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2014年5月の28件の記事

2014年5月20日 (火)

4日後の森づくり準備は順調に進んでいます

P5204944 上の写真は24日に植樹する場所です。本日は森づくり作業準備5日目。天気は風のない五月晴れでした。

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P5202840 今日の森作業は植林本数3.000本の笹竹を植樹場所の目印として刺しました。乾燥しきった土壌と石が多いところでしたので中々刺せなく、硬い所は重機で開墾してそこに竹を刺しました。

P5202849_2 同時間には森づくり参加者の駐車場になる場所の整備をしました。

P5204978 その後は、植樹10年後目を迎える臼沢の森入口の看板を書き直しました。

P5204962 今年から植林する会場とこれまでに植林してきた松木と新松木の杜全体の名称は、24日以降、「民集の杜」と命名します。その支柱を建立する場所の確定と穴を掘りました。

P5202860 臼沢の森入口の看板も削りなおして「臼沢の森」と書き直しました。22日は天皇陛下が足尾訪問しますので当日は交通規制があり、その影響で準備作業は一日前倒しをして準備しています。手伝ってくれました神田スタッフ、坂口スタッフありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

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2014年5月19日 (月)

瀬田小学校の先生と児童たちが森の防潮堤の苗木を育て始めました

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Dsc01102 足尾では今日も青空の下で森作業ができました。作業は昨日に続き、唐鍬による土壌撹拌、植樹後のマルチング用杉皮を運び入れました。暫く雨が降っていませんので、今日も微風で埃が舞っていました。

Dsc01103 夕方には、23日の実施する臼沢の森観察会と24日森づくり後の臼沢の森散策に分かりやすい植樹年の目印を建てました。

P5192832 一方、東京では1.200本のタブノキが埼玉から世田谷区の瀬田小学校へプレゼントされました。プレゼントしたのはJREU東京の皆さんで、筆者はその手伝いをしてきました。

P5192825 坂本尚子校長と教諭の皆さんは、児童の環境教育としてタブノキを大きく育て、育てた苗木は南相馬市の森の防潮堤づくりに植えてほしいと願っています。そのサポートをJREU東京の皆さんが行っています。

P5192828 これからは希望する児童と保護者が自宅で苗木を育てるそうです。保護者と児童が苗木に水をやりながら、未来を生きる子供たちの心にも“森と生きることの大切さ“を植えられると嬉しいですね。

P5192835 瀬田小学校の皆さん、タブノキも命をかけて生きようとしています。元気なタブノキに育ててください。(理事 高橋佳夫)

 

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新緑に集う森とも

 今日は、快晴の中多くの森ともが来舎してくれました。

みちくさをオープンするころには、女性のハイカーがよっ

してよってくださいました。話を聞くと仲間8名と朝6時か

ら歩きはじめ、皇海山に向かい彼女は、途中で折り返し

したとのこと、話が弾み群馬の100名山にあと少しで達

成だそうです。頑張ってください。

また、同時に寄ってくれた森ともさんが、24日の森づくり

参加申し込むを持ってきてくれました。ありがとうございます。

Syajinn_2

Sawa_2

Usuzawa_2 お昼には、東京からの渓流釣りの寺澤さん、持田さん

がよっていだだきルアーで一匹のイワナを釣りましたが

次回はフライとムシで挑戦しますと帰られました。

Otama_2

Hannmiyou_2 クライマーの益子さん、鈴木さんジャンダルムの登頂の

帰りに昼食休憩によっていただき岩登りの基本は、足で

登り手は補助的に使うのが疲れずに登れますよと基本を

教えていただきました。

また、若いころから岩登りをしていた大木ご夫妻が行き

と帰りに寄っていただき山の話ありがとうございました。

Kosamebikita 巣作りを終えた小鳥が昨日につづき巣にいました。

神奈川県から4人の鉱山マニアが寄っていただき

足尾は4回目で、松木にきて黒いカラミ(銅を精錬

した後にごみ)驚き、自然を破壊された森の回復に

共感をしてくれました。

4ninn (舎人:田岡、小川 本日の放射線量は0.214μSv/h)

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2014年5月18日 (日)

森の恩恵に感謝して、森と生きる暮らしを学ぶ「民集の杜」

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 400名以上の森ともが集う第33回足尾・ふるさとの森づくり。その森作業の3日目は暑い中での唐鍬による土壌撹拌でした。砂混じりの土は乾燥し切っていたので時々、砂埃がまきあがりました。

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 昼時に顔を洗うと、昨日撒いた燻炭が鼻の穴に入っていました。

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 昼食時には、石島理事が作ってくれた美味しいけんちん汁をご馳走になりました。石島さん、ありがとうございました。

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 ビニールハウスの中では植樹祭前に杜の命名式用の支柱に名を刻みました。ハウスの中での作業でしたので気温が30度も上がっていました。

