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2022年5月の23件の記事

2022年5月16日 (月)

肌寒い中、みんなで森作業を行う!!

 本日16日、10時から応援隊6名は、雫育苗場で5月2回目の育苗作業を行ないました。今日の南相馬市は小雨、気温15度で少しは肌寒い一日でした。自宅から雫育苗場へ向かう途中の萱浜地区は、菜の花で黄色に染まっていました。作業前に温かいコーヒーを飲みながらのミーティングを行ないました。

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 今日の作業は23日に補植するポット苗の草取りと根切り作業(300本)。松林副代表は農園にサツマイモの苗(紅あずま)25本を植え付けました。夏から秋にかけての収穫が大変楽しみです。途中休憩を取りながら今日も和気あいあいと作業をしました。

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 作業終了後には渡部代表から小松菜の差し入れがあり、みんなで分け合いました。渡部代表、いつもありがとうございます。

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 6月5日は第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されます。植樹ボランティアの皆さんの参加をお待ちしております。

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 本日の参加者は、松林副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者・岩橋 孝でした。

(報告 事務局:岩橋 孝)

 

 

2022年5月15日 (日)

お互いの目を見ての話は大切

 本日、Zoomによる各県ファンクラブ代表者会議を開催し、20名が参加しました。

Zoom 話し合ったのは、各県で秋に計画する地球温暖化にブレーキをかけるためのお茶会についてと第3回総会に向けての意思統一をしました。

 提案をしたのは私たち運営委員ですが、高橋顧問から社会運動を運営する私たちの言葉遣いには注意しようと提起されました。特に、労組役員経験者は無自覚的に労組用語が使われてしまう傾向が強いので、その話を聴く市民の受け止めをふまえていくことを大切にしようとの指摘がありました。

 議論では各県ファンクラブの現状・お茶会開催に向けての悩みや計画を出していただき、深掘りをしていきました。1時間ほど議論をして分かったことは、提案する側は当初各県ファンクラブの現実を掴んで提案をしていなかったこと。各県ファンクラブ側は、呼びかけ相手が不明確であったり、呼びかけ相手の意識を掴んでいないこと等であり、前段に提案していた中身(文字だけ)では心が一つになっていないことがハッキリとしました。直接会うことはまだまだ難しいですが、Zoomを使用して顔を見て話をすることはつくづく重要であり、今後もZoomを活用してお互いに対話をいきたいと思います。Photo_4 今日は、岸井成格さん(当時NPO法人森びとプロジェクト委員会理事長)の命日でした。天国から「皆んなよく頑張っているなぁ~」と言われるよう、今後も各地での森づくりも議論も真剣にやっていきます。Photo

Photo_9 (左)今日の琉球新報     (右)50年前の琉球新報

(報告・小林敬)

2022年5月14日 (土)

天気に恵まれ、ゲストを迎え楽しい植樹でした。

 5月14日(土)、朝8:40足尾・松木の里の天気は雨を心配していましたが、雲が多いものの雨は上がり、雲が山の上の方にどんどん上がっていき、山頂が見えてきました。気温は18℃もあり、蒸し暑くなりそうな天気です。今日は、コロナの外出規制が無くなったので、何としても足尾に木を植えに行きたいと、森びとプロジェクトの会員である東京の野田佳子さんがお友達を誘って来てくださいます。

 11時頃の到着予定なので、「みちくさ」をオープンさせましたが、雨の予報のためか来訪者は見えません。「みちくさ」の周りを少し散策しました。今年初めて聞く「エゾハルゼミ」の鳴き声が聞こえていました。

Img_3354 Img_3360 Img_3362 Img_3371 桜の木は花も散り葉桜になっていますが、小さなサクランボが赤くなってきました。ウワミズザクラもブドウのように生る房が出来ています。猿や熊の食料になります。

