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2023年9月の18件の記事

2023年9月14日 (木)

秋の紅葉が楽しみです。

 朝から晴天が続いた足尾松木沢渓谷。東京では真夏日が30日以上続く異常気候ですが、松木渓谷付近も負けじと32℃を超えました。 Img_20230913101153555  その暑さを凌いで暮れるのは、涼しい沢風とツクツクボウシ・ヒグラシ等の囀りでした。 

天を見上げると初秋を感じる高い空、広場にある栗の木には実が付き、コスモスの花や草木の葉を見ると秋に向かっている様です。  

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秋の行楽シーズンにはハイキングや散策で松木渓谷に足を運んで頂き、四季の移り変わりを堪能して戴きたい。特に、私たちが手入れしている落葉広葉樹の紅葉を体感して頂ければ幸いです。見頃は、例年ですと11月上旬です。 

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本日は平日でしたので、訪問者はおりませんでした。遊働学舎(みちくさ)の開舎日はホームページでお知らせしていますので宜しくお願いします。 皆様のお越しをお待ちしております。 

本日の放射能線量:0,092μsv/h     舎人:松井 

 

 

「エコ散歩」神宮外苑を歩きました!

9/10(日)は第4回森びと「エコ散歩」を開催しました。今回歩いた場所は今話題の明治神宮外苑です。

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明治神宮外苑の再開発については、数多くの人たちが異議を申し立てていて(数日前にもイコモスが「ヘリテージアラート」を発出)、私たち森びとも都に対して「樹齢100年の樹木伐採に反対する意見書」を提出しました。しかし実際の外苑を知る人は少ないのではないでしょうか。

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そこで、この場所がどのようなところなのか、そして何が問題なのか、そんなことを森(植物)を中心に考えながら歩いてみようというのが今回のエコ散歩の趣旨でした。

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この日は聖徳記念絵画館の脇の森にあるヒトツバダゴ(なんじゃもんじゃ)の木の前からスタートしました。陽が射すとジリジリ暑く、路面を測るとなんと50度を越えています。ちょっとした林内だと30度に落ち着きますので、都内の暑さの一部はアスファルトが作り出しているのかもしれません。

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前回に引き続き、木々や草花との通訳は森びとの植生アドバイザー・中村幸人先生です。今回も植物の特徴からその土地の状態を含めてどんな場所なのかをわかりやすく話をしてくれました。「園芸種とか外来種はあんまり好きじゃないだよね~」という先生が話しだすと、公園という人工のそれらばかりのような自然のなかで、本来の自然の営みが少しづつ見えてくるのが不思議です。この場所は初めてという先生は、先入観を持たずに観察しながらその場で思ったことを共有したいとのことでした。

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路傍の草木を楽しみつつ国立競技場の前に移動しました。100年近い木々が林立する道路に四方を囲まれた土地はフェンスで囲まれています。

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「樹木移植」と書かれていますが、これだけの大木が移植に耐えられるかはかなり難しいそうです。外側からだけしか見れませんでしたがケヤキやスダジイが中心のこの森は、この近辺では土地本来の自然に最も近いところであるように見えました。なんとも皮肉なものです。

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実際に周囲を歩いてみると、さまざまな植物からのサインが見て取れました。100年と言う年月にはさまざまな生物が集まってきて、そして少しづつ都会のなかでもより自然に近いかたちに生態系が形作られているようです。

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[すくっと延びたケヤキ]

続いて向かったのが、4列に植えられたイチョウが美しい並木道。外側のイチョウ、特にテニスクラブやカフェに隣接したイチョウが弱り始めていて、すでに先端が枯れ始めているものもあります。

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この近くにお住いの参加者から解説がありました。現在のテニスクラブのあたりは再開発では球場が移設されるため、さらに影響がでることが予想されているのだとか。騒音なども全く説明がないまま開発許可が出たそうです。どうしたっていろいろ勘繰りたくなりますよね。

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[左側(外側)のほうが弱っているように見えます]

コースの最後に、先にフェンスで囲まれていた場所がどんな場所なのかを想像できる場所として選んだ「御観兵榎」に向かいました。ところが、ここでハプニング発生。フェンスが閉まって入ることができません。この日にここに入ることを管理事務所に伝えていたのですけど。。。

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[都合ならしょうがないですね]

