の責務を提案したい。霜月は月や星、そして山々が美しく見え、身が引き締まる月でもある(理事 高橋佳夫)

 

2017年11月 1日 (水)

松木渓谷の山々の薄化粧を眺めながらの森作業

10月31日9時、森びと作業小屋玄関の寒暖計は7℃を示しています。カーラジオで、今朝の奥日光では氷点下を記録したことを伝えていました。なるほど、中倉山の北側斜面はその影響を受けて、僅かですがうっすらと雪化粧していました。

 福原スタッフが楽しそうに薪ストーブを点火し、本日の作業ミーティングの開始。11月18日に開催する「秋の感謝デー」では「臼沢の森西」の植樹を予定、今日はその準備作業を行います。2年前に植樹した「臼沢の森西」の東側に隣接する36㎡の斜面に120本の植樹を予定していますが、動物たちの食害から苗木を守るために金網を張ります。

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 目の粗い金網ではシカなどの大型の動物から、そして目細かい網ではウサギなどの小型の動物からの食害を防ぐために、大切な苗木を守ります。

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 スコップや唐鍬で荒れ地を掘り起こして石などを取り除き、培養土32袋と黒土32袋を攪拌します。幼木の生長を促す為の欠かすことのできない土壌を作る事から始めました。鍬やスコップが沢山の石に当たる大きな音と衝撃を感じます。拳位の大きさから両手でやっと持ち上げられる位の大きさの石をなんとか取り除きました。

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 筆者は、単管・網・金網を固定するための針金を切る時、針金の長さを単管に固定する長さで切りそろえてしまいました。「どこに固定するのか、自分でやってみれば分かる」と先輩にアドバイスというか指摘を受け、勝手に思い込んで切りそろえてしまったことに気づきました。

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 「臼沢の森西」の植樹準備が終わり、下山する際、登山道の土留めの一部が壊れて、土砂が流れ落ちている箇所の補修を行いました。探し出した丸太にを鉄筋で固定し、安全な道としました。

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9  予定した作業を終え、下山していると私たちを小キツネがじっと見ていました。

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本日のボランティアは、鎌田・松村・福原・福田(哲)でした。(報告 福田哲男)

2017年10月29日 (日)

冬を迎える前の森の防潮堤、南相馬市民55名が草取り作業

Img_0915 10/14植えた幼木たち

 第5回植樹祭(2017年10月14日)から早いもので2週間が経過しました。台風21号の影響の中で植えた幼木たちは大丈夫かなと思ったのは私だけではないと思います。当日、ぬかるみの悪条件の中で、30.000本植樹できたのは、全国の植樹ボランティアの情熱とスッタフの並々ならぬ努力によって大成功したと思うと、感無量の一言です。改めてありがとうございました。

Img_0918  昨日(28日)は、第3回植樹祭(2016年3月27日)会場の除草作業を行いました。スッキリしない天候でしたが、南相馬市役所に勤める若者たちも休みを返上し、積極的に森作業を行ってくれました。

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  市役所からは若い職員多く参加してくれましたので、先輩職員は励みと元気をもっているようでした。山田生活環境課長をはじめ阿部教育長、原町地区連合のみなさん、そして広報「みなみそうま誌」を見て参加していただいた市民のみなさん大変お疲れ様でした。

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Img_0924  参加してくれた方々は55名、その中から「植樹してから3年間は草取りをする大切さを学びました」「苗木を丈夫に大きく生長させるためには環境整備の重要さを実感できました」「来年はこの地で全国植樹祭も開催するのでぜひ参加したい」等の感想をいただきました。

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  終了後、応援隊は雫浄化センター育苗場に戻り、越冬対策の事前準備として苗木の入れ替え作業を行い環境整理を行いました。市民応援隊の参加者は、渡部、松林、岩橋、東城でした。(報告 東城敏男)

2017年10月25日 (水)

足尾町の奥山には人々を感動させる素晴らしい紅葉が観られる森がありました!

11  上の写真は、秋色がきれいでとても素晴らしい紅葉ですが、ここが足尾町の奥山です。 

25  今日の朝6時45分頃、足尾ダムに向かうと、平木ちさこ理事は既に到着していました。今日は中倉山のブナを平木ちさこ理事に案内する日、今すぐにでも雨が降りそうな日。しかし、雨は下山するまで降らず、雨雲から太陽が顔を出してくれました。その上、こんなにも素晴らしい紅葉が観られる足尾町の山並みがあることに驚いた日でした。今日は、そのひと幕を紹介します。案内人は、鎌田スタッフご夫妻、松村宗雄スタッフと筆者、初登山者は平木ちさこ理事ご夫妻と友人の山川さん。

12_2  仁田元川上流に向かってを少し歩くと中倉山の登山口。今日は、のんびりと中倉山山頂を目指しました。30分も登ると、トチノキが色づいていました。

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2  さらに歩を進めると通称・前倉山と呼んでいる所からの紅葉とその奥には「孤高ブナ」が見えました。

4  途中には鹿たちの「泥風呂」跡がありました。

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7  さらに歩を進めると、北斜面の稜線に出て、眼下には「森びと広場」や紅葉を始めている「臼沢の森」が見えました。

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9  ベースキャンプの仁平スタッフと無線交信をして、山頂へ。途中、寒い中でリンドウが花を咲かせていました。笹も冬を迎えて化粧直し。鹿はその笹を餌にしているようでした。

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14  さらに歩を進めると、中倉山南斜面と仁田元川源流斜面の紅葉に驚き、全員が「わあー!きれい。なんて素晴らしいの」という声が全員からあがりました。山頂で記念写真を撮っていたら、今日は絶対見られないと思っていた富士山がうっすらと見えました。これにも感動!

