正月飾りに誓う!20周年の年の自分の課題!
今日(12月28日)の足尾は曇り空。「放射冷却現象」が無かったせいか、そんなに冷えてはいませんでした。それでも、風に流されて来た雪がチラチラと舞い、作業小屋の寒暖計を見ると10時の気温は1℃と厳しい冬を感じさせてくれました。
今年も残りわずか、今日は今年最後の森作業日です。とは言っても、正月飾り取り付けが中心の作業で、臨時作業に参加したのは柳沢スタッフと清水副代表、筆者の3名だけです。ホットコーヒーと薪ストーブで暖を取った後、「雲集亭」の竹を搬出するための積み込み、作業小屋に正月飾りと「謹賀新年」を取り付けました。
引き続き、「雲集亭」「みちくさ」「森びと看板」と作業を進めました。「みちくさ」では仁平村長が出迎えてくれました。
各森・杜の木々も葉を落とし、すっかり越冬中です。臼沢のふもとには常緑広葉樹樹のアラカシが太陽の光をあびて緑色に輝いています。民集の杜ではコブシが綿毛の穂をたくさんつけていました。
最後の作業は、臼沢に向かう途中の「祠」の屋根が落下していて、元に戻す作業でした。見つけた清水副代表によると、「原因は、動物によるものか、風か、人為的なものか分からないが、土台が割れだして、この部分を直さないと落下する可能性がある」とのこと。新年の無病息災を願い、松を添えました。
2024年の締めに一言!足尾のシカたちが言っていました。
「正月は、飲んで食べてゴロゴロしているな!『森づくり20周年を迎える主役の一人として、”母なる森”へ何をするのかを考えなさい!』と。また、「シカだけじゃなく多くの動物がすみやすい森を作ってくれてありがとう!」と、私たちに感謝しているようでしたよ!
今日の森作業は、清水、柳沢、筆者の3人でした。それでは森ともの皆さん!良いお年を!!!
(報告は橋倉喜一)
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