カテゴリ「ふるさとの森づくり」の2092件の記事

2021年8月22日 (日)

想定外の気象現象に気持ちを引き締めて足尾の森作業

Dscn7557  昨日(21日)の足尾町・三川合流ダムから落ちる水は激しい音を立てて川幅いっぱいに流れていました。でも気分は、雨天続きに終止符が打たれた日が表れ、ホッと一息ついています。昨日の足尾の天気は、、時々雲の合間から陽がさしこんでいました。長雨で被害はないかと周囲の様子を見ながら作業小屋に向かいました。

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Dscn7568  9時の気温は24℃で少し蒸し暑い感じがしました。昨日は、人間の都合で衰弱させてしまった苗木が猿にいたずらされてしまった場所の補強です。現場に行ってみると、オオシマザクラが10本、ミズナラが2本ポットから引き抜かれていました。衰弱した苗木はこれから暑く乾燥が強くなるのでは予想し、土を掘ってポットを埋め込みました。

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Dscn7574 午後は、土砂が流れ込んだ給水口の復旧と松木の杜、民集の杜の点検を行いました。大きな異常はありませんでしたが、単管パイプの折損が2カ所ありました。民集の杜は、以前土砂が流れ込んだ場所と同じ個所に30㌢大の落石があり、フェンスも倒れていました。

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Dscn7577  自然のパワーは人間の都合を裏切り、同じようなことが起こり、物事は私たちが考えている通りには進まないことを改めて思った昨日の森作業でした。森作業は、鎌田と筆者でした。(報告 橋倉喜一)

2021年8月21日 (土)

残暑の潮風を浴びて南相馬の森の防潮堤づくり応援

本日(21日)の天気は、昨日と違って気温28℃でむし暑い曇天でした。

P1020113  応援隊9名は本日、ポット苗の草取りと育苗場の整備を行いました。この10日間は雨が多く、ポット苗の雑草は伸び続け、草取り作業はやりがいを感じました。

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P1020110  そんな中、松林副代表が精魂込めて育ててきた農園のキュウリは今日が最終収穫でした。最後の最後はカボチャで間もなく収穫になります。25㌢程のスイカを本日収穫しましたが残念なことに、写真のような状態でたべることはできませんでした。

P1020121  休憩時、小川事務局から市役所との意見交換の進捗状況が報告され、それは私たちの要望が実りつつあるようでした。

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P1020117  育苗作業が終了した時には、東城さんが持ってきてくれた美味しい桃(あかつき)と、佐藤さんからはシュークリームが届いていましたので、全員で美味しくご馳走になりました。フルーツの菓子の甘味が身体に沁み込み、蒸し暑い日の森作業の疲れが取れました。ごちそうさまでした。

P1020122  残暑が続きそうですが、応援隊は苗木たちが枯れないようにしっかりと育苗作業を継続していきます。猛威をふるっている新型コロナウイルス感染にも特段の注意を払って、森に寄り添う生活を送りたいと思います。本日の森作業は、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、小川事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、岩橋恵美スタッフ、佐藤スタッフそして筆者が行いました。(報告・岩橋 孝)

2021年8月14日 (土)

“希望の楽園”を健全に持続させる使命を果たす時がやってきた

 下の写真は昨年夏の足尾で体験した大雨の写真。雷雨ならば30分ほどで雨は止むのだが、その時は1時間以上も降り、川の水があふれ出す前に帰宅したスタッフもいた。

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P8222634  九州地方から東日本地方にかけて大雨が三日間以上も降っている。大雨に襲われている地域の方々は避難するしかない。毎年の自然災害になってしまっているが、これからもこの猛威は続くと思う。

20210815  何故なら、気温の上昇に応じて極端現象は増大していく。例えば、0.5度ごとの気温上昇で、熱波や激しい降水の頻度や強度の増加がみられる。50年に一度の記録的な熱波が起きる頻度は、1.5度の気温上昇では産業革命前に比べて8.6倍、2度では13.9倍、4度では39.2倍にも達する。このままの暮らし方を続けていくならば、2021年~2040年の間に1.5度を超える可能性がある、という趣旨のコメントをIPCCが公表(第6次評価報告第1作業部会報告書)したからだ。

Photo  欧州、アフリカ、ロシア、中国そしてアメリカで起きている熱波と森林火災、そして大雨による災害。この自然現象の原因をどのように捉えるかは色々とあると思うが、人は自然の猛威が過ぎるまで待たなければならないこと、安全な場所に逃げるほかないという事、その上、失われていく自然資源と生存基盤の衰弱という現実は誰もが身にしみて感じていると思う。