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 午後2時頃には1回目のペンキ塗りが終わりました。私たちは今から112年前に廃村に追い込まれた松木村跡地で植樹を行っています。子孫の皆さんの会・「松木会」からは、やりきれない村人の声や想いを聞いてきましたので、そのような村人の想いを忘れまいとして、そして森と生きてきた村人の暮らしを現代に活かしていこうと願い、「民集の杜」と命名しました。(理事 髙橋佳夫)

2014年5月17日 (土)

土壌改良用燻炭は撒き終わりました

Dsc01087 二日目の森作業でした。昨夜の強風の被害はありませんでした。天気は曇り時々晴れ、午後二時過ぎには爽やかな秋晴れでした。

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Dsc01086 今日の森作業には区の任に就いて忙しい松村宗さんが来てくれました。また、区の任を三年間務めた松村健さんも手伝いに来てくれました。

Dsc01078 今日の森作業は鎌田スタッフを責任者に、加賀、仁平、午後から小林事務局長が加わりました。前半は燻炭を植樹会場全体に撒きました。後半は、4年以上も生長している苗木を東松木の杜に運び出しました。

Dsc01088 小林事務局長は午前中、足尾交番に出向き、植樹祭本番前に天皇陛下が足尾にお見えになるので準備作業に支障が生じるのかを確かめに行きました。

P5177159 夕方には本日の森作業計画を終了させることができました。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(スタッフ 仁平範義)

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眩しい新緑に心が弾んだ松木沢渓谷

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 昨夜の強風の影響はないようです。青空は見えましたが小雨が時々パラついた午前中でした。朝一の訪問者は沢登りの男性二人でした。「ウメコバ沢まで行ってきます。帰りに寄ります」と言って立ち寄ってくれました。

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 今日は松木沢渓谷に入る手前で栃木県連合の組合員・家族が植樹会場の観察会をしていました。帰りに寄ってくれたのは古河グループ会社の組合員の家族でした。「今度、ゆっくり来てみます」と言って、記念にプレゼントした缶バッチを手にして帰っていきました。

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 午後2時を過ぎると気温は23度になり、爽やかな日差しが気持ちよくなりました。西遠方からはロッククライマーの声が沢風にのって聞こえました。

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 ところがこの風とともに東からはパトカーが赤色灯を点滅していて来ました。来週、天皇陛下が足尾にお見えになるから警備をしているのでしょうか。

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 ウメコバ沢に向かった二人はみちくさを閉舎する直前に帰ってきました。二人は「上だー!」クラブのメンバーで渓流釣りに来ました。釣果はリュックの中でした。25㎝以上の岩魚でした。お二人は顔をほころばせて帰路に着きました。

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 今日の午後は眩しい新緑に心が弾み、爽やかな沢風と美味しい空気を満喫しました。鳥たちも子育てにいそしんでいました。(舎人:岡安、高橋・本日の放射線量は1.096μSv/hでした)

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2014年5月16日 (金)

24日の森づくりへ、最後の準備がスタート!

P5162744 足尾・ふるさとの森づくり準備最終期間に入りました。ブログを書いている今、外は強風で“ゴォーゴォー”という音がしています。

P5162741 今日は、植樹会場に黒土と培養土そして燻炭を運びました。作業中の天気は清々しく感じましたが、15時を過ぎると小雨と風が強くなりました。

P5162742 耕した植樹会場は砂の多い土壌と銅の精錬過程に出た金属物質が混じっているために、黒土、培養土、燻炭を混ぜて土壌を少しでも改良しています。

P5162756 午後になって鎌田スタッフ、橋倉スタッフは苗床で苗木の選別をしました。苗床に入ろうとしたところ、キツネの親子が狩りをしていました。ネズミをゲットしていたようです。植樹会場の近くに暮らしていたキツネの親子は遠出をして狩りをできるようになってきました。

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P5162759 苗床では、カシワ、ミズナラが元気に若葉を大きくしています。

P5162764 来週24日の植樹には400名を超えるボランティアが集まります。協働の森づくりを楽しくできるように、スタッフ一同最後の準備をしています。(理事 高橋佳夫)

 

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2014年5月13日 (火)

いのちを育む森を足尾で元気に育てよう!

P5062652 今年の足尾植樹祭まで後10日程になりました。3年経った松木の杜のブナは写真(上)のように、生長は遅いですが元気なようです。1902年に廃村になった松木村の森にもブナは生き、村人に色々な恩恵を与えていたのでしょう。

201405 そのブナが郷土雑誌『しもつけの心』誌上では、中倉山のシロブナが再び紹介されました。

 今月24日に実施する第33回足尾・ふるさとの森づくりには、宮脇昭先生と岸井成格理事長も現地に立ち、参加する“森とも”の皆さんと木を植えることになりました。

201405_2 また、岸井理事長は今月上旬の『毎日新聞』紙上で林野庁長官・沼田正氏と対談し、豊かな日本の森林資源を雇用の場・成長産業へ、そして環境問題にも貢献させていこう、と語っていました。

