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2022年12月の11件の記事

2022年12月29日 (木)

新しい年を待つ、静寂の足尾・松木沢

 年の瀬だというのに、そんな気分が全くない。子供の頃の正月を迎えるワクワク感が懐かしい。昨日は、松木の作業詰め所、みちくさなどに正月飾りを取り付けるために出かけた。

 足尾の山々は、24日に降った雪に覆われ輝いていた。森びと広場も一面の雪である。

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 気温は2℃。冷え切った手で正月飾り、松の枝などを飾っていくうちに、心が落ち着いてきて今年一年の反省点などを思い返していた。次第に、こんな時間も中々良いもんだと思えてきた。

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 今年もコロナ禍での活動であったが、森びとメンバーの頑張りと支援して頂いている多くの皆さんのお陰で、計画した事業、作業をやり遂げてきた。そんな中での自分の活動は、何とも不甲斐ない。今はこの反省を、新しい年の中でどう生かすのか?静かに考えていきたい。

 厳しい環境の中で、命を繋いでいく松木の生き物たち。そして雄大な自然。そのパワーをお届けして今年最後の森びとブログとします。来年もまたよろしくお願いします。

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雪の中倉山

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Dscn8671エコメッセの皆さんの記念樹

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Dscn8666ミツマタの冬芽

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民集の杜の入口で私を見つめる牡鹿、何か言いたそうだ!


                       報告はサポーター・ 橋倉喜一





 

2022年12月28日 (水)

森に寄り添う生活を世界の常識に

 2億人ものアメリカ国民が記録的な寒波に襲われています。一部の州では生命の危機におちいるとして外出禁止令が出されています。災害の規模は比べものになりませんが、日本も昨年に続く暴風雪で不便な生活を強いられています。Photo 記録的な寒波の襲来は、北極の氷が夏季に急速に溶け出し、その広さも年々拡大していることによって、大気の循環(極循環)が乱れているらしいです。それは成層圏の対流に変化を及ぼし、偏西風を蛇行させて冷たい空気の塊が南下するといいます。Photo_2 今年の気象を振り返ると、世界中の人々の生活観を見直すことが突き付けられている気がします。大雨や豪雪は止んでくれることを待つ以外に打つ手がない私たち、猛暑も過ぎ去るのを待つ以外にないことを体感しています。さらには、大雨に向き合うには側溝の許容範囲、堤防の強度、盛土の強度、鉄道や道路の橋梁強度等が限界にきている、暴風や豪雪に向き合うには電柱や電線の強度、道路や空港等の災害対策の基準が通用しなくなっています。Photo_3 その上、ゼロコロナ政策が失敗したように、人間の都合による経済優先の生活スタイルをこれからも継続していくようでは、自然界の猛威を予測できないほどの気象が来年以降も襲来してくるのではないかと心配です。Photo_4 このような中で、森びと会員が集う「森びと県ファンクラブ」は、地域の方々に呼びかけて、気候危機と向き合う備えを話し合う「お茶会」を実施してきました。「お茶会」は一都5県で初めて実施されましたが、地域の方々と私たちの心をひとつにすることができました。Photo_5 予測できないほどの気象の猛威の襲来は人間活動に要因があります。今までの人間活動を見直すには政治を変えなければなりません。「お茶会」は、その波を地域から大きくしていくことを願って実施されています。森に寄り添う生活スタイルが世界の常識になることを願って、「お茶会」は来年も続けられると思います。「森びと県ファンクラブ」皆さん、未来の社会を描く一歩を踏出していただきありがとうございました。(顧問・高橋佳夫)

2022年12月23日 (金)

寒風の中、今年最後の森作業

 本日(12/23)は、今年最後の森作業となりました。風が強いため、防風ネットを利用しての打ち合わせとなりました。コーヒーカップが飛ばされないようにと渡部代表のアイデアで、あったかいコーヒーを安心しておいしくいただきました。(空き缶の活用は、いいアイデアだねとスッタフ一同感心)

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 作業は、倉庫内の大掃除(整理・整頓)と機器類のメンテナスとチェック、苗木の整理を分担して行うことにしました。

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 草刈り機は、特に安全に作業できるように念入りにチェックしメンテナスを行いました。雑然としていた倉庫内も大掃除によってきれいに整理整頓され、見違えるようになりました。

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 育苗場の苗木は、昨日の雨によってポットの土がしっとりとしており、本日の水撒き作業はやめて、地元で種子を採取したシラカシとシロダモの幼木を霜から守るため霜除けネットを張りました。

