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2016年11月の26件の記事

2016年11月30日 (水)

寒さで身体が引き締まる足尾

 「今朝の足尾も寒かったよ」と宿泊されていた仁平スタッフの第一声でした。社宅の駐車場にあった水たまりも凍っていました。9時過ぎの足尾・森びと広場の気温は2.5℃でした。

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Dscf2760  早速、薪ストーブに火を入れ、コーヒーを飲みながら、今日の作業の打ち合わせを行いました。

Dscf2758  設備管理担当の責任者・栁澤スタッフの指示により、作業小屋の屋根下のスペースに荷物置き場を作ろうとなりました。

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Dscf2763 竹が動かないように、溝を作ります。細かい作業は東京事務所・済賀事務長の得意分野です。仁平スタッフと済賀さんは先週、「うんしゅう亭」の屋根下にも棚を作っていましたので、スムーズに作業が進みました。

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 1時間ちょっとで、木材を並び終え、釘を打ち付けて荷物置き場は完成。 

Dscf2767  早速、棚に置いていた鍋、ダッチオーブン、森びとベストなどを収納しました。

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Dscf2771  その後、スペースのできた棚を整理し、作業小屋の床掃除、モップ掛けをしました。

Dscf2772  これで心置きなく12月・1月を迎えられると、3名の顔は充実しておりました。

Dscf2773  今日のボランティアは、仁平・栁澤・済賀・小林でした。(報告 小林敬)

2016年11月29日 (火)

冬の足音が聞こえてきました。

 今朝の足尾は、寒さに目が覚めました。これからは一日一日と寒さが厳しくなって来るようです。(寒さ対策を万全で・・・)

 今日の作業は、ビニールハウス内「ポット苗の草取り」作業です。“暖を取って”打ち合わせを行う予定でしたが、ご覧のようにストーブがご機嫌斜めのようですので、急いで機嫌を直すことを優先し打合せを行いました。

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 ビニールハウス内には苗木の育苗生長を観察するために、温度計が設置されていますが気温は19度を指していました。ハウス内の作業は、ちょうどいい温度の中作業は順調に進みました。

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師走の声もまじかに聞こえるようです。ポットの苗木たちも草を取り除いてさっぱりしたようです。

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Imgp1211 足尾の山すそでは、ひかりのコントラストが見事に映し出されています。15時30分ごろから見られます。

Imgp1212 椎茸が収穫されたことをお知らせしてブログを閉じます。

Imgp1208  本日のボランティアは、福田 鎌田 松村 (報告・仁平)でした。    

野菜や果物の力を借りて、健康な身体で師走を乗り切りたい

 早いもので今年も師走です。54年振りの降雪には驚きましが、原因はどうも私たちの暮らしから排出される温室効果ガスによって北極が温められたから、ということらしいです。街ではクリスマスのイルミネーションが輝き、街を歩いている人々の多くがマスクをしています。ニュースによると今月中旬から風邪が流行っているそうです。

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 私は、風の予防には疲れを身体にためないように睡眠をとる、それでも喉が痛くなった時、咳が出てきた時などは植物(野菜や果物)の力を借りてきました。これは両親や祖父祖母から教わったのですが、当時は、当たり前の様でした。喉が痛い、咳が出て時には長ねぎの白い部分を手拭いなどで首を巻きました。

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 調べてみると、ねぎの白い部分にはビタミンAとCが豊富で、また、臭いや辛み成分の硫化アリルが殺菌作用、鎮静効果の働きをするそうです。ビタミンと硫化アリル等の働きで、病原菌をやっつけてくれるのでしょう。

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 その他にも、大根を短冊状に切り、ビン等の容器に入れ蜂蜜を混ぜたもの、「レモンと生姜の蜂蜜漬け」等があります。ドラッグストアに行けば簡単に風邪薬が買えますが、自然の恵みで自然治癒力を高める先人の知恵は今でも多くの人々の命を支えているようです。

