心ひとつに今年最後の足尾森作業
本日(12/22)は冬至です。足尾ダム周辺の9時15分の気温は3℃、いつもより気温が高く、大粒の雨が降っていました。参加者全員が作業小屋に到着し9時40分からミーティングを行いました。本日の森作業責任者の済賀スタッフの提案で、雨が降っているので、臼沢の森の獣害柵点検・補修は午後に行い、午前中は、森びと広場周辺の幼木の幹ガードの取換えと、作業小屋の窓拭きや床の掃除を行うことにしました。
少し早めに昼食をとり、12時から臼沢の森の獣害柵点検・補修をスタートしました。軽トラックに亀甲金網や幹ガード、針金、ハンマーなどを積んでいると林子さんが激励に駆けつけてくれました。
森の入り口で2組に分かれ、それぞれが荷物を背負い、臼沢の西側と東側の下から、獣害柵をシカに破られていないか点検、補修しながら急斜面を登りました。上に行くほど網は破られ、小さい穴、大きな穴が何か所もありました。西側も昨年補修した近くの柵が破られ、数か所補修したことが、報告されました。
私たちの補修作業の最中に、姿は見えませんでしたが、遠くからピィー、ピィーとシカの鳴き声が聞こえてきました。小雨が降る中で、頂上付近で西側と東側ドッキングできたのが 15時を回っていました。新しくなった階段をテンポよく、気持ちもよく笑顔で降りることが出来ました。
今年一年、足尾に来てくださった多くの皆様、そして地球温暖化にブレーキをかけるために「里親植樹」に協力いただいた皆様に感謝するとともに、ボランティアで森作業に参加してくれたスタッフ・サポーター、会員、森ともの皆様に、そして大きな事故もなく、無事に2022年を終えられることに感謝とお礼を申し上げます。お疲れ様でした。
今年最後の森作業の参加者は、鎌田、加賀、福原、済賀、清水、筆者大野でした。
(報告 大野昭彦)
コメント