カテゴリ「ふるさとの森づくり」の1560件の記事

2018年12月19日 (水)

足尾・松木沢訪問者のベンチやテーブルに大谷石を再利用

 今日は大谷石の再利用のために宇都宮市の清原工業団地方面に9時集合。筆者自宅の塀に使われていた大谷石を「みちくさ」テラスに設置するテーブルとベンチ、そしてピザ窯に再利用しようと、50ケを足尾に運び入れました。

Pc184101  足尾に向かう日光道路から見える男体山は寒風で空気が透き通り、青空を背景にしてどっしりしていました。

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Pc184092  14時頃には足尾・森びと広場に到着、早速、荷卸し。皇海山(すかいさん・西)方面を見ると雪が降っている様子なので、休憩もせずに荷卸しを済ませました。この大谷石は、来春、「みちくさ」テラス付近に設置する予定です。

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Pc184106  森びと広場周辺の草木の様子を見ると、とても寒そうでした。冷えた身体をホットコーヒーで暖め、16時頃、若鹿に見送られながら帰路に着きました。

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Pc275041  柳澤スタッフ、仁平さんお疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

2018年12月17日 (月)

カモシカにあやかりたい厳寒を乗り越える知恵

 日光市内を抜けて日足トンネル付近に来ると男体山は雪を被り、道路端には残雪があった。車のスピードを40㎞程に落として走り、足尾「どくだみ荘」(長屋)に着くと、ここでも日陰には雪が残っていた。いよいよ本格的に冬と向き合う意識になった。

Pc164046  水道の凍結防止で元栓を閉めていたので、コックを開けていると郵便配達人が来て、「最近、この近くに二匹のニホンカモシカが現れた」と嬉しそうに話してくれた。

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Pc164050  社宅近くの残雪を観察していると、ニホンカモシカらしい足跡と糞を発見。10月頃にも、近くの駐車場にカモシカが現れた。20年前頃には、間藤駅付近でもカモシカに遭えるのは珍しくなかったが、それ以降はめっきり街内では姿を見せてなかった。

Pc164052  郵便配達人が嬉しそうに話してくれたのは、20年前頃の身近なカモシカと暮らせた街になるのではないかという期待感かもしれない。

Pc275034  本格的な冬を越す心得をカモシカから教えてもらいたいものだ。草木も厳寒を乗り越える準備を整えている。明日から今年最後の森作業だ。(理事 高橋佳夫)

森と暮らす日本人の文化を歌にして全国を回るチョージさんに拍手!

 暮らしで学んでいる日本人の文化を歌詞にして、曲をつけて各地を回り、その素晴らしさを伝えている三重県の“森とも”チョージ。数年ぶりに横浜のコンサートで彼に会った昨日(16日)。

Pc154039  ♪「冬が来る前に 薪をそろえて 斧を振りおろす 音が山に響く・・・」(曲名:土の上に生きて)、♪「晩酌のつもりが一合二合と手尺酒・・・酒の肴はうちの畑にあるものでいい・・・」(曲名:まわせ一升ビン)と、自然と向き合っているチョージ。

Pc154036  最後の曲は、生前の岸井成格理事長への想いを語って、10年前、当会のイメージソングを創ってくれた「心の森」、♪「想像できないような、1000年後の未来も 今この瞬間から始まっている 僕らが植える、小さな苗たちは 共に命をかけて未来をつくる・・・」と熱唱してくれた。

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Epson055  現在、彼は三重県津市で田んぼをもって米づくりをしている。里山や地域の暮らし、そして無農薬で米を作りながら日本人の自然観を歌にしている。“森とも”のひとり、チョージさんに心から拍手をおくることができたひと時が嬉しかった。(理事 髙橋佳夫)

2018年12月16日 (日)

宇大・留学生が現地に立って、見て、考えた「足尾isハートランド」

 昨日(15日)、宇都宮大学・大学会館多目的ホールで「足尾の歴史を活かした観光地づくり」を国際的視野から考えるシンポジウムが開催されました。

2018_1215_101312dscn5998  このシンポジウムは、宇都宮大学国際学部付属多文化公共圏センターと日光市国際交流協会が主催し、日光の魅力を①文化遺産、②国際交流、③地域づくりの観点から再発見し、学生の気づきによる提言を行う、というものでした。この活動のひとである足尾町の活性化を目指すテーマが決定され、先月17日、その1グループが松木沢の「みちくさ」と臼沢の森に訪れてくれました。

 そのシンポジウムに出席してきました。現地での私たちのサポートをどんな感想を持っているのかとても楽しみで、森びと栃木県ファンクラブの福田修一さん、弘永裕介さんと参加してきました。受付を過ぎると、訪問留学生チームのリーダー・シャン シンレイ(写真上:中国人)さんと出会う事が出来ました。

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2018_1215_103328dscn6002  シンポジウムの前半は、「足尾まるごと井戸端会議」代表の山田さから『足尾地区における歴史とまちづくり』と題した講演、その後の講演は、宇大准教授・高橋若菜さんが「足尾鉱毒事件の今日的意義」と題して行われました。高橋さんは、政治学博士らしく“環境問題は政治の問題”を強調されていました。