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 現在、雫育苗場には、7樹種(タブノキ、シラカシ、シロダモ、スダジイ、シャリンバイ、アカガシ、ヤブツバキ)総数2000本ほどが大きく生長しています。来年は、苗木の補植作業と、大切に預かった苗木を枯らすことのないように育苗に力を入れていこうと心を合わせました。

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 今年1年、大変お疲れさまでした。来年は「私たちの新たな時代だ!」と張り切っている、傘寿を迎える松林副代表。年男、年女を迎える菅野副代表、山田事務局、東城スタッフたち。ピョンピョンとはねて躍動感あふれるように応援隊の飛躍に向けて頑張っていきましょうと話されました。

 森びと秋田県ファンクラブをはじめとした各県ファンクラブのみなさん。気候変動による温暖化によって大雪・暴風雪と大荒れの天気になっていますので身を守る行動と警戒をお互にしていきましょう。

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 南相馬市鎮魂復興市民植樹祭は全国の植林ボランティアをはじめ、市民の協力により今年6月に10回目を開催する事が出来ました。東日本大震災、フクシマ原発事故から11年、私たち応援隊は絶対忘れることはなく「いのちを守る森の防潮堤づくり」にむけて継続して取り組んでいきます。

 本日の参加者は、渡部代表、菅野副代表、松林副代表、山田事務局、岩橋事務局、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者・東城でした。

(報告 東城敏男)

心ひとつに今年最後の足尾森作業

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 本日(12/22)は冬至です。足尾ダム周辺の9時15分の気温は3℃、いつもより気温が高く、大粒の雨が降っていました。参加者全員が作業小屋に到着し9時40分からミーティングを行いました。本日の森作業責任者の済賀スタッフの提案で、雨が降っているので、臼沢の森の獣害柵点検・補修は午後に行い、午前中は、森びと広場周辺の幼木の幹ガードの取換えと、作業小屋の窓拭きや床の掃除を行うことにしました。

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 少し早めに昼食をとり、12時から臼沢の森の獣害柵点検・補修をスタートしました。軽トラックに亀甲金網や幹ガード、針金、ハンマーなどを積んでいると林子さんが激励に駆けつけてくれました。

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 森の入り口で2組に分かれ、それぞれが荷物を背負い、臼沢の西側と東側の下から、獣害柵をシカに破られていないか点検、補修しながら急斜面を登りました。上に行くほど網は破られ、小さい穴、大きな穴が何か所もありました。西側も昨年補修した近くの柵が破られ、数か所補修したことが、報告されました。 

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 私たちの補修作業の最中に、姿は見えませんでしたが、遠くからピィー、ピィーとシカの鳴き声が聞こえてきました。小雨が降る中で、頂上付近で西側と東側ドッキングできたのが 15時を回っていました。新しくなった階段をテンポよく、気持ちもよく笑顔で降りることが出来ました。

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 今年一年、足尾に来てくださった多くの皆様、そして地球温暖化にブレーキをかけるために「里親植樹」に協力いただいた皆様に感謝するとともに、ボランティアで森作業に参加してくれたスタッフ・サポーター、会員、森ともの皆様に、そして大きな事故もなく、無事に2022年を終えられることに感謝とお礼を申し上げます。お疲れ様でした。

 今年最後の森作業の参加者は、鎌田、加賀、福原、済賀、清水、筆者大野でした。

(報告 大野昭彦)

2022年12月18日 (日)

北風の中、年末森作業をする!!

 12月17日、10時の気温は3℃。今日の天候は曇りで北風が少し強い一日でした。応援隊9名、森びと福島県ファンクラブ2名、支援者1名が原町区雫育苗場に集合しました。

 山田悦子事務局の入れた温かいコーヒーを飲みながら、今日の作業の打ち合わせを行ないました。

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 本日の年末森作業には、応援隊支援者の南相馬市議会議員の田中京子さんが11月に行われた南相馬市議会選挙の当選御礼に来ていただきました。その後、南相馬市植樹祭実行委員会から農林整備課武内係長からの挨拶を頂きました。お二人とも一緒に作業を行ないました。

 

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P1020650今日の作業は2班に分かれ、草刈作業、防風ネット張り、苗木散水作業を行ないました。作業は11時過ぎに終了し、場所を移動して渡部代表の車庫にて1年間の慰労を兼ねた昼食会をコロナ感染症に注意しながら行ないました。また会員が作った豚汁、ホッキ貝のおにぎり、あんこう肝味噌、キムチなどの料理を持ち寄り、和気あいあいと交流を行なってきました。

 交流会からは、森びとプロジェクト代表桜井勝延が参加し、南相馬市議会議員選挙の当選御礼を行ないました。

 コロナ禍の中、事故や怪我もなく森作業で来た一年間でした。応援隊の皆さん、支援して頂いた皆さん、大変ご苦労様でした。来年は第11回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭があります。みんなの力で成功させましょう。

