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2015年8月の26件の記事

2015年8月30日 (日)

福島県の原発はすべて廃炉にしよう!

Img_0028_640x480 昨日(29日)、福島県伊達市ふるさと会館では「福島県内の全原発の廃炉を求める会」主催の講演会が開かれました。この会は2年前の12月に思想・信条の違いを超えて県内全原発の廃炉の一点で県民世論を結集することを目的に結成され、国、県への要請や多数の講演会を積極的に取り組んでいます。

Img_0031_640x363 集まったのは470名の県民。その一人の私も夫婦で参加してきました。講演会では、共に森の防潮堤をつくっています南相馬市・桜井市長の連帯のあいさつを拝聴し、感動と感銘を受けました。

 桜井市長は、3.11東日本大震災とフクシマ原発事故以降の苦闘と市民のいのちと暮らしを守るために新潟県への避難の決断、市長は避難せずに市役所職員と共に南相馬市を守り抜いてきたことを述べました。そして、“脱原発宣言”を決断し、原発に頼らないことを明らかにし全世界に発信していることも話されました。最後には、国、東京電力は福島県民に対して2016年3月11日までに福島第二原発を廃炉する旨のアピールをしました。森ともの皆さん、東日本大震災とフクシマ原発事故のことを忘れないでください。(福島県FC・東城)

 

生物社会の一員にすぎない人の義務を問いかけられる雨の松木沢

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 今年の夏は猛暑が一週間以上も続いたと思いましたら、台風の上陸と接近から長雨続きです。日照時間が非常に短く農作物が心配だ、というラジオニュースが流れていました。

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 今日は、宇都宮市から中倉山山頂を目指した20数人の皆さんが登山を止めて、松木渓谷の散策をしていたようです。その帰り道の後ろ姿に会いました。

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 釣り人には雨の影響はないようで、昼頃に、釣り人が昼食を食べさせてください、と“みちくさ”に寄ってくれました。松木川の岩魚と山女魚の話していると、「ツネ吉」が顔を出してくれましたので、釣り人は「こんな近くでキツネと会えるなんて」と言って、嬉しそうでした。

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 雨の中の足元を見ると、生物社会のつながりが見えています。小さな池には、短い一生を終えて死んだカゲロウ、トンボの姿。やがてこれも餌になって生き物たちのいのちを育むことでしょう。

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 チカラシバの実も日ごとに膨らんでいるようですが、日照時間が短いので実の栄養価はどんなものでしょう。間もなく小鳥たちの大切な餌になるのですが、

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 また、色づいた葉が目立つようになってきました。これは桜の葉ですが、トチノキやヤシャブシの葉も秋の薄化粧をしているようです。

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 ところで今夏は猛暑日が続く中、熱中症に注意しながら涼しい部屋などで暮らしてきましたが、電力消費の規制はありませんでした。それなのに、民意の過半数以上が再稼働反対を無視して、九州電力は川内原発の再稼働スイッチを押しました。また、政府はこの姿勢を肯定しました。

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 写真のように「みちくさ」周辺では放射線量が0,21μSvです。5年前のフクシマ原発事故以来、この数値は変わっていません。これ以外にも放射能の恐怖は消えていません。自然界はどんなに暑くても、実りの秋を迎えようとしています。すべての生きものたちのいのちを育むために。その一員たる人間の一部は「いのち」よりも利益優先です。トノサマバッタも寂しそうでした。

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(舎人:高橋、仁平・本日の放射線量は021μSvでした)

 

2015年8月29日 (土)

森林を森林として成り立たせる仕組みを学びました

P8291128 全国には1千万haの人工林があるそうです。この人工林(杉、ヒノキ、カラマツ等)を自然林に戻す試験をしている群馬県・赤谷の森を探訪しました。

P8291118 今日は「心の森探訪in赤谷の森」を開催しました。集まってくれたのは森びと会員30名、案内してくれたのは林野庁関東森林管理局保全計画部長・井出さま、赤谷森林ふれあい推進センター所長・藤澤さん、担当・藤木さんの3名でした。

P8291106 午前中は「森の恵みと学びの家」で赤谷の森プロジェクトの活動が藤沢さんから紹介されました。

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P8291137 午後はその現場に立って、間伐した人工林を自然の力で自然林に育てている様子を見学しました。見学の前にはヤマヒルのアタックに注意することを学び、カラマツと杉を間伐した跡地では、風や動物たちそして出番を待っていた実生たちが一気に芽を出して自然林の舞台づくりをしていました。

