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2025年11月25日 (火)

お世話になった人と森への恩返しの日

本日の足尾は、曇り時々雨でした。少し肌寒く、いつものようにストーブに火入れ暖を取りました。

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作業の打ち合わせでは、①約半年間のごみ処理、②臼沢の森の獣害柵点検、③ダム・ゲート(カードキー)、通行証などでお世話になっている栃木県県西環境森林事務所の方の臼沢の森の案内をそれぞれが手分けして行うことにしました。

先ず、柳澤さんのトラックに黒土の袋やボロボロに劣化したブルーシート、トレーなどが入っているフレコンバック3袋を積み込む。山内さんのトラックには、ガラス、電池、演台に使用したビールケースなど積み、永島さん、田口さんを助手に足尾ストックヤードに運ました。森びと広場がかなりすっきりしました。

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臼沢の森の点検には、加賀さん、済賀さん、田城さんの3人は自ら希望しました。30度もある急斜面に設置されている獣害柵を点検しました。至る所で鉄柵が破られたり、丸く穴が開いていたり、明らかにシカが入ったと思われる形跡が55か所もありました。これでは、先輩たちと一緒に造ってきた20年の森がシカに「フリーなレストラン」になってしまう、と早急に修繕するために何が必要かなどを3人で話し合いながら下山しました。

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栃木県県西環境森林事務所(=県西)の方の森の案内は、清水さんと筆者で行いました。

今月12日、栃木県県西環境森林事務所の落合所長に臼沢20年の森を見て欲しいと相談しましたら、快く受けていただき「松木郷森」に来ることになりました。本日は臼沢が日光治山事務所の管理だった頃から臼沢を知り、森づくり10年の森びとの記念イベントに来ていただいた森林部森づくり第三課総括補佐の大島さん、通行証を担当している大塚さんの二名の方に来ていただきました。

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「みちくさ」に10時頃着き名刺交換をして、県から借用している臼沢20年の森を観ていただきました。森内では、入り口では混植・密植の樹々の生長、階段を登り幹の細い木が大岩を止めているなど森の機能を発揮していること。また、移植ゴテで木の葉をよけて土を掘って「黒土部分が厚くなっていることや炭素がかなり固定化してきている」ことも確認していただきました。大島さんから「森の機能が高まっている、土が一番大切、その土がつくられてきている」と評していただきました。

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「みちくさ」に戻り、今年の5月4日のサンデーモーニングの「風を読む」で放送された20年の森づくりと中倉山のブナ保護活動が紹介されたビデオ見て交流を深めました。県西環境森林事務所の大島さん、大塚さん、660段の階段を登っての森の観察お疲れ様でした。

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昼食後、森びとボランティアスタッフは、みちくさ庭のミツマタやアジサイの育樹、来春の花芽を邪魔するヤシャブシを抜きました。森びとスタッフの皆様、お疲れ様でした。

本日の森作業は、加賀、済賀、柳澤、田城、永島、山内、田口、清水、そして筆者大野。

<報告者:大野昭彦>

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