カテゴリ「ふるさとの森づくり」の2096件の記事

2021年9月25日 (土)

秋の風を感じて、森の防潮堤補植と苗分け作業

 朝方の雨が上がり気温は20℃でしたが、肌寒く感じた一日でした。本日(25日)、私たち9名は昨年植樹した鎮魂復興市民植樹祭第8回会場の補植作業に5名が、育苗作業でのシラカシの苗分けを4名が行いました。補植はシロダモ、シラカシ、アカガシを100本を植え、苗分けは120本を行いました。P1020193

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P1020180 今日は松林副代表が血中酸素濃度計を持参し、参加者全員の計測を行ないました。全員が96%から98%で正常値でした。今後も新型コロナウイルスに向き合い、ウィズコロナ社会での新しい生活観を育んでいきたいと思います。P1020187 今日の作業は17日ぶりでした。育苗場農園もカボチャ1個が最後になりました。ナンバンは赤く色づき、食べごろなので収穫しました。黄色いキクイモの花は咲き誇り、それを見た松林副代表は、「11月頃には収穫できるぞ!」と言っていました。P1020192

P1020155 作業の終わりには、東城さんから頂いた美味しいお菓子をいただき、森作業の疲れを和らげました。

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 10月の作業予定日も決まり、10月24日に行われる市民限定・縮小開催の「第9回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」を成功にさせることをみんなで誓い合って散会しました。本日の作業は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、道中内スタッフ、原田スタッフ、菊地スタッフ、東城スタッフそして筆者でした。(報告 岩橋孝)

2021年9月23日 (木)

植物遷移が体感できる足尾の森づくりへ

昨日(22日)の足尾・松木沢の9時の気温は22℃、少し暑い秋晴れでした。Photo 私と加賀スタッフが作業小屋に到着すると重機のエンジン音が聴こえてきました。「あっ、もう開墾作業が始まっている」と驚きました。Photo_2 足早に森びと広場から南側下の現場に向かい、重機のオペレーター(藍場さん)に挨拶しました。藍場さんは、爽やかな笑顔で会釈してくれました。草地にはすでに石積みがあり、大きな岩や石は崖裾に積まれていました。朝の8時過ぎから作業を始めたとの事でした。Photo_3 今日は、来年から始める「植物遷移体験森づくり」(仮称)の草地を開墾する日でした。Photo_4Photo_5 Photo_6 Photo_7Photo_9 岩や石ころだらけの地に地衣類や苔が生え、土壌分解動物たちが枯れた地衣類や苔力を分解して土が作られ、そこに植物が生きてきた植物たちの生長を体感できないかと思い、昨日はその場所を開墾しました。

Photo_10 今月から松木沢川の砂防ダム工事を始める岩澤建設株の現場責任者・小林さんのご厚意で、昨日は、その地を開墾してくれました。小林さんは「これから工事で皆さんにお世話になりますから」と言って、重機で草地を開墾してくれました。岩澤建設株の小林さん、黒田さん、重機オペレーターの藍場さんありがとうございました。

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 プロの皆さんの作業は無駄がなく、草を重機で剥ぎ取り、岩や石を片付けてくれました。午後からは、地面を60㌢程掘り起こし、出てきた大きな岩や石を土砂防止用に草地の周囲に積んでくれました。Photo_12 この地では植生調査をしてありますので、来年からはパイオニア種をはじめ、土の状態に合わせてふるさとの木を植えていくことにします。私たちの命の源である大地の森がどのよう地で、どのように生長してくるのか、この地を訪れる方々と森に生かされていることを学べる”山と心に木を植える“活動をすすめたいと準備しています。改めて、その基盤を作ってくれた岩澤建設株様に感謝申し上げます。 (運営委員 大野昭彦)

2021年9月19日 (日)

天高い秋晴れを満喫しながら足尾・松木沢の森作業

Photo  今日の足尾松木沢の朝は快晴。森びと広場で作業の準備をしていると足尾グランドキャニオンから声が聴こえてきた。双眼鏡で見ると、ロッククライマーが気持ちよさそうにアタックしていました。Photo_2 全員が揃ったところで作業打合せ、久しぶりの秋晴れだから爽やかな風と太陽の陽を満喫しながら作業することにしました。Photo_3

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Photo_7           変わりゆく松木川に驚きながら
 午前中は、秋の彼岸の入り前の草刈りと墓石や祠に花を供えることにしました。その後は、大切な水確保のために、取水口周辺の草刈りをすることにしました。午後は、「臼沢西の森」の3年目を迎えた苗木の周りの草刈り、土留め用の甲羅板の緩みを直すことにしました。Photo_8       取水口周辺も草を刈って歩きやすく

