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2022年5月の11件の記事

2022年5月23日 (月)

植樹祭まであと2週間、待ったなしの森作業

 今日(5/23)は、南相馬市雫育苗場において応援隊「第1回役員会」を10時から開きました。前段に苗木の嫁ぎ先になった応用地質株式会社のスタッフ2名がお礼のあいさつに現地に来てくれました。応援隊・渡部代表は、これまで一本一本に愛情を注ぎこんできた苗木を立派に生長させてほしいことを切にお願いをしました。13時からは一緒に補植作業をしていくことになりました。

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 その後、役員会を開きました。年間事業計画と第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の成功に向けた取り組みについて議論を深めあいました。今年は、一歩外に出て各県ファンクラブとの交流(隣接する宮城県荒浜地区海岸防災林の視察)や11月上旬には日光市足尾ふるさと森視察をしていくことを計画していくことを確認しました。スタッフからはお互いに苦労していることや楽しいことなどを共有し学んでいこうとの前向きな発言もありました。                            役員会終了後、嫁ぎ先の苗木の根切作業と農園に植える苗(メロン、キュウリ、カボチャ、ヤーコン)の作付けを行いました。

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2022523_3農園では、霜よけカプセルを利用した苗保護作業と植え付けする苗たち

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13時からの補植には11樹種373本を軽トラックに詰め込み第2回植樹会場(原町区)まで運搬し作業に移りました。

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ようやく小さなポットの育苗作業から解放され、嫁ぎ先が決まってホッとするスタッフたち(上・下の写真)。その笑顔がなんとすばらしくすがすがしいですね。

2022523_96月5日の第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭もあと2週間後になりました。これからは待ったなしの森作業が続きます。応援隊は全力を投球して事前準備を取り組んでいきます。全国の植林ボランティアの皆さんと植樹会場でお会いできることを快くお待ちしています。

 補植作業お疲れさまでした。また、応用地質株式会社の地球環境事業部の大林さん、菅井さん大変お疲れさまでした。今日の作業には、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、岩橋事務局、小川事務局、山田事務局、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者でした。                                (報告 東城敏男)

2022年5月19日 (木)

青空のもと、2022年第1回里親植樹を行いました。

 本日5月18日(水)は月に1度の育樹デー。2022年「里親植樹」スタートの日です。

 昨日までの雨天が噓のように、朝から快晴です。天空の森から岸井成格さん(旧NPO法人森びとプロジェクト委員会理事長)や宮脇昭さん(同最高顧問)がエールを送ってくれていると感じる1日となりました。 

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 昨年、コロナ禍で地球温暖化に少しでもブレーキをかけたいと植樹を希望する方に代わり、足尾スタッフが「臼沢西の森」に苗木を植えてきました。今年は会員の皆さんや森ともの皆さんと植樹が出来ることを願いましたが、まだまだ世界中で新型コロナウイルス感染が落ち着きません。今年第1回となる「里親植樹」には84名、3団体の皆さんから参加申し込みをいただきました。

 本日の育樹デーには森びとスタッフ・サポーター10名が参加。「中倉山のブナを元気にする恩送り」に申し込みをしてくれた香港からの留学生キンバリーさんも参加してくれました。

 9時からコーヒーを飲みながら作業打ち合わせを行いました。午前中は臼沢西の森に「里親植樹」、次回に向けて黒土の荷揚げ。午後は「りんねの森」の獣害柵に目の細かい金網の張り付け、獣害柵外側にスカート柵の取り付けを行うことにしました。

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 昨日までに苗木やスコップが「臼沢の森」入口の柵内に準備されているので、背負いカゴと背負子を軽トラに積み「臼沢西の森」に向かいました。本日の植樹地「C、B、あ、い」の順に苗木を運び、同じ樹種が並ばないように苗木を確認しながら篠竹のところに並べていきました。

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 まずは階段東側の「C、B」植樹地から植樹をスタート。植樹地の砂土を掘り、黒土と“まじぇる、まじぇる”して土壌を柔らかくし、苗木を丁寧に植えていきました。植えた後は風で苗木が振られないように一本一本麻ひもで篠竹に縛りました。9時の気温は16℃でしたが陽が照り付け汗ばむ陽気となりました。時折松木川源流から吹き抜ける風が心地よく感じ、緩斜面の森からはエゾハルゼミやキジの鳴き声が響き、私たちを応援してくれているようでした。

