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2015年7月の31件の記事

2015年7月29日 (水)

たくさんのブナの実を付けていた「足尾アルプス」の“孤高のブナ”

Photo 今日は6月に調査するはずだったブナの調査をしました。メンバーは、鎌田、松村、福田スタッフの3人と筆者でした。

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Photo_8 頂上の天気は、ガスがかかったり、ガスが消えたりしました。90分登ると、足元には、小さな可憐な花とキイチゴが迎えてくれました。

Photo_5 早速、「足尾アルプス」稜線上の“孤高のブナ”と兄弟ブナの実の状態を調査しました。

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Photo_7 孤高のブナは南側の枝に沢山の実を付けていました。兄弟ブナの実の状態は“孤高のブナ”よりも少なく感じました。

Photo_9 今回の調査は、ブナから40分程にある沢入岳(そうりだけ)まで足を延ばし孤高のブナにもブナが棲んでいるのではないか、と調査しました。

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Photo_11 稜線の南側にはコメツガ、ダケカンバ、ゴヨウマツ、そしてコシアブラが棲んでいました。

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Photo_13 ゴヨウマツとコシアブラの巨木には驚きました。

Photo_14 ゴヨウマツの幹は周囲160㎝ありました。コシアブラの幹は径40㎝程あったと思います。標高1500m付近でコシアブラが生きていたということで驚きましたが、鎌田スタッフの話では、中禅寺湖付近の半月峠付近にもコシアブラが棲んでいるというので、このコシアブラは煙害に耐え抜いて生きてきたのかもしれないと思いました。

Photo_15 また、南斜面には枯れた針葉樹の幹、枯れたミズナラの幹が悲しそうに立っていました。一行は、13時半、森びと広場に到着して、調査活動を振り返りました。

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P7290804 下界では、仁平スタッフ、橋倉スタッフそして柳澤スタッフが昨日に続き、苗ポットの草抜き作業をしていました。

P7290801 作業前には、動燃洗浄機と50mのホースをセットして、撒水の状態を確認しました。スタッフの皆さん、本日はお疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)

 

 

2015年7月28日 (火)

『シンラ』誌上に足尾の森づくりが紹介されています

P7280791 天気予報では雷雨警報がでていましたが、雷も雨もありませんでした。昨日に続き、本日は仁平スタッフが苗ポット内の草取りをしました。明日には何とかこの森作業を終わりにしたいと思っています。

P7280796 一昨日、足尾から東京へ戻りましたら、東京事務所に『シンラ』9月号(奇数月24日発行)が届いていました。

P7280797 この号には森と生きる人間の暮らし方のひとつが特集されていました。また、足尾での10年間の森づくり記事も掲載されていました。

P7280799 10年間にわたり足尾・臼沢の森を育ててくれた全国の“森とも”の皆さん、ありがとうございました。

P7281591 森作業の帰り道、足尾ダムの河原では、キジが夕涼みをしていました。

 明日は、「足尾アルプス」稜線上のブナ

P7280794調査と森作業に分かれて活動します。(理事 高橋佳夫)

 

2015年7月27日 (月)

猛暑のなか、苗木にたっぷり水分をやりました

今日の森作業は、猛暑のなかの作業となりました。午前中は、中倉山上空に雲が流れ日差しを遮って(さえぎって)くれましたので、作業はスムーズに捗り(はかどり)ました。しかし、午後は、一遍した真夏の猛烈な日差しとなり、作業小屋の温度計は、どんどん上昇し30度を超えてしまいました。作業者は、2名(金子スタッフ・筆者)で行いました。

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沖縄の森ともが送ってくれた“編み笠”は、たいへん重宝しました。(ありがとうございました。)

 今年から、苗床を増設しますので、「ビニールハウス(屋内)における栽培」の勉強もしながらスタッフで意見交換を行っています。冬季の育苗管理に於いては、低温被害・寒風被害・積雪被害などがあるということも話し合っています。森とものみなさんからもアドバイスを受けながら育苗作業をすすめて行きます。                                                                                                                              