P5102696 新聞報道では天皇皇后両陛下が足尾鉱毒事件と鉱害現地を訪れることが報道されました。どんなお気持ちで現地を訪れるのでしょうか。足尾銅山操業停止を明治天皇に直訴した田中正造さんの直訴状をご覧になるという話もあるようですが。

 しかし、阿倍政権は憲法9条を解釈変更し、集団自衛権を拡大しようとしています。この阿倍菌に蝕まれている一部野党の皆さんも、天皇皇后両陛下のお気持ちを聞いていただきたいものです。

20140512094831045_0002 南相馬市では、フクシマ原発事故と東日本大震災で全壊した地域の憩いの場(公会堂)の再建とその垣根の植樹が行われました。この垣根の一部には当会から提供した苗木50本が植えられました。(理事・高橋佳夫)

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2014年5月12日 (月)

いのちの森が輝きはじめました

本日は5月11日(日)です。松木村は快晴、雲一つない青空が広がっています。午前9時10分、「みちくさ」の温度計は22℃です。

 

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本日、仁平さんは苗床の散水をしてくれました。葉が広がりはじめたので、苗木にはいのちの水です。私は、5日に採取した臼沢の土のph値(ペーハー)を測りました。ph7.1の水を土と混ぜ、4時間後に計測したところ2005年の土はph6.9と中性の数値が出ました。落葉が土壌動物に分解され土に還り、酸性土壌を改良しているのでしょう。2013年の土壌はph6.3です。6.3は中性の範囲内ですが、ph7.1の水で混ぜていますから、土自体はph5弱酸性のレベルかと思います。森の役割はすごいなぁと実感します。

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11時頃みどり市の大木さんが立ち寄り、松木渓沿いの滝の地図を持ってきてくれました。古い書物を調べ、手書きで作成したそうです。今日も渓谷に向かって行きました。ありがとうございました。

 

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臼沢の木々は葉を広げ始めました。ブナの葉は黄金色に輝くものや、薄緑で産毛に覆われたものなど個性を表しています。かつらの葉が光を遮り、柔らかな日差しを地表に落としています。5月23日の観察会、24日の植樹後の観察で、多くのボランティア(森とも)の皆さんと共に育てた「いのちの森」を確認しましょう。

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 午後になり、千葉県柏市の田口さんが写真を持ってきてくれました。GW中にみちくさに立ち寄った際、舎人の高橋さんと写真談義に花が咲き、その時の約束で持ってきてくれました。ありがたい話です。15歳からカメラにはまり、身近な自然の写真を撮り続けているそうです。今日も多くの野鳥を撮影し、「足尾の自然が豊かになってきた証拠です」と言ってくれました。シカとカモシカの「にらめっこ」の写真は貴重なショットです。田口さんありがとうございました。森とものみなさん、ぜひ、みちくさに立ち寄って見てください。お待ちしています。

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(舎人:仁平、清水  本日の放射線量 0.211μsv/h)

 

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2014年5月10日 (土)

ようこそ足尾・松木へ

本日はマレーシアのペトロナス工科大学と、未来創生塾のみなさんとをお迎えしての植樹です。昨日の雪が嘘のような暖かさに、新緑がまぶしい一日で、絶好の植樹日和となりました。

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まずは稲葉理事より歓迎の挨拶です。単なる植樹祭ではなく、マレーシアとの友好の機会となることを祈念しての挨拶となりました。

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全面英語でしたので、日本語が伝わらなかったのは事務局の段取り不足でした。伝わらなかった方々には申し訳ございませんでした。

続いて仁平・小井戸・橋倉の各スタッフからの植樹の説明です。みなさん真剣に聞き入ってくれています。心を込めて木を植えてくださという言葉には皆さんから暖かい反応がありました。

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後で聞いた話ですが、ペトロナス工科大学の皆さんは足尾の歴史にも造詣が深く、私たちの標語である”心と森に木を植える”という言葉の意味もきちんと理解いただいていたそうです。

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なかなか言葉の壁があり、植え方の説明がうまく伝わっていなかったかと思いましたが、いざ始まるとみなさんきちんと丁寧に作業をしてくれました。

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またとても楽しそうにしていたのが印象的です。子供のころに泥遊びとかした?と質問してみたところ、そういう機会はなかったそうですが、そんな雰囲気だったと感じたのは私だけでしょうか。

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穴掘りから土混ぜ、そして植樹と、一通りの作業を終えて1時間。その後、私たちが10年前から植樹している臼沢を散策し、お昼をとったのち、終了となりました

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午前中のスタッフの中で、午後に作業があったため、帰り際にお話しができなかったのが私を含め数名おり、それだけが心残りでした。皆さん満足していただけたでしょうか?

最後になりますが、足尾に来てくださいまして、本当にありがとうございました。また近い将来、皆さんが植えた木をぜひ見に来てくださいね。その時にお会いできる日を楽しみにしています!Terima kasih!!(事務局 小黒)

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