P8290064 自然の力で自然林がどのように出来るのか予測できない中で、人間の仮説に対して自然の活動結果をさらに仮設して、それに対する自然の行為を検証していくという大変な試験をしている赤谷の森プロジェクト。

P8291145 この試験は未来を生きる人類の「いのち」を育むことにつながっていくことを実感しました。その後は、「民話と紙芝居の家」で紙芝居を見ながら、何十年ぶりに子どもに還って、日本人の文化の有難さを振り返りました。

Dsc00541 参加してくれました会員の皆様、土曜日にもかかわらず案内してくれました林野庁関東森林管理局の皆様、そしてみなかみ町の皆様、本日はありがとうございました。

(理事 高橋佳夫)

 

2015年8月28日 (金)

森と生きる心を養う「民集の杜」のステージ?づくり

1 今日の午前中は「民集の杜」の草刈りをしました。写真のように背丈程伸びた草を抜いたり、刈ったりしました。

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3 仁平スタッフは植林した地の草抜き、筆者は「民集の杜」から松木渓谷方面のロケーションの良い場所の草刈りをしました。

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5 草を刈っていると、草が生き物たちの住処になっていた跡、カミキリ虫の落ち着くところになっていました。

6 この場所は秋に植樹をします。そのイメージを膨らますために草を刈りました。「森は思索の場」と、哲学者・内山節さんは述べています。私たちもこの杜のこの地に座って、森と生きる人間性を養ってほしいと望んでいます。それに相応しい木々を植えて、四季の素晴らしさを実感してほしいと願っています。

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10 そんな訳で草を刈った後に、仁平スタッフにそのようなポーズをしていただきました。

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12 午後は、「ツネ吉」に癒されながら南相馬市が進める「鎮魂復興市民植樹祭」に提供するタブノキとスダジイの苗分けを行いました。下の写真はスダジイ。

13 明日は、「心の森探訪in赤谷の森」で自然の力で森が育っていく素晴らしさを見学します。(理事 高橋佳夫)

 

2015年8月27日 (木)

足尾・松木村跡地で久し振りの青空色に感動しました

P8271014 10日ぶりに清々しい青空を見ることができ、こんなにも自然の色が美しいと感じたのは久しぶりでした。

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P8271019 写真(上)は、足尾のグランドキャニオン、下の写真は中倉山と臼沢の森全景です。

P8271044 今日はこの青空の下で二棟目のハウスを完成させました。

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P8271029 現場監督は小井土スタッフ、作業員は仁平、小川の両スタッフと筆者の3名でした。風のもなく昨日よりも暖かったので、ビニールも適度な緩みがあって作業はスムーズに進みました。午後1時には完成しました。

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P8271039 昼食を食べようとした時に、鎌田スタッフが一輪車のタイヤとハンマーの柄を届けてくれました。その後は、「民集の杜」の草取りへ、私たちはハウス周囲の整地、ハウス内の棚設置とトレイ置き場の検討をしました。

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P8271052 最後の作業は、東屋内に広場用のスピーカーボックスを設置し直しました。

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P8271888 涼しかった数日後の暖かい昼となりましたので、蜂たちは巣立ちの様子、クロヒカゲは小川スタッフの高級車の暖かいボンネットで羽を休めていました。

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P8271020 生きものたちは久し振りのいつもの秋らしさを満喫しているようでした。(理事 高橋佳夫)

2015年8月26日 (水)

感謝の気持ちをもって、小雨の中でビニールハウス完成

P8260973 午後から雨が止んで作業が順調に進むと思っていましたが、天気予報通りに一日中小雨でした。でもスタッフの意気込みは小雨を吹き飛ばし、ビニール張りを三時間ほどでやり抜きました。

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P8260983 スタッフのその心には、雨にもかかわらず足利市からビニール張りの指導に来てくれた三生農事㈱・松場社長と岩野さんへの感謝の気持ちだったのでしょう。

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P8260980 作業は二人の指導をテキパキと受け止め、それぞれが分担をして、得意の分野の作業をしました。

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P8260991 少し涼しい日でのビニール張作業はビニールの伸び鈍いためにやり難いでしたが、声をかけ合って完成させました。張り方の手順を教えて頂きましたので、明日以降はスタッフの自力で完成させていきます。松場さん、岩野さん雨の中でのアドバイスありがとうございました。

P8260050 午後は、「民集の杜」の草刈り、南相馬市が進める「鎮魂復興市民植樹祭」用の苗木・タブノキの苗分けを行いました。

P8260045 今年は越冬用にポットの下に籾殻を入れ、その上に培養土を入れて苗分けをしてみます。

P8260051 どうしてもポット内の培養土が凍って根が傷んでしまうので、今年の冬はこの他にも凍らない対策を講じて、照葉樹の越冬を無事にさせたいと願っています。10名のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)

