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2022年10月の17件の記事

2022年10月28日 (金)

「合同お茶会」を開催しました!!

 10月23日(日)から24日(月)にかけ、福島県南相馬市にて、応援隊・福島県ファンクラブならびに秋田県ファンクラブ総勢18名による「合同お茶会」「鎮魂の森観察」が開催されました。また、秋田県ファンクラブにおいては、秋田市議会への「脱炭素における陳情書」の取組みで、大変お世話になりました工藤新一秋田市議会議員も参加をして頂きました。

 一日目の「合同お茶会」のテーマは、「身近な異常気象から考える問題意識の深掘りと共有」と題し、はじめに第10回鎮魂復興市民植樹祭のCDの放映から始まり、テーマに沿って報告・討論が進められました。

 私からは、今年の8月に発生した秋田県北部を中心とした記録的な大雨において、私の住んでいる井川町も例外ではなく、大雨警報が出され大きな被害までは至りませんでしたが、自宅のそばの用水路の氾濫、いわゆる「内水氾濫」についての被害状況と町(行政)に対しての要望の取組みとその結果についての報告をしました。

 そして、他の参加者からは、自分の生活の中で感じ取っている「昔とは違う天候、植物・小動物の変化」などの意見が出され、身近な自然の変化を共有する場が出来たと思います。

Photo_3Photo_4 また、南相馬市・秋田市両市議会議員からは、市政を担う立場から、災害に対しての行政の取組みの報告もされました。お茶会終了後は、森びとプロジェクト桜井代表も合流し、感染防止対策を万全にして親睦を深めました。

 二日目は、9年前に植樹をした苗が森へと成長した「いのちを守る森の防波堤」を中心に観察し、現地に立つことを通して「大きな成果と植樹に関わってきた意味」を再確認することができました。特に、応援隊菅野副代表からは、津波により「ご家族を亡くしたこと、今なおご家族で安否不明の方がいらっしゃること」の心情と苦悩をお話していただきました。話の中において「自然災害だから」との言葉には何か深く重い苦悩というものを感じせざるを得ませんでした。Photo_2 その後、参加者全員による記念植樹と外での昼食をとり、互いに感想を述べ合い終了することとなりました。大変有意義な二日間を過ごすことが出来ました。

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 これも、この度の「合同お茶会」において、応援隊ならびに福島県ファンクラブの仲間の皆様、そして、応援隊の東城さん・岩橋さんの奥様方々の準備を含めた受入れ態勢をしていただいたおかげだと思っております。誠にありがとうございました。このブログをお借りし改めてお礼を申し上げます。

(秋田県ファンクラブ・大山博延)

2022年10月27日 (木)

異常気象の現実から考え、学び共有できたお茶会

 10月23日・24日の2日間、福島県ファンクラブと南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊は、秋田県ファンクラブとの合同で「お茶会」と翌日は「森の観察・散策、記念植樹」を南相馬市で開きました。

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    23日の「お茶会」では、「身近な異常気象の現実から考え、皆さんとの話し合いによって共有していこう」とのテーマで討論を進めてきました。

20221023_3<オープニングでは今年の第10回鎮魂復興市民植樹祭の映像を放映し振り返りました>

Photo <皆さんからの意見を聞きながら共に考え、学んでいこうと真剣にメモを取る秋田県ファンクラブと福島県ファンクラブ、応援隊の参加者のみなさん>

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 秋田県ファンクラブからは、現実に起きている「異常気象による海水温の上昇によって魚(ハタハタ)の収穫量の減少や秋の紅葉の色づきがはっきりとせずぼやけている点など」著しく生態系が変化している実態についてリアルに話されました。また、人々の命・生活を守るための備えや対策についても話されました。大雨に対する洪水や河川の氾濫に私たちはどう向き合っていったらいいのかの問題にも深堀をし討論は進められていきました。