 次回は12月23日10時から雫育苗場で用具の整備と倉庫の清掃を予定しています。

 本日の参加者は、森びとプロジェクト桜井代表、応援隊渡部代表、菅野副代表、松林副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、松本スタッフ、岩橋(恵)スタッフ、支援者田中京子市議、福島県ファンクラブ柏木さん、武藤さん、筆者・岩橋
(報告:岩橋 孝)

 

 

 

2022年12月16日 (金)

来年は秋田県での「お茶会」を開催します

 11月6日〜11月18日、エジプトにおいて国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が会期を延長して終了しました。主な論点は、途上国への新基金の設立が決まった一方、COP26合意事項の長期目標をパリ協定の1.5℃に強化したことや石炭火力の段階的な削減などを上回る合意がされなかったことでした。このままでは、気候変動による被害が多発し、生存への不安がより強くなり、取り返しのつかない事態になってしまいます。日本は削減目標の強化を打ち出すこともなく、化石燃料の廃絶の道筋にも合意できなかったことからも、事実上COP 27は後退あるいは失敗したと言わざるを得ません。

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 しかし、立ち止まって批判をしているだけでは、無責任ですので、来年は気候危機下の現実に向き合うための備えを話し合う「お茶会」を秋田県でも開催していきます。今年9月には南相馬市を訪れ、応援隊・福島県ファンクラブとの合同で「お茶会」を開催し、この間お付き合いのある工藤新一秋田市議にも同行していただきました。異常気象の現実を出してもらい、そのことを巡って掘り下げて議論をして、“またやろう”、“ためになるから、また参加しよう”となる「お茶会」を作ります。よろしくお願い致します。(運営委員・大山博延)

北風を受けての年末の森作業

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   本日(14日)の足尾・松木は、晴天で風もありませんでしたが4℃(9時)で大変肌寒い朝でした。鎌田さんが薪ストーブに火を入れて作業小屋を温めてくれました。9時50分には参加者が揃いましたので本日の作業責任者の加賀さんから午前中は、獣害柵の点検・整備を民衆の杜と臼沢西の植樹地、みちくさの庭のアジサイのネット張りの3班に分かれての作業です。午後は、ミーティングで今年の振り返りと来年の予定を話し合うと説明がありました。

Dsc08616 早速、3班に分かれて作業を開始しました。みちくさの庭のアジサイのネット張りを松村健さんと柳澤さんと加賀さんが作業を行いグリーンのネットが綺麗に張れました。

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 民衆の杜の獣害柵点検は、鎌田さんと山内さんが担当しました。臼沢西の植樹地の獣害柵補修は、清水さんと筆者でした。

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時折り強い風が冷たく吹き抜けます。その風に苗木も耐えています。

Dsc08621 Dsc08620 昼食時に山本さんと大野さんが具沢山のけんちんうどんを作ってくれました。冷えた身体が温まりました。ごちそうさまでした。

Dsc08624 午後からのミーティングには、仕事を終えて橋倉さんも参加して今年の振り返りを行い来年も安全に作業を進めることにしました。柳澤さんから甘くて美味しいネギを頂きました。ありがとうございました。

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Dsc08628 本日の参加者は、鎌田さん、松村健さん、山本さん、橋倉さん、柳澤さん、山内さん、清水さん、大野さん、加賀さんと筆者(済賀)でした。

                                    (報告者・済賀正文)

2022年12月10日 (土)

いのちを守る循環システムの母体である森の生長を観察

 12月8日、宮城県ファンクラブは、仙台市荒浜と名取市閖上の「いのちの森」の観察会を行いました。事前に作成した、活動概要や育樹活動の内容をまとめた資料を使い、説明してから現地に向かいました。

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 荒浜の森は、木々が4~5メートルくらいの高さに生長し、落葉樹の落葉がびっしり地面を覆いつくし、ヒサカキ・マサキ・シャリンバイが実を付けていました。初めて参加した仲間は、「9年たつとこんなに大きくなるんだ」と驚いた様子でした。

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 名取の森は、今年ヤブツバキ・シロダモ・ユズリハ・シラカシ・アカガシの常緑樹を中心に、143本の補植と除草・下枝払いの育樹作業を3回行ってきました。森作業を通じて、命を守る循環システムの母体は森であることや、地球温暖化によって、生きものの命が脅かされている危機的な状況にあることを共有してきました。