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22  西へ歩を進めると、稜線上にブナが黄金色の葉を少しだけ残し、凛として生きていました。一世紀以上も生き続けるブナに感動。手前の南斜面では弟ブナも元気そうでした。

13  男体山が見える北斜面は今でもご覧の通り。

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19_2  ブナの命をつなぐ実が落ちていたので、その手伝いをしようと実を拾いました。その前で、記念写真。

23  下山途中、雨雲から太陽がピンポイントで陽を当てた山裾には鮮やかな秋色の輝いが出現、この瞬間にも「わあー、素敵!」と声があがりました。

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24  ブナ発見以降、現在もその調査をしている私たちですが、こんなにも輝いている足尾町の奥山を見ることができたのは初めてでした。松村スタッフさんは、その感動と嬉しさを「万歳!」で表現してくれました。

5 上の写真は足尾町を見下ろした所。

 13時頃には「みちくさ」で昼食。ベースキャンプ担当の仁平スタッフがカレーライスとサラダを作って待っていました。美味しい野菜カレーライスを食べました。仁平さん、ご馳走様でした。

21_2  足尾町は“グレー色”というイメージで見られがちですが、奥山には人々を感動させる秋色の森がありました。(報告 髙橋佳夫)

2017年10月24日 (火)

黄金の森を夢見て今年最後の植樹祭準備はじめる

 台風一過で秋の青空の下で森作業ができると思っていたが、いつ雨が降ってもいい曇天の作業となりました。

1  朝、ストーブを囲んで打合せ。鎌田スタッフが用意した作業メモを読みながら、作業の詳細を確認し合って作業開始。

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Photo  作業現場は臼沢の森西、石ころだらけの斜面で、獣がどこからでも侵入できそうな草地。来月18日に実施する今年最後の植樹をする「秋の感謝デー」の現場。その日の参加者を20名と見込んで120本程植えられる石ころだらけの草地を開墾しました。

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Photo_3  今日は、柵設置、黒土と培養土の運び入れ、作業通路の整備を行いました。昨年植えて柵を設置したところは苗木が獣害に遭わず、2㍍程に生長していました。

4_2 昨年植えた木々

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4  スチール製の柵を運び入れ、柵を支える鉄筋も担いで運び、ツルハシなどで石ころを掘り起こしました。作業は薄暗くなる16時過ぎまで続き、柵の借り設置と開墾、土運び入れなどが終わりました。

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Photo_7  作業はとても疲れますが、臼沢の森の木々たちが日に日に秋色に色づいていますので、道具を担いで踏ん張る足は重く感じられませんでした。いにしえの松木村の森が蘇ってきそうな霜月でした。

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Photo_9  本日のボランティアは、鎌田、松村宗雄、松村健、岡安、小川、柳澤、福原、仁平そして筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

2017年10月21日 (土)

しっとり濡れた苗木たちの秋色に見とれながら台風に備えた森作業

Photo  朝の足尾松木沢の「森びと広場」は写真の通りです。台風21号が本州に上陸する前の雨雲の様でした。

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Photo_4  苗床の落葉広葉樹たちは冷たい雨に打たれても鮮やかな秋色を見せてくれています。写真はイロハモミジ、カシワ、クヌギの秋色です。

Photo_5  今日は巨大台風が上陸することを前提にした作業と苗たちの越冬最終準備をしました。作業小屋に入ると、鎌田さんが「ハヤトウリを食べな!」と持ってきてくれました。松村宗雄さんも、柿とトウガラシ、ピーマン、ハヤトウリを持ってきてくれました。柿は「味見してほしい!」と、皮をむいた柿を試食させてくれました。甘さがそれほどなくとても美味しく、幼いころの柿の味でした。台風が襲ってくる前に自然からの恵みを大切にいただこう!ということで、採ってきてくれました。ありがとうごさいました。

Photo_6  作業は、鎌田さんが持ってきたメグスリノキの種を蒔き

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Photo_8  ビニールハウスに入れた苗に散水する水タンクに水を引き込むホースの設置

Photo_9  キツネが出入りする穴の補修

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Photo_11  来月の「秋の感謝デー」にご馳走する柿の収穫、そして強風対策等でした。

Photo_12  昼食後は、台風が通り過ぎた後の作業打合せを行い、24日は「臼沢の森西」の植樹準備、25日は中倉山のブナ調査を計画通り行う事にしました。雨雲は厚くなり、薄暗く暗くなって雨も強くなってきましたので、本日の作業を終了しました。

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Photo_14  本日のボランティアは、鎌田、松村宗、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

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