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Dsc05593 「C、D」を植え終えた後は階段西側の「あ、い」の植樹地に移動し植樹を行いました。160本の苗木を植え終え、記念撮影です。

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  水分補給の小休止を取り、次の作業に移りました。階段に一列に並び、黒土のバケツリレーです。本日初めて植樹を行った山内さんとキンバリーさんが下を固め、黒土を上げてくれました。穴の開いた黒土の袋には雨水がしみ込み、持ち上げるたびにズシリときます。中腹の植樹地まで荷揚げし、12時に完了したので下山し道具を片付け、昼食を摂りました。林子さんからお菓子、清水から水羊羹の差し入れがありました。ありがとうございました。

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  午後は、森びと広場下の「りんねの森」植樹地の獣害柵に目の細かい金網張りとスカート柵を取り付けました。松村宗雄さん、済賀さん、大塚さん、山内さん、キンバリーさん、林子さんが手分けし、目の細かい緑の金網を広げながら針金で獣害柵に取り付けていきました。

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  鎌田さん、山本さんは松木川河川敷の「りんねの森」に鎌田さんが持参したヤナギの幼木20本を植えました。

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 加賀さんと筆者は、苗床の苗木が葉を出し始めたので撒水するために水源からの給水ホースの確認を行いました。ホースの継ぎ目が途中で外れており、つなぎ直して水が流れることを確認して苗木に水をかけました。苗木の葉に水が滴り、苗木も気持ちよさそうです。 

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 2時半過ぎに全員で獣害柵スカートが跳ね上がらないように、岩を置いていきました。3時を過ぎたので本日の森作業に区切りを付け、終了ミーティングを行って帰路につきました。本日参加した留学生のキンバリーさんからは「木がないところに森をつくることは、現場に来なければ分からない。楽しかったです」と感想を伝えてくれました。

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 地球のため、愛する人のため、これからの世代のため、木を植える活動「里親植樹」への参加をお待ちしております。

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  本日の作業者は、加賀さん、済賀さん、鎌田さん、松村宗さん、大塚さん、山本さん、山内さん、林子さん、キンバリーさん、筆者清水でした。「里親植樹」、森作業お疲れ様でした。

(報告 清水 卓)

2022年5月17日 (火)

本年第1回里親植樹の準備が整いました!

  本日(5月17日)の足尾・松木沢の8時40分の気温は13℃。曇り空で風はありませんでしたが肌寒い感じです。

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 ホットコーヒーを飲みながら加賀スタッフから本日の作業の説明を受けました。

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  午前中は、昨年から臼沢西の植樹地でスタートした里親植樹が明日、本年の第1回目の開催です。この植樹地の整備とこの植樹地の中央上部の獣害ネットが落石で破損した箇所の修繕です。午後は、臼沢西の植樹地の里親植樹の苗木の生長の確認作業です。

 打合せ後に軽トラックに必要な資材を積込み臼沢西の植樹地に向かいました。植樹地の急な階段を資材を持ってゆっくりと登りました。

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  明日の植樹地にあらかじめ黒土を入れてありますのでマンノウで整地し篠竹を刺しました。3人で115本の植樹地の整備が1時間程で完了しました。

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 次に、この植樹地の中央上部の獣害ネットが落石でポールが2本破損しています。

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人力で石を横に移動しポール2本を打込み金属の獣害ネットを3枚固定しました。作業をしながら「今後、雨の降った次の日には点検が必要」と話が出ました。

 昼食後は、コロナで足尾に来て植樹を出来ない方の為に我々スタッフが代わりに植樹を行なう里親植樹の苗木の点検を行ないました。苗木が地上30cm位の位置と地表スレスレの位置で鋭利な切り口の痕がありましたので、ウサギによる被害と思われます。しかし、獣害にあつても苗木は、元気な芽を出していました。苗木の生長の為に獣害対策の強化を進めなければなりません。

 最後に、明日植える苗木に散水をしましたのでこれで準備が無事終了しました。

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 本日の作業者は加賀スタッフと橋倉サポーターと筆者でした。作業ご苦労さまでした。                        (報告・済賀 正文)

2022年5月16日 (月)

肌寒い中、みんなで森作業を行う!!