2  それは、いわゆる「気候難民」を増加させつつ、世界人口の増加と食糧危機という社会現象につながっていくことは目に見えている。前述のIPCC報告書の人類への警告のように、今後の気温上昇を可能な限り1.5度に抑えるために、私たちはグレタさんの呼びかけに応えていかなければならない。難しいことは考えられないが、命を守るために体験できたコロナ感染対策下での二酸化炭素削減を基に考えることができる。昨年は、世界中の炭素排出量を24億㌧減らすことができたというデータがある。経済活動自粛等で前年比6%削減とも言われている。

Photo_2  荒れ狂っている大雨の中で、命を守ることが第一にする方々以外の私たちは、この冷厳な事象を評論している場合ではない。気候変動対策の具体案を持ち寄って、できることを始めていかなければと思う。地球に生きる私たちの“希望の楽園”として、その基盤(生命圏)が健全に持続できるように、私たちは“山と心に木を植える”活動を精一杯つくりだす使命を持ち続けたい。(顧問・高橋佳夫)

2021年8月12日 (木)

各地で荒れ狂う天気のもとで8月「里親植樹」の準備に汗を流す

Dscn7530  昨夜の足尾は豪雨に見舞われ、その雨音を聴いていると7月に他界した宮脇昭最高顧問への世界中の人々の涙が降っているような気がしました。本日朝の三川合流の足尾ダムは、ものすごい轟音を響かせ流れ落ちていました。

Dscn7541  曇り空での森作業は93歳で他界した宮脇先生の追悼・里親植樹の準備です。そんな意味を持った大事な里親植樹になりましたので、急遽、鎌田、加賀、福原の三氏が応援に駆けつけてくれました。

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Dscn7534  現場では、18日に植える本数に見合う植樹地に土を担ぎ揚げました。当日の里親植樹に託された125袋の培養土を背負って、メンバーは急こう配の山肌を登りました。雨が滲み込んだ培養土袋はとても重く、さすがの猛者たちもかなりの負担になったようです。そこで、作業をバケツリレー方式に切り替え、三度の中継を経て、植樹地に全ての培養土を運び揚げました。生前、宮脇先生がいつも言っていた「死ぬ気でやれ!本物になれ!」と言う言葉が頭の中を巡りました。

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Dscn7551  午後は、散水の管理をおろそかにした結果、大切な苗木の一部を衰弱させてしまった苗木のケアーです。苗木の根まで衰弱していないことを願って、大地に埋め戻して様子を見ることにしました。衰弱させてしまった苗木たちに詫びながら、その周りに食害防止用の柵を設置しました。

Dscn7556 本日の森作業は、鎌田、福原、清水、加賀、報告は橋倉でした。。

2021年8月11日 (水)

日光市「城山の森」は猛暑に耐えぬいています

Img_1207  気温が35℃以上を観測している栃木県内ですが、昨年秋に植えた日光市「城山の森」の木々たちはどうしているのかと心配になり、昨日、その様子を見てきました。

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Img_1223  現場は心配したほどでなく、苗木は葉を広げていました。草との競争も心配しなくてもよく、雨で土も流されていませんでした。(栃木県FC・小川 薫)

Img_1218  9月頃には、道端に植えてくれたヒガンバナの花が「城山の森」を賑やかにしてくれることを楽しみにしています。(報告・高橋佳夫)

2021年8月 9日 (月)

雨の中、宮脇先生追悼・里親植樹の準備をしました

 今日は76年前、長崎に原爆が落とされた日です。国際的には広島・長崎の被爆者や多くの国民が希む「核禁止条約」に各国はサインしていますが、日本政府の否定的な姿勢に多くの国から批判が出ているニュースを聴きながら、足尾に向かいました。足尾に向かう途中の田んぼの稲は穂が垂れてきました。あと1ヵ月もすれば里の風景は黄金色に輝くことでしょう。
Img_2085 Img_2087 足尾着くと雨が降っていました。8時45分の気温は22℃、涼しくて作業するには良いのですが、雨具を着ての作業は蒸れて汗が噴き出します。オリンピック競技選手の気持ちが分かるようです。作業の打ち合わせを行い、午前中は橋倉さんと松村健さんは18日に行う里親植樹に使う苗木の選別ですが、かなりの苗の葉が茶色に変わり、衰弱しているようでした。里親植樹用の苗木が心配です。鎌田さんと濟賀さん、私(加賀)は、18日の会場となる臼沢西の西側のエリアの一番上と2段目に土を運ぶことにしました。Img_2088
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Img_2094「臼沢西の森」に着くと、雨が激しくなってきました。そんな中をひたすら土運びです。鎌田さんは植樹地の草刈りをしてくれました。途中から松村健さん、橋倉さんも合流し土揚げです。土揚げを終わらせないと、宮脇昭先生の追悼植樹が危うくなります。そんにことにはさせないと、私たちは雨の中を土揚げ作業を続行しました。 ♪♪土砂降りの雨の中を私は歩く♪を口ずさんで気分を軽くしました。