2018_1215_122315dscn6010  後半は学生の報告では、5グループから提言があり、共通していたことは「SNS」の活用でした。その最後に登壇したのがシャン シンレイさんのグループです。彼女は、①   URLの発信、若者にはSNSの活用、中高年には松木の自然でストレスの解消を!②   近隣の小中学校の生徒に呼びかける。③   森びと合言葉「山と心に木を植える」という“心”を説明し、大切さを強調していました。最後には、「足尾isハートランドという表現の意味を活かしていく大切さを訴えていました。

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2018_1215_122418dscn6012  討論では、筆者も発言し、頑張っている学生の皆さんへのお礼、中倉山の孤高のブナから見る現実、森びとの取り組みと想いを述べました。このシンポには、日光市観光課の佐藤さんも参加され、行政の立場で、多くの学生の提言を受け止め、その実現に向かって頂きたいと思いました。シンポジウムに参加した筆者は、足尾地区の活性化の為に、森びとも出来ることを着実に進めていきたいと心に誓いました。(報告 橋倉喜一)

2018年12月14日 (金)

AI時代を生き抜く術を磨きたい

 昨日、森びとアドバイザー・島野智之(法大教授)とお会いした。現在は、春から秋にかけて調査・観察結果を整理して、レポートを作成しているので超忙しい、と言って、先生は好きな酒を飲まなかった。話は色々と興味のあることばかりであったが、全てシークレットということなのでオープンにできるまで楽しみを残しておく。

Pc274992  ところで森びとインストラクター・山本さんからメールが届いた。「我が家の車庫の住人は最近、姿を見せません。生きているのか心配です。カワニナの死骸が確実に増えているところを見ますと生きているようです。最初に幼虫と一緒入れたカワニナは全部食べられて、100匹ほど補充しましたものが確実に食べられているようです。来年の3月がどうなるか楽しみです」というメールだ。

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P8132793 カワニナが棲む沢つくりと池つくり(上:3枚写真)

 その幼虫とは蛍である。来春3月、この幼虫は「みちくさ庭」の沢に放つ予定なので、その幼虫を山本さんに飼育してもらっている。幼虫は車庫に置いてある水槽の環境に慣れて、来春まで生き延びる適応策を得たのかもしれない。

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Cid_166c4d2a40ede1a11e92 庭造りの様子(上:写真2枚)

 AI時代を生き抜くためには、AIだけに頼っていると、“いざ!という時”の適応策が手遅れになる。私たちがもっている優れた五感で感じたことを身体に蓄積していくことをお勧めしたい。

Pa273523  来年、蛍が舞う日を森ともの皆さんと楽しみたい。(理事 高橋佳夫)

2018年12月10日 (月)

温暖化防止に地球人の心をひとつへ“恩送り事業”!

Pc063995 先週の足尾・臼沢の森

 久しぶりに喧騒な東京に帰ると懐かしい友から手紙が届いていた。差出人は、当委員会のイメージソングを作詞作曲し、ライブコンサートなどで歌っているチョージさんのマネージャーからの手紙だった。中身は、今月16日、横浜でコンサートがあるから会いたいと言うことだった。早速、マネージャーに電話して会うことにした。

2018  今日は、朝のラジオでも紹介されたように田中正造さんが明治天皇に足尾銅山の毒害防止を直訴した日。14年前の今日は、当委員会が設立日でもある。

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Pb233832 先週の風花

 14年前、設立メンバーが時間をかけて“地球温暖化をなんとか防げないか”と、二酸化炭素吸収をする森をつくり、森を元気にしていこうと“山と心に木を植える”を合言葉に活動することになった。その精神は、村びとたちと共に闘った田中正造さんの生き様であった。彼の日記に書かれていた「真の文明は 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」というメッセージを現代社会の課題に活かしていこうと語り合った、当時の熱い心を想い起こした。

Epson053  今月15日には、東京にも広葉樹の森をつくろうと「どんぐり拾いウォーキング」が開催される。地球温暖化にブレーキをかける“地球人の恩送り事業”が歩き出した。

Photo 臼沢の森に生きる天然の繭

 暫くぶりに会うチョージさんと、この事業への熱い思いを共有したい。(理事 髙橋佳夫)

2018年12月 7日 (金)

新しい年の森づくりへ向けた環境がほぼ整った足尾松木沢

 今日は年末の整理整頓作業の最終日。朝の天気は曇り空でしたが、昼頃には青空が雲の間から顔を出していました。暦の上では「大雪」ということもあって北海道や北陸地方寒波の襲来で大雪という報道でした。

Pc074018  私たちが森びと広場に到着すると、中倉山北斜面では緑化作業が始まっていました。岩に種入りの土を吹き付け、来春にはその草の種から芽がふくそうです。斜面一面が緑色に輝く来春が楽しみです。

Pc074021  今日は仁平スタッフと筆者で作業小屋の蛇口修理とビニールハウス内の整理をしました。

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Pc074035  さらには、研究学習ができる状況でない「舎務室」を、何とかその環境に近づけるために片づけをしました。終わってみると、写真で見るかぎりちょっとしたビジネスホテルのシングルルームの様です。新年から楽しい座学と森作業ができそうです。

