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2015年4月の24件の記事

2015年4月19日 (日)

足尾・松木沢では猿も鳥もキツネも友だちです

P1017405 今日の気温は昨日よりも4度低い14度、無風の曇り日でした。森作業は重機による植樹会場の耕作でした。

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P1017400 重機は大きい音をたてて動いていますが、猿たちはその轟音に驚くことなく草を食べていました。5m程にいる猿を見ながら重機を操縦していると、「こんな情景があってよいのか」と思ってしまいます。

P1017391 ヤシャブシの黄緑色は天気が曇りなので輝いて見えません。

P1017393 桜の花も昨日より数が増えていましたが、輝きはもうひとつ足りません。

P1017385 休憩時間に昨年植樹した場所を歩いていると、横になっている苗木数本を発見。ハイイロネズミに根が食べられたか、と思って苗木を抜いてみると、その通りでした。やっぱりなぁー。明日の天気は雨予報ですからこれから芽を出す木々たちにとっては嬉しい日でしょう。明日は大型重機が搬入するので、仕事がはかどります。(理事 高橋佳夫)

天候の変化が春を感じさせる松木沢渓谷

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朝は快晴の松木沢・森びと広場でしたが、昼頃から雨が降り出しました。最初に遊働楽舎「みちくさ」を訪れてくれたのは、朝一番に中倉山に登り「孤高のブナ」に会ってきたと、栃木市の通称「山猿さん」が立ち寄ってくれました。山猿さんから「孤高のブナ」の芽は小さな薄茶色の膨らみを持っていました」。また、「太平山中腹から見る孤高のブナは、雄大で素晴らしい」との紹介がありました。

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Cimg6734 次に訪れてくれましたのは、那須からきたロッククライマーの男性2人でした。1人の方は、今年アイスクライマーとして松木沢(ウメコ沢等)に7回登頂しているとのこと。秋に登頂した時の話として「蝶々は人が入っていないところでは、手を差し出すととまる。警戒心は無く自然の素晴らしさを教えてくれる」と語ってくれました。今月28日に仲間数人で下見を含めて登頂すると下山していきました。その日は、是非安全に登頂され下山されることを祈っています。

 

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Imgp0589 舎人の小井土さんが苗床に散水を行っていると、親子猿数頭が近くまで現れました。人がいないと苗床のポットをひっくり返しドングリを、、松木の杜などでは若木の新芽を食べられるのが悩みの種です。自然界の姿とは言え困ったものです。

本日の線量:0,178μsv/h    舎人:小井土・松井

2015年4月18日 (土)

あたたかな春に、よろこぶ桜

本日のみちくさの天気は、快晴13℃(9:20)です。

Photo 日中には、20℃近くまで気温があがりみちくさ前の

しだれ桜の花がほころび始めました。

Photo_2 午前中は、ハイカーと健康ウォークの人が足尾渓谷へ

行きましたが来舎がないので森びと広場の苗床を点検

すると、さるがポット苗のドングリを食い散らかしてあり

ましたので苗木をポットに戻してあげ、ビニールハウス

のポット苗に散水しました。

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Photo_5 ビォトープでは、たくさんのオタマジャクシが元気に

泳いでいます。

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Photo_7 午後に、沢水水源の点検に行くと水源近くで子づく

りに励んでいました。

Photo_8 母キツネがねずみをくわえて巣に急いでいます。

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Photo_10 ノビタキの恋人探し

本日の線量:0,220μsv/h  舎人:岡安・加賀・小川

春の装いを整え始めた足尾・松木沢

P4189885 今年の足尾・松木沢の桜開花は10日以上早い気がします。例年ならばGWに開花ですが、既に桜は咲いていました。今日の気温は18度まで上がりました。

P4189909 桜と共に松木沢の春の装いを紹介します。

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P4189932  松木の杜の水仙と梅の花

P4189898 民集の杜のレンギョウの花

P4189942 ノビタキの雌

P4189936 ヤシャブシの若葉

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P4189928 ウルイ(キボウシ)と山ワサビの芽

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P4189921 「みちくさ」で三時のお茶を飲んでいるとキツネがネズミを捕まえてきましした。わざと私たちに見せてから、子キツネに餌を運んでいきました。

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P1017374 岡安、加賀スタッフは猿が悪戯した苗木を整えていました。この時季、ボットの中にはドングリがあるのではないかと、写真のように猿が苗木を抜いてしまいます。