2004 足尾の荒廃地で枯れた苗木をみる宮脇先生(2004年)

 お昼を挟んで、午後も土運びです。20ℓの袋はたっぷりと水を吸い込んでおり、2袋背負うとかなりの重さです。だんだんと足が震えてきました。それでも、95体を途中の階段下まで運ぶことが出来ました。昨日と合わせて125体で18日の里親植樹には足りる数は上げることが出来ました。残りの時間で上の植樹地までいくらかでも運んでおくことにし、3分の1ほど運び揚げました。

Img_2098 Img_2101 Img_2104 カメラに雨滴が付いてボケて見にくいところもありますが、お許しください。降りしきる雨の中、少しでも宮脇先生の遺志に近づこうと頑張った森作業お疲れさまでした。本日の森作業スタッフは鎌田さん、橋倉さん、松村健さん、濟賀さん、筆者(加賀)でした。(報告:加賀春吾)

2021年8月 8日 (日)

宮脇先生の追悼里親植樹地の下準備をしました

Image0  足尾・松木沢の9時の気温は26℃、天気は雨のち曇。今日は「山の日」。オリンピックも今日で最終日という連休の中日、台風の影響で雨が強まる中、足尾に向けて家を出ました。千葉県では外房線が台風の影響で運休している模様。南の方がたいへんなようです。北に向かうと徐々に雨は弱まり、足尾に入ると雨は少し小降りに…。

Image1 作業を始める頃にはすっかり雨は止み、平地と比べて気温も低いので作業日和でしょうか…。

Image2 今日の作業は、宮脇先生追悼植樹のための臼沢西の植樹地の下準備。軽トラに柵板を積み、植樹地の入口まで運び、そこから急斜面を担いで運搬…。鉄筋を打ち込み、柵板をはめ込み、横に13枚、縦に2枚、約20mの区画の土留を2段作成。柵板の内側をクワで整地し、植樹地を平らにして完成。

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Image5  午前中は1段目の整地が終わったところで時間切れ…。作業小屋に戻る途中、アナグマが顔を見せてくれました。残念ながら写真は撮れませんでしたが…。器材を戻して作業小屋に入ろうとしたらスズメバチが小屋の出入口辺りを飛んでいます。観察していると太陽光パネルの下に数匹がブンブンと…。こんなところに巣があったなんて…!直径20cmほどの巣の下から忙しく出入りしているのがわかります。

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Image7 昼食後に殺虫剤を持って戦闘開始。ジェットで殺虫剤を噴霧し、飛び交うスズメバチを追払い…。しばらく戻って来ないことを確認してから、巣をレジ袋で覆い…一気に落とします!スズメバチにはかわいそうだけど、これで作業小屋の周りは安心です。誰も刺されることが無くて良かった。

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Image10  午後は残りの整地作業と培養土の運搬…。ここに来て一気に気温が上がり、身体は汗だくです…。培養土を30袋運び揚げたところで作業終了時刻。もうヘトヘトです…。明日の当番の方、続きはよろしくお願いします…。世間ではまたコロナウイルスが猛威をふるい、栃木県も今日から国の「まん延防止等重点措置」が適用となります。しばらくガマンの日々が続きそうです。今日の作業は済賀さんと小柴で行いました。(報告者;小柴)

 

2021年8月 7日 (土)

猛暑の疲れを癒してくれる足尾の風と森作業

Dsc05824  立秋の今日(7日)、足尾・松木沢の8時40分頃の天気は晴れ、気温は25℃でした。自宅では気温が毎日30℃の中で生活をしていると、足尾の涼しさが身に染みて自然の力が有難いです。

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Dsc05823  9時、福原さんと作業打合せ、今日は「松木の杜」の草刈りです。作業前、フレコンから培養土の袋が散乱していたので片付けました。生きものがいたずらをしていたようです。 

Dsc05825 「松木の杜」では膝くらいの高さの苗木が、草に隠れて息苦しそうでした。一日かけて草を刈りました。息苦しそうであった苗木が爽やかな風を受けて涼しそうでした。

