森と生きる心を児童に植えた故人の感謝デー
今日の感謝デーは昨日に続き五月晴れでした。
植樹の準備は整っていましたので、参加者は丁寧に100本の苗木を植えることが出来ました。
植樹後は、暫く降雨がない天気予報なので沢山の水をまいてやりました。
遅い昼食では、仁平スタッフが混ぜご飯とサラダ、ナメコ汁を用意してくれました。食事をいただきながらの懇親では、心に残る話がされました。
話をしてくれた方は植樹をしてくれたSさん。Sさんは小学校の教諭で、6年前の1年生担任の時、当委員会と「どんぐり教室」を3年間続け、2012年には3年間育てた苗木を足尾に植えました。その当時のSさんと担任であった男子教諭が今年ご逝去されたので、当時の足尾現地に立って敬いたい、と言って参加し、当時の想いを話してくれました。(『森びと通信』18号15ページで紹介)
元気に育つその苗木を見たSさんは、当時、児童たちと保護者そして先生たちと楽しく植えた様子を思い出していました。
『森びと通信』18号では、中学生になった生徒たちの感想を掲載していますが、故人なった先生は生徒達の心に“森と生きる素晴らしさ”を植えてくれたようです。事務局、スタッフの皆さんお疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)
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