P4189954 帰える途中、若い鹿たちが草を食べていました。足尾・松木沢の木々たちは間もなく春の装いを整え、全てのいのちの源をつくりだしていきます。(理事 高橋佳夫)

2015年4月17日 (金)

これ以上、地球を温めないために暮らしを変えて、木を植えよう

P1017353 東京事務所付近の木々の葉は黄緑色を輝かせています。

P1017359 アメリカハナミズキの花も満開です。盛岡市では9日間も早く桜が満開になったと報道されました。

P1017350 首都圏などでは終日、何十万台の車の往来がありますが、公園、街路樹や家庭の木々たちが働いてくれないと人間は生きていけません。

P1017343 そのような観点から新緑を観ると、今までと違った葉の輝きを感じるのではないでしょうか。自家用車1台が排出する1年分の二酸化炭素を吸収する木は160本(林野庁調べ)位と言われています。

P1017348 ところで日本の研究者(東北大、国立環境研究所等)によると、「省エネと再生可能エネルギーの導入をすすめれば、2030年に1990年比40%~60%の削減が可能」とする試算(先月23日)を発表しました。また、現在の再生エネの導入が進めば、新規雇用も生まれ、電力価格も下がるとしています。

P1017361 他方、電力会社は売電の自由化をにらんで、石炭を燃やした火力発電を拡大し二酸化炭素排出を増やそうとしています。

P1017357 一方、政府はCOP21へ向けた二酸化炭素削減目標を検討していますが、1990年度比でなく2011年度比で削減目標値(20%台)を定めようとしている、と報道されています。世界が1990年度比で30年度までに30%以上の目標を議論しているというのに、困ったものです。

P1017349 後1ケ月もすると当委員会は足尾・松木沢で第34回足尾・ふるさとの森づくりを実施します。明日から本格的な植樹会場を整備します。全国の森ともの皆さんをお待ちしています。(理事 高橋佳夫)

2015年4月14日 (火)

足尾・松木沢にも“春よー!来い~”

Photo 昨日の足尾は朝の気温が8度5分、曇り空の後は雨でした。暫くすると雨が雪になって中倉山周辺の山頂は白い雪に覆われました。

Photo_2 森作業は、腐葉土・培養度搬入2日目でした。柳澤スタッフは培養土を降ろすと、植樹祭会場を整備するためには欠かせない重機交換のためにトンボ返りしました。

Photo_3 昨日の森作業にはニューフェースの福田スタッフが参加してくれました。筆者と担当する「臼沢の森西」の下見をしました。鹿が3頭侵入していたので柵をチェックしました。  

Photo_4 仁平、鎌田、加賀スタッフは、動物たちからの被害と劣化を防ぐために培養土にシートをかけました。小川スタッフは植樹祭の準備に欠かせない軽トラのタイヤ交換をしてくれました。

Photo_5 午後は、ビニールハウス内でポット苗の草取りをしました。春が遥か遠い足尾の雨の中での森作業の心を癒してくれるのが早春の花です。松木の杜のコブシの花が灰色の雲の下で眩しい白色を見せてくれました。来週の26日は「春の感謝デー」ですが、森びと広場の桜が開花してくれると嬉しいです。 

Photo_6 統一地方選挙(前半戦)が終わりましたが、「史上最低の投票率など政治への関心が益々薄くなりつつあることが心配です。(写真:小川薫、報告:橋倉喜一)

2015年4月12日 (日)

松木沢渓谷で素敵な出会いが始まりました

今日は、素晴らしい天気となりました。中倉山も御覧の通りです。

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気分爽快で〝みちくさオープン“となりました。今年度になって初めての担当(舎人)でしたので、確認→確認で準備しました。放射能計測は、びっくりするような数値ではなく、ほっとしました。ただ、屋外の方が数値が高いです。

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午前中には、どんぐりストラップの飾り棚を作りながら、訪れる森とものみなさんを待ちました。

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11:00頃、

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「松木渓谷に初めて、来ました~」と立ち寄ってくれました。話の中で、植樹活動や松木の風景などを聞き「今日は、感動した気持ちになりました。」とノートに書いてくれました。

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お昼を食べていると、「熊とイヌワシを探しに来ました」と言って、3人の新社会人が立ち寄ってくれました。聞くところによると、足しげく通って30回くらい来ているとの事、残念ながら、まだ、出会いがないと言っていたので、DVD「帰ってきたツキノワグマ」を見てもらいましたが、何としても本物を見に来ますと言って、みちくさを後しました。