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今日の作業の最後は、「水をたっぷり苗木にやろう」ということで松木沢から流れてくる沢水を撒水しました。(スタッフ・仁平範義)

2015年7月26日 (日)

1,000年以上続く相馬野馬追の迫力に圧倒されました

 今日は、福島県南相馬市で開催されている「相馬野馬追」の2日目の本祭りに稲葉理事、森びと福島県ファンクラブの東城夫妻と一緒に参加をしました。

2015 パンフレットには「千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられ、・・・」と野馬追のことが紹介されていました。

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Dscf2006 9時30分に野馬追通りでは、「お行列」が始まりました。甲冑に身を固めた450騎の騎馬武者が3キロ先の雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場地に向かって堂々と歩く姿は勇ましく、まず雰囲気に圧倒されました。なお、騎馬武者の最年少は2歳の女の子、最年長は87歳の方まで幅広い年代で構成されていたそうです。

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Dscf1987 午後は、場所を雲雀ヶ原祭場地に移しました。まず、「甲冑競馬」が行われました。陣螺(じんがい)・陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ、白鉢巻きをしめた若武者たちが馬にまたがり、先祖伝来の旗指し物をなびかせながら、約1kmあるトラック一周を走り抜けます。その後、小高い山の頂上にある観覧席まで羊腸の坂を駆け上がってきた馬や騎馬武者の姿には、お行列の際に見た姿とは違い、戦いを終えた迫力のある息遣いを感じました。

Dscf1997 最後は「神旗争奪戦」でした。陣螺を合図に空に放たれた2本の御神旗を目がけて、280騎の騎馬が突進をしていく姿は合戦を思わせ、観覧席で見ていた私たちは一様に身を乗り出して、声を応援していました。

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 30℃を超える中で、私たちも暑かったのですが、甲冑に身を固めた騎馬武者の方は本当に大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。

 帰り際に野馬追の執行委員長を務める桜井勝延市長に挨拶をし、南相馬市から帰りの車では4人は南相馬市の復興の応援をさらに引っ張っていこうと決意を新たにしました。

Dscf0047(事務局・小林敬)

自然のクーラーに寄り添って生きる自然界の素晴らしさ

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 今日も昨日に続き、猛暑の“みちくさ”でした。13時半頃の気温は37度で、東南の沢風も湯気の様でした。

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  朝8時、若い釣り人は早々と帰っていきました。

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 ヒヨドリは梢に止まって大声で囀り、池ではホオジロが水浴びをしていました。

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 窓辺の日陰にはカナヘビが休んでいました。

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 昼頃になると、男性一人が寄ってくれました。松木川での釣りの帰りで、ヤマメと岩魚を10数匹釣ったと言っていました。30年前からこの地に入っている方で、昔からこの景色が素晴らしいと言っていました。渓流釣りの合間には、持参したミヤマオダマキの種を蒔いてきたとも言っていました。とても自然が大好きな鹿沼市に住んでいる方でした。

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 13時半頃には、大型バス2台で小学生が夏休みの学習を森びと看板の前で行っていました。

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 その様子を見ていると、目の前をアサギマダラが舞って行きました。あまりの速さでカメラに収めることはできませんでしたが、今年はじめての出会いでした。

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 猛暑のためか釣り人やハイカーは早足でダム方面に向っていました。“ツネ吉”も暑さに耐えながら、草むらのバッタ等を捕まえていました。この時季、トノサマバッタは食べられまいと必死になって逃げまわっているようです。

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 畑では夏の日差しを歓迎してね金ゴマが大きくなっているようです。

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 舎の番人(コガネグモ)も日ごとに大きく育ち、全体で5cmを超えています。

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 15時過ぎ、黒い雲が動き出しましたので、雷雨の前に閉舎しました。(舎人:高橋、本日の放射線線量は017μSvでした)

 

2015年7月25日 (土)

