いのちを育む森を足尾で元気に育てよう!
今年の足尾植樹祭まで後10日程になりました。3年経った松木の杜のブナは写真(上)のように、生長は遅いですが元気なようです。1902年に廃村になった松木村の森にもブナは生き、村人に色々な恩恵を与えていたのでしょう。
そのブナが郷土雑誌『しもつけの心』誌上では、中倉山のシロブナが再び紹介されました。
今月24日に実施する第33回足尾・ふるさとの森づくりには、宮脇昭先生と岸井成格理事長も現地に立ち、参加する“森とも”の皆さんと木を植えることになりました。
また、岸井理事長は今月上旬の『毎日新聞』紙上で林野庁長官・沼田正氏と対談し、豊かな日本の森林資源を雇用の場・成長産業へ、そして環境問題にも貢献させていこう、と語っていました。
新聞報道では天皇皇后両陛下が足尾鉱毒事件と鉱害現地を訪れることが報道されました。どんなお気持ちで現地を訪れるのでしょうか。足尾銅山操業停止を明治天皇に直訴した田中正造さんの直訴状をご覧になるという話もあるようですが。
しかし、阿倍政権は憲法9条を解釈変更し、集団自衛権を拡大しようとしています。この阿倍菌に蝕まれている一部野党の皆さんも、天皇皇后両陛下のお気持ちを聞いていただきたいものです。
南相馬市では、フクシマ原発事故と東日本大震災で全壊した地域の憩いの場(公会堂)の再建とその垣根の植樹が行われました。この垣根の一部には当会から提供した苗木50本が植えられました。(理事・高橋佳夫)
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