新しい年を待つ、静寂の足尾・松木沢
年の瀬だというのに、そんな気分が全くない。子供の頃の正月を迎えるワクワク感が懐かしい。昨日は、松木の作業詰め所、みちくさなどに正月飾りを取り付けるために出かけた。
足尾の山々は、24日に降った雪に覆われ輝いていた。森びと広場も一面の雪である。
気温は2℃。冷え切った手で正月飾り、松の枝などを飾っていくうちに、心が落ち着いてきて今年一年の反省点などを思い返していた。次第に、こんな時間も中々良いもんだと思えてきた。
今年もコロナ禍での活動であったが、森びとメンバーの頑張りと支援して頂いている多くの皆さんのお陰で、計画した事業、作業をやり遂げてきた。そんな中での自分の活動は、何とも不甲斐ない。今はこの反省を、新しい年の中でどう生かすのか?静かに考えていきたい。
厳しい環境の中で、命を繋いでいく松木の生き物たち。そして雄大な自然。そのパワーをお届けして今年最後の森びとブログとします。来年もまたよろしくお願いします。
雪の中倉山
民集の杜の入口で私を見つめる牡鹿、何か言いたそうだ!
報告はサポーター・ 橋倉喜一
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