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102120221023    応援隊や福島県ファンクラブのみなさんからは、「2050年までに温室効果ガス排出ゼロ」の請願書を県議会に提出し全会一致で採択された取り組みの状況とその思い、さらには10月21日に温暖化ストップの推進員養成研修会に参加した内容が話されました。多岐にわたる問題を深堀をしながらも今後もさらに継続していくこととし、気づいたことはあきらめず行政等にも働きかけていくことの大事さも話されました。防災マップやハザードマップの点検や自分ができえるエコ対策や地球にやさしい環境づくりにも目を向けていこうとの話もされ有意義な「お茶会」でした。短時間でしたが皆さんから話された現状をきちっと見据えて考え・行動できる体制を創り出す第1歩としていきたいと思います。今後の課題は、市民との話し合いが最も大事ですので幅広く声かけをしながら取り組んでいきます。

「お茶会」に参加した秋田県ファンクラブ、福島県ファンクラブ、応援隊のみなさん、大変お疲れさまでした。(報告 東城敏男)

2022年10月26日 (水)

森の案内・散策、記念植樹を行い森の大切さを学びました

 10月24日(月)、昨日の暖かさと変わって一段と寒く感じる曇り空の朝でした。8時30分、秋田県ファンクラブの宿泊ホテルに集合し、一路、鹿島の第1回植樹会場(2013.10・6)へと車に分乗し向かいました。途中の海岸線近くの田んぼには太陽光パネルと第1回植樹会場の脇には風力発電4基が元気よく回っており、改めて再生エネルギーに力を入れている南相馬市だと感じとることができました。会場周辺には、セイタカアワダチソウの黄色の花が咲き乱れ、森の生長に最も邪魔な存在だねと・・・。3年前に植樹祭に参加した秋田の人は、ずいぶん変わった様子に驚きを隠しきれませんでした。

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 早速、2班に分けての森の散策・案内をしました。案内ガイドには、応援隊の岩橋さんと松林さんが受け持ち、植樹祭に至るまでの経緯と植樹する盛土の中には被災者の魂が眠っており絶対に風化させてはいけない、と話がされました。参加者からは、9年経った木々は、立派に森へと生長し「いのちを守る森の防潮堤」としての機能が働いていることに感動していました。森の中は、静けさとひんやりとした空気に包まれ木々の高さは、5メートル以上を超えていました。

20221024_2<11年前の震災で生き残ったハマナスの株分けから、今なお元気に生長し続けるハマナスの赤い実・・・相馬農業高校生のみなさんが植樹しました>

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<森の案内・散策と菅野副代表からの貴重な講演をいただき全員での集合写真>

  応援隊の菅野副代表からは、「震災から11年を振り返り、フクシマ原発や津波によって大きく人生が変えられてしまったが、森びとの仲間との出会いと相馬野馬追に携わっている経験を活かし、今後もあきらめず、皆さんと森づくりをしていくこと」の大切さを切々と話されました。大変、多忙の中での貴重な話がなされ参加者一同、元気とパワーをいただきましたとのお礼の言葉を述べ植樹会場を後にしました。

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 第8回植樹会場(2020.10・25)では、記念植樹として30本の苗木を丁寧に植えました。植樹して2年目のため、苗木の生長は幾分遅れているようですが、ミミズやカエルなども見つかり土壌もよくなりつつあるようだと話していました。森の散策や植樹することを通じて多くの発見と気づかされたことがいっぱいありました。今後の糧として皆さんからの意見を聞き、継続して取り組んでいくことを参加者全体で確認してきました。秋田県ファンクラブの代表からは、お礼の言葉と来年は秋田の地にも来ていただき交流でもしながらつながりをさらに深めあっていきましょう、とあいさつがありました。昨日の「お茶会」をはじめ、スケジュールが先行し、ゆっくりとできなかったのではないかと思います。一つでも学んだことをヒントに「気候危機下の生活を考える」取り組みをさらに継続して取り組んでいくことにします。2日間、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。(報告 東城敏男)

