カテゴリ「ふるさとの森づくり」の1595件の記事

2019年2月18日 (月)

志は高く持って、今年も足尾銅山跡地の森づくりを楽しく!

 「足尾銅山跡地から地球温暖化にブレーキをかけることはできないか。足尾町の資源を未来へ活かせる事業を考えるべきではないか。そのためには足尾町民と私たちの心をひとつにすることが前提だ。その突破口に、初夏にはホタルの灯りをともしたい」等々、会員の声が弾んだ森びと栃木県ファンクラブ第6回定期総会が昨日(17日)、宇都宮市内で開かれました。

566  14名が集って話し合った2019年の活動への意見では、先輩スタッフの健康を考えた60歳代シニアのヤル気の発言、あるいは、自分だけの世界に閉じこもっていては世界の動きが曇ってしまうから足尾現地へ入りたいという決意、さらには、太陽光エネルギーは足尾の地でも有難い恵みになっている等の嬉しい声が出されました。

565  総会は、加賀会長をはじめとした役員体制を承認し、ファンクラブは来年度の森づくりを楽しくすすめていくことにしました。

570  その後は場所を移して懇親会、会員の抱負が語られて場が盛り上がったひと時を過ごすことができました。(報告 橋倉喜一)

2019年2月15日 (金)

フィリピン・ルボ村からお礼の手紙が届く!

Img_1321  フィリピン共和国 ベンケット州 キブンガン地方・ルボ村からお礼の手紙が届きました。NPO法人WE21ジャパンへ送られてきた手紙を園田さまが送ってくれました。短くまとめて紹介します。

2017 2017年1月現地訪問時の荒れ地

 昨年の台風で「足尾スペース」エリアと農場がダメージを受けました。その復興のために、寛大な寄付 (フィリピンペソ 94300.00)を受け取りましたことをお知らせいたします。

皆様の寄付金支援に深く感謝しております。皆様の惜しみない寄付は農場の復興を助け、私達は様々な復興活動や有機農業作業へ積極的に参画できます。

あなた方の思いやり、深い寛大な寄付に、私達は心より感謝の気持ちを村人に広げたいと思います。ルボ村の素晴らしいコミュニティで、村人の前向きな励みになることを期待しています。と同様に、皆様の事業の成功を楽しみにしております。皆様の大きな力に感謝致します!(村議員のサイン)

2017_2 海外企業が放置した露天掘りの跡

Img_1323  翻訳は事務局の太宰初夏さんにお願いし、筆者がまとめました。(報告 髙橋佳夫)

2019年2月13日 (水)

いつも油断は禁物!周囲に目を光らせて森作業!

 119年前の今日は足尾銅山から流された鉱毒から命と暮らしを守る農民の政府への請願行動が、官憲から弾圧され、多くの農民が犠牲となりました。川俣事件と言われていますが、私たちの心には農民の怒りやその精神が宿っています。

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2019_0212_132839dscn6158  昨日の足尾松木沢の天気は、中倉山と足尾ジャンダルムの写真の通りです。10時の気温は1℃でした。

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2019_0212_152613dscn6169  昨日の森作業は、「臼沢西の土留め作り」と「散水」ということで即決。撒水は、ハウス内の3つのタンクに貯めておいた水のお陰で、一週間ぶりに苗木達に飲ませてあげられました。ハウス内の洗浄機も一発で始動でした。

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2019_0212_105839dscn6141  他のメンバーは土留め作りの材料を軽トラに満載して出発。荷台から“猛者”と呼ばれるメンバーによって次々と現場に運みました。頼もしい限りです。

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2019_0212_111523dscn6145  40度はある急斜面と石ころだらけの足元の移動が大変です。それぞれ慎重に作業を進め、鉄筋を打ち込み間伐材の甲羅板を重ねて土留めを作りました。

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2019_0212_114903dscn6151  そんな中、カナズチで手を叩いてしまう場面が2回ありました。とっさの体の動きで大事には至りませんでしたが、力を入れると足元がずれ、目測を誤ってしまいました。どんな時でも、「自分達がどんな状況下に置かれているのか?」を意識しないかぎり、悲劇に遭うことを瞬間に思い起こしました。

