孤高のブナの子孫を残す準備完了!
本日(4月1日)の足尾・松木は14℃(9時)で風もなく爽やかな感じでした。福原さんが先に作業小屋に到着してブナ保護の資材の準備を進めてくれていました。
孤高のブナの実生から育てて苗にすることが出来ましたので4月29日に林野庁日光森林管理署のご指導により中倉山の一角に植樹を行ないことが出来ます。本日は、その準備作業のために中倉山のブナに会いに行きます。
ダムゲートに11時30分集合でしたのでその前に、本日の作業打ち合わせ後に森びと広場にアセビを植樹する穴を福原さんと掘りました。その後は、ブナ保護で使用する黒土の乾燥をしました。
その後、早めの昼食をとり集合場所に向かい車で登山口まで向かいました。徳川日光森林管理署署長がボランテアで参加してくれました。植樹準備の道具を分担して登山のスタートです。
稜線まで1時間、そこからブナの所まで1時間まで予定通りに進みました。
稜線に到着して休む間もなく植樹予定地を決めてスコップを入れると、笹の根っこの張りが深く厚みがあり交代での穴掘りでした。笹の根っこから黒土を削り落として120cm×140cmの穴を作ることができました。
無事、孤高のブナの子孫が育つことのできる場所が出来あがりました。4月29日の植樹が楽しみです。
その後、清水さんと松村宗雄さんは現在までブナの根に植生袋を貼りつけた面積を計測していました。
福原さんはブナ保護の看板の補強をしてくれました。 清水さんと筆者でブナの太さを計測すると51cm(地上から120cm地点)でした。 ブナ保護の準備作業が無事終了して森びと広場に戻るとスイセンが元気に咲いていました。
本日の作業者は、清水さん、徳川日光森林管理署署長、松村宗雄さん、福原さんと筆者(済賀)でした。本日の作業にご協力を頂きありがとうございました。(報告者:済賀正文)
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