各地で荒れ狂う天気のもとで8月「里親植樹」の準備に汗を流す
昨夜の足尾は豪雨に見舞われ、その雨音を聴いていると7月に他界した宮脇昭最高顧問への世界中の人々の涙が降っているような気がしました。本日朝の三川合流の足尾ダムは、ものすごい轟音を響かせ流れ落ちていました。
曇り空での森作業は93歳で他界した宮脇先生の追悼・里親植樹の準備です。そんな意味を持った大事な里親植樹になりましたので、急遽、鎌田、加賀、福原の三氏が応援に駆けつけてくれました。
現場では、18日に植える本数に見合う植樹地に土を担ぎ揚げました。当日の里親植樹に託された125袋の培養土を背負って、メンバーは急こう配の山肌を登りました。雨が滲み込んだ培養土袋はとても重く、さすがの猛者たちもかなりの負担になったようです。そこで、作業をバケツリレー方式に切り替え、三度の中継を経て、植樹地に全ての培養土を運び揚げました。生前、宮脇先生がいつも言っていた「死ぬ気でやれ!本物になれ!」と言う言葉が頭の中を巡りました。
午後は、散水の管理をおろそかにした結果、大切な苗木の一部を衰弱させてしまった苗木のケアーです。苗木の根まで衰弱していないことを願って、大地に埋め戻して様子を見ることにしました。衰弱させてしまった苗木たちに詫びながら、その周りに食害防止用の柵を設置しました。
コメント