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 私たちは自然(森と海)に生かされていることを改めて考えさせられます。それにしても、その森と海の力では世界中の人間が排出する二酸化炭素排出量の44%も収できなくなり、このままの暮らしでは地球が温められて想定外の気候変動が暴れ狂って生存が危ぶまれるらしいです。

 パリ協定が発効されました。世界の国々と世界人類の責務として、できることを実行していくことを2017年の課題にしたいと思っています。(事務局・水落一郎)

2016年11月28日 (月)

木枯らしを吹っ飛ばせ!シニアたちの森作業

 今日の足尾は午後から木枯らしが吹き、作業する前には準備運動をして身体を温めてから森作業をしました。

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 作業は来年の春に予定している植樹会場の開墾です。重機で大きな岩を掘り、仁平スタッフが運転する重機に載せて運び出しました。

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 青空で陽がさしているのですが、木枯らしで体感温度が下がり、仁平スタッフは寒そうでした。(報告 髙橋佳夫)

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 木枯らしが吹いて冬本番を迎えている足尾ですが、21日には宇都宮シルバー大学中央校オーキングクラブOB会の皆さん45名も森作業を手伝ってくれました。

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 作業前には、森びと栃木ファンクラブ・鎌田代表から宮脇昭先生の指導によるふるさとの森づくりを2005年から進めていること、5年前からは南相馬市に命を守る森の防潮堤づくりを応援していることなどを紹介し、作業方法を説明しました。

Dscn3525_640x453 短い時間でしたが予定したポット苗の草取りを行ってくれました。参加者からは、「本当によかった。楽しかった」、「来年5月の植樹にはぜひ来てみたい」等の声が寄せられました。

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 昼食では、橋倉スタッフが作った味噌汁をご馳走しました。「冷えた身体が暖まり、味汁は最高!」という嬉しい声もいただきました。来年5月の植樹祭に再会することを約束して、楽しい森作業は終わりました。宇都宮シルバー大学の皆さん、ありがとうございました。(報告 福田哲男)

2016年11月27日 (日)

潮風、北風に負けないぞ!苗床の越冬対策も完了しました。

本日27日は、南相馬市の苗床のポット苗の草取りと枯れてしまったポット苗の整理、越冬対策を行いました。

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昨日26日は110名ものボランティアの皆さんが集まり「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」会場(第1回、第3回)の下草刈りが行われました。草に覆われ、じっと我慢していたタブやカシの小さな苗木たちが顔を出し、太陽の光を浴びて葉っぱをきらきらと輝かせていました。草に負けないくらいに成長するまでの3年間の草刈りを怠ると、せっかく植えた苗木を枯らしてしまいます。空いてしまった所には応援隊の皆さんが育苗してきた苗木を補植しました。

 

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馬事公苑の宿泊施設に後泊した森びとスタッフ7名は、苗床に朝8時30分に集合、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の渡部さん、松林さん、岩橋さんと合流し苗床の整理を行いました。越冬対策のために単管パイプで苗置き場を囲み、ネズミやウサギなど獣害対策のために目の細かいいネットを張り、その外側を防風対策として「寒冷紗」で囲いました。

事務局の岡部「設備担当」が、苗床の苗たちが潮風や北風に負けないようにと、「寒冷紗」を結束バンドで丁寧に留め、苗置き場の囲いを完成させました。

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潮風や乾燥で枯れてしまった苗の整理や草取りをした後、苗置き場に育苗がしやすいように逆さにした空のトレイを並べ、タブやカシ、シャリンバイなどのポット苗のトレイを運び込みました。

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苗置き場いっぱいにポット苗のトレイが置かれ、最後に岩橋さんが散水し、たっぷりと水をあげました。