仕方なく近くの道路に囲まれた木立に入りました。土壌にどんな生き物がいるかを参加者に見ていただこうというのが目的でしたが、、、土壌もだいぶ乾いていたこともありみなさん観察はなかなか苦労をされていたようです。少しは土壌や分解者といった普段気にすることもない世界に目を向ける機会にはなれたでしょうか。

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[土を採集して土壌動物を観察するつもりでしたが・・・]

最後はこの場所で円になり、みんなで一言振り返りをして解散となりました。

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[会員の野田さんが音頭を取り即席の感謝のうたを合唱して笑顔で解散]


参加された方からは、道路に囲まれた狭い空間にある木々を森と言っていることに驚いたと感想を頂きました。森の捉え方は人それぞれなのだなぁと改めて感じることができました。いろいろな森があってどの森もみんなが親しめるようになるといいですよね。また次のような感想を頂きました。アンケートをまとめてまた次のエコ散歩に生かしたいと思います。

・今回のような散歩はとても新鮮でした。その植物がなぜそこに生えているのかを学べることが楽しかったです。

・百年近い神宮の古木が再開発を理由に、伐採されるのは忸怩たる思いです。都内の貴重な財産が失われつつあるのは、非常に残念な動きです。

・森と言って木や草ばかりを見ていましたが、土壌の生物のことを忘れていました。モノを経済価値でしか評価できないと、森の持つ可能性が理解できないまま、簡単に壊してしまう。それなら森がどんなに素晴らしいところかモノか、たくさんのかたに知ってもらえるよう、私も伝え続けたいです。

・土を掘り、ワラジムシなどの生物を見ることで、明治神宮外苑の住人であり、ここの環境を築いてきたのは、植物の生産者と、分解者である虫や菌類たちだと再認識しました。土の大切さ、そして地球は人類の所有物ではないということを、もっと多くの人々が理解してくれると、何かかわるのではないかと思います。

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最後になりましたが、今回参加された皆さん。暑い中本当にありがとうございました。また次も楽し散歩を準備しておりますので是非ご参加ください。(運営委員 小黒)

2023年9月13日 (水)

行政や企業の好き勝手にさせてよいのか

 森びとプロジェクトでは、7月に東京都・小池都知事に「神宮外苑再開発による樹齢100年の樹木伐採に反対する意見書」を提出し、エコシステムの衰弱・破壊につながる神宮外苑の再開発による樹木の伐採の中止や電柱の地中化した地上部や都内の廃屋跡地や放棄地、遊休地に木を植えて温室効果ガスの吸収源である緑を増やすこと等、都民の森づくり運動の実施を求めました。

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 これまでも故・坂本龍一さん、歌手の桑田佳祐さん、作家の村上春樹さん、ミュージシャンの加藤登紀子さんなど著名人が神宮外苑再開発に対して反対の声を上げていますが、昨日漫画家のちばてつやさんがご自身のブログ(神宮外苑開発について。 | ちばてつやのブログ『ぐずてつ日記』 (ameblo.jp) )に神宮外苑再開発反対を綴っており、その内容に共感しましたので、紹介をさせていただきます。

今、神宮外苑の開発の事が、ずーっと気になっています。

ワシはどんな理由があれ、人間の都合で自然を壊すことには、とてもとても、深い罪悪感を感じるのです。

東京には自然がずいぶん少なくなって・・。

それでなくても、あの神宮外苑の大きな樹木は、先達たちが今を生きるワシらの為に一生懸命残してくれた大切な大切な宝物です。

今回の再開発にそういった、後世の人々を思う、優しい視点があるのかなぁ。

社会には目先の経済や、人間の都合に左右されず、大切にして守るべき大事なものがあると思います。

😡💢NO・BLEAK❗

💢😠💢NO・WAR❗❗

(運営委員・小林敬)

2023年9月 9日 (土)

台風(大雨)の恐怖について

    昨日、台風13号の影響で台風から離れた千葉県でも、早朝からまるでバケツをひっくり返したような雨が降っていました。

20230909_175759    私は、午前中に用事があり、車で出かけました。雨のため道路はいつも以上に混んでいましたが、事故のないように安全運転に心がけました。用事が終わり、もうすぐ自宅に着くところで風が強くなり、雨が横殴りで車に打ちつけてきました。前を走る車のテールランプしか見えなく、ワイパーの効果がない状態での運転となり、恐怖を感じました。速度を落とし、無事に到着しますように、と祈りながらハンドルを握り、自宅に向かいました。

