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2015年10月の28件の記事

2015年10月20日 (火)

安田喜憲さん、落合恵子さん、浅岡美恵さんと考える原発に頼らない、森と生きる暮らし

Pa201868 上の写真は私がひとりで森を育てている一部の秋色です。この森に入るとこの秋色をカメラに収めたくなります。絵心がある方は、真っ白いカンバスに絵具を塗りたくなるのではないでしょうか。文学者、作曲者、画家もそして写真家は、その才能が評価されると暮らしの生業になります。筆者の様に才能がなくても自然の美しさ、素晴らしさに感動させられます。

Pa201864 上の写真はミズナラの葉ですが、既にドングリはリス、ニホンシカ、ネズミ、ゾウムシ、ツキノワグマの大切な餌になりました。間もなくこの葉は地面に落ちますが、この葉は土壌分解動物たちによって土に還り、微生物たちによって木の栄養になります。

Pa201843 ミズナラが大きくなれば、燃料、住宅用木材に使われます。奥山では大雨を蓄え、いのちを育む大切な飲み水に、主食である稲作用の水に、そしてミネラルを含んだ淡水は海の生きものたちの命を育みます。その恵みで美味しい魚やワカメや昆布を私たちは食しています。

Pa201840 雨水が貯められると暮らしに欠かせないエネルギーもつくってくれます。このような視点から人間社会を観てみると、人間社会は生物社会の小さなコミュニティーではないでしょうか。

P8281912 生物社会の一員として未来のいのちを育んでいくためには、一員としての義務があるのではないでしょうか。そんな暮らしを考えていきたいのが「ストップ!地球温暖化 森と生きる暮らしを考えるフォーラム」(11月6日)です。森を元気に育て、地球をこれ以上温めない “原発に頼らない、森と生きるライフスタイル”を世界のスタイルにしたいものです。ゲストには、安田喜憲さん、落合恵子さん、浅岡美恵さんを招いて、岸井成格理事長と語り合います。

Pa171805 今、当委員会はその準備に専念しています。東京事務所では、水落一郎さんが演壇の背景画を制作しています。多くの皆さんの参加を呼びかけています。(理事・髙橋佳夫)

 

2015年10月19日 (月)

南相馬市の苗木たちも新居で冬支度

Dscf2046 17日朝、南相馬市の鹿島区南右田で2年前に植樹をした森の防潮堤の草刈りが行われました。参加してくれたのは、原町地区労福協、カリタス原町ベース、市議会議員、市役所職員そして私たち森びとスタッフ合わせて60名強の方々でした。

Dscf2043_285x198 参加をされた方からは「草の力はすごいですね」「大変だけど、すくすく育っていくために(草刈りは)必要ですよね」などの感想をいただきました。

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Dscf2054_304x249 一方、同市原町区芦ノ口にある苗木置き場では、市有地の苗木置き場にタブノキ、コナラ、クヌギ、足尾から運んできたタブノキ、シロダモを運び入れました。協力してくれたのは、市民応援隊16名でした。

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Dscf2057 午後、小井土スタッフと栁澤スタッフが足尾から運んできたタブノキ、シロダモが新しい苗床に到着しました。合流した応援隊は苗木を丁寧におろし、トレイにきれいに並べ、撒水をしてやりました。また、足尾から嫁いだコナラの里帰りをするために、コナラをネットに入れ、トラックに積み込みました。

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Dscf2069 里帰りをしなければならない理由は、南相馬市が進めている「鎮魂復興市民植樹祭」に提供してきた2万本以上のコナラが、植樹祭毎に植えられる本数が少ないため、苗床に保管されていました。その苗木は年数が経つと大きく育ち過ぎて、小さなポットに入れておくことが困難になってしまうためでした。その苗木は里帰りして足尾に植え、多く植樹されるタブノキ等を南相馬市に運び入れました。

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Dscf2071_461x346 森作業後は、市民応援隊の活動を振り返り、今後の育樹・育苗のスケジュール、森の防潮堤応援について話し合いました。

P1000846_640x450 副代表の渡部さんと菅野さんからは「地域の人にもっと関心を持ってもらうために頑張る」、松本さんからは段取りの大切さ、東城睦子さんからは「やはり原発をどうにかしたい。植樹をしながら原発事故の恐ろしさを風化させないようにしていかなければ」と言う意見がありました。(事務局・小林、岩橋)

 

2015年10月18日 (日)

里帰りした苗木に感謝を込めて冬支度

 今日の作業は、「秋の感謝ディー」の準備作業や苗床の越冬対策、更に、南相馬から戻ってくる苗木整理も行わなくてはならないので、作業打ち合わせを入念に行いました。11時40分ごろ、南相馬からのトラックが1450本(コナラ・クヌギ)の苗木を運んできました。