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Photo_10            台風に備えて雨水路も整備

 モズの囀りとツクツクボウシの鳴き声を聴きながらの作業の気分は、とてもゆるやかで、爽やかな初秋の沢風が心地よい作業にしてくれました。Photo_11          鎌田順子さんが育てた花Photo_12

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Photo_15  祠や墓石に供えた花は鎌田順子さんが庭で育てたものです。田中正造が明治天皇に直訴してから120年が経とうとしている今を生きている私達。今日のメンバーはそんな気持ちを出し合いながら、草刈りをしました。Photo_16

Photo_17 鎌田さん、福原さん、済賀さん、お疲れ様でした。(報告・高橋佳夫)

福島県民版の「2050排出ゼロ」を県議会へ要望

 昨日(9/18)の森作業は台風の影響のため「中止」にしました。そこで私たちは、先日、応援隊役員会で議論した地球温暖化防止に向けた「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ」の請願書(案)を県議会へ提出するために、福島県庁に出向き、県会議員の高野さんとの打ち合わせを行いました。2021918_4         県民連合事務所で高野県議と打ち合わせ
 快く紹介議員になってくれた高野議員からは、各議員への働きかけ、全会一致で可決できるように議員の議論を進めてくれることを約束してくれました。引き続いて、椎根政調会長とも話しことができ、私と家内で「請願書」をお願いしてきました。椎根議員からは、「自分もしっかり議会の内外で頑張っていく」という有難い決意が話されました。2021917_2        県民連合・椎根政調会長へ要望書を手渡す

 高野県議とは数回にわたって議論を重ね、応援隊ばかりではなく、森びとの活動にもご理解いただき、請願書作成に関してもアドバイスをいただきました。原発事故以降、福島県は国に先立ち「2050年温室効果ガス排出ゼロ」を打ち出し、「再生可能エネルギー先駆けの地」とアピールしています。県民としては、そのゼロの内実をきちんと見ていかなければとも思っています。課題は、産業・経済活動のなかでの排出量削減が実質ゼロにする鍵ではないかと思っています。2021918_5

 県民の一人として、県議会への要望書提出は初めてのことでありましたが、県民がアクショすることによって希望の光が見えてきたようです。ご指導していただいた県議の高野光二さん、椎根健雄さんありがとうございました。2021918_6

 今月21日から県議会が始まります。本会議等での審議よろしくお願いします。(報告 東城敏男)

2021年9月16日 (木)

本ものの森づくりと人づくりに情熱を燃やした宮脇先生を偲ぶ

L  今日は“山と心に木を植える”いのちの森づくり運動を提唱、指導してくれた宮脇昭先生が天空の森に旅立ってから2カ月目の命日。本来ならば全国の森びと関係者に呼びかけて先生を偲ぶ集いを開きたいところでしたが、昨日、足尾の森づくりに協力してくれた方々だけで宮脇先生を偲びました。

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Photo_3  植樹会場では、宮脇先生の志とその情熱を幼木に宿しつつ、森びとサポーター、スタッフが何日もかけて耕してくれた足尾の荒廃地に穴を掘り、一本一本の幼木を丁寧に植えてくれた森ともの皆さん。

Photo_4  午後1時頃、偲ぶ集いは参加者全員の黙とうから始められました。

Photo_6  準備は、宮脇先生の森づくりで生長している木々の枝を集めてリースを作り、30年ぶりに足尾の荒廃地に立っている写真(2004年)をその若い木々で囲みました。

Photo_5  集いは、大野運営委員のリードですすめられ、黙とうが終わったあとに宮脇先生のプロフィールと活動の一旦が清水副代表から紹介されました。

Photo_7  その後、宮脇先生と22年間お付き合いしてきた私から、先生から指導された「本物になれ!」という意味のひとつを紹介しました。それを簡単に紹介すると、人間は生物社会の一員にすぎないという冷厳な事実を、森づくりを通じて認識し、人間社会で起きている事象と向き合う人間になれということでした。“森と生きる人間性”を追求する信念を最期まで貫き通してきた宮脇先生のひと齣を紹介しました。

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Photo_10  出席した皆さんからも、宮脇先生との想い出、森づくりが第三の人生だという方、森は人間の都合だけでは育てられないという自然界の心得などが森づくりを通じて私たちの心に沁み込み、私たちの世界観、人生観として豊かになっていることが紹介されました。

Ob  集いの最後は、栃木県ファンクラブ代表の加賀さんより、宮脇先生が指導してくれた未来志向のいのちの森づくり運動を、地域や世界に拡げていく決意が述べられました。