 松木渓谷のクーラーでも涼しくならない足尾松木沢の猛暑

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 午前中の訪問者はバッタ一匹でした。今日は“みちくさ”にもクーラーが欲しいほどの暑さでした。14時には気温37,5度まで上がりました。

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 高橋さんは苗床で草取りをしていましたので、筆者は、この暑さの中で昆虫たちはどうしているのか、とカメラを片手に散策しました。

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 トンボは猛暑を気にしていないようでした。

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 キタキチョウ?、セセリの仲間、

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 そしてあちこちに飛び回っているクロヒカゲがハンモックに止まり蟻と向き合っていました。

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 高橋さんは草取りをしている途中、トレイの苗木にいた蜂を発見、その写真を見せてくれました。

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 午後、若者二人が渓流釣りの帰りに寄ってくれました。夜が明ける時間から松木川で岩魚を狙っていたそうです。釣果を尋ねると、なんと28㎝の岩魚をゲットしたそうです。尺岩魚を狙っていたそうなので悔しがっていました。冷たい水を美味しそうに飲んでいました。

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 高橋さんは昼食後、猛暑の中での草取り作業で疲れたのか、少しの間、ハンモックで休息していました。

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 その後は足尾グランドキャニオンを見てきた方と立ち話をして、今日の“みちくさ”を閉舎しました。 (舎人:金子、高橋、今日の放射線の線量は0,18μSvでした)

2015年7月24日 (金)

自然の尊さを肌で感じたら、森と暮らしていく社会を育ててください

P7241470 今日は昨日の片づけをしてから、ツネ吉(ツネちゃんは雄でした)とポット苗の草抜き作業をしました。昼の気温は34度まで上がりましたが、西風が強く、時々雨が降りましたので暑さは身に応えませんでした。(理事 高橋佳夫)

 昨日、松井富夫理事から原稿が届きましたので、以下紹介します。 

P7180622 7月18日台風の影響で天候不順の中、群馬大学機械工学科4年生(中村、桑添、小林、中国の留学生・羅さん)と元群大工学部部長・根津先生、石島理事が足尾・松木沢の森づくり現地を訪れました。案内したのは筆者と金子インストラクター。

P7180616 学生たちには、ポット苗の育て方と苗木に欠かせない撒水の取水口の仕組みと工夫について、10年間で育ててきた臼沢の森を、階段を登りながら穴掘り、階段造りと間伐材の担ぎ揚げ、そして食害対策等の大変な労力があってふるさとの森が育てられていることを伝えました。

P7180626 そして、この10年間の事業は、森を育てるボランティア、資材調達や道具の工夫、事業を推進する資金が欠かせないこと、壊した自然を元に戻すのには何百年以上の年月と莫大な資金と労苦が伴うことも伝えてきました。

P7180624 見学した学生たちの感想は、「私の地元は中国の重工業都市で、環境問題が大変厳しいところです。私は子供の時から青い空を見たことがあません。地元の人達も鼻炎や花粉アレルギー、肺癌にも羅ることがよくあります。足尾銅山付近の自然回復の為に頑張っているみなさんの姿を見た瞬間、いろいろな思いが起き、それが自分の思い出にもなりすごく感動しました。みなさんの行動は本当に意味があると、私は感心しています。」(羅 依倫さん)

P7180628 「3年ものの木の苗を見た時、小さいことに驚きました。林業は大変で地道な努力が大事だと思いました。」(小林裕貴さん)、「今回私たちは植樹されている斜面を登りました。植樹の際はあの斜面を土や苗を運んでいたそうなので,自然を復活させることがいかに大変かを学びました。これからは自然により配慮した生活をしていきたいです。ありがとうございました。」(中村憲明さん)、「森びとプロジェクト委員会様の活動の見学をさせていただきまして、普段何気なく見ている自然というものが如何に尊く、また人の手によってその自然を一度壊してしまうとそれを修復する事はどれだけ大変な事であるかということを,身を持って肌で感じることができ貴重な体験をさせていただきました。」(桑添裕斗さん)