Img_3382 Img_3378 11:10に野田さんたち13名が到着しました。うんしゅう亭で濟賀スタッフから歓迎のあいさつを行い、加賀スタッフから植樹地やスケジュールの説明を行いました。その後、昼食をとり12:15に植樹地である「臼沢西の森」に歩いて向かいました。皆さん、ご高齢にもかかわらず、「わっはっは!ワッハッハ!」と笑いながら元気に山を登って行きます。今日は、参加者分13本と参加できなかった方の9本を合わせ、ミズナラ、コハウチワカエデ、シラカンバ、ヤマザクラなど9種類22本を植えます。植樹地に着き、濟賀さんが植樹の仕方の説明を行い、「さあ、では植樹スタート!」といったのですが、ここでもセレモニーがありました。野田さんグループの名前は、「ラフター・ヨガ・元気の会」と言って、ラフター(笑い)が健康の基であるということで、笑いが物事の始まりのようです。

Img_3380 Img_3386 Img_3392 いよいよ木を植えます。慣れないスコップの扱いと石が多い場所で穴を掘るのに苦労をしていましたが、ゆっくり、丁寧に植えてくれました。約1時間で植え終わり、記念写真を撮る時も笑って、笑ってのポーズです。その後、昨年、「里親植樹」に申し込んでくれた方の木を見てみました。皆さんしっかりとハガキを持参して、自分の木の番号を探してみましたが、かなりの数でウサギの被害にあっておりがっかりしたかと思いきや、「あっ、小さな芽が出ている。まだ生きているよ。元気になってね。」とあくまでもポジティブでした。

Img_3397 Img_3396 Img_3400 14:00頃に下山。「新松木・松木の杜」を外から見学をして「うんしゅう亭」に戻り、感想を伺うと、「本当に楽しかった。」「空気が美味しい。」「紅葉の時も来たいね。」などと言っていました。

 閉会となるのですが、ここも「ラフター・ヨガ」式の閉会式でした。言葉では言い表すのが難しいので写真をご覧ください。

Img_3407_2 Img_3424 雰囲気は伝わったでしょうか。とにかく体を動かして、笑いまくるのです。空も喜んでいるかのように青空が広がってきました。八重桜の桜のじゅうたんの上に座って記念写真を撮り、今日の楽しい一日が終わりました。野田さんグループの皆さま、ありがとうございました。また、お会いしましょう。Img_3429 Img_3426 本日「みちくさ」の訪問者はいませんでした。参加した森びとプロジェクトメンバーは、濟賀スタッフ、弘永サポーター、筆者加賀スタッフでした。

2022年5月13日 (金)

雨模様の空のもと、ゲストを迎える準備の森作業!

 今朝の足尾・松木沢は小雨で、9時の気温は15℃、薪ストーブに火を入れましたが今度は暑くなる微妙な天気でした。今日は、雨の中での作業になるだろうと覚悟をしてきましたが、打ち合わせを終えるころには雨が上がり、作業を行うのにぴったりの陽気でした。

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 今日の森作業は、明日植樹に来られるゲストの皆さんを迎える準備作業です。

9時過ぎに苗木を積んだ加賀スタッフの車が到着、作業開始です。

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14日の植樹、18日の里親植樹に使う苗木を、植樹地別に分けてトレーに並べます。隣り合った苗木が同じ樹種にならないようにするため、似た苗木に区別の為の荷札を付けます。

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 植樹地の臼沢西へ向かう頃には、足尾ジャンダルムも顔を出し雄大な姿を見せてくれました。

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加賀スタッフ、済賀スタッフは現場に着くと、打ち合わせ通りテキパキと作業を進めます。

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明日訪れるゲストの皆さんは、昨年の里親植樹に参加されてる方が何人かいますので、二人のスタッフは、「この木があなたの木です!」とご案内することを楽しみにしていました。

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 その中には、ウサギの食害を受けながら元気に芽を吹き頑張っている木があります。自然の厳しさと、木の生命力をぜひ見て頂きたいと思います。

 森びと広場の桜も、八重桜を最後に終わりを告げます。精一杯咲き誇った花びらが大地をピンク色に染めます。

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 家に戻ると、春の便りが届いていました。千葉の森ともの相川さんから”ソラマメ”が沢山届きました。いつも本当にありがとうございます。また元気を頂いて頑張れます。

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 今日の森作業は、加賀、済賀両スタッフ、と筆者でした。

   (報告 橋倉 喜一サポーター)