Photo_11  宮脇先生を偲ぶ集いに最後までお付き合いくださったJR東労組大宮OB会の皆さん、ありがとうございました。準備を整えてくれたスタッフ、サポーターの皆さん、大変ありがとうございました。(顧問 髙橋佳夫)

2021年9月12日 (日)

てきぱきとした森作業で里親植樹の準備が整いました

 本日(12日)の足尾・松木の森びと広場の天気は曇り、気温は18度でした。8時50分、ホットコーヒーを飲みながらの早めの打ち合わせ。9時5分には、小柴さんが草刈り機に燃料を入れて準備を整えました。

Dsc05842  作業は、みちくさ前の「畑」と「みちくさの庭」の草刈りを小柴さんと加賀さんが行いました。庭の一部は秋色の草木で、二人は植えた草木と他の草に注意しながら進めてくれました。

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Dsc05843  畑の草を刈ると中倉山のブナの実から育てている幼木が黄色い葉を出していました。早く大きくなってと願うばかりです。

Dsc05850  筆者は、舎務室の整理整頓を行ないました。室内は湿気で汗ばみましたが、大汗をかくほどではなく、事務所から運び入れた本や資料を本棚に並べました。

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Dsc05852  みちくさ前の「畑」と「みちくさの庭」は草を刈ると秋本番を迎えることができると、気分がホッとしました。どちらの作業も午前中に完了しました。

Dsc05847  昼食時に、「みちくさの庭」の草刈りの時に食べごろのブラックベリーを加賀さんが摘み、持って来てくれました。黒ずんだ実をいただくと、軽いスッパさと甘みのある味がしました。

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Dsc05849  昼食後の作業は、森びと広場の下の「新植樹地」の草刈りを終えて、15日の追悼植樹と里親植樹で使用する用具を点検・準備し、軽トラックに積んで「臼沢西の植樹地」の入口まで運び込みました。本日はてきぱきとした作業ができました。小柴さん、加賀さん森作業ご苦労様でした。(報告者・済賀)

2021年9月11日 (土)

天高い青空から吹く爽やかな風を浴びて足尾の森作業

Dscn7661  昨日(10日)の足尾・松木沢は、久々の青空が見えました。街中では、あちこちでコスモスの花が揺れていました。朝9時の気温は20℃、爽やかな空気の中で森作業をスタートすることができました。

Dscn7641  朝の打ち合わせでは、7日に提出した栃木県議会への「陳情書」とその後の記者会見の報告が話され、そのブログを見た佐野市在住の男性からの「森びとの取り組みをお手伝いしたい!」というメールを快く歓迎する話合いをしました。

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Dscn7651  森作業は、15日に行う「宮脇昭最高顧問慰霊植樹・9月里親植樹」会場に培養土を敷き詰めました。その上に、苗木を支える篠竹を刺しました。他のサポーターは、「民集の杜」の草刈りを行いました。

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Dscn7657  午後は、宮脇先生を偲ぶ広場に供えるリースを作り、鎌田さんが用意した焼香代わりにするドングリとヤマグリを器に入れ、「喪章」も整えました。最後は、森びと広場や作業小屋周辺の整理整頓を行い、爽やかな汗を拭い、散会しました。

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Dscn7659 昨日の作業は、鎌田、大野、福原、筆者でした。(報告・橋倉)

2021年9月 8日 (水)

秋の森の防潮堤づくり活動を話合いました

 本日(8日)、応援隊は第2回役員会を開催しました。雫育苗場にいく途中、水田の稲はたわわに実をつけて頭を垂らし、収穫を待っていました。

Photo_3  会議では、第1回役員会以降の取り組みと今後の活動について議論しました。これまでの取り組みでは①福島県林業会館フォレスト助成金認定報告、②福島県議会への請願書提出打ち合わせ(高野県議議員)、③南相馬市議会一般質問議会傍聴報告、今後の取り組みでは、①福島県議会請願書提出日程について、②南相馬市議会請願書提出内容検討について、③第9回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭について議論しました。

Photo_4  南相馬市議会報告では、南相馬市議・小川事務局員は9月議会一般質問を行い、植樹祭の苗の管理等の3項目の質問をしました。そのひとつは、植樹祭用の苗の活用について、二つ目は植樹祭会場の管理について、三つ目は植樹祭会場の周知についてでした。

Photo_5  市側の回答は、県と協議をしながら進めていきたいということでした。また、応援隊の活動は市として非常にありがたいと認識している。植樹会場案内の看板やマップについては今後、作成を検討していきたいとの回答でした。

