ナラ枯れ・炭による樹勢回復1年後調査終了!
会津金山町国有林の一部を森林管理署から借りて調査しているナラ枯れの誘因解明。昨年の10月11日にこの国有林内に炭を蒔いて1年が経ちました。昨日から今日にかけて私たちは、炭による樹勢回復実証調査の1年後調査をしました。
青木淳一委員は土壌動物、小川眞委員と栗栖敏浩委員は根と菌根、大森禎子委員は土壌汚染、そして今回は岡田直紀氏(農学博士・京都大学准教授)のキノコと炭の放射性物質調査を行いました。調査は主にサンプリングでしたが、筆者と宮下理事は調査木の樹勢を観察しました。
1年前との違いは、非常にキノコが増えていたことでした。それも炭を蒔いたところにキノコは生えていました。
また、今年8月以降カシナガが穿孔した跡が50本程ありました。7月の観察会では樹液を出していたコナラが多くありましたが、今夏の調査では樹液が止まっていました。
本日の朝のミーティングでは、1年間報告を年内にまとめ、情報を公開していくことにしました。また、来月には林野庁へ中間報告をしていくことを決め、来年以降の活動の骨格を意思統一しました。
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