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Dsc05831  昼食後、福原さんが蒔いたコスモスが咲いているのを発見。立秋の雰囲気が増しました。また、みちくさ前のウワミズザクラが実を付けていました。熊がやってくるかもしれません。その後、新しい植樹地の草刈りをして、風通しを良くしました。

Dsc05833  16時にダムゲートを出ると、急に雨が降り出しました。本日の作業は、福原さんと筆者でした。

(報告者:済賀正文)

2021年8月 6日 (金)

宮脇先生の志を胸に焼き付けて森の防潮堤づくり

202186  今日(8/6)も猛暑、南相馬市の育苗場ではぬかるみに砂利を入れ、整地作業を行いました。市役所が用意した砂利は4トントラックで3回往復して運んでくれました。その後は、応援隊スタッフがスコップで整地をしました。猛烈な暑さと慣れないない肉体労働は溢れ出る玉の汗をぬぐいながらの重作業でした。岩橋さんが用意してくれた冷たい麦茶を飲みながら、休憩を取り入れながらの作業になりました。

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202186_4  ひと段落してからは、今日の打ち合わせを行いました。森作業前には、広島原爆で亡くなられた方々と森びとプロジェクト宮脇顧問のご冥福を祈り黙とうをしました。引き続き、砂利の整地、水撒き作業を行い休憩タイムにしました。今回の砂利の搬入は、市役所との意見交換会での結論でもあり、市役所には感謝です。これからもやるべきことはやり、市民として言うべきことはきちんと市役所へ申入れ、市民と市役所の協働作業ですすめられる環境を大切にしていくことにしました。

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Photo  宮脇顧問のご逝去に際して、渡部代表や小川事務局からは大変お世話になりお悔み申し上げますのライン報告があったことを皆さんに報告しました。その一部は、25年前に宮脇先生を馬事公苑周辺に招き、植樹のアドバイスをいただいたことが思い出されるという小川さんのラインを紹介しました。岩橋事務局からは、「第2期森びとインストラクター養成では宮脇顧問の実践的指導を受け、それが今の自分です」、と話されました。皆さんは、宮脇先生の志に心を打たれているようでした。

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2020118202186  帰宅途中、岩橋、松林と筆者は、昨年の第8回鎮魂復興市民植樹祭会場と南隣に祈念植樹(2020.11・8故・竹内アドバイザー)したシロダモの生長を見ました。苗木は、暑さと浜風に負けず大きく生長していました。それを見て、私たちも元気をもらい、三人は散会しました。

8202186  砂利を運搬された運転手さんご苦労様でした。今日の作業は、菅野、松林、岩橋、道中内、松本そして筆者でした。(報告・東城敏男)

2021年8月 2日 (月)

木々のささやきに応えつつ足尾の夏の森作業

3_2  昨日(8/1)は「みちくさ」の舎人でしたが、コロナウイルス感染が急速に拡大しているために「みちくさ」は閉舎になりました。天気は晴、朝の気温25.3度はでした。「みちくさ」の管理となくなりましたが、森の木々と草の競争は続きます。足尾・松木沢の夏は森作業が目白押しです。

2  9時前に小柴さんと待ち合わせ、足尾ダムゲートを通過して進んで行くと松木川の水量が多く、道には深い水溜まりが出来ていました。ここ数日、栃木県日光市は激しい雷雨でしたから、その影響でしょう。

5   作業小屋に到着するなり目に入ったのは培養土ビニール袋の散乱。風か猿か猪か?拾い集めながら犯人捜しをしましたが、証拠は見つかりませんでした。小柴さんは、刈払機のエンジン始動テストも済み、準備万端でした。

4  今日の草刈りは二手に分かれ、柵内部の通路と脇を中心に草を刈ります。入口から緩い坂を上りながら一直線なので、ここは簡単でした。次の通路は、2㍍もある極太背高な雑草の群落に突入。恐らくスカンポって奴だなと思いながら、相当に手ごわい草を刈りました。

6  その結果、見晴らし風通し良くなりました。奥には、銅の精錬で出た滓ですが、約100年経っても残っています(写真は最初のもの)。一日も早く森に甦らせたいと願っています。小柴さんは、「民衆の杜」入口前の通路までビシッと綺麗に草刈りをしていました。 

8  この時季、足尾・松木沢はトンボの乱舞が見られます。私たちから逃げずに、私をジッと見つめいました。今日のトンボは「逆立ち」まで披露してくれました。55年の人生で初めて見たトンボの曲芸でした。昨日の作業は小柴さんと筆者で行いました。(報告・弘永)

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