原発事故被災者の心を忘れず、新しい故郷の森づくり
一昨日(15日)、飯館村村長・菅野典雄さんの講演会に参加してきました。参加者は55名(内県外12名)でした。講演では、村民の命を守ってきた村長の心を吐露してくれました。参加者55名の内12名が県外とのことでかなり注目をされているようでした。講演で村長は、“原発事故以前は原発が安全であり、飯舘村からは離れているため無関心でいたこと、それが、どのようにして原発事故に巻き込まれてしまったのか、また、村民のために国や県とある時は厳しく、また柔軟に取り組んできた事など”を分かり易く話してくれました。来年3月には避難解除される予定ですが、「復興」にはまだまだ村民の不安が私の頭から離れていないのが現実です。(報告 東城敏男)
翌日(16日)は、昨年10月に植樹した原町区南萱浜地区の第2回会場と第3回会場の一部の除草作業とタブノキの補植(160本)を行ないました。
協力してくれたのは、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊、原町地区連合、タスジャパン、市民活動サポートセンターの皆さんが参加してくれました。
天気が良かったので、浜風も心地よいものでした。約2時間わたり除草作業と補植を行いました。
参加者約50名からは、「雑草多く苗木が見えないぐらいで驚いた。大変だが今後も除草作業などに協力していきたい」「大変であったが達成感が味わえてよかった」と感想を述べてくれました。
草むらのバッタは皆さんの声に驚いていた様子でした。(報告 岩橋 孝)
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