人間の都合での森づくりへのしっぺ返し
今日は平成最後のクリスマスですが、栃木県日光市足尾町では森作業です。午前9時の気温は-3℃。松村宗雄スタッフは「雲が全くないのは初めてだよ」と、夢中で写真を撮られていました。
作業小屋では責任者の鎌田スタッフがストーブに火を入れて待っていて下さり、コーヒーを飲みながら打ち合わせをしました。作業は、臼沢の森の柵チェック、民集の森の柵チェック、苗床の撒水、みちくさの庭の入口づくりの4手に分かれることになりました。
民集の森での柵チェックをされていた鎌田スタッフが戻ってきて、民集の柵が土砂で崩壊している箇所があると知らせてくれましたので、みんなで補修をしに現場へ向かいました。
修繕が完了し、鎌田スタッフは「心置きなく、年が越せる」と、一安心されていました。 松村宗雄スタッフは臼沢の森の周囲を3時間ほどかけてチェックし、下山。シカによって破られた箇所が多数見られ、臼沢西で外したネットや針金を編んで破られた柵を修繕をしてこられ、「(臼沢の森に)普段入らないツケだ」、「(双眼鏡で)獣害チェックではなく、月1回は登るべきだ」と報告をしてくれました。2019年の育樹作業への大きな宿題をいただきました。ありがとうございました。
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