潮風、北風に負けないぞ!苗床の越冬対策も完了しました。
本日27日は、南相馬市の苗床のポット苗の草取りと枯れてしまったポット苗の整理、越冬対策を行いました。
昨日26日は110名ものボランティアの皆さんが集まり「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」会場(第1回、第3回)の下草刈りが行われました。草に覆われ、じっと我慢していたタブやカシの小さな苗木たちが顔を出し、太陽の光を浴びて葉っぱをきらきらと輝かせていました。草に負けないくらいに成長するまでの3年間の草刈りを怠ると、せっかく植えた苗木を枯らしてしまいます。空いてしまった所には応援隊の皆さんが育苗してきた苗木を補植しました。
馬事公苑の宿泊施設に後泊した森びとスタッフ7名は、苗床に朝8時30分に集合、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の渡部さん、松林さん、岩橋さんと合流し苗床の整理を行いました。越冬対策のために単管パイプで苗置き場を囲み、ネズミやウサギなど獣害対策のために目の細かいいネットを張り、その外側を防風対策として「寒冷紗」で囲いました。
事務局の岡部「設備担当」が、苗床の苗たちが潮風や北風に負けないようにと、「寒冷紗」を結束バンドで丁寧に留め、苗置き場の囲いを完成させました。
潮風や乾燥で枯れてしまった苗の整理や草取りをした後、苗置き場に育苗がしやすいように逆さにした空のトレイを並べ、タブやカシ、シャリンバイなどのポット苗のトレイを運び込みました。
苗置き場いっぱいにポット苗のトレイが置かれ、最後に岩橋さんが散水し、たっぷりと水をあげました。
苗床の草刈りやシートの片付けなどを行い本日の作業を終了しました。
「いのちを守る森の防潮堤」を構成する苗木たちが1日も早く大地に根付くように育苗を行っていきます。応援隊の皆さま、お疲れさまでした。本日の森びとスタッフは、高橋副理事長を先頭に、仁平、岡安、加賀、橋倉、清水、岡部でした。
(報告者:清水 卓)
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