2022年5月12日 (木)

無言の語り木“孤高のブナ”は若葉がひらき、次代への花を咲かせていました。

 今日12日は朝日新聞社の中村記者と中倉山のブナに会いに行きました。4月29日に計画した「2022中倉山のブナを元気にする恩送り」に参加申し込みをされましたが、雨で中止、6月11日に開催が変更となったため、取材日程を調整し本日となりました。

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 九州地方から雨が振り出し天候を心配しましたが、時折太陽も顔を出し絶好の登山日和となりました。

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 足尾ダム下の駐車場で待ち合わせをし、7時25分に中倉山登山口を出発しました。

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中村記者は低山ハイキングを楽しんでいるそうですが中倉山は初めてということで、済賀さんが先導し、リョウブやヤシャブシが芽吹き始めた九十九折りの登山道をゆっくりと登りました。

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 森の中ではツツジの紅い花が光を浴びて、私たちの目を楽しませてくれます。

 こまめに給水タイムを取り、足を滑らせないように登ること1時間。最初の尾根に到着しました。

 リュックを下ろしてしばし休憩。済賀さんからいただいたチョコレートでエネルギー補給しました。白と紅のツツジが咲き、南西の山の斜面は新緑で輝き、ポツンポツンと点在するヤマザクラの白い花が満開でした。

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 ここからは尾根の直登です。呼吸を整えながら一歩一歩踏み出して登りました。ピークに到着して木々の間から中倉山を眺めると、遠くの尾根に「無言の語り木」”孤高のブナ”が凛とした姿を見せてくれました。

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 「遠くに見えますが、あと少しですよ」と、疲れの見える中村記者に声かけして、一路ブナを目指しました。南斜面の迂回路を歩き、ミズナラの森を抜けると笹の斜面が広がり、“孤高のブナ”が目に飛び込んできました。はやる気持ちを抑えブナに近づき、枝や葉の様子を見ると、若葉が芽吹き、下の枝は蕾が膨らみ葉を広げようとしています。

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 よく見ると花が咲いています。びっくりしました。秋に実をつけてくれることを願いました。

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 持参した植生袋に黒土5リットルを詰め、昨年11月に貼り付けた植生袋を確認し、土留めとの隙間に貼り付けました。3袋と少ない数ですが、北斜面に根付くよう、しっかりと止め金具を打ち込みました。

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 ブナの観察と植生袋の発芽状況、崩壊地の状況を確認し、山頂の尾根コースを通り下山しました。下山後は遊働楽舎“みちくさ”に移動し遅い昼食を取りました。昼食後は、森びとプロジェクトの森づくり活動やブナ保護活動について取材を受けました。

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 煙害に耐え、中倉山の山頂から足尾を見続けてきたブナが、現在気候変動による豪雨・強風に耐えています。延期した「中倉山のブナを元気にする恩送り」は6月11日に開催します。皆様のご協力をお願いいたします。

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 本日の参加者は、朝日新聞・中村記者、済賀さん、筆者・清水の3人でした。

 (報告 清水 卓)

2022年5月11日 (水)

新緑に包まれ、爽やかな風に吹かれての森作業進む!

   本日(5月11日)8時40分の足尾・松木の気温は13度、晴天で爽やかな風が吹きぬけています。Dsc06189Dsc06190

   9時からの作業打合せで、りんねの森に網目の細かい獣害ネットを張りにしました。松木川湖畔の植樹地の周囲約90メートルを張り終わりました。

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   昼食時に大野さんからの差し入れを頂きました。ごちそうさまでした。

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  昼食後も森びと広場下の新植樹地の残っていた獣害ネット張りも順調に終わりました。

しかし、網目の細かい獣害ネット張りは、時間切れで途中までになってしまいました。

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   作業中いろいろな緑色を見て松木川からの風にあたると目と身体が洗われます。今年から始まるりんねの森づくりの準備が着実に進んでいます。Dsc06196

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   将来どの様な森になるのかを想像しながら作業を進めました。本日も、怪我や事故も無く無事森作業を終了しました。