Pc074029  昼までには年末の整理整頓は終わりました。食事後、それぞれが夕方に用事があるため、マヒワやホオジロの囀りをあとに、早めの帰宅をしました。(報告 髙橋佳夫)

2018年12月 6日 (木)

冷えた身体を温めながらの越冬準備も楽しい

Photo  久々の雨に足尾松木沢の大地はしっとりと湿り草木はホッとしているようでした。冬将軍がやって来そうな天気予報でしたが、朝8時半頃の気温は6度、肌寒い小雨でした。

0  一昨日から年末の片づけと越冬準備をしていますが、今日はいつもの寒さに戻りそうな中で作業をしました。冷えてくると沢水を引いているホースが凍ってしまうので作業小屋の蛇口をチェックすると、水が漏っていることに気き、小川スタッフに直していただきました。

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3  仁平スタッフと筆者は、今年亡くなった竹内巧アドバイザーの願いが宿ったシロダモが元気に越冬できるようにと、週一回の撒水が容易にできるように苗床とハウスの整備をしました。

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Photo_5  防草シートは西北の強風で捲りあがっていたので、それを金具で止めました。ハウス内では撒水用の水タンクが凍らないようにハウスに入れ、洗浄機を使って散水できるように設置しました。

Photo_6  昼食は冷えた身体を温めようと、けんちん汁風の汁で蕎麦を温麺で食べました。中々の味に仕上がり、ストーブの暖と温麺で身体が温まりました。

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Photo_8  午後は、散水用タンクに水を入れた小川スタッフと「みちくさ」の大掃除を始めた二人でした。外を見ると松木村の郷愁をそそる景色が現れ、早速、シャッターをきりました。足元では、チカラシバの穂が雨の重さで頭が垂れていました。

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Photo_11 ”クスノキのこもかぶり”も絵になります?

 三時過ぎ、「みちくさ」に集まって「足尾フォレストコーヒー」を飲みながら身体を温めました。遠くで雄鹿が鳴き始めたので、帰路に着きました。本日の作業は、小川、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2018年12月 5日 (水)

暖かい冬の一日、冬至が待ち遠しい足尾松木沢

 冬至が過ぎるまでの日々は何となく動きが鈍くなっています。足尾町赤倉の「どくだみ荘」の朝は、6時40分頃にならないと明るくなりません。朝早く起きても布団の中で明るくなるのを待つ時間は長い。午後3時頃には薄暗くなので、夕方までの時間も長い。その時間が気分的に鈍くなってしまいます。

Pc041765 朝の中倉山方面

 今日は仁平スタッフが朝合流、ホットコーヒーを飲みながら簡単な打合せをして、コンテナと舎務室の整理整頓をはじめました。

Pc053956  1年間、森作業に集中してきたため、道具や森づくりの必需品の余りなどがコンテナや舎務室のあちこちに散らばり、かつ”もったいない”意識があり、再利用のための物が沢山残っています。しかし、残された物は再利用されるのは少しばかりで、多くが劣化して使えなくなっています。そんな物を処理する物とそうでないものに仕分けしながらの整理整頓は時間がかかりました。

Pc053959  整理整頓好きな仁平スタッフは休むことなく、コンテナ内を片付けていました。昼食後も同じ作業を続けていましたが、薄暗くなったので時計を見ると午後5時を過ぎていました。雄鹿の遠吠えも聴こえない静かな夕方になっていました。

Pc053960  作業小屋の電気スイッチをオONンにすると写真(上)の通り、太陽が恵んでくれた灯りが気持ちを和ましてくれました。冬至まであと17日、それまでのんびりと森作業を続け、少しづつ日照時間が長くなるのを楽しみたいと思います。

Pc041766 朝の飛行機雲を見ていると師走の気持ちが? (報告 髙橋佳夫)

2018年12月 4日 (火)

臼沢の森西の獣害対策柵が完成!次は未来を生きる知恵探しへ

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今日12月4日は各地で12月としての気温が過去最高を記録したのか?ここ足尾は木々の葉はすっかり落ちて冬に向かっていますが、今日は快晴で作業をしていると夏と同じように汗がしたたり落ちました。今日の作業は「臼沢西」の獣害対策用柵作りの続きでした。

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Cimg8580 今日はベテランスタッフばかりで、獣害対策柵はあっという間に完成しました。その後は、柵が完成したので獣害用の幹ガードを外しました。狭苦しいガードの中で生きてきた木々はノビノビと背伸びをしているようでした。

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Cimg8576 昼食後は、国民宿舎「かじか荘」の小野崎支配人と足尾町の活性化のために何かできないかと、「かじか荘」と「森びとプロジェクト」がタッグを組んで未来へ向けたイベントを話し合いをしました。森づくり15年間の活動ノウハウを活かし、AI時代を迎えて人間の大切なものを失わないように「森の友だち」を探していくイベントを考えていこう、と意気投合しました。

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Cimg8585 本日の作業者は、高橋、鎌田、松村(宗)、橋倉(敬称略)そして筆者・加賀でした。

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