足尾・臼沢の森は間もなく黄緑輝く新緑です
臼沢の森が芽吹き始めました。臼沢の森もうっすらと緑の色づき、ウグイスやオオルリの鳴き声が聞こえ、時折小雨が降る日でした。
本日(5日)は、足尾の森づくり10年報告のための臼沢調査の2回目です。調査は、標準木の名札付けと前回調査できなかった昨年(’13年)までの植樹場の調査をしました。
今回の調査にはロシアからの客人・ピーターさんと石島理事が参加しました。
森を歩くと葉がでて初めて気付く樹種、そのさまざまな芽吹きの表情の多彩さに驚きます。「クリの芽吹きはこうなんだ」、「ケヤキはこんなに赤いのか」そしてミズナラとコナラの微妙な違いなどが分かりました。
また、前回できなかった2011年以降の植樹場の調査もしました。現場に登りつくと食害がとても激しいことに驚きました。幼木の頭の部分を食われつつも、幼木たちは元気に生きようと細い幹の横から芽をだしていました。
根のつき具合もみましたが、根はしっかり活着している様子です。必死で生きている苗木たちをなんとか、守っていかなければと思いを強くしました。
今回の調査結果は、今月23日の観察会の参考資料に整理し、参加者に配布します。ピーターさん、石島理事お疲れ様でした。(事務局・宮原哲也)
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