 本日16日、10時から応援隊6名は、雫育苗場で5月2回目の育苗作業を行ないました。今日の南相馬市は小雨、気温15度で少しは肌寒い一日でした。自宅から雫育苗場へ向かう途中の萱浜地区は、菜の花で黄色に染まっていました。作業前に温かいコーヒーを飲みながらのミーティングを行ないました。

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 今日の作業は23日に補植するポット苗の草取りと根切り作業(300本)。松林副代表は農園にサツマイモの苗(紅あずま)25本を植え付けました。夏から秋にかけての収穫が大変楽しみです。途中休憩を取りながら今日も和気あいあいと作業をしました。

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 作業終了後には渡部代表から小松菜の差し入れがあり、みんなで分け合いました。渡部代表、いつもありがとうございます。

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 6月5日は第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されます。植樹ボランティアの皆さんの参加をお待ちしております。

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 本日の参加者は、松林副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者・岩橋 孝でした。

(報告 事務局:岩橋 孝)

 

 

2022年5月15日 (日)

お互いの目を見ての話は大切

 本日、Zoomによる各県ファンクラブ代表者会議を開催し、20名が参加しました。

Zoom 話し合ったのは、各県で秋に計画する地球温暖化にブレーキをかけるためのお茶会についてと第3回総会に向けての意思統一をしました。

 提案をしたのは私たち運営委員ですが、高橋顧問から社会運動を運営する私たちの言葉遣いには注意しようと提起されました。特に、労組役員経験者は無自覚的に労組用語が使われてしまう傾向が強いので、その話を聴く市民の受け止めをふまえていくことを大切にしようとの指摘がありました。

 議論では各県ファンクラブの現状・お茶会開催に向けての悩みや計画を出していただき、深掘りをしていきました。1時間ほど議論をして分かったことは、提案する側は当初各県ファンクラブの現実を掴んで提案をしていなかったこと。各県ファンクラブ側は、呼びかけ相手が不明確であったり、呼びかけ相手の意識を掴んでいないこと等であり、前段に提案していた中身(文字だけ)では心が一つになっていないことがハッキリとしました。直接会うことはまだまだ難しいですが、Zoomを使用して顔を見て話をすることはつくづく重要であり、今後もZoomを活用してお互いに対話をいきたいと思います。Photo_4 今日は、岸井成格さん(当時NPO法人森びとプロジェクト委員会理事長)の命日でした。天国から「皆んなよく頑張っているなぁ~」と言われるよう、今後も各地での森づくりも議論も真剣にやっていきます。Photo

Photo_9 (左)今日の琉球新報     (右)50年前の琉球新報

(報告・小林敬)

2022年5月13日 (金)

雨模様の空のもと、ゲストを迎える準備の森作業!

 今朝の足尾・松木沢は小雨で、9時の気温は15℃、薪ストーブに火を入れましたが今度は暑くなる微妙な天気でした。今日は、雨の中での作業になるだろうと覚悟をしてきましたが、打ち合わせを終えるころには雨が上がり、作業を行うのにぴったりの陽気でした。

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 今日の森作業は、明日植樹に来られるゲストの皆さんを迎える準備作業です。

9時過ぎに苗木を積んだ加賀スタッフの車が到着、作業開始です。

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14日の植樹、18日の里親植樹に使う苗木を、植樹地別に分けてトレーに並べます。隣り合った苗木が同じ樹種にならないようにするため、似た苗木に区別の為の荷札を付けます。

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 植樹地の臼沢西へ向かう頃には、足尾ジャンダルムも顔を出し雄大な姿を見せてくれました。

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加賀スタッフ、済賀スタッフは現場に着くと、打ち合わせ通りテキパキと作業を進めます。

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明日訪れるゲストの皆さんは、昨年の里親植樹に参加されてる方が何人かいますので、二人のスタッフは、「この木があなたの木です!」とご案内することを楽しみにしていました。

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 その中には、ウサギの食害を受けながら元気に芽を吹き頑張っている木があります。自然の厳しさと、木の生命力をぜひ見て頂きたいと思います。