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今日の最後の来訪者は、親子連れ(小学校3年生)です。行くときに「帰り、寄って下さい」と声をかけていましたので、話は「鹿が死んでいたので、子供が驚いて」と言う話になりました。

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初めての松木沢の岩壁の素晴らしさを堪能してきました。と父親は喜んでいました。次回は、家族で来たいですね~。また、来ます。といってゲートに向かいました。

森とものみなさん、これから新緑の季節を迎えます。是非、足を運んでください。まってます~。(舎人 仁平範義)

春にむかての生きものへの恵みの雨

Photo_10 春の雨にぬれ咲くスイセン

Photo_12 ビォト-プでは、早くもオタマジャクシが生まれ元気に泳いでいます。また、新たに5ヵ所で卵が産み落とされていました

Photo_13 みちくさの中では、てんとう虫が春をむかえるために羽をひろげる準備をしている様子でした。

みちくさには、雨上がりの昼ごろに健康ウォークをしている男性が先のゲート先に、イノシシが穴を掘ったあとがあったと教えてくれ、歩いてる途中にホースの止め金具が落ちていたよと届けてくれました。有難うございます.

Photo_14 みちくさを訪れる人がいないので、鎌田さんが松木の杜ネットを修繕をしネットの上にマーキングテープを巻きようすを見ることにしました。

Photo_15 本日の線量:0,174μsv/h     舎人:鎌田・小川

2015年4月11日 (土)

昨年植えた苗木たちの生命力に元気をもらって森作業

2015_0410_151755dscn1028_640x480 昨日朝の松木沢は曇り空。9時の気温は7度もあり、中倉山も雪が解けすっかり春の装いでした。

2015_0410_102720dscn1016_640x480 昨日は、5月23日に行われる「植樹祭」で使う腐葉土、培養度の搬入第1日目でした。柳沢スタッフが運転する大型トラックを待ちながら、ビニールハウスのタブノキに撒水しましたす。足尾の厳しい冬を耐え抜いた小さな苗達を早春の陽に充ててやる日も間もなくです。

2015_0410_165744dscn1029_640x480 11時30分、[民集の杜]に第1便が到着です。トラックには1パレットに20リットル袋が100袋、40リットル袋では50袋が積まれていて、それが8パレット積まれていました。

2015_0410_171031dscn1034_640x480 今年は準備をするスタッフや植樹ボランティアが扱いやすいように、20リットルのハーフサイズが用意されました。

2015_0410_122032dscn1018_640x480 柳沢スタッフは、降ろし終えるとすぐに第2便の搬送為桐生に向かって行きました。私たちはその間、昨年の植樹場所を見て回りました。

2015_0410_145846dscn1020_640x512 小さな苗木達は、そのほとんどが元気に芽を膨らませていました。植樹の責任者として担当した2人はホッとすると同時にその生命力に感心をしました。

2015_0410_151646dscn1027_640x480 一番嬉しかったのは、レンギョウが黄色い花びらを沢山つけていたことでした。まだ丈が30~40センチ位ながら精いっぱい松木沢の春を主張していました。

2015_0410_151521dscn1026_640x480 あと数年経てば、[民集の杜]の縁取りを見事なまでに見せてくれると思います。昨日は日が暮れるまで作業でした。(スタッフ・橋倉喜一)

 

 

2015年4月10日 (金)

枝に積もった春雪が桜の花に見えました

Photo 東京近郊では木々の若葉が眩しいとのことですが、一作日の足尾・松木沢の気温は2度、雪が降っていました。ヤシャブシの枝に春雪が積もっている様子を遠くから見ていると、満開の桜の花のようでした。

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Photo_3 8日の森作業は鎌田、橋倉、小川そして筆者の4人で行いました。午前中は、今月下旬に予定している松木の杜の補植用の穴を掘り、目印用の篠竹をそこに刺しました。200本の穴を掘ることができました。

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Photo_5 午後は、雪解けによって土が浮き、転げ落ちた岩が柵を壊した民集の杜の柵を補強しました。壊れていた箇所は4ケ所もあり、中には柵を支えていたポールが折れていました。

Photo_6 冷え込んだ外での森作業では身体が冷えますので、昼食時のストーブと熱いお茶が何ともいえません。自然は色々な感動と人間の都合通りに進まないことを教えてくれた一日でした。(写真:小川薫、報告:加賀春吾)

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