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2022年6月の10件の記事

2022年6月29日 (水)

足尾にも「熱波」が到来、森作業に汗をながす。

 本日は6月29日(水)、足尾森びと広場の9時の気温は29℃でしたが、12時には35℃、作業を終えて小屋に戻った15時には37℃まで上昇していました。人間の体温を超えて「熱波」と感じる状況でした。

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 今朝は、早めに(8時15分)足尾ダムゲートに到着しましたが、すでにゲート前のロータリーには黒土を積んだ「あかぎ園芸」のトラック2台が到着していました。

 トラックを森びと広場に案内し、1台目は森びと案内板下の黒土置き場に400袋を降してもらいました。2台目は、「りんねの森」の土壌改良の植樹場所に800袋降ろしてもらいました。私たちも荷下ろしを手伝いました。1パレットの重量が1.2t(100袋)あると知り安全作業を心がけました。運転手がユニックで吊り上げ、降ろす作業を手伝い1時間ぐらいで終わりました。「あかぎ園芸」のトラック運転手の皆さま、ありがとうございました。

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 9時50分ごろから簡単なミーティングを行い、すぐに作業に移りました。

 昨日、橋倉さんから大野さんに「苗木が枯れている」と報告があり、苗木を確認すると葉っぱの水分が蒸発し茶色くなっていました。ここ数日の高温により「夏枯れ」してしまったようです。苗木に水をたっぷり撒き、「申し訳ない」思いと希望を込めて遮光ネットを設置しました。

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 その後は、鎌田さん、福原さん、加賀さん、大野さん4人で、案内板下の黒土400袋がシカやイノシシに荒らされないように獣害柵を設置しました。

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 午後は、「臼沢西の森」の草刈りを行いました。気温が高いので熱中症に気をつけ、水を飲み、休憩をとりながら行いましたが、今日の「熱波」はすごかったので、2時20分ごろに下山しました。

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 今日は私たちの森づくりを応援してくれるJREUの足尾研修も行われ、12時頃JREU大宮の組合員26名が渡良瀬川源流の旧松木村を訪れてくれました。森びとプロジェクトからは清水からあいさつとお礼を述べさせていただきました。組合員の皆さんは「公害の原点」と言われる「足尾鉱毒事件」の地に立ち、働く者の視点から捉え返しているようでした。

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 はげ山となった渡良瀬川源流に森づくりを行い、少しずつ緑が蘇っていますが、今また人間の活動による地球温暖化によって、豪雨災害や山火事など、世界各国で被害が発生しています。足尾の森の生長を確認し、私たち人間は森に生かされていることを感じとっているようでした。お疲れ様でした。

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 下山後、汗でびしょ濡れになったシャツを着替え、終了ミーティングを行い15時に帰路につきました。

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本日の森作業は、鎌田さん、福原さん、加賀さん、大野さん、そして清水でした。

(報告 清水 卓) 

 

2022年6月25日 (土)

エンジン全開で草刈り作業で汗流す

本日(6/25)は朝からギンギンキラキラの天気。すでに福島県では、35℃以上の猛暑日となる予報が出ていたため、応援隊スタッフのそれぞれが育苗場に早めに集合しました。岩橋さんが用意してくれた手づくりの冷たい麦茶を飲みながら打ち合わせを行いました。作業は前回に引き続き第2回植樹会場の草刈りと苗場の水撒きを行うことにしました。

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 軽トラックに草刈り機を乗せ植樹会場に向かいました。ちょっとした爽やかな浜風も吹いていましたが炎天下の中での作業のため、安全第一で草刈り機の入念な点検と準備、さらには熱中症対策としてこまめな水分補給・塩分補給(塩飴)と休憩を心がけエンジン全開で草刈りを行いました。

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 草刈り途中に、松林スタッフが野良猫を発見。すぐに草刈りを中断し写真を撮ろうとしたが逃げ足早く取れず残念。植樹会場周辺には自宅もないのにどこから来たのか、エサは野ネズミ?でも取って森生活をしているのかなとちょっとした話題となりました。