苗床の草刈りやシートの片付けなどを行い本日の作業を終了しました。

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「いのちを守る森の防潮堤」を構成する苗木たちが1日も早く大地に根付くように育苗を行っていきます。応援隊の皆さま、お疲れさまでした。本日の森びとスタッフは、高橋副理事長を先頭に、仁平、岡安、加賀、橋倉、清水、岡部でした。

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(報告者:清水 卓)

南相馬市の草刈りを終えて、安心して年越しを迎えられます

 昨日26日は、2013年10月6日に開催された「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」会場(南相馬市鹿島区南右田)の下草刈りを開催し、呼び掛けに応じてくださった南相馬市内外から原町地区連合、カリタス原町ベース、NPO法人あさがお、JR東労組、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊、市民サポーター、市役所、森びとから110名が集まりました。

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 先月の植樹祭の前日に苗木の成長具合を観察に来た森びとスタッフの方から「(草刈りなどの管理をほったらかしにしている様を見て)何をやっているんだ!」と指摘をもらいました。

 その後、急遽下草刈りの開催を企画し、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」実行委員会に全面的に協力をいただきました。

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 また、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の皆さんには、昨日から参加者に喜んでもらおうと豚汁の仕込みをして下さいました。

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 10時過ぎに開会セレモニーを開催し、実行委員会を代表して、南相馬市市民生活部の佐藤幸雄部長にお越しいただき、挨拶をいただきました。

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 セレモニー後は、2手に別れて草刈りは行われました。第1回目(2013年10月)の植樹祭会場はセイタカアワダチソウなどが苗木を超えるほどに伸びていましたので、丁寧に草を刈っていきました。 

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 第3回目(今年3月)の植樹祭会場は萱が覆いしげっていたため苦戦しましたが、ヘビやカエルを見つけて、生態系が出来てきていることが実感できました。

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 昼食は、NPO法人あさがおさんのお弁当でした。ボリュームがあり、作業後の皆さんは大満足。豚汁も美味しかったです。

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 昼食後のトーク&トークでは、参加をされた方々より感想をいただきました。

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 お忙しい中、植樹祭にも来てくださっている衆議院議員・金子恵美さんが来てくださり、補植をしていただきました。

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連合の澤田さんからは「今年も4回参加してきた。来年以降も参加していきたい」、八王子から来られた森田さんは「次回は後輩を連れてきたい」とおっしゃっていました。

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 地元の若者やNPO法人あさがお・西理事長からも感想をいただきました。

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 また、応援隊の副代表・菅野さんは、震災前はこのあたりにお住まいがあり、家族を失われました。応援隊のメンバーに入っていただき、一緒に植樹・育樹をしてきて、成長している姿に感動しているとおっしゃっていました。

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 豚汁を作ってくださった3名の女性陣です。「次回以降も作りたい!」とおっしゃっていただきました。

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Img_0170 最後は「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の代表・渡部俊一さんからお礼とこれからも継続した活動へのご協力のお願いが述べられました。

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「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」は植えることにとどまらず、3年間の下草刈りは欠かせません。「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」実行委員会として、南相馬市民の皆さんと一緒に下草刈りを継続していくよう、これからもご協力お願い致します。

急遽の取り組みに関わらず、参加をいただきました皆様、ありがとうございました。

(事務局・小林敬)

2016年11月25日 (金)

今年も松木沢の自然とお別れ?寒かった足尾の23日

 23日の足尾・松木渓谷入り口は、風が強く、冷たい空気が肌を刺し、真冬が来たようでした。時折、「遊働学舎」も揺れるほどの強風が吹き、人影、動物の姿もなく、鳥の声も聴こえない静まり返った一日でした。

 ラジオの天気予報では南岸低気圧の影響で、明日は関東地方に11月としては、50数年ぶりに雪が積もりそうだと言っていました。 

 足尾・松木沢の木々はすっかり葉を落とし、何か物悲しい雰囲気を醸し出しています。今日の”森とも”さんの来舎はゼロでした。私たちも薪ストーブで暖をとり、真冬に近づく松木沢を眺めていました。

