全身から心地よい汗をかいた夏の森作業
夏の森作業初日(19日)、午前9時の足尾の気温は24℃でしたが、蒸し暑く梅雨明けが待ち遠しいと感じる朝でした。すでに到着されていたスタッフの先輩方は、すでに使用する草刈機の点検とオイルを満タンにして臨んでおられました。
今日は事務局スタッフを中心に9人が集まり、松井理事の進行のもと、前段の打ち合わせが始まりました。鎌田さんより今日の作業内容の説明と任務分担が告げられ、暑い中での作業が予想されましたので、水と黒糖を持参するよう話がありました。
午前中は、松井理事、松村健スタッフ、大塚インストラクターはフレコンに入ったごみをクリーンセンターに運んでいただきました。
松木の杜に入った鎌田スタッフ、橋倉スタッフ、小井土スタッフ、小川スタッフは草刈り機を使用して草刈りを、松村宗雄スタッフと筆者は民集の杜での草抜きをしました。
ゴマダラカミキリに”こんにちは”とご挨拶。
昼食時には、ひぐらし亭の改装についての話から、昔の生活の知恵についての話をしていました。また、草刈り機の刃の手入れを小井土スタッフから教わりました。
午後は、全員で民集の杜の草抜きに入りました。場所は2014年・15年のJREU高崎の会場と今年5月の植樹会場のAブロックです。苗木にも下草にも良い土だったようで、アカザやセイタカアワダチソウなどが苗木よりもすくすくと育っていましたので、全員で黙々と草を抜いていきました。
松村スタッフが蜂の巣を発見し、「そういえば、蜂が低い場所に巣を作ると、その年は台風が多いんだよなぁ」と話になりました。
心地よい風が吹く中でしたが、蒸し暑い中での作業でした。植樹をしたら3年間の下草刈りは苗木が自立をしていくには大切なことですので、欠かすことはできません。
作業を終え、帰り支度を始めると、作業小屋を眺めるシカがいました。「今日はお疲れ様。今日はゆっくり休みなさい」と言ってくれているようで、癒されながら皆は帰宅していきました。
皆さま、大変お疲れ様でした。
(報告 事務局・小林敬)
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