 森びと広場の桜も、八重桜を最後に終わりを告げます。精一杯咲き誇った花びらが大地をピンク色に染めます。

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 家に戻ると、春の便りが届いていました。千葉の森ともの相川さんから”ソラマメ”が沢山届きました。いつも本当にありがとうございます。また元気を頂いて頑張れます。

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 今日の森作業は、加賀、済賀両スタッフ、と筆者でした。

   (報告 橋倉 喜一サポーター)

2022年5月12日 (木)

無言の語り木“孤高のブナ”は若葉がひらき、次代への花を咲かせていました。

 今日12日は朝日新聞社の中村記者と中倉山のブナに会いに行きました。4月29日に計画した「2022中倉山のブナを元気にする恩送り」に参加申し込みをされましたが、雨で中止、6月11日に開催が変更となったため、取材日程を調整し本日となりました。

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 九州地方から雨が振り出し天候を心配しましたが、時折太陽も顔を出し絶好の登山日和となりました。

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 足尾ダム下の駐車場で待ち合わせをし、7時25分に中倉山登山口を出発しました。

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中村記者は低山ハイキングを楽しんでいるそうですが中倉山は初めてということで、済賀さんが先導し、リョウブやヤシャブシが芽吹き始めた九十九折りの登山道をゆっくりと登りました。

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 森の中ではツツジの紅い花が光を浴びて、私たちの目を楽しませてくれます。

 こまめに給水タイムを取り、足を滑らせないように登ること1時間。最初の尾根に到着しました。

 リュックを下ろしてしばし休憩。済賀さんからいただいたチョコレートでエネルギー補給しました。白と紅のツツジが咲き、南西の山の斜面は新緑で輝き、ポツンポツンと点在するヤマザクラの白い花が満開でした。

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 ここからは尾根の直登です。呼吸を整えながら一歩一歩踏み出して登りました。ピークに到着して木々の間から中倉山を眺めると、遠くの尾根に「無言の語り木」”孤高のブナ”が凛とした姿を見せてくれました。

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 「遠くに見えますが、あと少しですよ」と、疲れの見える中村記者に声かけして、一路ブナを目指しました。南斜面の迂回路を歩き、ミズナラの森を抜けると笹の斜面が広がり、“孤高のブナ”が目に飛び込んできました。はやる気持ちを抑えブナに近づき、枝や葉の様子を見ると、若葉が芽吹き、下の枝は蕾が膨らみ葉を広げようとしています。

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 よく見ると花が咲いています。びっくりしました。秋に実をつけてくれることを願いました。

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 持参した植生袋に黒土5リットルを詰め、昨年11月に貼り付けた植生袋を確認し、土留めとの隙間に貼り付けました。3袋と少ない数ですが、北斜面に根付くよう、しっかりと止め金具を打ち込みました。

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 ブナの観察と植生袋の発芽状況、崩壊地の状況を確認し、山頂の尾根コースを通り下山しました。下山後は遊働楽舎“みちくさ”に移動し遅い昼食を取りました。昼食後は、森びとプロジェクトの森づくり活動やブナ保護活動について取材を受けました。

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 煙害に耐え、中倉山の山頂から足尾を見続けてきたブナが、現在気候変動による豪雨・強風に耐えています。延期した「中倉山のブナを元気にする恩送り」は6月11日に開催します。皆様のご協力をお願いいたします。

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 本日の参加者は、朝日新聞・中村記者、済賀さん、筆者・清水の3人でした。

 (報告 清水 卓)

2022年5月11日 (水)

新緑に包まれ、爽やかな風に吹かれての森作業進む!