Photo_6  私たちとしては市議会での答弁を受けて、質問への方向性が一定程度見えてきましたので、今後も市役所と詰めた話合いを行っていくことにしました。また、足尾・里親植樹への参加については、応援隊ひとり一口の参加を行い、さらには友人知人に呼びかけていくことにしました。

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Photo_8  農園は、ナンバンとカボチャが間もなく収穫となり、今後たまねぎとカブを植えると松林副代表が話していました。本日の参加者は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、松本スタッフ、岩橋恵美スタッフ、そして筆者でした。(報告 岩橋事務局)

栃木県議会に地球温暖化防止の陳情書を提出した森びとファンクラブ

 世界中の多くの人々は気候危機を何とかしてなければならないと思っているのではないでしょうか。その対策は“待ったなし”です。今は、評論している場合ではなく、できることを実行していくことだと思っています。やれることは小さいかもしれませんが、実行することは人類生存の基盤(地球)を健全にすることです。 

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            9/8の下野新聞報道記事

 私たちも気候危機には無関心ではいられませんので、各県の森びとシニア世代は培った知識を絞り出して、地球温暖化にブレーキをかけています。二酸化炭素を吸収してくれる木を植え、森を育てています。昨日、森びと栃木県ファンクラブは、県議会事務局議事課へ「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロへの取組に関する陳情書」を提出し、自治体や各団体・市民と心をひとつにして、具体的な行動を展開することをお願いしました。 

Photo          事務局へ提出する県FC

Photo_2           提出後の記者会見

 陳情を要約すると、①日本の「2050カーボンニュートラル」栃木県版を県議会として決議すること。②県下の企業はCO2排出量の多い化石燃料を燃焼しないことや原発に頼らない再生可能エネルギーへの転換・導入の現状とそれらに関する今後10年の計画を県民に明らかにすること。③CO2を吸収する森林再生などの緑化活動は益々その重要度を増している。県が管理する土地に県民運動としての植林を実施すること。特に、日光市足尾町愛宕下(旧松木村跡)の松木川対岸の荒廃地と宇都宮市が進めるLRTの線路沿線に植林をすること。④義務教育では森、里、川、海に触れ、人の命は大地と海の恵みで育まれていることを学ぶ体験型の授業を行うこと等です。20074 上:2007年当時の足尾「臼沢の森」・下:2018年の「臼沢の森」

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 私たちの陳情書は完璧な内容ではなく県民からの意見をいただき、多くの県民で豊富化できれば有難いと思っています。勿論、この活動は県民に強制するものではなく、全ての生きものの生存が持続できる地球(基盤)を健全にしていきたい方々との協働の恩送りとして推進できれば幸いです。

2005121 足尾の森づくり会場を判断してくれた福田知事と故・岸井理事長(2005年)

 この活動を共にサポートしてくれる県議の松井正一さん、山田美也子さん、今月22日から始まる県議会本会議、常任委員会、関係委員会での審議をよろしくお願いします。(運営委員 大野昭彦)

2021年9月 6日 (月)

宮脇昭先生の慰霊植樹と9月里親植樹へ向けた準備作業

Dscn7612  今日の足尾・松木沢はいまにも泣きだしそうな空模様でした。9時の気温は17℃、秋真っ盛りと思えるような涼しさでした。作業打合わせでは、大野さんからこの間の事業報告と今後の取組みについて提案されました。その後は、早速、作業現場の「臼沢西の森」へ出発。

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Dscn7616  現場から足尾ダムゲート方面を見ると真っ白でした。と思った瞬間、雨が降ってきました。雨は小降りでしたので鎌田さんは刈払機での草刈り、大野さん、加賀さんの二人は土留柵を造り、私は5月から7月に行った里親植樹地の草刈りを行いました。時折強く降る雨の中、予定した作業を進めながら、15日に行う慰霊植樹と8月と9月分の里親植樹の準備作業もしました。

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Dscn7620  昼食後は、明日(7日)行う栃木県議会への陳情書提出とその後の記者会見を想定したリハーサルを行いました。県FⅭ代表・加賀さんは真剣にプレゼンしていました。濡れた体と衣服をストーブで乾かしながら、「ああしよう、こうしよう」と意見を出し合いました。

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Dscn7627  その後は、雲集亭の荷物を片付け、慰霊植樹に向けた喪章やリース作りの準備を行いました。泥だらけで草刈りをした鎌田さんに感謝をしながら、きれいになった森びと広場を後に本日の森作業は終わりました。

Dscn7622        草刈りが終わった「臼沢西の森」

 今日の作業は、鎌田、大野、加賀、そして筆者でした。(報告 橋倉)

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