Pa180037この苗木は、足尾から南相馬に行って、再び足尾で育てるという苗木です。苗木の仕分け作業では「なつかしいな~」とか、「においがするな~」などなどの話もでました。

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Pa180042 苗整理は、スタッフの元気でスムーズに出来、あと片付け・水撒きなども行いました。苗木は苗床で厳しい冬を迎えることとなりますが、「頑張って冬場を耐え抜いて~」と心でささやいた人がいたのではないかと思いました。

Pa180043苗床の苗木も紅葉してきました。

Pa180046この景色は、臼沢の景色です。一息ついてのカメラで撮りました。快晴のなかでの一日でした。(スタッフ 仁平範義)

秋晴れの清々しい松木沢!

秋晴れの清々しい足尾松木沢渓谷の終日でした。

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 本日「みちくさ」を最初に訪れてくれました「森とも」は、みどり市の大木さんでした。10月10日に森びと7名を丹平治沢に案内して頂いた、その時の素晴らしい写真を届けて頂きました。ありがとうございます。

Imgp0809 次の訪問者もみどり市の男性で、「10数年前ダムゲートが無い時に単車で入山しました。それ以降、久しぶりに来ましたが緑が回復していることに驚きました。植樹祭にも参加したいです。」と述べてくれました。是非お願いします。次に訪れてくれましたのは、那須町の鈴木さんでした。女性の方は初めての足尾で、「禿山の現実に驚き、緑の回復を進めている森びとの植樹活動は素晴しい」と述べてくれました。

Imgp0810 最後に訪れてくれましたのは、東京からはじめて入山した男女2名で、「植樹された紅葉の赤さが印象的でした」とノートに記して下さいました。

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本日の線量:0,164μsv/h  舎人:橋倉・松井

2015年10月17日 (土)

冬支度の始まり!!

関東地方は、雨模様の天気でした。今日は、ダムゲート8時集合!!という事でした。苗木を車に積んで南相馬に運ぶ作業でしので、6時間以上もかかる運転ですから早めにやろう!と、「やる気」がみなぎっていました。

Pa170002_2作業は1時間ほどで終了させ、旅の安全を願って柳澤スタッフと小井土スタッフを送り出しました。

 その後は、冬支度の準備です。ビニールハウス内の土を掘り起こし、そこにもみ殻を敷き詰め、トレイをその上に並べるという大変な作業です。

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 ハウス内には、写真のような大きな石がゴロゴロしていましたが、苗木の細い根が凍らないように、土を掘り起こし、もみ殻を引きつめました。土の温かさともみ殻の保温性を活かして、厳しい寒さを和らげてくれる事を願いながらの作業でした。

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Pa170013 私たちは、足尾の冬が厳しいことを経験しています。2年間に経験した事をこの冬には活かして、その上、温度調整や空気の流れ、撒水の調整などを修得していきたいと思っています。(スタッフ・仁平範義)

松木沢臼沢の紅葉を見に来ませんか?

今日の足尾松木沢渓谷は、朝から雨でしたが昼頃から天気が少しずつ回復し、臼沢の素晴らしい紅葉を見ることができました。

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Imgp0800  天候が回復したので「森とも」が散策に訪れてくれることを期待しましたが、本日はおりませんでした。

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今日も静かな松木沢渓谷に雄鹿の鳴き声が、響きわたっていましたが秋から冬にむけての動物・自然界の一時と感じました。

Imgp0802 冬を迎える私たちも、食害対策をはじめ冬支度を万全に整えなければならないと思い、少しですが舎人の時間を割いて苗木をビニールハウスに入れました。

        本日の線量・0,151μsv/h  舎人:岡安・松井

2015年10月15日 (木)

足尾と南相馬市に“森びと”の心が通う森作業

Img_0153_640x494 南相馬市の第3回鎮魂復興市民植樹祭が来年3月27日(日)に予定されました。この森の防潮堤に植えられる苗木の移動準備を昨日(10月14日)、行いました。

Img_0157_640x436 南相馬市では、森の防潮堤市民応援隊の東城夫婦と原田事務局スタッフ3名が、新たな苗床用地(市有地の原町区雫地区旧浄化センター)に運び入れる苗木を選別し、移動用の網袋に入れました。

Img_0156_563x375 北海道は10日早い積雪情報がありましたが、南相馬は秋晴れ、空にはトンビが舞い、足元では赤トンボがのんびりと羽を休めていました。こんなのどかな場での森作業では身体が癒やされました。