    いつもの車は少し車高が高いのですが、車検のため借りた代車が軽自動車でしたので、車高が低く、目線が低いので大型車の後ろのバンパーに吸い込まれそうな感覚となり、運転していても怖さを感じました。

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    今回の経験から、今後大雨の日は無理に外出しないように気を付け、家族に心配をさせないように注意したいと思いました。また、自分と家族の「命を守る」ための行動が何よりも優先されることを、この秋に地域で語り合います。

(報告:千葉県ファンクラブ・武田芳明)

2023年9月 7日 (木)

風爽やかに秋の気配がする松木の里で森作業。

 9月7日(木)8:30、松木の里は快晴、気温20℃、空に飛行機雲が浮かび、雲は秋の雲のようです。トンボもアキアカネが多く見られるようになりました。Img_0028 Img_0057_2 今日の森作業は、13日にJICA、主にアジア・アフリカの観光に携わる政府職員の方々を4年振りに迎えての植樹体験があり、「臼沢西の杜」で植樹のための準備をすることです。

足場となる所の草刈り、黒土を撒き、整地をし、植える場所に竹を置きました。

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前回(2019年)植えた場所の草刈りもしました。苗木も1.5mほどに生長しています。
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休憩をしていると、谷のほうから吹いてくる風がとても涼しく感じます。風も秋のにおいがしているようでした。ダンドボロギクの種の羽が雪のように舞っていました。

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 午後の作業は、9月、10月に低木を植える斜面を獣害防止柵を設置しましたが、ポールと金網を針金で上・中・下3か所を留めて固定するのですが、中のみしか留めていませんでしたので、上と下も留めることにしました。また、植樹する斜面の草刈りも行いました。Img_0054_3 かなりの数をペンチで留めていくと、指がツッテしまいました。Img_0058 Img_0062

 本日の作業者は、松村健さん、橋倉さん、大野さん、筆者加賀でした。(報告者:加賀春吾)

2023年9月 2日 (土)

第4回植樹会場の下草刈り作業を行ないました

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202391_2 本日(9/2)は、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会主催の除草・育樹作業を第4回植樹会場の原町区萱浜字東蔵前地内で行いました。この会場は、2016年に植樹してから7年目を迎えますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実行委員会としての除草作業は、しばらく「中止」となっておりました。

 8時30分からの作業開始のため応援隊のスタッフ5名は、8時に現地集合し市役所担当者との打ち合わせと手伝いを行いました。市民、育樹ボランティアの皆さんは暑い中、総勢60名参加しくれました。

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 8時30分より南相馬市農林整備課の岡田さんの進行で朝の打ち合わせを行いました。佐藤課長のあいさつでは、市民ボランティアのみなさんに対するお礼と作業には、こまめな水分補給とケガのないように注意し30分作業したら1回休憩とるようにしていただきたいと話されました。

202392_4 続いて、応援隊の松林代表からあいさつがありました。海風で体感もそれぞれ違いますが熱中症に注意しハチ刺されやケガのないように心がけてください。草刈りを通じて何かいろいろと発見してみるとまた一面、楽しい作業になりますと話されました。引き続き、鎮守の森担当の箱崎さんからは、除草、育樹作業にあたっての基本的な注意事項が話されました。各参加者は刈込鋏、手鎌を持ち寄り草刈り作業を開始しました。

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 参加者は、横一列に並んでマウンドの上へと刈込鋏と手鎌を使用し草刈り作業をしていきます。セイタカアワダチソウが立ちはだかり作業もスムーズにいかず大変でした。市役所リーダーが、30分たったので水分補給・休憩タイムして下さいの声掛けで一服しました。すでに作業服は汗ばんだ状態でした。

 草刈りを通じていろいろと発見してくれた参加者がいました。その写真と感想を掲載していくこととしました。

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<苗木と一緒に生育するフキ>(サンショウの木もありました)

202392_6<巣立ちした、ウグイスの巣>

202392_7<ところどころに見られたモグラの穴>

202392_8<ツバキの実も大きくなりました>

202392_9 第4回植樹会場には試行的に松を植えてきました。ご覧のように松の生長は、苗木とは違い大きくなり苗木が松によって日陰となったり栄養分がとられ生長に弊害があるのではとの話もありました。作業を通じていろいろな発見と今後の課題・材料があることに気づかされた楽しい作業でもありました。

