深まる秋の中、最後の「里親植樹」の準備!
今日の足尾は曇り空。夜半に降った雨で朝霧が山々を包み、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。朝8時30分の気温は12℃。鎌田スタッフがすかさず薪ストーブに火をつけました。
今日の森作業は、19日に迫っている最後の「里親植樹」の準備です。苗木にとって命となる土を運び上げます。かなりハードな作業ですが、今日の涼しさがメンバーを助けてくれました。
午前中の作業は予定通りすすみ、臼沢ゲート前に積んであった黒土の山はなくなりました。
午後は2班に分かれ、ひと班は6月下旬の酷暑で苗木を枯らしてしまった苗床の整理で、日除け用の寒冷紗を張ったところは効果が出て、476本の苗を再生することが出来ました。葉を落としてしまった320本の苗木の中で、再生出来そうな苗木の様子を暫くみることにしました。
二班は、臼沢西に向かう作業通路階段の整備です。重い荷を背負って通るので傷みが激しく、修理後の出来栄えは上々で、安全に通行できます。
ハードな作業を癒してくれるのは日毎に深くなる秋に輝く自然です。色づき始めたモミジ。
森びと広場のカラタチも黄色い光を輝かしています。
”みちくさの庭”に今年植えたコキアも赤く色好き、来年が楽しみです。
リンドウも紫色の蕾を輝かせています。
中倉山を背にしてモミジの赤と緑のグラデーション。カツラの黄色の鮮やかさ。間もなく来る秋本番が待ち通しく思う深くなりつつある秋の松木沢渓谷の入口です。松木沢にお出で下さい。
今日の森作業のメンバーは、鎌田、大野、加賀、福原、の皆さんと報告の橋倉でした。
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