今朝の福島県南相馬市は雨が降り、風も吹いておらず蒸し暑い中でありましたが、南相馬市民の暮らしの基盤となる「いのちを守る森の防潮堤」の草刈りが行われました。草刈り場所は昨年10月に開催された第5回植樹祭会場です。参加者はこれまでの最高140名で、市役所職員、原町地区連合、カリタス南相馬、あぶくま信金、原町赤十字奉仕団、そして応援隊の方々などです。
市役所の挨拶で、佐藤市民生活部長からは、草刈りへの参加のお礼と天候の悪い中でのご協力の感謝が言われました。
苗木を遥かに超える草が覆い茂っていましたので、早く草から解放させてあげようと参加者は黙々と、しかし笑顔で草刈りをされていました。
草刈り前
草刈り後 蜂に刺された参加者が2名、鎌で指をけがをされた方がいらっしゃいました。幸い市民病院の看護師さんが参加をされており、応急処置をしてくださいました。看護師さん、本当にありがとうございました。
先日、森びと東京事務所に連絡が入りました。かつてJR田端駅頭で市民にどんぐりポット苗を配布し、里親になってもらうよう手渡しをしてきました。その里親である菅原さんからどんぐりポット苗の引き取りについての連絡でした。大野理事が菅原さんの思いとともにどんぐりポット苗を受け取り、森の防潮堤にいのちを吹き込みました。
また、6種類200本の補植を行い、植樹未経験の市職員もおりましたので、話をして幼木にいのちを吹き込んでいただきました。
参加者の皆さんの熱心な作業により、やりきることが出来ました。6月、7月に続き、市役所の皆さんと一緒に草刈りを行ってきました。市民の皆さん、市役所の皆さん、ボランティアの皆さん、ご協力ありがとございました。11月4日の第6回鎮魂復興市民植樹祭でまたお会いしましょう。
午後は、第2回植樹祭会場(2015.3.29)で毎木調査を行いました。応援隊の皆さんは大野理事と事務局の宮原さんから調査方法の復習と調査後のデータのまとめ方を教わり、次回以降は自分たちで毎木調査を行っていくようになりました。調査箇所で一番樹高があったのはマサキの3m10cmでした。
最後に、応援隊の皆さんは宮原さんから調査データをパソコンへ入力する方法を教わりました。 本日の応援隊の参加者は、渡部、松林、山田、岩橋孝、岩橋恵美、東城敏男、東城睦子、佐藤正廣、今野。森びとからは大野、宮原、筆者でした。(報告 事務局・小林敬)
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