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2016年9月の31件の記事

2016年9月22日 (木)

生きるために必死な鹿と向き合う心得と育苗の経験を学びました

2016_0920_111319dscn3315 20日の森びと広場は朝から小雨でした。9時の気温は17℃、早速、作業打ち合わせ。まず、橋倉さんから19日に「松木の杜」に2頭の鹿が入り込んでいるのを目撃した、という情報を受け、まずは鹿を追いだすことにしました。

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2016_0920_111311dscn3314 追い出し前に鎌田さんは、「鹿は腹這いになって身を隠している。鹿の逃げ道を確保する。柵の出入口は内側に開ける。」とアドバイスしてくれました。横一列になって声や笛、そして金具と石で音を出して追い出しました。

2016_0920_100808dscn3306 (写真上:鹿進入の跡)

2016_0920_132040dscn3321 昼食では、いただいた切り干し大根の煮物をご馳走になりました。午後は、小雨の下で今年後半から来年に向けた育苗計画案を話し合いました。足尾で育苗する最大の課題は、いかに厳しい寒さから苗を守かということを改めて気付かされました。

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2016_0920_111209dscn3312 苗床では、柵の脇で生長している栗の毬栗が口を開き、虫に食べられる前に子孫をのこしてくれ、といような感じでした。

2016_0920_111416dscn3316 それに応えて栗の実を少しばかり拾いました。

本日のボランテイアは、鎌田、松村、橋倉、福原、福田でした。(報告 福田哲男)

2016年9月21日 (水)

「心の森探訪inやんばるの森」➀ ~やんばるの森を破壊し、米軍オスプレイパッド建設を強行する現場に立つ~

 9月19日~21日、森びとプロジェクト委員会では「心の森探訪inやんばるの森」を開催しました。初日、関東と秋田から参加した18名は、現地に在住をしている森びとインストラクター第1期・梁次邦夫さんと合流し、沖縄県北部にある「やんばるの森」を目指しました。

20160921_223030 「やんばるの森」は、沖縄県北部の国頭村・東村・大宜味村にまたがるイタジイなどの常緑広葉樹からなる亜熱帯の森で、日本の面積の0.1%に満たない面積に、世界でもここにしか生息しないヤンバルクイナやノグチゲラなどの貴重な固有種が生息する生物多様性の森です。そして、今月15日には「やんばる国立公園」に正式に指定され、ユネスコの世界自然遺産登録に向けて歩み始めました。

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 しかし、この「やんばるの森」とその周辺に住む住民の生活を破壊する事態が起きています。東村にある高江は人口150人ほどの集落で、住民は“神々の住む森”として畏敬の念を抱いて生活をしていたそうです。その集落を取り囲むように、6か所のオスプレイパッドが造成されようとしており、昼夜問わずの激しい騒音と低空飛行を行うため危険に晒され、200℃以上の高熱によって貴重な動物にも影響が出てきます。7月からは全国から500人以上の機動隊が派遣され、非暴力で抗議行動を行う住民や支援者を暴力的に排除しています。沖縄県以外では報道をされることの少ない問題ですが、米軍基地問題を含め私たち自身の問題として受け止め、その闘いを牽引しておられる沖縄県民、そしてかけがえのない自然(森)と共に生きる高江住民と連帯をしに、現場(N1裏にある建設監視テント)を訪れました。

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P9190010 NPO法人奥間川流域保護基金代表の伊波義安さんより闘いの報告を受けました。「住民たちを囲むようにヘリパッドが作られることは、戦場を想定したもので、ここは米軍の行う実験場なんです」とおっしゃっていました。

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 バリゲードで双方がせめぎあう場所。

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 その奥には、ガードマンの姿が。

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 現地では、元土木技術者の方からも同様の話を伺いました。

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 森びとから、筆者が出迎えていただいた名護市議・翁長さんに連帯のあいさつを行い、その後、森びと東京事務所・大野所長より激励カンパを渡しました。翁長さんからは「ぜひ、ここでの闘いを拡散して下さい」とおっしゃていました。

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(9月21日付沖縄タイムス1面)

