農業も生物多様性だ!問われている食と農
1月27日から始めた米の実験から約一ヶ月経ちます。本日の朝、私が食べている米をコップに入れ、同量の水で浸していた米の色を観て、臭いを嗅ぎました。色は写真のとおりですが、臭いは酒粕の臭いがしました。当初は、黒いカビが被って、耐えられない異臭が出るのかと思っていましたが、木村秋則さんが話していたように、ハンカチや手ぬぐいを用意しなくともよかったです。この状況を木村さんに報告し、コメントを頂戴したいと思っています。この米は実家の弟が生産してる米ですので、弟にも話を聞いてみようと思います。
ところで昨夜は、19時からある環境ゼミで講義を受けました。講義は、「生物多様性と新しい農業政策の方向」というテーマで、山田優(日本農業新聞編集委員)さんが講演してくれました。
私の感想は、食も極めて政治の問題であって、農家の皆さんも「減反・補助金漬け」から脱する決意が求められているし、消費者も単なる「有機栽培・安全」だけを求めるのでなく、生産者も消費者も植物から生かされていることを改めて認識し、これをベースにした政策を政治に求めていくことが大切である、ということでした。政治を動かすには、意思した民衆の力を大きくしていかなくてはいけない、と感じました。(下の写真は、1ヶ月前の米です)
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