苗木の在庫を全部植えることができました。

 昨日は男体山に初雪が降りました。今日足尾に向かう途中で山を見ると、昨日の雪が薄っすらと残っていました。足尾・松木は、8:30、快晴ですが気温は5℃で肌寒いためストーブに火を入れ、温かいコーヒーで温まりながら今日の作業の打ち合わせをしました。「臼沢西の森」は一昨日「か」と「き」のエリアに土を入れ、篠竹をさして木を植えるばかりに準備ができているため、今日は、苗木を持って持っていき、まず苗木を並べていきました。

Img_4432 Img_4447 Img_4451 Img_4453 Img_4457 穴を掘り、黒土と砂を混ぜ混ぜしますが、石ころだらけでなかなか苦労します。ひたすら木を植えていると既に12時を過ぎていました。本日は3人での作業ですから一人50本数本を植え、全部で153本を植えることができました。これで苗床の一度枯れそうになった苗木は全部植えることができました。根はしっかりしているので、きっと来春には立派に若芽を出し葉っぱも着けてくれることでしょう。Img_4472 Img_4474 昼食休憩後は、鎌田さんが作業小屋のストーブの掃除をしてくれました。Img_4492_2 その後、来月5日に南相馬応援隊とエコメッセのゲストを迎え森の案内をするために「民集の杜」の案内道を一周してきました。植えた年を確認しながら回りましたが、何処も年ごとの差が分からないぐらいに木が大きく伸びていていました。Img_4505 Img_4506 作業小屋への帰り道で、紅葉が始まってきている景色を写真に収めました。「松木の杜」には10月桜が可憐に咲いていました。中倉山に陽が沈むとメッキリ冷えてきました。

Img_4438 Img_4482 Img_4497Img_4527 Img_4524 本日の森作業者は、鎌田さん、大野さん、筆者加賀でしてた。(報告:加賀春吾)

2022年10月24日 (月)

秋を感じながらの森作業

  本日(24日)の足尾・松木は9℃(8時30分)、曇りで肌寒い日です。福原さんが作業小屋の薪ストーブに火を入れてくれましたので温かい所でコーヒーを飲みながら本日の打合せをしました。

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Dsc08541_2   軽トラに黒土を積み込み臼沢西の植樹地に110体を運び上げ篠竹を153本を刺したところで12時になりました。

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Dsc08548  昼食後は、今年の夏に苗木を保護するために使用した単管パイプを撤去しその場所に苗木を集めて砂をかけて越冬できるようにしました。

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Dsc08553 その後、来春に苗木を植えられるように苗木育成に使用した作業台を撤去しました。

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Dsc08551  15時になると雨が降り出してきましたので作業を中止し帰宅しました。

 本日の作業者は、福原さんと筆者(済賀)でした。福原さん森作業ご苦労様でした。

                                                                                (報告者:済賀 正文)

異常気象と向き合う心得を探し出した「お茶会」in栃木県

 10月23日(日)、県ファンクラブは那須塩原市の公民館で「お茶会」を開催しました。分かり易くするために「お茶会という座談会」と銘打った会に参加してくれたのは、NPО法人・1000年の森を育てる会、那須塩原市議、那須拓洋高校の先生と卒業生、地域に住むJRОBの各皆さんでした。森びとからは清水副代表ら6名が出席し、総勢12名のお茶会でした。

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 会は県FC代表・橋倉が「温暖化や異常気象について、思っている率直な意見を出していただき、それに絡んだ討論」をお願いしました。全員の自己紹介を行った後、弘永さんが「温暖化なんて起きてない!と言う人がいますが皆さんどのように対応していますか」という問いかけをしてくれました。全員が討論に参加し、1時間20分があっという間に過ぎてしまいました。

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 今回のお茶会は、6年前に宇都宮で開催した「フォーラム」にパネラーとして参加して頂いた星野恵美子さん、ポット苗作りや足尾にエノキの植樹に来られた那須拓陽高校の池田修一先生のご尽力で実現されました。また、1000年の森の鈴木大介理事長、鈴木さんが声をかけてくれました那須塩原市議林美幸さんのご尽力がありました。皆様からは今後とも色々なアドバイスと交流を深めていければと思っています。