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短時間の草刈りでしたが、ほとばしる玉の汗で気分は爽快でした。何よりも周辺はきれいになりすっきりし達成感もありました。熱中症やけがもなく無事終了し、大変お疲れさまでした。

 明日(6/26)は森びと第3回総会が開かれます。応援隊は、総会の成功のために南相馬市情報交流センターに集まりオンライン会議に積極的に参加していきます。第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭には森びとの仲間をはじめ多くの全国の植林ボランティアのみなさんによって成功させることができました。ありがとうございました。

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本日の参加者は、渡部代表、菅野副代表、松林副代表、岩橋事務局、岩橋恵美スタッフ、筆者でした。

                 (報告 東城敏男)  

2022年6月15日 (水)

恵みの雨の中、第2回里親植樹を行いました。

 本日(6月15日)は第2回里親植樹日です。朝から雨模様ですが苗木にとってはうれしい雨です。

 9時に育樹デー参加者13名が作業小屋に集い、打ち合わせを行いました。鎌田さんがストーブに火を入れ、加賀さんがコーヒーを入れてくれました。作業責任者の済賀スタッフから里親植樹と今日の作業スケジュールが報告され、早速、植樹地に向かうことにしました。

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苗木、スコップ、トンカチなどの道具類は、昨日のうちに臼沢西の森入り口付近まで運んでありました。それらを持って植樹地まで登り、植える場所の目印となる篠竹に苗木をセットしました。

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 スコップで穴を掘り黒土と砂土、石ころを、「混ぜる混ぜる」して一人5本の苗木を丁寧に植えました。

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 10時20分には植樹を終え、その後は、軽トラで運んだ黒土と階段の登り口に置いていた黒土を7月の里親植樹地までバケツリレーで上げることにしました。軽トラで運んだ黒土は軽く感じましたが、登り口に置いていた黒土は雨水を含んでいたのでかなり重たく、手渡されると「重い!」とふらつく人もいましたが、何とか100袋上げることが出来ました。

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 まだ、昼食までには早いので、昨年の里親植樹で苗木を植えた所の草抜き・草刈りを行いました。そこは、獣害にあいながらも根元から小さな新芽を出して頑張っている苗木を踏まないように細心の注意を払って行いました。刈った草は木々たちの根元に優しくマルチングしました。

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  午後は、全員で「りんねの森」(湿地)の金網張りを行い、使わないポールや柵を片付けました。その時、軽トラの後輪がパンクしていたのに気付き、松村宗雄さんにタイヤ交換をしていただきました。

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 本日の森作業を終え、ミーテングを行い7月の森作業と里親植樹、りんねの森づくりなどの日程を確認して終了しました。お疲れ様でした。

 お菓子をいただいた、柳澤さん、キンバリーさん、橋倉さん、林子さん、ありがとうございました。

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 本日の森作業参加者は、鎌田さん、松村宗雄さん、橋倉さん、山本さん、福原さん、柳澤さん、山内さん、加賀さん、済賀さん、清水さん、キンバリーさん、林子さん、そして筆者大野でした。

(報告 大野昭彦)

2022年6月14日 (火)

明日の第2回「里親植樹」の準備が整いました。

 今日は6月14日(火)、明日は今年第2回めの「里親植樹」開催日です。植える苗木を積んだトラックが朝8:20、足尾ダムゲートに到着、「森びと広場」まで運搬していただきました。苗木を樹種毎に仕分ける作業を下の苗床で行うことにし、トラックから降ろした苗を軽トラに積み替えて運びました。着いて直ぐの作業で、打ち合わせの前に一仕事です。

 8:40、天気は小雨がチラチラしています。気温は13℃。本日の作業の打ち合わせをいつもの通りコーヒーを飲みながら行いました。このひと時の落ち着きが事故防止のルーティンになります。今日午前の作業は、苗木を樹種毎に分けてトレイにいれ、明日の「里親植樹」で植える苗木を選びます。その後、残りの苗木が乾燥しないように穴に埋めて土をかけて保管することです。

Img_3636 Img_3617 Img_3618 Img_3612 Img_3620 Img_3623 ここまでの作業は思っていたより時間がかかり、終わったのは13:00になっていました。

