南相馬市の草刈りを終えて、安心して年越しを迎えられます
昨日26日は、2013年10月6日に開催された「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」会場(南相馬市鹿島区南右田)の下草刈りを開催し、呼び掛けに応じてくださった南相馬市内外から原町地区連合、カリタス原町ベース、NPO法人あさがお、JR東労組、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊、市民サポーター、市役所、森びとから110名が集まりました。
先月の植樹祭の前日に苗木の成長具合を観察に来た森びとスタッフの方から「(草刈りなどの管理をほったらかしにしている様を見て)何をやっているんだ!」と指摘をもらいました。
その後、急遽下草刈りの開催を企画し、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」実行委員会に全面的に協力をいただきました。
また、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の皆さんには、昨日から参加者に喜んでもらおうと豚汁の仕込みをして下さいました。
10時過ぎに開会セレモニーを開催し、実行委員会を代表して、南相馬市市民生活部の佐藤幸雄部長にお越しいただき、挨拶をいただきました。
セレモニー後は、2手に別れて草刈りは行われました。第1回目(2013年10月)の植樹祭会場はセイタカアワダチソウなどが苗木を超えるほどに伸びていましたので、丁寧に草を刈っていきました。
第3回目(今年3月)の植樹祭会場は萱が覆いしげっていたため苦戦しましたが、ヘビやカエルを見つけて、生態系が出来てきていることが実感できました。
昼食は、NPO法人あさがおさんのお弁当でした。ボリュームがあり、作業後の皆さんは大満足。豚汁も美味しかったです。
昼食後のトーク&トークでは、参加をされた方々より感想をいただきました。
お忙しい中、植樹祭にも来てくださっている衆議院議員・金子恵美さんが来てくださり、補植をしていただきました。
連合の澤田さんからは「今年も4回参加してきた。来年以降も参加していきたい」、八王子から来られた森田さんは「次回は後輩を連れてきたい」とおっしゃっていました。
地元の若者やNPO法人あさがお・西理事長からも感想をいただきました。
また、応援隊の副代表・菅野さんは、震災前はこのあたりにお住まいがあり、家族を失われました。応援隊のメンバーに入っていただき、一緒に植樹・育樹をしてきて、成長している姿に感動しているとおっしゃっていました。
豚汁を作ってくださった3名の女性陣です。「次回以降も作りたい!」とおっしゃっていただきました。
最後は「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の代表・渡部俊一さんからお礼とこれからも継続した活動へのご協力のお願いが述べられました。
「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」は植えることにとどまらず、3年間の下草刈りは欠かせません。「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」実行委員会として、南相馬市民の皆さんと一緒に下草刈りを継続していくよう、これからもご協力お願い致します。
急遽の取り組みに関わらず、参加をいただきました皆様、ありがとうございました。
(事務局・小林敬)
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