Img_0161_640x552 17日には、2年前から植樹してきた森の防潮堤の草取り、足尾からの苗木運び入れ、苗木移動という大がかりな作業が行われます。多くの市民と秋を楽しみたいものです。(南相馬市応援隊・東城敏夫)

2015_1014_095251dscn1776_640x480 一方、足尾では17日に運ぶタブノキを移動用の網にいれる森作業を行いました。昨日の松木沢は、“雲ひとつない”天気でした。どこまでも濃いブルーが続き、見上げると吸い込まれそうな気持になってしまう青空でした。

2015_1014_111158dscn1784_640x480 森作業は、17日に南相馬に“嫁ぐ”タブノキのネット詰めでした。輸送に耐えられるようにタップリと水を含ませてやりました。

2015_1014_103321dscn1781_640x477 タブノキを育てた鎌田スタッフは、娘を嫁に出すような寂しさを感じながら、丁寧に作業を続けていました。全部で347本のタブノキと48本のシロダモをネットに詰めました。

2015_1014_133638dscn1790_640x492 昼頃、“スペシャルゲスト”の国際生態学センターの矢ケ崎朋樹さん、栃木県立博物館の星直斗さんを迎えました。二人は、イヌブナの植生調査で松木沢を訪れたそうです。

2015_1014_130812dscn1787_640x480 私たちは二人と昼食を共にとりながら、森の情報交換をしました。

2015_1014_144207dscn1796_640x443 午後、鎌田スタッフと筆者は「秋の感謝デー」(11月15日)での植樹会場の準備を行いました。試験的に急斜面の植樹場を“土留め”してみました。

2015_1014_134031dscn1792_640x480 他方、松村(宗)スタッフは、“みちくさ畑”を耕し、山桑の植樹を行っていました。

2015_1014_151617dscn1798_640x480 中倉山の影を映した臼沢の森は黄金色に輝きはじめ、間もなく木々たちによる素晴らしい秋祭りを見せてくれます。(スタッフ・橋倉喜一)

 

2015年10月12日 (月)

植えた樹々が色づく嬉しさは格別

 11日と12日のみちくさ日記です。

10月11日(日)

天気予報通り、朝から雨でした。気温は15℃。寒くはありません。垂れこめる雲間に、樹々の色づきが見え隠れしています。

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「昨日は日光白根山に登りました」。千葉県船橋市からのおふたりです。

Dsc01894 「植樹活動に頭が下がります」とみちくさノートに書いてくれました。悪天候のリベンジに、ぜひまたお越しください。

次の組は、写真はありませんが、先月20日に続いて2度目のご来訪です。一緒に来られたご友人は、40数年前に足尾銅山でお仕事をされていたそうで、それはそれは松木沢周辺に詳しい方でした。またぜひ貴重なお話を聞かせてください。

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お昼頃、植樹祭を終えた“アラ20”の若者たちが、「臼沢の森」見学から帰ってくる姿が見えました。

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自分の手で植えた苗木が、やがてはこんな豊かな森になることを実感してくれたと思います。山と心に木を植える日になったことでしょう。

(今日の放射線量 0.175μSv/h) 舎人当番:田岡

10月12日(祝)

今日は素晴らしい秋晴れでした。気温18℃。連休最終日で訪問者の多い1日となりましたが、ご紹介の前に、松木沢の秋の色をご紹介します。

まずは「臼沢の森」です。昨年は11月中旬で真っ黄色になっていました。

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次に「新松木」です。植えられた樹々は成長途中ですが、それぞれ立派に葉を紅く染めています。この地に根を張っていると実感でき、色もひときわ鮮やかに感じられます。

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Cimg9372 「民集の杜」を通り過ぎた道路から、松木川の方を見ると、紅く色づいた一帯が見えますので目を向けてみてください。

それでは、今日のお客様です。

ジャンダルム見学に来られたお二人。「でも、10時過ぎたら、もうジャンダルムは日陰になっちゃうんだねぇ。次は凍った滝も見たいな。(深谷市の方)」「山は素晴らしい!(初訪問の寄居町の方)」

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取手市からいらした“モト栃木県民”さん。バスを駆使して日光・足尾の山々を歩き回っておられます。お話くださった細尾峠から茶ノ木平にかけての「紅葉のカーテン」を、ぜひ見てみたいものです。

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今年3度目松木沢訪問の“加須市民”さん。中倉山直登コースでローソク岩まで行き、道の状態から諦めて下山されました。「単独行でなく、次回は連れを探して再度アタックします。」と思いをノートに残されました。