20160919_182408_2_2 宿に戻り、改めて「やんばるの森」について、伊波さんより講演をいただきました。

20160919_191130_2 講演の最後に、伊波さんから「沖縄は戦後1度も平和になったことがない」と、まさに日本の平和と民主主義を守る最前線で闘われている方の声に、参加一同胸をうたれ、より連帯を深めていく決意を新たにしました。

(事務局・小林敬)

2016年9月18日 (日)

秋雨前線の足尾

 今日は、前日とうって変わって昨夜からの雨で、川の水かさが増えて久藏川は、川幅いっぱいに流れていました。

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 「みちくさ」に着くと気温19度(9:20)半袖シャツの私は、久々の寒さに自然の厳しさを痛感しました。また「みちくさ」から見える沢にも流れる水も多く上部まで水の流れが見れました。

Photo_4 昨日の生物調査をした松木川も水かさが増え流れていまた。

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「みりくさ」近くのグミの木に赤く熟した実をつけ、「みちくさ」の畑には、クキイモの黄色い花をつけ、秋に近づいています。

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本日の訪問者は、ありませんでした。

(舎人:小川、岡安。本日の放射線量 0.135μsv/hでした。)

森と生きる暮らしのヒントは川の生き物たちからも教えられる

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P9170721 日光に向かう東武日光線の鹿沼付近の車窓は、秋蕎麦の白い花と黄金色に輝く稲が美味しい恵みを地域の皆さんに届けている嬉しい森(自然)と生きる暮らしが伝わってきます。

P9170666 昨日(17日)は、足尾松木沢の生態観察チームの3回目の会合・調査でした。昨日の調査は松木川の水生生物でした。現場に入る前は、観察チームメンバーの塚崎庸子さんから調査の基本的な事柄をレクチャーしていただき、その後、用意してくれた調査用具を使って生物を採取しました。

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P9170687 2時程の採取を行って昼食、その後は採取した生物を指標生物用紙にまとめてみました。

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P9170710 その結果、生物の多くは指標の「きれいな水」、「ややきれいな水」に含まれていました。松木川一部の採取ですから結論的なことはなんとも言えません。

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P9176106 事前のレクチャーで塚崎さんは、「まだ、2度しか出会っていない“アミカ”が採取できれば嬉しい」、と言っていたその“アミカ”を小柴さんが採取していました。水温が15度以下のきれいな淡水に棲む蚊の仲間ですが、生き物の血を吸って生きるという蚊ではないそうです。詳しくは後ほど。そのアミカの幼虫が拡大写真(上、下の写真は腹側で吸盤がある)です。

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Vol1 その他の生き物は、マリモのような神秘的なボルボックスという植物プランクトンを採取しました。多くの細胞が直径数百ミクロンの球の表面に並んでいまるそうです。(ボケている写真が採取したボルボックス、鮮明なのがネットで紹介されていたもの)

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P9170715 さらには、珍しい「アズキヘビ」と言われているシマヘビの小さい時の様態とシマヘビ(写真:上がアズキヘビ、下がシマヘビ)。爬虫類ジュニア博士の滝沢君が教えてくれました。その他、カジカガエルのオタマジャクシ。

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P9170703 調査から引き揚げる途中に捕えたカワラバッタ(写真:羽裏がブルーで美しい)、カマキリ(写真:バッタを食べている)でした。水生生物や爬虫類、昆虫の働きを話し合い、私たちの暮らしには無関係でないことを実感しました。

P9176185 11月は、松木沢の草原に生える草を徹底調査することを話し合って生態観察は終わりました。メンバーの皆さん、お疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)

2016年9月17日 (土)

少しずつ秋に近づく松木の里

このところ、台風や秋雨前線の影響で雨続きで、みちくさ近くの道もかなりの水が流れたようで、倒木や木の葉が多く落ちていました。でも今日は久しぶりに青空がのぞき、日光も差してきました。空はすっかり秋空で、ツクツクボウシも鳴き、みちくさ近くのオオイタヤメイゲツの木は、端の方が少し色づいてきています。