 午後の作業は、苗木、スコップを「臼沢の森」の出入り口前の土置き場に持っていくこと。植樹地の草刈りと苗を植える所の目印となる篠竹を刺して置くこと。時間があれば、崩れかけている階段の修理をすることにしました。軽トラックで「臼沢の森」前に着くと、濟賀さんが突然「熊だ、熊だ、熊だ―!」と叫び声をあげました。見ると30m位の所に小熊がいました。私たちに気づき一目散に下の方に逃げていきました。「小熊がいるということは、親熊が近くにいるのでは?」と心配し、大声を出しながら「臼沢西の森」いきましたが幸いに親離れした小熊なのか親熊は現れませんでした。写真を撮ろうとしましたが、手が震えるえ熊の動きが早かったのですが、何とか撮れていました。ぬいぐるみの様に可愛い熊でした。

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Img_3625 Img_3628 Img_3629 Img_3633 Img_3630 Img_3631 これで今日の作業は終了しましたが、濟賀さんは少し時間があるということで、「森びと広場」の草刈りをしてくれました。Img_3639 天気は雨が降らず、何とか曇り空で持ってくれたおかげで、予定していた作業も順調に進み、明日の「里親植樹」の準備が整いました。

本日の作業者は、鎌田さん、濟賀さん、筆者加賀でした。お疲れさまでした。(報告:加賀春吾)



2022年6月13日 (月)

爽やかさを感じながら森作業進む‼

本日(6月13日)足尾・松木(8時20分)は、快晴で13度Cで風も無く大変さわやかな朝です。

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森びと広場に到着するとキジが出迎えてくれました。

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福原辰雄さんとコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせ。午前中は、明日納品される苗木の保管地づくりと「りねんの森」の湿地の獣害ネット張り、午後は第2回里親植樹地の黒土の整備をすることにしました。

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苗木の保管地整備は二人で石を退けながら1時間で完成しました。

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湿地の獣害ネット張りも12時前には終了しました。

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Dsc06269_2 10時過ぎ、橋倉さんから冷たいおやつの差し入れがありました。橋倉さんありがとうございました。

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昼食後は、里親植樹地に行き水分を含んだ黒土を袋から出して広げました。

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120本の苗木を植える準備が出来ました。最後に、森びと広場の草刈りを行ないました。

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福原さん朝早くからご苦労様でした。本日の作業者は、福原さんと筆者でした。

                              (報告 済賀 正文)

2022年6月11日 (土)

いのちを繋ぐ「孤高のブナ」に元気を届ける!

   本日(6月11日)は足尾アルプスの中倉山「無言の語り木」(孤高のブナ)を元気にする恩送り日。4月29日が延期になりましたので、今日は何としてもブナを元気にしたいと協力者が足尾ダムに集合。7時に集合してくれた皆さんは、車に分乗して登山口へ出発しました。

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前夜には雨が降りましたが、本日は雨が止み、曇り空でしたが今にも雨が降りそうな空でもありました。私の気持ちは雨が降る前に下山したいと思いました。参加者は17名、乾燥した黒土10Lと植生袋(種入り)2袋入りを(女性は黒土5Lと植生袋1袋入り)リュックサックに詰め、つづら折りの登山道を登りました。雨上がりの滑る道を気を付けて小股で進みました。

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つづら折りの道を登りきり、西側の稜線に到着すると心地よい風がほてった身体をクールダウンしてくれました。ここまでくれば、あと少しでブナに会えます。新緑の中を進むこと50分、久し振りにブナに会えました。葉を見るとブナの実が一杯でした。ブナに会うのは今年で9年目になりますが、この様に沢山のブナの実を見るのは初めてでした。

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全員が無事に頂上に到着。早速、私は作業の説明を行ない、各自が荷揚げした黒土を植生袋に入れて露出している箇所に張り、金属のペグで植生袋を地に打込んで固定しました。