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2019_0212_121646dscn6154  作業終了後、松木の杜の柵の点検を行いました。鹿の侵入が目撃されたからです。しかし、侵入される個所が見つからず、ジャンプで侵入した可能性も考えられそうです。

2019_0212_145147dscn6168  昨日の作業は、鎌田、松村(宗)、松村(健)、加賀、小川の各スタッフでした。(報告・橋倉喜一)

2019年2月 9日 (土)

フィリピン・ルボ村村民に農作物の種と寄付金を届けました

 当会と共にルボ村村民の暮らしを支援しているNPO法人WE21・園田さんから現地調査報告が届きました。その一部を紹介します。

27  森びとから預かった20万円の寄付金はペソに換金し、94,300Psとなりました。寄付金は、昨年の台風被害で流された農作物の種約5万円分を購入し、今回の調査に参加した村人の食費等、今後の「足尾スペース」の植林活動に使ってほしいことを村人に伝えました。村人は大変喜んでくれました。 

2  フィリピン・ルボ村のふるさとの森づくりに寄付してくれた全国の皆さん、ありがとうございました。

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Photo_2  「足尾スペース」の調査は、10m×10mのスペース内の全ての苗木に番号札を付け、名前と樹高、幹の太さ等を記入しました、ということでした。

Photo_3  鉱山開発で荒廃地となった露天掘りの跡地に雨水が溜まって湖のようになった急斜面に村人が土留めをしました。その地を「足尾スペース」と呼んで、ハンノキ類、イヌビワ属の仲間、日本のマツのようなアルノス等を植えました。写真にはその苗木が育っていることが分かります。

2012  当会は、村人の暮らしの基盤となる荒廃地を、ふるさとの木によって命を育む森に育つように今後も支援していきたいと思います。NPO法人WE21の皆さんお疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)

2019年2月 6日 (水)

美味しい空気が味わえる北海道で暮らせる幸せ

 ブログを読んでくれた旭川市に住む陶芸家mさんからメールが届いた。

3  「毎日の気温の差に驚いています。以前の旭川市はこんなに雪が降らなかった気がします。ダイヤモンドダストがキラキラ輝く厳寒で雪は重たかったまですが、積雪は少なかったと記憶しています。

Photo  地面はコンクリートやアスファルト面が多くなったこともありますが、北海道の爽やかな夏のイメージはなくなり、暑い日が多くなっています。少子高齢化の波も近所まで届き、空き家になった家が壊されている様子が多く感じます。更地になると、そこにはコンクリートと砂利が目立ちます。この上に建つのがコンクリートと鉄の高層マンションです。

2  北海道開拓民が耕してきた土が見えなくなり寂しく感じます。昨今の気温の差、北海度らしさの夏が遠のいている様子を感じていると、次世代のために木を植えていくことは素晴らしい事業だと感じています。なんとも有難いのは美味しい空気を味わえる自然の中で暮らしていけるのが幸せです」。

Photo_2  先月下旬にお会いした旭川MS会の皆さんと心をひとつにして、地球温暖化にブレーキをかける運動を創りだしていきたい。(理事 髙橋佳夫)

2019年2月 4日 (月)

温暖化防止は温室効果ガス排出削減と世界の森と海を元気にすることだ!

Photo  これから寒さが緩和されていく立春だというのに、千葉県館山市の気温が20度を越した。夜になると気温が10度以下になるらしい。この温度差には人も草花も気をつけなければならない。

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P2044472  昨日の毎日新聞では、米・ミネソタ州で体感温度が氷点下53.9度(1/30)となった。オーストリアでは15日間で451㌢超えの積雪を観測した。この積雪は100年に一度という。季節が夏のオーストラリアでは熱波が襲い、最高気温が46.6度を記録した。南部では山林火災が多発している。(下・写真)