P7211463_2 是非、未来を生きる若者たちの暮らしの中に、“森と生きる”ということを忘れないください。(理事 松井富夫)

2015年7月23日 (木)

煙害に耐え抜いて一世紀以上生き続けるブナを林野庁が調査

P7230743 朝4時頃に目が覚めると雨が降っていました。6時頃までにはやむと思っていたら、降ったり止んだりの繰り返しでした。中倉山方面は一面ガスがかかっていたので今日のブナ調査はできないと思いました。(上の写真は夕方のグランドキャニオン)

P7230712 林野庁日光森林管理署の皆さんとの待ち合わせは8時足尾ダムゲート前。登山口まで行って調査を決行するかを判断することになり、現地へ向かいました。私たちは調査同行を止め、林野庁だけでブナ調査に向かうことになりました。

P7230718 昼食は私たちが用意しておくことになっていたので、私たちは下山時間まで森作業をしました。

P7230715 今日は調査同行しようとしていた松村スタッフ、大塚インストラクター、福田スタッフ、田岡スタッフがポットの草抜き、仁平スタッフと橋倉スタッフは調理、鎌田スタッフは草刈りを行いました。

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P7230729 橋倉シェフと仁平副シェフは写真の通り、アユの塩焼き、そうめん用のてんぷらを揚げてくれました。

P7230734 14時頃、林野庁一行が東屋に到着。早速、昼食を食べながらブナ調査の話を伺いました。頂上に着いた頃にはガスが消え、2本のブナや途中のミズナラの森の素晴らしさに会えたと、言っていました。1,500m以上で100年以上も、そして煙害に耐え抜いて生きているブナは珍しい、ということでした。林野庁は今日の調査結果を検討して、後日、その報告をしてくれることになりました。

P7230741 林野庁関東森林管理局、日光森林管理署の皆さん、「足尾アルプス」のブナを調査していただきありがとうございました。写真は夕方の臼沢の森。(理事 高橋佳夫)

 

2015年7月22日 (水)

快晴の足尾松木沢、いのちを育む苗木たちを元気に

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P7225898 朝8時半、今日は快晴、気温24度でした。明日登る中倉山、臼沢の森そして足尾のグランドキャニオンは青空の下でその雄大な自然の姿を見せていました。

P7205857 梅雨明けと同時に、リョウブの花が輝き始め、森の中からはミンミンゼミとニイニイゼミが混声合唱を始めました。

P7211416 足元ではあちこちにネジバナが草の中で薄いピンク色の花を見せています。

P7211424 草の葉にはカバキコマチグモが巣を作って、子育てをしているようです。

P7220690 今日の森作業には暫くぶりに田岡スタッフが手伝いに来てくれました。今日は一日中、上の苗床でポットの草取りをしました。足尾と南相馬市の鎮魂復興市民植樹祭に使用する苗を元気にする作業でした。

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P7220698 草を取った後は、防草シート上を掃き、ポットの下から根が出ないようにトレイを移動しました。 

P7220693  最後は、苗に水をあげて作業は終了しました。明日は、「足尾アルプス」稜線上で煙害に耐え抜いて一世紀以上生きているブナ調査です。夕焼けを見ながら帰路につきました。(理事 高橋佳夫)

 

2015年7月21日 (火)

只今、木陰の下で休養中です

P7210683 休養日の午後、気温は変わりません。昼食後、昼寝をしました。みちくさの西側にはヤシャブシの木陰があり、そこにハンモックを吊るして休みました。

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P7211450 そうするとツネちゃん(キツネ)も寄ってきて、キツネも10分位休んでいきました。

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P7211419 ハンモックで休んでいると、赤くなる前のアキアカネ、もう一種のトンボも羽を休めていました。

P7211447 ホオジロも梢の上で囀っていましたが暑そうでした。

P7210671 舎の番人は時が経つほどに大きく育っています。コガネグモはもう少し大きくなると、戦士になって戦うそうです。鹿児島県の伝統行事「くも合戦」にはこのクモが戦士になるそうです。(スタッフ 仁平範義)

 

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