202392_10 今回の除草・育樹作業は、熱中症になったボランティアやケガ人もなく無事に終わりました。

 次回の除草・育樹作業は9月16日(土)引き続き、第4回植樹会場で8時30分からです。多くの市民に声掛けし、当日の作業での再会を大変楽しみにしています。

 真夏日の中での作業お疲れさまでした。市民、育樹ボランティアの皆さんをはじめ市役所のみなさん大変ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

 本日の応援隊の参加者は、松林代表、小川事務局、松本スタッフ、岩橋恵美スタッフ、東城でした。

               (報告 東城敏男)

いつまでも四季を体感できる”松木郷”を夢見て森作業

 昨日(9/1)の足尾の天気は晴れ、天高い青空のなかを爽やかな風が吹いていました。しかし、陽射しは強く、長時間野外作業を続けると肌が痛く感じました。20230902gi6y
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 森作業は古希世代の3人が行いました。柵の設置作業はそれぞれの持ち場を阿吽の呼吸で認め合いながら、ウワミズザクラの木陰で爽やかな風と水分を摂りつつすすめました。20230902_2

20230902_3 足尾・松木渓谷を訪れる方々から“人は森に寄り添って生きている”ということを感じられる“松木郷”にできないかと始めている「森びと広場」周囲の手入れ。廃村に追い込まれた村びとに思いを馳せて、当時の“郷”に生きていた草木を植える。その場を柵で囲って、草木が自立できるようにする作業。20230902_4

20230902_5 柵の設置は残すところ50㍍程まで行うことができました。森びとスタッフの古希世代の気持ちからすれば、20年間の森を100年後の森へ引き継ぐ襷を還暦世代へ手渡していきたいということです。20230902_6

20230902_7 20230902_8 森作業は、鎌田さん、橋倉さん、髙橋(筆者)が行いました。

2023年9月 1日 (金)

私たちの大切な人間性とは

 古河機械金属㈱などが共同で設立した一般社団法人古河市兵衛記念センターが、創業150年記念事業の一環として、渡良瀬渓谷鉄道の足尾駅付近の一角で大きな工事が進めています。看板を読むと、当時の旧足尾鉱業所があった所に「足尾銅山記念館」を建設し、2025年5月に開館する予定のようです。

 古河機械金属㈱所有地内の松木村跡地で森づくりをさせていただいている私にとっては、この記念館の完成が楽しみであり、「脱炭素社会」で生きていかなければならない将来世代に向かって、どんなことを遺してくれるでしょうか。

 森びと秋田県ファンクラブの仲間たちは、銅の精錬で排出された亜硫酸ガス等で破壊した森の跡地での森づくりを応援しています。その森づくりは、故・宮脇昭さんの指導によって、同和鉱業㈱が私たちよりも一足早く始めています。秋田の仲間から紹介された森づくり主催者の同和鉱業㈱の碑文に心を打たれました。

1 碑には、「美しき峰々が広がるここ小坂の地は、明治17年当社の前身藤田組が官営鉱山の払い下げを受けて以来、122年間、地域と一体となって鉱山製錬事業を営み、日本の産業を支えてまいりました。しかし、掛け替えのない四季折々の花鳥風月を、黒き丘に変貌させてしまうものでもありました。時代は、地球温暖化、資源枯渇、土壌汚染など山積された問題の解決と、自然との共生を望み、大きな変革の時をむかえております。私たちは、大切な次世代の子供たちのために、地元の夢と期待に応えるべく、県北部産業の中心的な役割を担い、リサイクル事業を中心とする環境に優しい循環型社会の構築を目指します。当社発祥の地小坂を、春夏秋冬豊かな自然の息吹きと、力強い地球の鼓動を聞くために、覆土植栽を施し、再び開発することなく「ふるさと秋田」にふさわしい、モデル地区にすることを宣言いたします。たおやかな小坂の風景と歴史を一望しながら。平成18年9月18日同和鉱業株式会社代表取締役社長吉川広和」と、刻まれています。

2 この碑文は、将来世代が生活していく人間社会で失ってはならない最も大切な人間性ではないかと私は思っています。また、「負の遺産」を“未来の遺産”へ結びつく“希望の森”を、秋田県小坂町と栃木県足尾町で育てられていることに感謝しています。(運営委員 大野昭彦)

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