201901  世界気象機関は、一連の異常気象と地球温暖化の関連を指摘している。2日のイオン未来の地球フォーラムでは、地球温暖化の緩和と異常気象の適応を考えていくうえで、多くの知識を得ることができた。

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P2044475  地球温暖化と向き合っていく核心点は、“人間は生物社会の一員にすぎない”という冷厳な事実、“全ての生きものの命は森と海に育まれている”という考え方だと思った。「環境経済」云々という前に、二酸化炭素濃度を低める努力をしなくてはならない。二酸化炭素の人為的排出削減と二酸化炭素を吸収する森と海を元気にすることだ思った 。(理事 髙橋佳夫)

2019年2月 2日 (土)

ベルギーの高校生たちと連帯して温暖化にブレーキをかけるぞ!

 今日は東大の安田講堂で開かれるイオンフォーラムに参加する。昨年も参加したが、今年は若者たちに元気をもらって参加する。

Epson056  昨日の夕刊(毎日新聞)でベルキーの高校生35.000人以上が「パリ協定」の実現を訴えてデモを行っている事を知った。5月下旬には総選挙があるからそれまで毎週デモを続けるという。

P1294448  アメリカ中西部では20年ぶりの寒さが襲い、5千万人もの市民が南極の寒さを体験している。ホワイトハウスではトランプ大統領が、こんなに寒いのに温暖化なの?というメールを発信しているという。アメリカの研究者は、通常ならば北極上空にとどまっている極渦がどうして南方に流れるのか、と調査している。通常なら極渦はジェット気流の力によって上空にとどまっているのだが、南下した極渦の原因はその気流の動きに関連しているのかと、研究者は注目しているという。

P1294446  日本の冬将軍(寒波)の南下も偏西風の力が弱まると南下する。北極と南極が温暖化の影響で気温の差が狭くなると気流の動きに変化があるらしい。調査では北極の気温上昇のスピードが速くなっている。

Imgout  上2枚と下の写真は、東京から旭川市へ向っている飛行機内からのもの。旭川市民との「温暖化にブレーキをかける市民フォーラム」へ向けた話し合い(29日)へ向かう途中、美瑛岳周辺の写真だと思う。

P1294452  気候変動による毎年巨大化する異常気象で犠牲・被災している世界の人々。そして温暖化問題は政治問題として政府の姿勢に抗議するのも市民や若者たち。しかし、一部の政治家は暖かい部屋のなかで政治談議。第198回通常国会での安倍首相演説では、地球温暖化防止の言葉はなかった。今日のフォーラムではベルギーの高校生に連帯していきたい。(理事 髙橋佳夫)

2019年1月31日 (木)

縄文人になりきって、鉛色の雪空に“みちくさ看板柱”を打ち建てる!

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2  29日、足尾ダムゲートを入って松木沢を望むと、雪雲が山々を覆っていました。遠方の山はぼんやりとしか見えません。森びと広場に10時着、広場一面は5センチの積雪、気温はマイナス1℃。しかも強風が吹き荒れ、雪煙が舞っていました。

3  作業開始するにも躊躇する強い風なので、しばし作業小屋で話し合いをしながら待機しました。話し合いの結果、作業はハウスの苗木散水、“みちくさ”看板の穴掘りと支柱建てをすることにしました。

4  二班に分かれて作業開始、散水班は動力浄水器のエンジンも直ぐに始動したので撒水は順調にすすみました。

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6  穴掘り班は、表面の土が凍結していて少し手間取りましたが、その後は極めて順調にすすみました。穴の深さは背の高い鎌田さんの腰まで掘りました。

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8  ここまで作業がすすむとくるとスタッフのヤル気は、「柱を建てようぜ!」となりました。散水を済ませた二人も支柱建てに合流し、6人の人力でアタックしました。

9  筆者は、200㎏はある柱をどのように運ぶか、そしてどのように建てるのか?重機で吊上げないと無理だ、と思っていました。その不安は即、吹っ飛びました。

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11  鎌田スタッフは、単管3本で使って柱をお神輿のように載せて運びました。松村(宗)スタッフは、穴の中に垂直に板を立て、柱の底の角が土壁に引っかからないようにしました。これで柱の底が板をすべり、ほんの少しの力で垂直に立ちあがりました。