  「みちくさ」オープンは今年最後になりました。訪問してくれた”森とも”の皆さん、一年間のご愛顧本当にありがとうございました。来年は4月の第一土曜日からオープンしますが、舎人の気分が良い日はオープンしています。(23日の放射線線量は0.129μSvでした。舎人:小井戸、加賀)

2016年11月20日 (日)

晩秋を五感で感じました。

今日の足尾は、爽やかな秋晴れとなりました。ジャンダルムの頂上には月も見えました。

Pb200081_2 今日のガイドさん(森びと=製作)の看板も太陽の光がさしてやる気を覗かしていました。

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 最初の訪問者は、自転車に乗って“みちくさ”に立ち寄ってくれました。足尾の街を散策し、松木渓谷をコースとして足尾観光会館に自車を駐車させ訪れたそうです。

今日は、紅葉の光が差すなかを落ち葉を踏みつつ松木渓谷の景色に「感激した~」と気持ちを表していました。(ダムゲートからは、現在サイクリング車は安全面で禁止されています。)

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 お昼頃に「来ましたよ~」と言って、Tさんが訪れてくれました。漬物や果物を差し入れしてくれました。(美味しかったです)食事をしながら、「森びとさんの活動は、苗木を育てて緑豊かな森づくりをボランテイアでやっていることに、いつも頑張っているな~」と思っています。「何か、これらに協力できるものがあれば」と私はいつも思っています。と言われ、これからも応えなければならないと舎人2人で決意を新たにしました。

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今日は、みどり市から大木さんも訪れてくれました。「今日は、写真を撮りに来たんだ」とのこと、ジャンダルムの西側に聳え立つ「幕岩」の写真を見せて頂きました。

 

                      (舎人:鎌田、仁平。放射線量 0.151μsv/h)

 

2016年11月19日 (土)

山越おばあさんの贈り物に励まされて森作業

 寂しく、悲しい秋色の涙(雨)が足尾に降った今日。午前中は「うんしゅう亭」の屋根下に板を張り、物置用の棚を作りました。ここにはヘルメットや背負子など普段使わない物を置きました。

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 足尾・松木沢は冷えていますので昼食は温かい蕎麦を食べました。食後、日光市日向に住む、山越あきのさんの手作りの手拭い頭巾?(日よけに良い)がビニール袋いっぱい届けられました。鈴木イツ子さんが山越さんから預かってきてくれました。

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 早速、仁平スタッフがモデルになって頭巾?を被ってもらいました。ヘルメットや笠の下に着けると、森作業にはとても有難い頭巾?でありました。山越あきのさん、沢山の雑巾と頭巾?を届けていただきありがとうございました。

 雨が止んで青空が見えてきたので、民集の杜へ移動。

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 来年の植樹祭会場の開墾を始めました。重機を動かし、石ころだらけの地を開墾しました。

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 運転席から見える草紅葉と昨年植えた苗木たちの晩秋の色にこころ驚かされました。なんて素晴らしい雨上がりの秋色でしたか。自然に乾杯でした。

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 今日のボランティアは、済賀、仁平、高橋でした。(報告 髙橋佳夫)

秋の終わりを惜しむ雨のいちにち

本日の気温は、6℃(9:30)天候は雨と寒く、早々に、まきストーブを点火 お湯を沸かしホットコーヒーで一息

Photo Photo_2 Photo_3 この雨の中、森ともの周藤さんがソーラー発電の点検に来ていただきました。点検の結果充電不足とわかり一安心。節電に心がけ快適に過ごせるよう皆さんのおこしをお待ちしております。

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Photo_7 Photo_4 午後には、雨も止み臼沢の森の紅葉、松木の杜のカンザクラが可憐な花を咲かしています。

Photo_5 本日の線量:0.159μsv/h       舎人:松村宗・小川

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