 

2015年8月25日 (火)

オオムラサキが舞う森に育ってほしい

P8231867 昨夜は毛布と布団をかけて寝ました。森びと広場の朝の気温は16.5度でした。ホウノキの葉の水滴を見ていると秋を感じさせる足尾です。

P8231858 それにしても瞬間風速が観測史上最高の71mを観測した台風15号。日本ばかりでなく世界各国でも異常気象による災害で人間は自然の猛威に怯えながら暮らしています。ローマ法王の「回勅」のように世界の人間は「文化革命」に着手しなければならないようです。

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P8250960 今日は仁平スタッフと食害防止を行いました。旧松木村ではオオムラサキが舞っていたようです。そんな話を聞いて、5年前、北杜市の「オオムラサキと親しむ会」跡部さんたちと松木村跡の森でオオムラサキを羽ばたかせようと、エノキを植えてきました。

P8250966 しかし、枝が伸びようとすると枝が鹿に食べられ、エノキが大きくなりませんでした。なんとしても来年は食害を防止しようと、幹をガードする硬いネットを巻き付けました。

P8250969 午後は、南相馬市用の苗作りビニールハウスの周辺の草刈りをしました。

P8231872 今日は、鹿たちと一緒にのんびりとした、静かな一日でした。(理事 高橋佳夫)

2015年8月24日 (月)

秋の生長期に入る木々たちへ元気を

P8230903 台風15号と16号の影響でしょうか、今日も秋の気配を感じた一日でした。22日からの森作業は、猛暑で疲れた苗たちを和らげる草取りです。

P8220031_2 22日は今年5月の植樹祭で植えた「民集の杜」内の草取りです。

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P8220029 写真のように草は苗木たちを覆ってしまい、猛暑日が続いた日には息苦しかったのではないかと思いながら草を抜きました。

P8240038 今日(24日)は、連日小雨が降っているポット苗の草取りを行いました。

P8240942 後二ヶ月もすると照葉樹のタブノキ、シャリンバイ、スダジイ、ヤブツバキをビニールハウスに移動しますので、その環境づくりをしました。

P8240944 草取りは写真の様に、“ツネ吉と一緒に、のんびりとした様子”で行っています。子育ても落ち着いた様子のツネ吉ですが、間もなく冬支度にはいるので体毛もふっくらとしてきました。

P8240951 木々たちも秋の生長期にはいりますので、少し肥料もあげました。今日は、育苗担当の仁平スタッフの指導の下で森作業を行いました。(理事 高橋佳夫)

虫の声で秋を感じる松木沢

 昨日(23日)は、低い雲がかかり、稜線が見え隠れした1日でした。時折細かい雨が降りました。朝9時の気温は23,5℃。訪問者の皆さんは「過ごしやすい」と口々におっしゃっていました。草むらから「リー、リー」と虫の歌も聴こえてくるようになりました。高橋副理事長は「虫たちも読書が始まった」と聴いていました。虫の音はこちら→CIMG9159

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 お客様は7名でした。まず、東京から社会人3年目の男性。バイクで松木沢渓谷・ジャンダルムを見に来たそうです。学生時代にクライミングや登山をしていた方でした。社会人生活は順調ですか?とお尋ねしたら、「はい、そうですね」と答えた笑顔に、充実した日々を感じさせていただきました。またリフレッシュでお越しください!

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 次は、東京からのご夫婦です。鳥や動物を撮りにいらっしゃいました。特に、松木沢でイヌワシが見られることに関心をお持ちでした。私たち森づくりの活動や、足尾の公害のことなど、多岐にわたってお話を交わさせていただき、ありがとうございました。「鹿とキツネに出会えた」と嬉しそうに帰って行かれました。

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次は、埼玉からの男性2人です。1人の方は、7月にもこのブログに登場されています。ブログ用の写真撮影をお願いしたところ・・・happy02 さすがは学生時代からのご友人同士。息の合ったアングル選び。お2人でまた気軽にお越しください!

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次は写真がありませんが、栃木県内の男性。中倉山に単独登山したけれど、天候も悪く、道もわかりづらかったので下山。歩き足りず(!)、こちらまで来られました。「登山口までの林道の脇に、白骨化した動物の死骸があり驚いた」とガラケーの写真を見せてくださいました。こちらからは、山頂付近の写真をお見せしたところ、リベンジ意欲満々で帰って行かれました。次は眺望に恵まれると良いですね!