 本日の作業者は、鎌田さん大野さん済賀でした。本日の森作業ご苦労様でした。

                                                                                                       (報告:済賀 正文)

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年5月 9日 (月)

苗木の嫁ぎ先が決まり一安心

    今日の南相馬市の苗場の天気は、曇り空でした。朝の打ち合わせでは、岩橋事務局からうれしい報告がありました。先日、市役所の担当者から苗木の嫁ぎ先として、応用地質株式会社が使用したいとの連絡があり、その準備をお願いしたいとの報告でした。参加したスタッフは、ようやく念願かなって小さなポット苗から解放されて、すくすく育ってほしいと話されました。

202259_3    今日の作業は、嫁ぎ先の苗木の選別作業と農園の春野菜の苗の植え付け(スイカ、カボチャ)に分担し行いました。

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    12樹種の800本を選別し終え、ホッとしました。

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    農園では、前回植え付けした菊芋も大きく生長していました。今回は、農業のベテランでもある渡部・松林両人が担当し、スイカとカボチャを植え付けしました。今から楽しみですが、次回はサツマイモの苗を植えていきたいと夢を語りながら話していました。

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202259_9    前回(4/26)植えつけた菊芋の苗が大きく生長

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 苗場には、大事な苗木が1200本ほどあります。今後も育樹・補植作業に力を入れ取り組んでいきます。応援隊は、6月5日の第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の成功に向け市民のみなさんをはじめ全国の植林ボランティアみなさんと共に取り組んでいきます。植樹会場での出会いを楽しみにしています。

今日の作業には、渡部代表、松林副代表、山田事務局、岩橋事務局、道中内スタッフ、筆者でした。大変、お疲れさまでした。

                          (報告 東城敏男)

2022年5月 7日 (土)

足尾は曇ったり、晴れたりで静かな一日

 ゴールデンウイーク終盤の今日7日は、雨の予報が出ていたので、足尾を訪れる方は少なく、“みちくさ”に立ち寄ってくれる方も少ないのではないかと心配しながら足尾に入りました。

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 9時の気温は13℃、昼には22度まで上がりました。対岸の河川敷では堰堤工事を行っており、ショベルカーのキャタピラの音が時々聞こえましたが、小鳥の囀りが綺麗に聞こえる静かな一日でした。

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 朝の打ち合わせを行い、福原さんと筆者・大野が「りんねの森」の湿地ブロック担当になっているので、どのような種類の木を植え、どのような杜にするか、案を出し合い構想を練りました。

 その後、湿地ブロックの周囲の長さを再度測りました。以前測った長さとほぼ一緒でした。

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 その後、“みちくさ”をオープンし、訪問者を待ちました。10時頃に男女二人連れがダムゲート方面に歩いていきました。

 福原さんは、14日に森の観察・植樹に訪れる野田さんグループが安全に植樹ができるように“臼沢西の森”の整備を行いました。

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 昼食を取り、柳澤スタッフが持ってきてくれたヒューム管の太さ、長さを調べました。直径25cmは6mあり、それより小さい直径20㎝のものは、27m60cmあることが分かりました。水路づくりも少し見えてきました。

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 今日は、遊働楽舎“みちくさ”に寄ってくれる方を待ちましたが、人通りもなく立ち寄る方はいませんでした。福原さんは水路の整備をし「いい汗をかいた」と笑顔を見せてくれました。

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 “みちくさの庭”は草花が咲き始めました。松木の森・杜の新緑と草花を愛でに来ませんか。“森とも”の皆さんの訪問をお待ちしています。

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 帰り道、筆者は渡良瀬商事に立ち寄り、黒土の搬入について打ち合わせを行いました。社長との打合せでは、今月16日から「りんねの森」入り口付近に数回に分けて搬入していただけることになりました。

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  本日のみちくさ担当は、福原さんと筆者・大野でした。

2022年5月 5日 (木)

爽やかな春風が吹き抜け、新緑が目に沁みる松木の里でした。

 足尾に向かう途中、田植えを終えたばかりの水田は朝日でキラキラと輝いていました。今日はGWも後半に入る5日子供の日、松木渓谷は快晴です。「森びと広場」の八重桜は満開です。気温も8:40で既に18℃ありました。

