梅雨入り、足尾は小雨の1日でした。
気象庁は6月6日、「関東地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。昨年よりも8日早く、例年なら西から梅雨前線が北上してくるところですが、今年は九州や西日本よりも関東が早く梅雨入りしました。
本日8日の足尾は、8時40分の気温が13℃、小雨です。少し肌寒く感じたので鎌田さんがストーブに火を入れてくれました。ストーブで暖を取り、コーヒー香の中で打ち合わせを行いました。予定では臼沢の森の草刈りでしたが、午前中は臼沢西の森(里親植樹地)の金網の設置と第2回里親植樹地への黒土上げをすることにしました。
幅90cm×長さ20mの亀甲金網を、獣害柵下部に取り付けてある亀甲金網上段につなぎ合わせウサギなどが侵入できないように高くしました。
その後は、5月の里親植樹の時に階段途中まで運んでおいた黒土を6月の里親植樹地に上げました。袋に入っている黒土に雨がしみ込んでいて倍以上の重さです。急斜面、そして今日の森作業者は3人合わせて204歳という年齢ですので、無理をせず、休み休み120袋を運び上げました。終了した時はすでに12時を過ぎていました。鎌田さん、加賀さん、お疲れ様でした。
昼食を摂りながら、6月5日行われた「第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」に参加した加賀さんから報告・感想を聞きました。「10回目の植樹祭に参加する事が出来、参加された市民の皆さんと鎮魂の思いを合わせながら植樹をすることが出来た。」と述べられました。しかし、いまだに「帰還困難区域」の指定が解除されない地域も残り、復興には時間がかかることも感じられたようです。
午後の作業は、14日に苗木が搬入されるので、50トレーを置く場所の整地とその周りを整理しました。
今日も、みちくさ庭の草花たちと森に癒され、心が洗われました。ありがとう!
本日の森作業は、鎌田、加賀、そして筆者の大野でした。
(報告 大野昭彦)
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