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今日の森ともさんは、千葉県松戸市からお越しのSさんと宇都宮からお越しのOさんでした。お二人はカモシカを写真に収めようと来たのですが残念ながら出会えなかったようです。銅山の影響で木が無くなったことや銅山で日本の近代が栄えた反面、山が破壊され、その山が復元されつつあり、日本人に見てもらいたい場所です。といってくださいました。ぜひ、もう一度お立ち寄りください。もう一組は、先日も立ち寄ってくれました真岡からいらっしゃいました男女二人でした。

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(本日の線量:0.129    舎人:鎌田、加賀)

2016年9月16日 (金)

森びと看板に伝言板を設置しました

 13日から夜中に雨が降り、朝方には雨が止むという天気です。今日の朝もそのような天気でした。朝7時、松木沢のチカラシバの周囲の草も雨が残っていました。

P9165701 昨年、森びとインストラクター・大塚さんが植えた渋柿に実がなりました。ひとつだけですが、熟すころにはヒヨドリたちの美味しい餌になることでしょう。

P9160635 今日の作業は、森びと看板の支柱の補強を兼ねた伝言板を設置しました。

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P9160650 松木沢を訪れる方々に、「熊に注意!」「スズメバチに注意!」等を知らせようと思っています。その他に、サクラとクヌギの苗木に追肥しました。

P9160652 伝言板の設置はほぼ終わりましたが、後は防腐剤の塗装とアクリル板をセットするだけです。本日のボランティアは、小井土さんでした。(報告 高橋佳夫)

2016年9月15日 (木)

松尾鉱山跡地で8年目の植樹祭

 9月10日(土)、松尾鉱山跡地・元山堆積場において「第13回八幡平ふるさとの森づくり」を開催しました。植樹には76名が参加してくれました。皆さんは、7畝に1,050本の苗を植樹しました。

Img_0814 当日は青空が見える天気の下で、泉山 忍所長(理事)から、「2006年の試験植樹から始まり、強酸性の土壌で条件が厳しい環境で試行錯誤を繰り返しながら森づくりを進めてきた。今では立派に育っている木もあり、皆さんに感謝します」と挨拶を述べました。

Img_0722 参加者の中には、何度も植樹に参加した方もおり、その方々は慣れた手つきで植え、初めての参加者にはスタッフが植え方をアドバイスしなが植えていました。

Img_0797 植樹は、あっという間に終わり、その後は、これまで育ててきた森を見ました。閉会式では、「来年も再来年も育っている森を見続けたい」との感想がありました。来年は、みちのく事務所設立10年を迎えます。これまでの10年を振り返り、「山と心に木を植える」今後10年を見つめていきます。ボランティアの皆様、お疲れ様でした。(スタッフ 佐藤敦)

足尾生まれの栗の苗木を育てたい

 この時季、天気によってチカラシバ(下の写真)が色々な顔を見せてくれるのが筆者は好きです。13日のブログでは雨が残っている穂が朝陽に輝く姿、今日の朝の姿は静かな草原に黒っぽい穂を曇り空に向けていた元気な姿。

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P9155692 朝8時の気温は19℃、天気は曇りで、無風でした。午前中は、「育苗チーム」キャプテン・福田さんと今後の育苗作業について話し合いました。

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P9150612 苗床のポット苗は写真のように草がはびこっています(写真下)。間もなく越冬しなれりばならないので、 11時~夕方までは、南相馬市へ提供するシラカシ苗木のポット内草取りと追肥を行いました。

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P9150631 上の写真と比べると、さぞかしシラカシの根もゆったりしたのではないかと思います。16時頃になると雨雲が張りだしてきたので、後片付けをして帰路につきました。

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P7200214 ところで暦の上では今日は中秋の名月(十五夜)、久しぶりに満月を見たいのですが、曇り空で期待できないようです。幼いころ、旧の十五夜には縁側に秋の花々や栗を飾りつけ、新米のおはぎ、新サンマを食べられるのが楽しみでした。上の写真をみると毬栗が大きくなってきました。こんなところで森作業をしていると、心もウキウキしてきます。(小さい毬栗は7月の写真)