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 第1回目のお茶会で議論されたことは、誰しもが向き合わなければならない”待ったなし!”の課題です。傍観者でなく、この地球で生存していくたにやらなくてはならないことを共有していきたいと思っています。JRОBの武田さん、地域の皆さん、そして大切な意見を述べてくれました若い人たちの声にはとても勇気と励ましをうけました。「お茶会」でのご意見は、次のブログで報告いたします。

(報告・橋倉喜一)                                      

 

2022年10月20日 (木)

秋のさわやかな風に吹かれて、里親植樹終える

10月19日の足尾の天気は、晴天。朝8時30分の気温は9℃でした。

Cimg0001_2 車で足尾に入る途中の大谷川からの写真

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 柳澤さんがトラックにフレコン入った籾殻を運んできてくれました。保温、保湿、草の抑制などのマルチング資材として冬支度に活用したいと思います。ありがとうございました。

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Cimg0008 籾殻が入ったフレコン

 9時には、参加者12名のスタッフ・サポーターが全員集まりましたので、いつものようにホット珈琲を飲みながらミーティングを行いました。

 今日の森作業責任者の加賀スタッフから「今日は、里親植樹の最終回、気持ちを込めて丁寧に、間違いのないように植えてください」とあいさつがありました。その後、一日の森作業と分担を決めて、里親植樹地の臼沢西の森に全員で向かいました。

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 植樹地には、事前に土も入り、植える場所に目印の篠竹がおいてあります。後はスコップで穴を掘り苗木を植えるだけに準備されていました。太陽の光を浴び、松木川からの爽やかな風に吹かれながら丁寧に苗木を植えました。土留めに入れた黒土の下は砕けた岩と砂地のため、スコップを入れると「ガツン、ジャリッ!」と音がし、手がしびれます。森づくり18年の強者のスタッフ・サポーターが手際よく穴を掘り「まじぇる、まじぇる」して土壌をつくり苗木を植え進めました。1時間30分で5列の土留めの所にミズナラやブナ、ヤマザクラ、ハクウンボク、ヤマモミジ、カツラなど15種類349本の幼木をしっかり植えることが出来ました。

Cimg0018_3 コミュニケーション休憩

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 サクラが紅く色づく松木の杜

 改めて、今日の森作業は「段取り8分、仕事2分」という名言がピッタリの「最終回の里親植樹」になりました。つまり、スッタ・フサポーターの皆さんが事前の準備をしっかりしていたので、少人数でも短時間で安全に、そして応募された方に代わって、349本もの苗木を植えることができたということです。今後の森作業の教訓にしたいものです。

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 昼食後は、臼沢西の森の土運びとみちくさ庭の草取り、そして新松木の通路の草刈りの3班に分かれて作業を行いました。参加された皆様お疲れ様でした。

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 臼沢西の森への黒土運搬


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 みちくさの庭の草取り

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 本日のスッタフ・サポーターは、鎌田、松村宗、山本、柳澤、福原、林子、キンバリー、済賀、加賀、高橋、清水、大野、でした。(報告者:大野昭彦)

2022年10月18日 (火)

植物の恵みを体感できる足尾の森づくり

1 天気が良い方に変わってくれたおかげで朝から秋の青空が見えた足尾・松木沢。「森びと広場」に植えてある黄色いカラタチの実が美味しそうにみえました。足尾グランドキャニオンはいつもより遠くに見え、気持ちが良い秋の空気の演出に心身が和みました。2 今日の午前中は、「みちくさ庭」のアジサイの幹が猿に食べられないようにするアジサイの上にネットを張る準備をしました。アジサイを覆っていた漁網を取り外し、ネットの大きさを測りました。7 3 4 その後は、庭の柵にツル植物を這わせていくための一種であるサルナシを植えました。和性キウイと言われているサルナシですが、熟した実を食べてみると、甘酸っぱい味がして身体には良さそうに感じました。6 59 11 12 午後は、足尾・松木沢でオオムラサキに舞ってもらえないかと準備してきたビニールハウス内の草取りをしました。2年前に植えたエノキとクヌギは順調に生長し、ハウスの天井に届きそうでした。ハウス内は落ち葉も溜まり、来春には幼虫を放すことができそうです。15 14 16 オオムラサキを育てている専門家にアドバイスを受けて、来春にはチャレンジしたいものです。15時頃になると雨が降ってきましたので本日の森作業は終了しました。本日は、済賀さんと筆者が森作業、取材で林子さんが来てくれました。(報告・高橋佳夫)