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皆さんを見ていると、とても丁寧に植生袋を地に固定してくれていました。その姿からは「ブナよ元気になって」と願っているようでした。本日は、植生袋を33袋固定することができました。参加の皆さんからは「地道な活動を知らなかったがHPで紹介したい(粂川章さん:栃木県山岳スポーツクライミング連盟副会長)」、「地域にもっと緑を広げたい」(徳川浩一さん:日光森林管理署署長)等との感想が述べらました。

 作業終了後、集合写真を撮り、雨が降る前に下山しました。下山道は、登り道よりも滑りやすいので慎重に下山しました。無事、全員が登山口に到着することが出来ました。Dsc06251_2

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 「無言の語り木」(孤高のブナ)を元気にする恩送り参加して頂いた皆さんのご協力によりその思いがブナに伝わった思います。参加条件の厳しい中、ご協力を頂きありがとうございました。                                                               (報告 済賀正文)

2022年6月10日 (金)

森づくりの心得が怪我や事故なくす

 2カ月ぶりに足尾松木沢に入りました。群馬県の西の端から栃木県西の端の足尾町までの3時半の運転は疲れましたが、目に焼き付いている足尾グランドキャニオンや臼沢の森が疲れを和らげてくれました。

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P6101157  明日は中倉山の「無言の語り木」(ブナ)を護る恩送り日ですので、現地に到着すると済賀スタッフはその準備を終えていました。協力者が荷揚げする植生袋(乾燥させた黒土と草の種を混ぜた土を袋に入れもの)等が車に積みこんでありました。P6101152 その後の済賀さんは、作業小屋用の薪ストーブで燃やす間伐材置き場を作っていました。雨や雪で薪が濡れないように屋根付きの薪置き場に作り変えていました。その材はすべての物が再利用でした。また、以前は小屋の入口が薪で散らかっていましたが、小石を敷いて箱庭のようになっていました。P6101155 15時半頃になると雨が降り出しましたので、明日の天気を気にしながら二人は帰路につきました。済賀さん、お疲れ様でした。(報告・高橋佳夫)

2022年6月 8日 (水)

梅雨入り、足尾は小雨の1日でした。

 気象庁は6月6日、「関東地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。昨年よりも8日早く、例年なら西から梅雨前線が北上してくるところですが、今年は九州や西日本よりも関東が早く梅雨入りしました。

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 本日8日の足尾は、8時40分の気温が13℃、小雨です。少し肌寒く感じたので鎌田さんがストーブに火を入れてくれました。ストーブで暖を取り、コーヒー香の中で打ち合わせを行いました。予定では臼沢の森の草刈りでしたが、午前中は臼沢西の森(里親植樹地)の金網の設置と第2回里親植樹地への黒土上げをすることにしました。

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 幅90cm×長さ20mの亀甲金網を、獣害柵下部に取り付けてある亀甲金網上段につなぎ合わせウサギなどが侵入できないように高くしました。

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 その後は、5月の里親植樹の時に階段途中まで運んでおいた黒土を6月の里親植樹地に上げました。袋に入っている黒土に雨がしみ込んでいて倍以上の重さです。急斜面、そして今日の森作業者は3人合わせて204歳という年齢ですので、無理をせず、休み休み120袋を運び上げました。終了した時はすでに12時を過ぎていました。鎌田さん、加賀さん、お疲れ様でした。

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 昼食を摂りながら、6月5日行われた「第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」に参加した加賀さんから報告・感想を聞きました。「10回目の植樹祭に参加する事が出来、参加された市民の皆さんと鎮魂の思いを合わせながら植樹をすることが出来た。」と述べられました。しかし、いまだに「帰還困難区域」の指定が解除されない地域も残り、復興には時間がかかることも感じられたようです。

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 午後の作業は、14日に苗木が搬入されるので、50トレーを置く場所の整地とその周りを整理しました。

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 今日も、みちくさ庭の草花たちと森に癒され、心が洗われました。ありがとう!