 今日の「みちくさ」担当は鎌田サポーターと加賀スタッフです。打ち合わせを行い、午前中は14日に神奈川県から森の観察に訪れる野田さんグループが植樹をする「臼沢西の森」の植樹地に土を入れる作業と、先日落石で獣害防止柵が破壊された時に、土留めも何か所か破壊されており、その修理を行うことにしました。

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 人の力では動かせないほど大きい石が3個ほど、その他大中小の石がかなりの数で落ちてきていました。崩れた土留めを修復するのですが、土留めを取り去ると土が崩れて流れ、苗木も一緒に流れてしまうので、苦肉の策ですが崩れた所はそのままにし、上に新たに土留めを作ることにして土の流れを防ぐようにしました。

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その後、植樹地に土を運び、袋から土を出して14日の植樹地を整備しました。

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 昼食を早めにとり、加賀スタッフは「みちくさ」をオープンさせました。鎌田サポーターは、昨日点検できなかった「民集の杜」の獣害防止柵の点検に行き、異常ないことを確認してきました。

 12:30頃、宇都宮から来たというご夫妻がベンチで昼食をとっていました。これから、渓谷の方に散策に行くということでしたので、帰り「みちくさ」に寄ってくださいとお誘いしました。

 13:10頃には、ジャンダルムの下近くまで行ってきたという、伊勢崎からお越しになったNさん夫妻が寄ってくれました。「何処へ行っても混雑しているが、ここは静かで風も爽やかで川の水がきれいでした。」「川の対岸の山は崩れているところが多くビックリした。鹿に会いたかったが会えなかった」と残念そうでした。

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 14:30頃に松木渓谷に行ってきた宇都宮のWご夫妻が約束通り来訪して下さいました。「静かでのんびり散策できて気持ちが良かったです。」と満足そうでした。

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 今日の担当は、鎌田サポーター、加賀スタッフでした。(報告:加賀春吾)

2022年5月 4日 (水)

新緑のまぶしさ!こんな言葉がぴったりの足尾・松木沢

 今朝の足尾・松木沢は、雲ひとつない快晴。9時の気温は12℃もあり、昼過ぎには25℃にもなって、少し動いただけでも汗ばむ陽気でした。臼沢の森は淡い緑色の光を放ち、足尾・ジャンダルムは、真っ青な空の下で堂々とした姿を見せていました。

 余りのすがすがしさに、思わず深呼吸をしてしまいました。

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 今日は昨日と同様に、今後の森づくりを始めとした諸活動を、意識しながら散策する事としました。同時に、獣害防止柵の点検を行う事としました。行先は、松木の杜と新松木の杜です。

 それぞれの森は木々の枝打ちが行われ、下草もきれいに刈り取られていて陽の光が差し込み、それを好むスミレの花が至る所に咲いていました。

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 他方で、毎年楽しみにしていたヤマユリの片方が芽吹いていませんでした。他の一本は既に90cmくらいまで成長しています。何故そうなったのか?原因を探る必要があります。  

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 獣害対策は、折れたポール4本が見つかり、新たにポールを立てて補強をしました。松木の杜では、出入りしていた箇所が確定され(柵のてっぺんにシカの毛が付いていた)柵のかさ上げの処置をしました。

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 また松木の森の中で、二重に柵をかけて獣害対策をした「壬生北小学校」の植樹地の苗木たちも成長を続けていました。当時の小学生も大きくなっている事でしょう。苗木たちに会いに来ませんか?。待っています。

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 午後は、作業小屋周辺の環境整備を行いました。入口にあった薪置き場を整理して、左側の薪置き場も単管を使って頑丈な設備にする予定です。

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 大型連休も山を過ぎようとしています。中倉山は大人気で、銅親水公園の駐車場は満杯です。明日は5日で「こどもの日」です。清水副代表が柏餅を差し入れしてくれました。柏の葉の香りが昔を思い出させます。

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 今日の参加者は清水副代表、済賀スタッフ、筆者は橋倉サポーターでした。

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