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中倉山稜線の「孤高のブナの木」

そして、最後は埼玉県からの男性。カメラのたすき掛け姿が印象的でした。キツネは撮れたけれど、タヌキ(だったと思うとのこと)はこの長い傘の持ち方に手間取っているうちに逃してしまったと残念そうでした。松木沢は初訪問。私たちの森活動にも関心を持って聞いてくださり、ありがとうございました。またぜひゆっくりお越しください!

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今日も大勢の方のご来訪、ありがとうございました!次は、昨日のみちくさ周辺についてです。

昨日のブログタイトル「すすきの穂」と「力芝(ちからしば)の穂」です。

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2週間前にも松木沢に来た筆者ですが、生物界の変化に目を見張りました。

① みちくさのヌシ様・コガネグモ去る。

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ヌシ様は消え、平べったい繭が2つ残っていました。獲物だと思っていましたが卵のようです。調べたところ、秋に孵化し、糸を使って飛んでいく(バルーニング)ことがわかりました。その瞬間を是非見たいものです。

②2代目ヌシ様・コガネグモ現る!

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松木沢側の窓に、2代目ヌシ様出現です。風もないのに大きく揺れていて、何事かと近づくと、円網を張っている最中でした。お尻から糸を吐く→左後ろ足でキャッチ→右後ろ足にパス→縦糸にくっつける、というような作業を約15分。息切れする様子も見せず、キレイな巣が完成しました。感嘆です。

③ キンゴマの花が可憐!

2週間前は、他の草に埋もれてわからなかったキンゴマが花をつけていました。高さは10センチほどですが、草むらのあちこちで咲くこの色に魅せられました。

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④ ホコリタケの胞子に驚愕!

2週間前には1つも見られなかったのに、あちこちにピンポン玉、いえ、ホコリタケが出現。

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調べましたら、食べられるようです。てんぷらや汁物に合うようです。ただし、適しているのは真っ白いうちですね。やがて茶色くなり、頂端部の小穴から胞子を出すのです。1つ開かせてもらいました。その画像はこちら→CIMG9162 (噴出した瞬間、胞子を警戒して遠ざかってしまった) 別名「キツネノチャブクロ」。納得の色合いです。

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キツネといえば、日々の訪問者・ツネ吉。今日は、遠ざかったのに呼んだら戻ってきたり、訪問者の方にもカメラ目線を送るサービスぶり。そんなツネ吉の、とある今日の行動を4コマ漫画にしてみました。

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1.あっsign02 ツネ吉、ダメ~sign01 (焦る筆者)

2.ダメだってば~sweat01 (駆け戻る筆者)

3.ほっ、出てきたsad (立ち止まる筆者)

4.・・えっ、走ってきたcoldsweats01 (たじろぐ筆者) おや、毛がフサフサしてきてるねmaple秋支度だねmaple

今日は若い方々が12名、森の研修にいらしていました。「人は支えられている。一人では生きて行けない。」ということを強く実感した方がいたとのこと。ともすれば、便利な人間の生活に慣れきってしまい、「人間は自然の一部の生き物」であることを忘れがちですが、こうして森の側に一日居て、人々と交流し、生物界の不思議を目にすると、こうした考えをとても自然に感じられます。毎日1回でいい、こういう感覚を思い出して生活したいですね。

※蜂の巣は、鎌田スタッフが駆除してくれました。

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(本日の舎人:高橋・唐澤  本日の線量:0.182μsv/h)

2015年8月23日 (日)

森と共に生きていく暮らしのヒントを語り合いました

P8230914 駆け足で秋の気配が訪れたような日の今日でした。小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、今日はJREU東京のヤング12名が「第10回命を守る森づくりプロジェクト」の研修で足尾に来てくれました。

P8230910 JREUの多くの組合員・家族が10年かけて育てている臼沢の森。研修内容は、その森を見学し、昼食後には、未来を生きる若者たちの森と生きていく心構えを学びました。

P8230915 臼沢の森の案内は、事務局員の岡部さんとスタッフの仁平さん、午後の講義は筆者が行いました。

P8230921 講義では、私たちいのちは森が育んでいる現実を足元から振り返り、人間社会は生物社会の小さなコミュニティーに過ぎないことを感じ取っていただきました。また、世界の人類が異常気象で怯えている現代に生きている私たちは、これからも地球と共に安心して生きていく暮らしのヒントを語り合いました。

P8230938 JREU東京ヤングの皆さんお疲れ様でした。

(理事 高橋佳夫)

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