P9150609 この栗の木は足尾生まれの足尾育ちなので、この種で苗木を育てよう!、と福田さんが言っていました。今日のボランティアは福田さんでした。(報告 高橋佳夫)

2016年9月14日 (水)

気の早いモミジは秋色、木々も人も輝くように森作業

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P9140536 森作業2日目、午前中は東京事務所済賀事務長と二人、午後は設備チームキャプテン・柳沢、メンバーの松村健さんが加わって4名で作業しました。

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P9140544 朝食を済ませると待ち合わせまでの時間がもったいないので、一人で現場へ向かいます。済賀さんが到着するまでは、本日から大きな石に刻みを入れました。臼沢の森入口に置く、石の看板を作っていこうとなったので、連日の雨で撒水を行う時間を石に刻みを入れる時間にしました。慣れない作業なので、1時間もハンマーを叩いていると腕がパンパンになってしまいました。時間をかけて作り上げていこうと思っています。

P9140557 済賀さんが到着して、今日は「新松木の杜」の草刈りをしました。この杜は2011年9月に植えた川沿い杜と、翌年5月に南相馬市・桜井市長と植えた杜です。大きな桜は2012年11月、京都議定書締約最終年に心を込めて植えました。

P9140578 2011年の杜にはヤマモミジが多く植えてあるので、「森びと広場」に向かう途中、これからは川沿いにモミジが紅葉します。その美しさを見ていただこうと、モミジの周囲の草を刈りました。また、桜の周りの草刈りは、来月に堆肥を与えるために草を刈りました。

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P9140568 とても疲れる作業でしたが、月見草、コスモス、野菊の仲間たちが可憐な花を見せてくれたので、疲れが和みました。

P9140596 午後からは、柳澤さんと松村さんが作業小屋に更衣室を作っていました。松村宗雄さんが大きな鏡を提供してくれたので、その位置などを確かめ、小物置きの棚などを設置するなど細かく丁寧に作っていました。

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P9140604 雨は降りませんでしたが、草刈りはびしょ濡れの一日でした。

P9140586 本日のボランティアは、済賀、柳澤、松村健でした。(報告 髙橋佳夫)

2016年9月13日 (火)

木々の秋色を楽しみにしながら育樹・育苗作業

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8 午前中は雨が降っていた足尾松木沢。今日の森作業は民集の杜の草抜きと草刈でした。昼食を食べる頃には雨があがり、森作業にはうってつけでした。それでも湿気があったので、身体は汗まみれになりました。間もなく色づくレンギョウ、ドウダンツツジの周囲をすっきりさせました。

9 イノシシが荒らしている杜での草刈は、作業後の笑顔もどこかすっきりしていない感じでした。本日のボランティアは、鎌田、松村、岡安、橋倉、仁平、そして小川キャプテンでした。(報告 高橋佳夫)

 続いて10日の森作業報告です。

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 10日の作業は苗床の苗分けでした。午前中はきれいな青空が覗いていて、陽射しは強いものの、そよぐ風からはどことなく秋が感じられました。草をとり、固くなった土をほぐし、延びすぎた枝や根の体裁を整えます。足りなくなった土を加えて一鉢完成。時おり時事ネタで盛り上がりながら、のんびりと作業をしました。

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4 小さなどんぐりから良くここまで成長したなぁと思いながら手を動かします。「木は自分で動くことはできません。植えられたらそこで一生懸命育つしかありません」、「苗は赤ん坊のように扱ってくださいね」とは、植樹始動の際にお話しさせてもらう内容ですが、ポット苗の時も同じなのですよね。そんな大切な苗ですので、私たちは丁寧に1本1本植え替えを行いました。  

5 早く自由に成長できる場所に植えてあげたいものです。秋からの植樹活動が待ち遠しくなる作業でした。

6 それにしてもスタッフのみなさんのバイタリティには毎回脱帽です。手伝おうとすると、たいがい『いや、いい』の一言。もっと若い連中に任せてもらっても良いのですがねぇ。まだまだ・・・かな。今日のスタッフは、鎌田さん、福原さん、そして福田リーダーと小黒でした。(報告 小黒伸也) 

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