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13  穴の中には初代の柱で使った礎石を再利用したので、向きを補正するのも大変楽でした。 縄文時代の先人もこんなことしながら柱を立てたのだろうと思いながら、先輩スタッフのアイデアに感心しきりの筆者でした。見て、聞いて経験したことを実践場面で活かす、という事の大切さを実感しました。

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15  昼食後は、2月24日に開催される「冬の感謝デー」で使用する鉄筋や甲羅板を臼沢の森第2ゲートへ運び、森作業を終了しました。29日のスタッフは、鎌田、松村(宗)、松村(健)、岡安、加賀と筆者でした。(報告 橋倉喜一)

2019年1月27日 (日)

地球人の恩送り事業として世界の森と海を元気に、砂漠に植林できないか!

P2230129 昨年2月の足尾ダム

 明日は第198回通常国会が召集される。6月26日までの間、消費税率引き上げ、地球温暖化対策と来年度予算案、憲法改正などが審議されようとしている。4月には統一地方選挙と天皇陛下の退位、5月には新天皇の即位、6月には「G20」もあり、7月は参議院選挙である。9月に入ると国連事務総長主催の「気候サミット」が予定されている。

P2230132 昨年2月の足尾松木沢

 当会はこれらの政治情勢を見極めて、来年度の事業計画を総会で議論したい。特に、地球温暖化にブレーキをかける運動に軸足をおきたい。その出発点は、昨年(10月)発表されたIPCC「1.5°特別報告」を真剣に受け止め、そのための市民の温暖化防止要望案を正会員に提案したい。

P1194401 今年1月足尾ダム手前

 地球(人間の経済活動)からの排出される二酸化炭素を吸収してくれる森と海を元気にし、森を拡げなければならない。例えば、熱帯雨林伐採禁止の国際ルールづくり、さらに、植林が可能な砂漠で国際事業として植林するなど。そして、二酸化炭素大量排出に歯止めをかける経済活動(暮らし方含む)の大胆な改革案を要望したい。例えば、二酸化炭素排出量の多い製鉄所、セメント製造など企業はそのエネルギーとして化石燃料を使用しない、そのための経費は政府が支援する等である・・・。

Photo ヤマナラシ

 IPCC「1.5°特別報告」を読んでみると、“企業は社会貢献という意識ではなく、人類の責務として温暖化防止の大胆な挑戦をしないと世紀末の生存が不安定になる”と言われている気がしている。“地球人の恩送り事業”は待ったなし!

Dsc_0001 ワイワイ!ガヤガヤ!

 政治の流れを見極めて、“山と心に木を植えていく”新年度を迎えたい。(理事 髙橋佳夫)

2019年1月25日 (金)

東北の地から温暖化にブレーキをかけるペダルを踏みこむ

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Photo  あと一週間も過ぎると立春だが、雪国、田沢湖周辺の集落はこれから1ケ月間がもっとも雪が降る時季という(地元の方の話し)。

P1244439  23日から24日にかけて森びと秋田県ファンクラブ(23日)と宮城県ファンクラブは地球温暖化に向き合う学習会を行った。

P1244444  筆者は昨年12月の第2回理事会議案書を基に問題提起を行った。議論は、気象がおかしくなっていることは分かっているが、温暖化防止のために何をしていくのか、気象が安定するか否かは未知数という中で、とても話をつくりだすのは難しいということだった。

P1244437  それに政治的な課題でもあるので、政治へ何を要望し、市民の意見をどのように反映していくのか等が見えにくいということであった。しかし、誰かがやらなければならないことだ、という気持ちになったようだ。

P1244434  最後は、ともかく今年は秋田県内、宮城県内の地域で市民の温暖化防止策を話し合っていくアクションを起こしていくことになった。

P1244438  学習会では新たに正会員に加入してくれた二人も加わり、両県ファンクラブの1年間の事業を語り合った二日間であった。(報告 髙橋佳夫)

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