2022年10月17日 (月)

紅葉の始まりの中、里親植樹の準備が整いました。

 今日は19日に開催する、最終回の「里親植樹」の準備を完成させます。苗木を宇都宮の苗木屋さんから筆者加賀が持っていきました。足尾に着くと曇り空、8:20気温は15℃、森作業をするには丁度良い天候です。今日は3人での作業ですが、打ち合わせをすると盛りだくさんの内容です。

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Img_4374 Img_4375 作業をしていると上のほうで猿が騒いでいました。すると50cm程の大きな石が2個転がってきました。1個は金網で止まりましたが、もう一つは途中で跳ね上がり飛んできました。幸い左のほうに逸れて金網の外に落ちたので事なきを得ましたが、当たっていたら大怪我では済まない事態でした。

Img_4380 「臼沢西の森」から松木・新松木方面を見ると、一部が紅葉していてとても綺麗です。本格的に紅葉シーズンを迎えるのが楽しみです。Img_4372 紅葉が始まったばかりですが、「みちくさの庭」や森びと広場」の柿の木、桜など写真でお楽しみください。Img_4391 Img_4388 Img_4387 午後は、元気なアオキの苗木31本を「松木の杜」の壬生北小学校が植樹した付近に植えることにしました。「松木の杜」に入るとエノキが黄色に染まっています。来年はオオムラサキが飛ぶのを見たいものです。その他の木も少し色づいてきました。

Img_4399 Img_4411 Img_4405Img_4395 Img_4396 本日の作業は予定通り終了し、19日の「里親植樹」の準備は整いました。今日の作業者は、済賀さん、福原さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2022年10月13日 (木)

深まる秋の中、最後の「里親植樹」の準備!

 今日の足尾は曇り空。夜半に降った雨で朝霧が山々を包み、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。朝8時30分の気温は12℃。鎌田スタッフがすかさず薪ストーブに火をつけました。

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 今日の森作業は、19日に迫っている最後の「里親植樹」の準備です。苗木にとって命となる土を運び上げます。かなりハードな作業ですが、今日の涼しさがメンバーを助けてくれました。

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午前中の作業は予定通りすすみ、臼沢ゲート前に積んであった黒土の山はなくなりました。

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午後は2班に分かれ、ひと班は6月下旬の酷暑で苗木を枯らしてしまった苗床の整理で、日除け用の寒冷紗を張ったところは効果が出て、476本の苗を再生することが出来ました。葉を落としてしまった320本の苗木の中で、再生出来そうな苗木の様子を暫くみることにしました。
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 二班は、臼沢西に向かう作業通路階段の整備です。重い荷を背負って通るので傷みが激しく、修理後の出来栄えは上々で、安全に通行できます。 

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 ハードな作業を癒してくれるのは日毎に深くなる秋に輝く自然です。色づき始めたモミジ。

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 森びと広場のカラタチも黄色い光を輝かしています。


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 ”みちくさの庭”に今年植えたコキアも赤く色好き、来年が楽しみです。

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 リンドウも紫色の蕾を輝かせています。


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 中倉山を背にしてモミジの赤と緑のグラデーション。カツラの黄色の鮮やかさ。間もなく来る秋本番が待ち通しく思う深くなりつつある秋の松木沢渓谷の入口です。松木沢にお出で下さい。

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 今日の森作業のメンバーは、鎌田、大野、加賀、福原、の皆さんと報告の橋倉でした。

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