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 先月エジプトで開催された気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)では、気候変動の被害を受ける島しょ国や途上国の「損失と被害」に対して先進国などが出資する基金を設立することが合意されましたが、温暖化の原因でもある「化石燃料削減」については議論が進展しなかったようです。世界のリーダーの姿勢に落胆しましたが、海面上昇は太平洋沿岸近くに住む私たちにとっても暮らしを脅かす大きな問題でもあります。

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 宮城県内でも豪雨により河川が氾濫したり土砂崩壊によって多くの方々が被災された2022年でした。来年以降も豪雨災害におびえる生活をしなければならないのかと不安になります。いのちを守るためにどのような備えが必要か、宮城県ファンクラブは防潮林の育樹活動と共に、市民の皆さんと気候危機下の生活を考えていく2023年にしていきたいと思います。

(宮城県FC 林 雄一)

2022年12月 9日 (金)

穏やかな日差しの中で越冬森作業

 本日9日は、12月になって1回目の森作業。朝晩の冷え込みが厳しい中でも、雫育苗場は穏やかな日差しで絶好の森作業となりました。

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 岩橋事務局から、今日の作業は前回に引き続きポット内の草取りと培養土の補充作業を行うと話がされました。参加者全員で手際よく、寒さに耐えうるように苗木1本1本チェックし丁寧に行いました。ポット内は乾燥していたため水かけ作業は、時間をかけて「じょうろ作戦」でたっぷり行いました。

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 育苗場で越冬作業をしていたスタッフが、何気なく青い空を見上げたらなんと「ミノムシ」が単管パイプで冬支度しているのを発見。ここで越冬できるのかなと心配そう・・・大丈夫だろうかな

 休憩タイムでは、あったかいコーヒーを飲みながら12月17日の年末作業・慰労会について話し合いました。応援隊スタッフとしてこの一年を振り返り来期につなげていくために、当日はそれぞれから楽しい森作業をしていくための知恵を出しあっていくことにしました。

 久々に参加した松本スタッフから近況報告がありました。「浪江で玉ねぎづくりをしているため、森づくりにはあまり参加できませんでしたが、今日は皆さんと会って楽しく作業ができました。17日も参加します。」と話されました。

 渡部代表から、今回もおいしいみしらず柿の差し入れがありました。いつもありがとうございます、

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 本日の参加者は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、岩橋事務局、道中内スタッフ、松本スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者・東城でした。

(報告 東城敏男)

<報 告>

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<10月21日のうつくしま地球温暖化防止活動推進員養成研修会に参加した応援隊の松林副代表、岩橋事務局、東城スタッフに対して、推進員としての認証書が届きました。今後の活動に活かしていきたいと思います。>

臼沢の階段補修完了、達成感で笑顔溢れる。

 本日12月9日(金)、日光連山は雪を被っています。12月から集合時刻が10時となりました。9:30の松木の気温は6℃、雪が降った割には温かく、冬の青空が広がり作業には絶好の天気です。

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 今日の作業責任者は、大野さんの予定でしたが急遽欠席となったため、済賀さんがミーティングを進めてくれました。打ち合わせで、今日は臼沢の階段の補修を終わらせること、午後は「みちくさの庭」のアジサイを猿から守るための網を懸ける作業をすることにしました。杭や道具類は、鎌田さん、福原さん、濟賀さんが先に到着し既に軽トラに積んでくれていました。

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 今日は3組に分かれて行いました。皆さん慣れたもので、どんどん杭を打っていきます。時々石にぶつかり入っていかないこともあります。杭の場所を移したり、階段を登ってみて高くて足を大きく上げなければならないところは石や土を盛り高さを調整します。古い横木は栗の木で頑丈なため、まだ使えるものも多く、それらは活用することにしました。

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 30段の階段補修を行い、午前の作業は終了しました。

 午後は、「みちくさの庭」のアジサイを猿から守るための網を張りました。網を懸ける支柱の材料である竹を打ち込み、横にも竹を渡して麻ひもで支柱ときつく結びつけて網を懸けます。網の幅は2mなので端を重ねて結束バンドで留め幅を広げます。手がかじかんで結束バンドがなかなか結べません。一人が網を引っ張って、一人が網を重ね、もう一人が結束バンドを結ぶという如何にも地味な作業を辛抱強くこなしていきました。この作業は結構時間がかかります。今日は1列だけ完成させて終わりました。

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 臼沢の階段修繕は全部終了しました。スタッフ・サポーター皆さん、大変お疲れさまでした。この階段はあと10年は持つことと思います。階段の前で「やったぞー」と掛け声をあげ達成感を表して記念写真を撮りました。

Img_4771 今日の作業者は、鎌田さん、松村健さん、松村宗さん、福原さん、済賀さん、柳澤さん、筆者加賀でした。(報告者:スタッフ加賀春吾)

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