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県内の矢板市民さん。「やっとここ(みちくさ)が開いている時間に寄れた♪」と嬉しそう。ありがとうございます。本日は銅親水公園~社山~大平山~松木沢渓谷の周回コース。「登山で足尾に来るようになって、山が茶色のイメージだったけれど、緑が多くなったことに驚きました!!」とノートに書いてくださいました。

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そして、今年もう何度目?の千葉県・田口さん。今日は姿を見せないツネ吉(キツネ)や鹿の写真を、みちくさに置いてくださいました。いつもありがとうございます。期待以上の写真が撮れた♪と、今日もホクホク顔で帰って行かれました。インスタグラムに多くの写真をアップしているそうです。

他にも、佐野市から「来月のボーイスカウトの下見なんです」と3人の男性。「ボーイスカウトに十分な場所でした」と松木沢の先から戻って来られました。来月お会いできるのを楽しみにしています。

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松木沢の秋は、日に日に深まっています。

多くの方々との親交も、秋のうちに深めたいですmaple

(今日の放射線量 0.214μSv/h)舎人当番:田岡・唐澤

2015年10月11日 (日)

JREU高崎の皆さんが“山と心に木を植えて”くれました

Pa111744 足尾・松木村跡地の「民集の杜」一角でJREU高崎の皆さんが第6回植樹祭を行いました。

Pa111708 あいにくの秋雨でしたが、皆さん笑顔で丁寧に11種・380本の苗木を植えてくれました。

Pa111706_2 朝は8時から森びとスタッフとJREU高崎のスタッフが前段準備。9時になると大型バス2台が現地に到着。

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Pa111733 開会式では、森びとから東京事務所事務長の済賀正文が歓迎のあいさつ、植樹アドバイスは事務局の岡部浩之が行いましした。

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Pa111762 植樹祭前には全員で記念写真を撮って、植樹会場に移動。早速、黒土・腐葉土・バーク堆肥が混じった袋200袋、苗木380本、スコップ等をバケツリレーで運び揚げました。このような作業は初めての若い組合員が元気に、笑顔で進めてくれました。

Pa111775 お孫さんをつれて来た組合員は丁寧に孫に話しかけ、植樹をしてくれました。

Pa111778 ほぼ時間通りに植樹は終わり、冬に備えてマルチングもしっかりやってくれました。その後は、10年かけて育てている「臼沢の森」を見学してくれました。JREU高崎の120名の皆さん、大変ありがとうございました。

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Pa111779 午後は、冬に備えて苗床の常緑樹を移動し、その後は「民集の杜」の草抜きをしました。15時過ぎには、ストーブを焚いて、今後の作業の打ち合わせをしました。スタッフの皆さん、手伝いに来てくれた佐藤さんお疲れ様でした。(理事・高橋佳夫)

2015年10月10日 (土)

足尾・松木渓谷の丹平治沢の隠れた滝を魅了しました

10 今日は待ち遠しかった丹平治沢の本滝を拝んできました。

11 「みちくさ」を訪れてくれているロッククライマーの大木さんと出会って3年が経ちますが、大木さんから「丹平治沢の本滝を案内してやるよ」、言われて、是非とも行ってみたいと思っていたことが今日、実現しました。途中の渓谷は秋色が映えていました。

2 「みちくさ」から歩いて約40分の左岸が丹平治沢。右岸には幕岩が聳え立ち、その対岸の丹平治沢入口から歩いて行くと、7m程の岩壁。一本のザイルを頼ってこの岸壁をアタック。

21 ザイルを支えているのはウリハダカエデ。

Pa101682 このカエデまでヒョイヒョイ登って、命を預けるザイルを落としてくれた大木さん。ザイルを頼りに岸壁を上って、二つ目の岸壁に到着。

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7 10m程の岩をザイルを頼りにアタック。登りつくと、そこには大きな岩肌から流れている冷たい水滴が顔に当たる。ここが本滝、水を蓄え、少しずつ適量に流してくれてありがとう、拝む。

6 振り返ると、幕岩が聳え、その奥には孤高のブナが寂しそうに立っていました。

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11_2 下りはザイルの有難さを存分に味わって、本滝を後にしました。初めての沢登りを経験した森びとの私たち。

12 サポートしてくれた大木さん仲間たちに感謝です。その上、大木さんの手の込んだスープ、健康管理を考えてくれた昼食のオカズをご馳走になりました。

13 次は、「ウメコバ沢の滝、それとも小足沢の滝に行こうか」と、誘ってくれた皆さん。本当に素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました。(理事・高橋佳夫)

 

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