 本日の森作業は、鎌田、加賀、そして筆者の大野でした。

(報告 大野昭彦)

2022年6月 7日 (火)

植樹祭・前夜祭のご報告

6/4(土)は「第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の前夜祭がありました。6/1(水)から準備を進めてきた応援隊、福島県FCの皆さんと、この日前日入りした森びとメンバーとが一同に会し、次の日の本番に向けての英気を養う会となりました。

Img_4951第3回植樹会場の様子

まだコロナ禍が落ち着かないということもあり、1人ビール1本という厳しい制約のもと、マスク着用のうえ10名で座る席を6名に限定し、密にしないといった対策をきちんとした上での開催です(そのおかげで本番当日、いつもよりもキビキビ動いているように見えた人が何人か。。。)

Img_4961中村代表挨拶

中村代表からの明日に向けての挨拶と高橋顧問の乾杯で始まり、歓談のあと応援隊の皆さん、福島県FCの皆さんの一言挨拶で盛り上がりました。思い出や希望、要望や質問、にぎやかに語ってくれた皆さんの笑顔が印象的でした。

Img_4964応援隊の皆さま

Img_4970福島県FCの皆さま(FCって・・・)

運営委員からこれまで植えた木々の状況報告と、応援隊顧問で元南相馬市市長の桜井さんの挨拶があり、短い時間ではありましたが、本番の成功を願って解散となりました。

Img_4976桜井顧問と中村代表

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準備にかかわったみなさま、本当にお疲れ様でした。また参加されたみなさま、楽しい時間を有難うございました。(報告 運営委員 小黒)

P6040626第一回植樹会場に咲くハマナスの花

2022年6月 6日 (月)

第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭、無事終了!

 昨日(6/5)、福島県南相馬市小高区塚原地内において第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されました。天気は曇りで、気温は15℃程度で少し肌寒いくらいでした。現場の会場では、6月1日より準備が行われており、地元の応援隊の皆さんも2日から参加をしていました。

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 2013年10月6日の第1回目の植樹祭から回を重ねること、今回で10回目。当初から南相馬市の進める「いのちを守る森の防潮堤づくり」を応援してきた私たち森びとにとっても、応援隊の皆さんにとっても感慨深い植樹祭となります。3年ぶりに市外からの参加者の入った植樹祭となり、岩手県、秋田県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県、千葉県、群馬県、東京都、神奈川県から森びとインストラクター等が参加をしました。
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    会場に入るとすぐに設置された献花台。鎮魂復興を忘れない植樹祭であることを忘れてはなりません。花を手向けて、祈りを捧げました。

20220605_110340    その後、当日参加のインストラクターが合流して、注意事項などの打ち合わせを行い、市役所のリーダーとあいさつを交わし、参加者を待ちました。

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 開会あいさつは、実行委員会の副実行委員長を務める森びとプロジェクト・中村代表からでした。

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 開会式後、各ブロックに分かれて植樹リーダーの指示のもと、植樹が開始されました。私が入ったB-4の植樹リーダーを務める市役所の山田君は、地元相馬農業高校出身。実は2013年の第1回植樹祭をした時に同校の農業クラブの理事長をしていたこともあり、植樹リーダーをしてくれ、また開会式で壇上にも故宮脇先生やAKB48らと立ってもらいました。その山田君が市役所に入って4年経ち、今回再会をしました。さらに、そのブロックには母校の相馬農業高校の生徒さんが多くいました。昨日、植樹リーダー研修を受けていたこともあり、一つひとつ丁寧に作業の説明を行っていました。20220605_124420

 話を聞いていた相馬農業高校の皆さんも先輩の指導に熱心に耳を傾けていました。

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 先生によると、コロナにより植樹祭にも3年ぶりの参加だということで、当初は緊張も見えましたが、慣れてくると声が出始めて、夢中になっている姿が印象に残りました。20220605_133542

 藁を下から上にリレーし、最後は縄をかけて、無事に終了しました。

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     昨日の参加者は1000人。コロナ禍ということもあり、参加者は伸び悩んだようです。今回10回目の区切りを迎えましたが、主催者あいさつで市長は来年以降も行う意向を示しました。森びととしても来年以降どのように応援していくかを運営委員会でも参加者の意見を踏まえて議論していきます。応援隊の皆さん、協力いただいた森びとインストラクター、スタッフ・サポーターの皆さんありがとうございました。

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(報告:運営委員・小林敬)

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