   本日(5月11日)8時40分の足尾・松木の気温は13度、晴天で爽やかな風が吹きぬけています。Dsc06189Dsc06190

   9時からの作業打合せで、りんねの森に網目の細かい獣害ネットを張りにしました。松木川湖畔の植樹地の周囲約90メートルを張り終わりました。

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   昼食時に大野さんからの差し入れを頂きました。ごちそうさまでした。

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  昼食後も森びと広場下の新植樹地の残っていた獣害ネット張りも順調に終わりました。

しかし、網目の細かい獣害ネット張りは、時間切れで途中までになってしまいました。

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   作業中いろいろな緑色を見て松木川からの風にあたると目と身体が洗われます。今年から始まるりんねの森づくりの準備が着実に進んでいます。Dsc06196

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   将来どの様な森になるのかを想像しながら作業を進めました。本日も、怪我や事故も無く無事森作業を終了しました。

 本日の作業者は、鎌田さん大野さん済賀でした。本日の森作業ご苦労様でした。

                                                                                                       (報告:済賀 正文)

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年5月 9日 (月)

苗木の嫁ぎ先が決まり一安心

    今日の南相馬市の苗場の天気は、曇り空でした。朝の打ち合わせでは、岩橋事務局からうれしい報告がありました。先日、市役所の担当者から苗木の嫁ぎ先として、応用地質株式会社が使用したいとの連絡があり、その準備をお願いしたいとの報告でした。参加したスタッフは、ようやく念願かなって小さなポット苗から解放されて、すくすく育ってほしいと話されました。

202259_3    今日の作業は、嫁ぎ先の苗木の選別作業と農園の春野菜の苗の植え付け(スイカ、カボチャ)に分担し行いました。

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    12樹種の800本を選別し終え、ホッとしました。

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    農園では、前回植え付けした菊芋も大きく生長していました。今回は、農業のベテランでもある渡部・松林両人が担当し、スイカとカボチャを植え付けしました。今から楽しみですが、次回はサツマイモの苗を植えていきたいと夢を語りながら話していました。

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202259_9    前回(4/26)植えつけた菊芋の苗が大きく生長

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 苗場には、大事な苗木が1200本ほどあります。今後も育樹・補植作業に力を入れ取り組んでいきます。応援隊は、6月5日の第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の成功に向け市民のみなさんをはじめ全国の植林ボランティアみなさんと共に取り組んでいきます。植樹会場での出会いを楽しみにしています。

今日の作業には、渡部代表、松林副代表、山田事務局、岩橋事務局、道中内スタッフ、筆者でした。大変、お疲れさまでした。

                          (報告 東城敏男)

2022年5月 4日 (水)

新緑のまぶしさ!こんな言葉がぴったりの足尾・松木沢

 今朝の足尾・松木沢は、雲ひとつない快晴。9時の気温は12℃もあり、昼過ぎには25℃にもなって、少し動いただけでも汗ばむ陽気でした。臼沢の森は淡い緑色の光を放ち、足尾・ジャンダルムは、真っ青な空の下で堂々とした姿を見せていました。

 余りのすがすがしさに、思わず深呼吸をしてしまいました。

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 今日は昨日と同様に、今後の森づくりを始めとした諸活動を、意識しながら散策する事としました。同時に、獣害防止柵の点検を行う事としました。行先は、松木の杜と新松木の杜です。

 それぞれの森は木々の枝打ちが行われ、下草もきれいに刈り取られていて陽の光が差し込み、それを好むスミレの花が至る所に咲いていました。

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 他方で、毎年楽しみにしていたヤマユリの片方が芽吹いていませんでした。他の一本は既に90cmくらいまで成長しています。何故そうなったのか?原因を探る必要があります。  

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 獣害対策は、折れたポール4本が見つかり、新たにポールを立てて補強をしました。松木の杜では、出入りしていた箇所が確定され(柵のてっぺんにシカの毛が付いていた)柵のかさ上げの処置をしました。

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 また松木の森の中で、二重に柵をかけて獣害対策をした「壬生北小学校」の植樹地の苗木たちも成長を続けていました。当時の小学生も大きくなっている事でしょう。苗木たちに会いに来ませんか?。待っています。

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 午後は、作業小屋周辺の環境整備を行いました。入口にあった薪置き場を整理して、左側の薪置き場も単管を使って頑丈な設備にする予定です。

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 大型連休も山を過ぎようとしています。中倉山は大人気で、銅親水公園の駐車場は満杯です。明日は5日で「こどもの日」です。清水副代表が柏餅を差し入れしてくれました。柏の葉の香りが昔を思い出させます。

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 今日の参加者は清水副代表、済賀スタッフ、筆者は橋倉サポーターでした。

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