食害対策で動物との知恵比べ
北東北では日に日に秋が深まっている感じです。今年の春、苗床の苗が小動物たちに食べられるという食害に遭いました。この間、色々な方々から食害対策のアドバイスを頂戴し、話し合った結果、第1案はペットボトルの風車取り付け、第2案は、小動物が嫌がる杉の葉と栗のイガの活用を試行してみることにしました。そのために、今月の連休中に栗のイガと杉の葉を収集しました。冬を間近に迎え、みちのく事務所は色々と工夫を凝らして、森と共に生きるための人間と小動物の「知恵比べ」をはじめます。
19日には、今年の腐葉土づくり用の間伐材を集めました。伐採場所は盛岡市の手代森。間伐材はNPO法人「いわて森林再生研究会」の代表をしている斉藤文男さん提供で4年前から間伐材を頂いています。伐採作業には、JREU組合員とOBの皆さん、20名が参加してくれました。間伐材145本を伐り出すことができました。
その後、私たちは間伐材を元学習院グランドに運び、これまで枠の中で醸成していた5基の腐葉土を撹乱し、状態を確認しました。ここでつくられた腐葉土は、元山堆積場の植樹場所へ土壌改良として使用されるものです。来年の森づくりには使用できそうです。
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